歴史学部

歴史学部(れきしがくぶ)は、大学に置かれる学部の一つであり、歴史学教育研究することを目的としている。ただし、日本で歴史学部を置く大学は京都佛教大学だけである。日本の大学のほとんどでは、歴史学の教育研究は独立した歴史学部ではなく、文学部史学科またはその類似の学科で行われている。ちなみに日本最初の史学科は、東京大学文学部史学・哲学及政治学科で、私大では立正大学文学部史学科である。

概要[編集]

歴史学部、文学部史学科、およびその類似の学科は、過去から現代に至る人間の営みを見つめ、それを通して現代社会と能動的に向き合い、様々な問題解決に歴史的な分析手法で立ち向かう総合力・判断力、また実践力を備えた人材の育成をするところである。そのために人々の残した文献・記録(古文書・古記録)などの解読や方法、また地域や遺跡などのフィールドワーク(実地調査)や分析手法などを学ぶ。中学校教諭一種免許状(社会)や高等学校教諭一種免許状(地理歴史)をはじめ、博物館学芸員資格、図書館司書資格などを取得できる。将来、研究者や教育者、学芸員などを志す者が、比較的多く集まっている。研究者を目指す場合は、卒業後に大学院へ進学する場合が多い。また教員志望者も専門性を高めるために大学院へ進学し、中学校教諭専修免許状(社会)や高等学校教諭専修免許状(地理歴史)を取得する者もいる。

歴史学部を持つ日本の大学[編集]

歴史学科および類似の学科を持つ日本の大学[編集]

国立大学[編集]

公立大学[編集]

私立大学[編集]

国立女子大学[編集]

私立女子大学[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]