森光正吉

森光正吉
基本情報
国籍	日本
出身地	高知県須崎市
生年月日	1941年3月5日
身長; 体重	173 cm; 73 kg
選手情報
投球・打席	右投右打
ポジション	投手、内野手
プロ入り	1959年
初出場	1960年6月8日
最終出場	1968年5月15日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	高知市立高知商業高等学校; 大阪タイガース; 阪神タイガース (1959 - 1969);
	この表について

森光正吉（もりみつしょうきち、1941年 3月5日 - ）は、高知県須崎市出身の元プロ野球選手。

来歴・人物[編集]

高知商業高校ではアンダースローのエースとして活躍し、1958年の春夏の甲子園に連続出場。春の選抜では、1回戦で和歌山工に完封勝利。しかし2回戦で海南高の宗邦夫と投げ合い延長12回サヨナラ負け。夏の選手権では、2回戦の対松阪商戦でノーヒット・ノーランを達成^[1]。準々決勝の平安高戦では1安打完封^[2]に抑え準決勝に進出する。しかし準決勝では柳井高の友歳克彦投手（法大－日本石油）と投げ合い、0-1で完封負け。高校同期に遊撃手の尾崎靖夫、1年下に左翼手の倉内顕（西鉄）、控え投手の山崎武昭がいた。シュート、カーブを武器とした。

1959年に大阪タイガースに入団。二軍暮らしが長かったが、1963年には中継ぎを中心に26試合に登板。4月29日には本間勝をリリーフし国鉄からプロ初勝利を挙げる。5月23日には初先発、国鉄の金田正一と投げ合うが4回2失点で降板、敗戦投手となる。この年以外に一軍での登板はほとんど無かった。1969年オフに退団。引退後は球団職員となった。

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]

年度	球団	登板	先発	勝利	敗戦	セ丨ブ	ホ丨ルド	勝率	打者	投球回	被安打	被本塁打	与四球	与死球	奪三振	失点	自責点	防御率	W H I P
1961	阪神	1	0	0	0	--	--	----	4	1.0	1	0	0	0	0	0	0	0.00	1.00
1963		26	3	2	4	--	--	.333	233	60.1	42	5	16	1	27	18	16	2.36	0.96
1964		5	0	0	0	--	--	----	26	6.0	5	0	4	0	3	5	5	7.50	1.50
1965		2	0	0	0	--	--	----	6	2.0	1	0	0	0	0	0	0	0.00	0.50
通算：4年		34	3	2	4	--	--	.333	269	69.1	49	5	20	1	30	23	21	2.74	1.00

年度別打撃成績[編集]

年度	球団	試合	打席	打数	三振	打率	出塁率	長打率	O P S
1960	大阪阪神	1	0	0	0	----	----	----	----
1961		1	0	0	0	----	----	----	----
1963		27	12	12	4	.000	.000	.000	.000
1964		6	0	0	0	----	----	----	----
1965		2	0	0	0	----	----	----	----
1968		1	0	0	0	----	----	----	----
通算：6年		38	12	12	4	.000	.000	.000	.000

大阪（大阪タイガース）は、1961年に阪神（阪神タイガース）に球団名を変更

記録[編集]

初勝利：1963年4月29日、対国鉄スワローズ4回戦（後楽園球場）、4回から救援登板、3回無失点
初先発：1963年5月23日、対国鉄スワローズ6回戦（東京スタジアム）、4回2失点

背番号[編集]

33 （1959年 - 1969年）

参考文献[編集]

『日本プロ野球記録大百科2004』（ベースボール・マガジン社） 1478頁、2072頁。ISBN 978-4583038049

脚注[編集]

^ 『朝日新聞』1958年8月13日付夕刊（3版、4面）
^ 『朝日新聞』1958年8月16日付夕刊（3版、3面）

外部リンク[編集]

個人年度別成績森光正吉 - NPB.jp 日本野球機構

[1] 『朝日新聞』1958年8月13日付夕刊（3版、4面）

[2] 『朝日新聞』1958年8月16日付夕刊（3版、3面）

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