森下一期

森下 一期(もりした かずき、1943年 - 2016)は日本教育者教育学者。元和光中学校・高等学校校長。専門は技術教育学職業教育

東京都立大学附属高等学校を11期生として卒業後、東京工業大学へ進学する。大学卒業後は和光中学校技術科教諭となった。その後、職業訓練大学校助教授に転身し、1985年には名古屋大学教育学部助教授となり技術教育学研究室教育研究に従事する。1995年に和光中学校・高等学校校長に着任した。そして、当時の教育実践を2000年に『高校生の総合学習と学び』・『中学生の学びと総合学習』として出版した。退任後は、和光学園理事を務めた。

著書[編集]

  • 『子どもの遊びと手の労働』(共著、寺内定夫、あすなろ書房、1974年)
  • 『ぼくとナイフ』(共著、村田道紀絵、岩波書店、1980年)
  • 『教材研究と授業づくり』(共著、中村謹也、森和夫、山崎昌甫、職業訓練大学校指導科、1981年)
  • 『職業技術教育の教授法』(翻訳、職業訓練大学校、エス・ヤー・バトゥイシェフ、1984年)
  • 『高校生の総合学習と学び』(編著、晩聲社、2000年)
  • 『中学生の学びと総合学習』(編著、田中伸子、旬報社、2000年)
  • 『「十七歳」に何が起こっているのか』(共著、山岡寛人ほか、旬報社、2000年)