松江刑務所

松江刑務所(まつえけいむしょ)は、法務省矯正局広島矯正管区に属する刑務所

下部機関として米子拘置支所を持つ。従来、浜田拘置支所を持っていたが、地理的な関係から浜田拘置支所は島根あさひ社会復帰促進センターの下部機関に移行した。

所在地[編集]

JR西日本 山陰本線 松江駅から
松江市営バスで「国際交流会館前」下車。あるいは北循環線で島根大学前下車徒歩20分
一畑バスマリンプラザ・美保関バスターミナル行きで西川津下車徒歩15分。

収容分類級[編集]

  • B級

収容定員[編集]

2009年7月末で約900人 現在、増築中で将来的には1,000人収容 体制になる見込み

組織[編集]

所長の下に2部1課を持つ2部制である。

  • 総務部(庶務課、会計課、用度課)
  • 処遇部(処遇担当、企画担当)
  • 医務課

主な出来事[編集]

  • 1941年(昭和16年) - 戦時下食糧増産運動に寄与するため鳥取県大山山麓で、受刑者約150人を動員した開拓作業が始まる。現地には宿舎や作業場が設けられた[1]
  • 1948年(昭和23年)10月20日 - 政令201号違反で起訴された者の釈放を求めて約300人が刑務所前に押しかけた[2]

脚注[編集]

  1. ^ 受刑者も増産に一役、大山山麓を開墾『東京日日新聞』(昭和16年8月17日)『昭和ニュース辞典第7巻 昭和14年-昭和16年』p550 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年
  2. ^ 戦後騒乱罪が適用された事件『朝日新聞』昭和44年(1969年)11月11日夕刊、3版、11面

外部リンク [編集]

座標: 北緯35度28分53.9秒 東経133度4分59.3秒 / 北緯35.481639度 東経133.083139度 / 35.481639; 133.083139