松原ジャンクション

松原ジャンクション
松原JCT空中写真(2007年)
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
所属路線 E26 近畿自動車道
IC番号 10
起点からの距離 27.5 km(吹田IC/JCT起点)
長原IC (0.9 km)
所属路線 E25 西名阪自動車道
起点からの距離 0.0 km(松原JCT起点)
(1.4 km) 松原TB
所属路線名 E26 阪和自動車道
起点からの距離 0.0 km(松原JCT起点)
(0.9 km) 松原IC
所属路線名 阪神高速道路14号松原線 阪神高速14号松原線
IC番号 14-09
起点からの距離 12.1 km(えびすJCT起点)
大堀出入口 (0.7 km)
供用開始日 1969年3月21日(当時松原IC)
1988年3月17日(松原JCTに名称改称)
2015年3月29日(フルJCT化)
通行台数 x台/日
所在地 580-0006
大阪府松原市大堀5丁目
北緯34度35分23.75秒 東経135度34分32.05秒 / 北緯34.5899306度 東経135.5755694度 / 34.5899306; 135.5755694
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フルJCT化される前の松原線と阪和道の分岐点
阪和道方面から近畿道と西名阪道の分岐案内板
近畿道方面から阪和道と西名阪道の分岐案内板

松原ジャンクション(まつばらジャンクション)は、大阪府松原市大堀にあるジャンクションである。西名阪自動車道阪和自動車道の起点にして近畿自動車道阪神高速道路14号松原線の終点となっている。

概要[編集]

1969年に西名阪道路の起点となる松原インターチェンジとして開通したが、3本の自動車専用道路の開通と46年間に及ぶ改良を経て、2015年に全方向への行き来が可能なフルジャンクション構造となった。

2022年現在、6車線以上の高速道路しか接続されていない国内唯一のジャンクションである[1]

道路[編集]

歴史[編集]

1974年の西名阪道松原IC時代の松原JCT

案内表示[編集]

  • (西名阪 天理方面から)「阪和道 関西空港 堺 和歌山」「近畿道 東大阪 吹田」「阪神高速 大阪市内」
  • (阪和道 和歌山方面から)「西名阪道 天理 奈良」「近畿道 東大阪 吹田」「阪神高速 大阪市内」
  • (近畿道 吹田方面から)「阪神高速 大阪市内」「西名阪 藤井寺 名古屋」「阪和道 堺 和歌山」「南阪奈道 橿原」  
  • (阪神高速 大阪市内方面から)「西名阪 天理 奈良」「近畿道 東大阪 吹田」「阪和道 堺 和歌山」

当JCTをまたぐ通行の料金[編集]

当JCTに接続する高速自動車国道はそれぞれの道路ごとに区間料金制を採用しており、複数の道路を連続して通行する場合は当JCTを境にそれぞれの道路の料金を合算する。なお、近畿道と阪和道を連続して通行するETC車については、上限額の設定がある[4]

しかし、1つの区間料金制区間としての末端は当JCTではなく、近畿道は松原IC、阪和道は長原IC、西名阪道は長原IC・松原ICとしている。よって、長原ICで流出入し阪和道美原北IC以遠(美原JCT方面)または西名阪道を通行する場合、近畿道の料金は不要である。同様に、松原ICで流出入し近畿道東大阪南IC以遠(東大阪JCT方面)または西名阪道を通行する場合、阪和道の料金は不要である。

長原ICで流入して松原ICで流出する場合またはその逆方向の利用の料金は、長原IC - 松原IC間の距離で算定したもの(大都市近郊区間1.8km分、普通車の場合220円)になる。また、長原IC・松原ICで流出入して当JCT(阪神高速14号松原線)との相互間を通行する場合の料金(NEXCO分)は、非ETC車は長原IC - 松原IC間の距離で算定したもの、ETC車は長原IC・松原IC - 当JCT間の距離で算定したもの(同0.9km分、190円)になる。

[編集]

E26 近畿自動車道
(9) 長原IC - (10) 松原JCT
E26 阪和自動車道
(10) 松原JCT - (11) 松原IC
E25 西名阪自動車道
(10) 松原JCT - 松原本線料金所(名古屋方面のみ) - (1) 藤井寺IC
阪神高速道路14号松原線 阪神高速14号松原線
(14-07) 三宅出入口 - 三宅JCT - (14-08) 大堀出入口 - (14-09) 松原JCT

脚注[編集]

  1. ^ 令和4年度道路関係予算概算要求概要 国土交通省道路局・国土交通省都市局 2022年1月18日閲覧
  2. ^ 松原ジャンクション(北西渡り線)および4号湾岸線三宝入口(関西空港方面)の開通について 阪神高速道路株式会社 2015年2月15日閲覧
  3. ^ 平成27年度 土木学会関西支部技術賞 土木学会関西支部 2022年1月18日閲覧
  4. ^ 軽自動車等860円、普通車1,040円、中型車1,100円、大型車1,600円、特大車2,560円。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]