東京理科大学諏訪短期大学

東京理科大学諏訪短期大学
現在の公立諏訪東京理科大学(前身は東京理科大学諏訪短期大学)
現在の公立諏訪東京理科大学(前身は東京理科大学諏訪短期大学)
大学設置/創立 1990年
廃止 2003年
学校種別 私立
設置者 学校法人東京理科大学
本部所在地 長野県茅野市豊平5000-1
学部 電子工学科
生産管理工学科
経営情報学科
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東京理科大学諏訪短期大学(とうきょうりかだいがくすわたんきだいがく、英語: Tokyo University of Science, Suwa College)は、長野県茅野市豊平5000-1に本部を置いていた日本私立大学である。1990年に設置され、2003年に廃止された。大学の略称は理科諏訪短大。学生募集は2001年度まで。2002年度より諏訪東京理科大学(現:公立諏訪東京理科大学)の設置により短期大学は学生募集を停止し、2003年11月5日正式廃止[1]

概要[編集]

大学全体[編集]

教育および研究[編集]

  • 東京理科大学諏訪短期大学に設置されていた学科の一つである電子工学科は、電子工学のエンジニアを養成することをねらいに設置され、「電気磁気学」・「電子工学実験」など電気・電子に関する科目が設置されていた。生産管理工学科は、「システム工学実験」・「計算機工学」・「電気工学」などに関する科目が用意され、「環境に配慮できるシステムデザイン技術」といったキャッチコピーがあった。ほか、理系でありながら経営情報学科といった文系の学科も設置されていたところにも特色があり、「経営技法」・「プログラミング言語」・「マクロ経済学」など経営学経済学情報に関する科目が置かれていた[2]

学風および特色[編集]

  • 本学は諏訪広域連合の誘致により学校法人東京理科大学が設置した。「公私協力方式」によって創設された短大である。

沿革[編集]

  • 1990年 東京理科大学諏訪短期大学開学。
    • 電子工学科
    • 生産管理工学科
    • 経営情報学科
  • 2001年度をもって学生募集を終了。翌年度より諏訪東京理科大学へ移行。
  • 2003年 廃止。

基礎データ[編集]

所在地[編集]

  • 長野県茅野市豊平5000-1

象徴[編集]

  • 東京理科大学諏訪短期大学のカレッジマークは東京理科大学の略称である「理大」を篆刻化した文字を縦に並べたものとなっていた。

教育および研究[編集]

組織[編集]

学科[編集]

  • 電子工学科
  • 生産管理工学科
  • 経営情報学科

年度別学生数[編集]

  • 該当年度の5月1日時点でのデータ
- 電子工学科 生産管理工学科 経営情報学科 出典
入学定員 100 100 100 -
総定員 200 200 200 -
1990年 男93
女18
男103
女15
男41
女99
[3]
1991年 男184
女85
男199
女38
男76
女193
[4]
1992年 男196
女34
男200
女53
男67
女197
[5][6]
1993年 男222
女31
男200
女64
男63
女200
[7]
1994年 男199
女38
男168
女70
男58
女192
[8]
1995年 男203
女36
男168
女66
男72
女183
[9]
1996年 男218
女21
男178
女60
男78
女169
[10]
1997年 男190
女13
男171
女60
男86
女139
[11]
1998年 男204
女12
男197
女54
男121
女131
[12]
1999年 男195
女9
男209
女44
男127
女144
[13]

学生生活[編集]

部活動・クラブ活動・サークル活動[編集]

学園祭[編集]

  • 東京理科大学諏訪短期大学の学園祭は「理大祭」と呼ばれていた[2]

スポーツ[編集]

  • バレーボール部がかつて「長野県私立短期大学体育大会」で男子の部で優勝した実績がある[2]
  • バスケットボール部が過去の長野県私立短期大学体育大会で男子の部で優勝した実績がある[2]
  • バドミントン部が過去の長野県私立短期大学体育大会で男子の部で優勝した実績がある[2]
  • 卓球部が過去に行われていた「全国私立短期大学体育大会」の男子団体戦で準優勝した実績がある[2]

大学関係者と出身者[編集]

大学関係者[編集]

歴代学長

大学の組織[編集]

  • 東京理科大学諏訪短期大学の同窓会は、東京理科大学と同様「理窓会」と称している。

施設[編集]

キャンパス[編集]

  • 設備:図書館・大教室・体育館・テニスコート・売店・体育館ほか[2]
  • 学内に「PCCC諏訪(「Personal Computer Consulting Center」の略)という機関が設置されていた。これは、パソコンに関する学内外からの質問または相談に対応する機関として設置されたもの[2]

[編集]

  • なし

系列校[編集]

社会との関わり[編集]

  • 大学公開センターを催していた。
  • かつてはデーブ・スペクターによる特別講演も行われたことがある(演題は『日本人の国際感覚と外国人の発想』)[2]

卒業後の進路について[編集]

就職について[編集]

編入学・進学実績[編集]

参考文献[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 平成23年度『全国短期大学高等専門学校一覧』274頁より。
  2. ^ a b c d e f g h i j 2001年度用入学案内冊子より。
  3. ^ 1991年度版『全国学校総覧』66頁(以下、『総覧』と略する。)
  4. ^ 1992年度版『総覧』68頁
  5. ^ 1993年度版『総覧』69頁
  6. ^ 短大蛍雪 』(全国短大&専修・各種学校受験年鑑シリーズ、1992年9月臨時増刊号)302頁には「463、284(うち1年生男227、女150)」と表記されている。
  7. ^ 1994年度版『総覧』71頁
  8. ^ 1995年度版『総覧』73頁
  9. ^ 1996年度版『総覧』75頁
  10. ^ 1997年度版『総覧』76頁
  11. ^ 1998年度版『総覧』78頁
  12. ^ 1999年度版『総覧』68頁
  13. ^ 2000年度版『総覧』72頁
  14. ^ a b c d e f 2001年度用入学案内冊子より一部抜粋。
  15. ^ a b 『短大螢雪5月臨時増刊 短大・学科内容案内号』(旺文社。2000年5月)448ページより一部引用。

関連項目[編集]

関連サイト[編集]