李虎林

李虎林
리호림
所属政党 朝鮮労働党の旗 朝鮮労働党

朝鮮労働党の旗 朝鮮労働党中央委員会政治局委員候補
在任期間 2019年12月29日 -
党委員長 金正恩2016年 - )

朝鮮労働党の旗 朝鮮労働党中央委員会部長(部署不明)
在任期間 2019年12月28日 -
党委員長 金正恩2016年 - )

在任期間 2019年12月28日 -
党委員長 金正恩2016年 - )
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李虎林
各種表記
チョソングル 리호림
発音 リ・ホリム
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李 虎林(リ・ホリム、朝鮮語: 리호림)は、朝鮮民主主義人民共和国の工作員[1]政治家朝鮮労働党中央委員会部長、同委員会政治局委員候補。朝鮮赤十字会中央委員会書記長などを歴任した[注釈 1]

経歴[編集]

出生地や生年月日は不明。

2001年朝鮮赤十字会中央委員会委員として南北赤十字会談に参加し、離散家族問題などについて討議した[2]2002年には赤十字会書記長に転じ、4月に開催された日朝赤十字会談で北朝鮮による日本人拉致問題などについて話し合った[3]2002年10月15日、拉致被害者5人の「一時帰国」に朴英男同胞事業部員とともに拉致被害者に同行した[1]。また、北朝鮮の日本人遺骨収集問題などについて日本側と話し合った[4]

2014年3月には中国の瀋陽で開かれた日本との赤十字会談に朝鮮赤十字会事務総長の肩書で参加した[5]。赤十字会談には、北朝鮮外務省劉成日課長や日本外務省アジア大洋州局の小野北東アジア課長も同席した[5][注釈 2]

2019年12月28日に開催された朝鮮労働党中央委員会第7期第5回総会で党中央委員会政治局委員候補、党中央委員会委員に補選され、党中央委員会部長に任命された[6][7]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 共産主義国家である北朝鮮には民間団体は存在せず、朝鮮赤十字会は朝鮮労働党統一戦線部の管掌するダミー(仮装機関)にすぎない[1]。なお、このような機関には他に祖国平和統一委員会朝鮮基督教連盟朝鮮仏教徒連盟朝鮮社会民主党などがある[1]
  2. ^ 北朝鮮では、対韓国・対日本外交は統一戦線部の管轄であり、朝鮮赤十字会は統一戦線部配下の工作機関である[1]。それに対し、北朝鮮外務省の仕事は韓国・日本以外に対する外交であり、両者はそれぞれ互いに干渉しないこととなっている[1]

出典[編集]

参考文献[編集]

  • 青山健煕「外務省、拉致議連に提出した北朝鮮レポート(2) 朝鮮赤十字会」『北朝鮮 悪魔の正体』光文社、2002年12月。ISBN 4-334-97375-2 

関連項目[編集]

参考サイト[編集]