杉崎観光バス
種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 | 日本 〒250-0853 神奈川県小田原市堀之内24 北緯35度17分43.6秒 東経139度8分58.4秒 / 北緯35.295444度 東経139.149556度座標: 北緯35度17分43.6秒 東経139度8分58.4秒 / 北緯35.295444度 東経139.149556度 |
設立 | 1986年4月3日 |
業種 | 陸運業 |
法人番号 | 7021001032767 |
事業内容 | 一般貸切旅客自動車運送業 一般乗合旅客自動車運送業 |
代表者 | 代表取締役 杉崎酉佑 |
資本金 | 5500万円 |
従業員数 | 122名(2009年度3月現在) |
外部リンク | www |
杉崎観光バス(すぎざきかんこうバス)は、神奈川県小田原市に本社を置く「杉崎運輸」の貸切バスのブランド名称。かつては「杉崎観光バス株式会社」として事業を展開していたが、2023年9月1日に「杉崎運輸株式会社」を存続会社として合併し、以降は同社のバス事業部が運行を継承した[1]。
概説
[編集]運送業の「杉崎運輸株式会社」を母体として設立。バス会社としての発足は1986年であるが、実際にはそれ以前から貸切バス事業を行なっており、知名度はさほど高くないものの堅実な営業を行なっていた。
かつては中央観光バスからハイグレード車を導入するなど豪華貸切車をラインアップしていることで知られていた。近年では都市間ツアーバス運行に大きく関わったことで知られている。
主にオリオンツアー主催の都市間ツアーバスの運行受託を行っており後述するように専用車も保有していたが、高速ツアーバス末期頃には系列の旅行代理店「SUGIZAKIトラベルサポート」主催の高速ツアーバスも運行した。
なお、現在は桜交通が運行する高速乗合バスの受託運行を行っており、専用車両も充当している(かつてのオリオンバス専用車を転用)
2014年7月31日からは「杉崎高速バス」の名称で自社乗合路線の運行を開始している。
歴史
[編集]- 1986年6月13日 「杉崎観光バス株式会社」設立。
- 2013年7月15日 千葉営業所閉鎖に伴い、千葉県から撤退。
- 2014年2月8日 小田原営業所移転。
- 2014年7月31日 高速乗合バス事業に参入し、「横浜 - 名古屋線」「横浜 - 大阪線」運行開始。「横浜 - 鳥取線」も同時に開業予定[2] だったがその後、公式サイトにて調整中と発表され、9月4日から運行が開始された。
- 2023年9月1日 「杉崎運輸株式会社」を存続会社として杉崎観光バス株式会社を合併[1]。
営業所
[編集]- 以下は杉崎観光バス時代の営業所(2023年8月時点)。2023年9月に杉崎運輸へ合併後はそれぞれバス事業部として存続[3]。
- 本社
- 神奈川県小田原市堀之内24
- 小田原営業所
- 神奈川県小田原市桑原570
- 東京営業所
- 東京都町田市小野路町1679-1
- 大阪営業所
- 大阪府泉南市信達市場1709-1
閉鎖された営業所
[編集]高速乗合バス「杉崎高速バス」(夜行)
[編集]2014年7月から運行を開始。2015年1月には東京地区への乗り入れを開始。
- 東京駅鍛冶橋駐車場・YCAT⇔ アクトシティ浜松・名古屋駅前
- 東京駅鍛冶橋駐車場 ⇔ 名古屋駅前・星ヶ丘駅
- 東京駅鍛冶橋駐車場・町田ターミナルプラザ・東名秦野 ⇔ 名古屋駅前・金山
- 東京駅鍛冶橋駐車場・YCAT ⇔ 大阪梅田・神戸三宮
- 大宮駅西口・東京駅鍛冶橋駐車場・小田原駅西口⇔京都駅八条口・大阪梅田・りんくうタウン
- 東京駅鍛冶橋駐車場/池袋サンシャインシティバスターミナル(*)・YCAT・BUSTLE海老名・東名秦野 ⇔ 大阪梅田 ⇔ 鳥取駅南口[4]
- 東京駅鍛冶橋駐車場/池袋サンシャインシティバスターミナル(*)・YCAT・東名秦野 ⇔ 大阪梅田・岡山駅西口
- YCAT・東京駅鍛冶橋駐車場・大宮駅西口⇔富山駅北口・金沢駅西口・福井駅東口
- 大宮駅西口・東京駅鍛冶橋駐車場・町田ターミナルプラザ・東名秦野 ⇔ 南草津駅東口・京都駅八条口・大阪梅田・りんくうタウン
(*) 乗車地が東京駅、降車地が池袋。
車両
[編集]車両は三菱ふそうが大半を占めているが、日産ディーゼル、ヒュンダイ車両も少数在籍。
マイクロバスはトヨタコースター、三菱ふそうローザである。以前は三菱ふそうエアロキングも保有していた。新車と譲受車を並行導入している。
看板車として、日本に10台しか輸入されていないネオプラン・スターライナー日本仕様車が1台在籍していた。これは同社初の輸入車でもある。
また、前述のツアーバス用に、大宇バス製の車両を導入していた時期もある(現在は自家用に売却)。さらに、日本で初めてヒュンダイ・ユニバースを導入した。
高速バスには、ツアーバスから転用した車両や新規導入した3列または4列シート・電源コンセント装備のハイデッカー車や、当初ハイグレード貸切車として導入された4列シート・トイレ付のスーパーハイデッカー車を使用している。
- (過去の車両)マイクロバス 三菱ふそうローザ
- (過去の車両)看板車のネオプラン・スターライナー(現在は親会社の杉崎運輸が保有)
- (過去の車両)会員制ツアーバス用に導入された大宇バスBX212(現在は自家用に売却)
- (過去の車両)会員制ツアーバス用に導入されたヒュンダイ・ユニバース
脚注
[編集]- ^ a b 合併のお知らせ杉崎観光バス
- ^ “鳥取-横浜つなぐ 7月末から高速路線バス運行”. Net Nihonkai (日本海新聞社). (2014年6月28日) 2014年7月10日閲覧。
- ^ 会社案内杉崎観光バス
- ^ “9月1日からの鳥取乗車場所・出発時間変更について”. SUGIZAKI・トラベルサポート株式会社 (2019年8月2日). 2019年9月7日閲覧。