朽ちないサクラ

朽ちないサクラ
著者 柚月裕子
発行日 2015年2月10日
発行元 徳間書店
ジャンル 警察小説
ミステリ小説
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 四六判
ページ数 320
次作 月下のサクラ
公式サイト 朽ちないサクラ - 徳間書店
コード ISBN 978-4-19-863905-1
ISBN 978-4-19-894323-3文庫判
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朽ちないサクラ』(くちないサクラ)は、柚月裕子による警察小説2015年2月10日徳間書店から刊行され[1]2018年3月7日徳間文庫から文庫判が刊行された[2]

あらすじ[編集]

米崎県警平井中央署生活安全課がストーカー行為の被害届の受理を、慰安旅行を理由に先延ばしにしている間にストーカー被害に遭っていた女性が殺害されるという情報を地元の米崎新聞社だけが報道したことにより、警察内部の人間による情報漏洩の疑いが浮上する。そんな中、米崎県警広報広聴課の職員である森口泉は米崎新聞社の県警担当記者でもある親友の津村千佳から「話したいことがあるから会えないか?」とのメールを受け取る。警察は慰安旅行の件でどこから情報が漏洩したのかを突き止めるのに躍起になっている。

そういう状況下で米崎新聞社の県警担当記者である親友に会っているところを警察関係者に目撃されたら、警察不祥事の漏洩者が自分自身ではないかと疑われてしまう。泉は迷ったが、泉自身も千佳に聞きたいことがあり、会うことを決める。

イタリア料理店の個室で泉と対面した千佳は情報漏洩の疑いを頑なに否定する。「お願い、信じて。疑いは絶対に晴らすから」そう告げて千佳は泉と別れた。しかし、その僅か1週間後に千佳は他殺体となって発見され、泉は警察学校の同期で県警の捜査一課刑事の磯川俊一とともに千佳の死に関する調査を独自に開始する。そんな中、真相の核心に迫る2人に不審な影が近づきつつあった。

登場人物[編集]

主要人物[編集]

森口泉(もりぐち いずみ)
米崎警察署広報広聴課県民相談係職員。
磯川俊一(いそかわ しゅんいち)
米崎警察署捜査一課の刑事で、泉とは警察学校の同期。
津村千佳(つむら ちか)
米崎新聞社の県警担当記者で、泉の親友。

米崎警察署関係者[編集]

富樫隆幸(とがし たかゆき)
広報広聴課の課長。
高橋惣一(たかはし そういち)
広報広聴課の課長補佐。
根岸友和(ねぎし ともかず)
広報広聴課県民安全相談係の係長。
竹田勝(たけだ まさる)
広報広聴課情報公開係の係長。
新井美佐子(あらい みさこ)
広報広聴課県民相談係職員で、泉の同僚。

書誌情報[編集]

映画[編集]

朽ちないサクラ
監督 原廣利
脚本 我人祥太
山田能龍
原作 柚月裕子
製作 遠藤里紗
宮川宗生
製作総指揮 後藤哲
出演者 杉咲花
萩原利久
森田想
坂東巳之助
駿河太郎
遠藤雄弥
和田聰宏
藤田朋子
豊原功補
安田顕
音楽 森優太
撮影 橋本篤志
編集 鈴木翔
原廣利
制作会社 ホリプロ
製作会社 映画「朽ちないサクラ」製作委員会
配給 カルチュア・パブリッシャーズ
公開 日本の旗 2024年6月21日(予定)
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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2024年6月21日に公開予定。主演は杉咲花[3][4]

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]

小説
映画