日本海洋学会

にほんかいようがっかい
日本海洋学会
英語名称 The Oceanographic Society of Japan
略称 OSJ
専門分野 地球科学
設立 1941年1月28日
前身 海洋学談話会
会長 花輪公雄(2011 - 2012年度)
事務局 日本の旗 日本
100-0003
東京都千代田区一ツ橋1-1-1
パレスサイドビル9F
(株)毎日学術フォーラム内
会員数 2,000名強(2007年現在)
刊行物 Journal of Oceanography、『海の研究』
ウェブサイト https://kaiyo-gakkai.jp/jos/
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日本海洋学会(にほんかいようがっかい、: The Oceanographic Society of Japan、略称: OSJ)は、海洋学に関わる研究者企業人学生教育者などから構成される日本学会である。海洋学に関わる学術組織として日本最大の規模を誇る。会員数は2007年現在、2,000名強。

昭和初期から海洋学談話会という集まりがあって、月2回農林省水産試験場に集まり、研究の発表や論文の紹介が行われていた。この海洋学談話会が母体となり1941年1月28日に海洋学の進歩と普及を図ることを目的として設立。初代会長は岡田武松

研究発表大会[編集]

年2回、春と秋に行われる。春季大会は東京近郊で開催され、総会と各種賞の授賞式および記念講演を含む。秋季大会は地方で開催されることが多く、春季大会に比べると規模も小さい。発表件数は口頭、ポスターを含めて300程度。そのうち約半数を海洋物理学気象学に関するものが占め、残りを海洋化学生物海洋学に関するものが占める。

出版物[編集]

Journal of Oceanography
英文による論文誌。インパクトファクターは1.302(2005年度)であり、海洋学に関する学術誌の中では高い部類に入る。
『海の研究』
和文による論文誌。学会記事を含む。
その他の刊行物
海洋学の普及のため、小中学生や一般向けに海洋学の書籍を多く刊行している。

学会賞[編集]

  • 日本海洋学会賞(1名)
  • 岡田賞(2名、若手研究者に与えられる)
  • 宇田賞(2名、顕著な学術業績を挙げた研究グループのリーダー,教育・啓蒙や研究支援において功績のあった者)
  • 日高論文賞(2論文)
  • 奨励論文賞(2論文、投稿時に主著者が学生であった論文に与えられる)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]