揮毫

揮毫(きごう)とは、毛筆で何か言葉文章を書くこと。「ふでふるう」からこの語がある。

概要[編集]

青函トンネルの本州側の扁額。看板の文字を書く一例である。開通当時の内閣総理大臣中曽根康弘が揮毫。
大阪府桜井駅跡にある滅私奉公の石像。ことわざを書く一例である。近衛文麿が揮毫。
中国天安門広場にある人民英雄紀念碑。この面は毛沢東が揮毫。

広義には筆で書かれていればすべて揮毫といえるが、一般には著名人書家などが依頼に応じて書いた格言看板の文字について言うことが多い。有名な揮毫になると高値で取引されることもある。天皇皇帝が書いたものは「御筆」として丁重に扱われる。大衆の前で揮毫を披露する事を「席上揮毫」と呼ぶ。

主な揮毫の例[編集]

日本[編集]

文書[編集]

省庁の看板[編集]

太字は初代の大臣もしくは外局設置時の所管する省庁の大臣。

中国[編集]

韓国[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 内閣府設置当時の内閣総理大臣
  2. ^ スポーツ庁設置当時の文部科学大臣