小川眞由美

おがわ まゆみ
小川 眞由美
小川 眞由美
キネマ旬報』1964年8月上旬号より
本名 小川 真由美(兼旧芸名)
生年月日 (1939-12-11) 1939年12月11日(84歳)
出生地 大日本帝国の旗 大日本帝国東京府東京市足立区
(現:日本の旗 日本東京都足立区
職業 女優
ジャンル 舞台
映画
テレビドラマ
活動期間 1961年 - 現在
配偶者 細川俊之1967年 - 1973年
著名な家族 長女(MAH
事務所 ドロップオブスター
アールグルッペ(声委託)
主な作品
テレビドラマ
孤独の賭け
浮世絵 女ねずみ小僧
アイフル大作戦
プロハンター
積木くずし』〈1983年版〉
武田信玄
葵 徳川三代
映画
母 (1963年の映画)
二匹の牝犬
八つ墓村
鬼畜
復讐するは我にあり
食卓のない家
 
受賞
日本アカデミー賞
最優秀助演女優賞
1979年復讐するは我にあり
その他の賞
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小川 眞由美(おがわ まゆみ、1939年昭和14年〉12月11日 - )は、日本女優。旧芸名および本名は小川 真由美。

来歴・人物[編集]

1964年頃、撮影:渡辺明

東京府東京市足立区(現在の東京都足立区)出身。

和洋女子短大国文科卒。父親・丹真は戦前、田村秋子らが創立した劇団新東京に属した俳優。5歳よりバレエ、日本舞踊を習う。学生時代は永井荷風を愛読し、荷風の日記のとおり一日を過ごしてみたこともあったと語っている。また高校時代は足繁く歌舞伎に通い、三代目市川壽海の大ファンだった。

1961年昭和36年)、田村の推薦で文学座付属研究所を受験し合格、第一期研究生として入所する。同期に草野大悟岸田森寺田農樹木希林らがいる。1962年昭和37年)、文学座研究生として『光明皇后』で初舞台。

1963年、『』で映画初出演。武智鉄二と裸のラブシーンを演じ話題になった。同年、テレビドラマでは『孤独の賭け』の演技が話題となる。

1964年、『二匹の牝犬』にて映画初主演。しかし、このころのイメージは強烈すぎて、共演した緑魔子とともに「悪女スター」とレッテルを貼られた。

1965年、文学座座員に昇格。「杉村春子の後継者」とうたわれる。

1967年、同じ文学座所属だった細川俊之と結婚し、一女をもうける(彼女はMAH名義で音楽活動を続けており、小川主演のドラマに出演したことがある。[注 1])。

1971年、退座。劇団のありかたに疑問をもったのが原因といわれているが、かつてはインタビューにて「女優に向かないと思い退団した」と語ったことがある(「その後オファーがいろいろあり、興味のある役に出会えたことで復帰を決めた」とも語っていた)。

1970年代には『浮世絵 女ねずみ小僧』を筆頭とするシリーズものに出演して人気を集める。

1973年、細川と離婚。その後、近藤正臣ら数名との噂が報じられる。

1973年に放送開始になった主演番組TBSのアイフル大作戦ではエンディング主題歌『Viva!アイフル』を歌いレコード化され日本コロムビアから発売された。

1981年昭和56年)6月に文学座で同期だった橋爪功と舞台『ドリスとジョージ』で共演、これがきっかけで急速に結びつき9月に婚約発表。そのときの心境を「週刊平凡」81年10月15日号で「具体的には何も決まっていない。結婚はしてもいいがいつするかも……実験婚約です(笑)」(小川)「年のせいか臆病になって……婚約という状態が一番いい(中略)場合によっては婚約を破棄するかもしれない」(橋爪)と語っていた。大人の愛の形と世間をにぎわせたが、結局は結婚に至らぬまま1985年昭和60年)に婚約解消。

近年は女優として目立った活動はないが、真言宗尼僧として得度していたことが判明した。剃髪はしておらず、本人は女優業をやめたつもりではないとのことである。現在、九州熊本の宗教家団体およびその他関連との関わりは一切ない。

受賞歴[編集]

エピソード[編集]

  • 役にのめりこんだエピソードが豊富で、『食卓のない家』では精神を病む母親を演じ、金魚を食べてしまうシーンを演じた際、本当に金魚を噛み砕き、共演の岩下志麻からは「卒倒しそうになりました。小川さん、偉いなーって」とコメントされた(出典:大河ドラマ『葵 徳川三代』のムックより)。本人は「金魚って、小骨が多いのね」と笑いながらコメントした。
  • 岩下志麻との共演は多い。1967年昭和42年)の篠田正浩監督作品『あかね雲』にはじまり『女の一生』(1967年昭和42年))『影の車』(1970年昭和45年))『鬼畜』(1978年昭和53年))『食卓のない家』(1985年昭和60年))。テレビでは、2000年平成12年)の大河ドラマ『葵徳川三代』で淀殿(小川)とお江(岩下)と姉妹を演じた。また江戸川乱歩原作の『黒蜥蜴』のように、同じ役を演じたこともある。小川は1979年昭和54年)の「土曜ワイド劇場」で『悪魔のような美女 江戸川乱歩の黒蜥蜴』で、岩下は1993年平成5年)の『美しき悪女の伝説 黒蜥蜴』で演じた。そして大河ドラマ独眼竜政宗』で岩下が演じたお東の方(保春院)を、小川は舞台「愛と修羅」で演じている。ドラマの脚本、舞台の演出はともにジェームス三木
  • 小川は舞台でも「黒蜥蜴」を演じている。1982年昭和57年)5月に京都・南座公演。演出は青年座の篠崎光正、明智小五郎中山仁。黒蜥蜴はこのとき初代の水谷八重子美輪明宏に続いて三代目だった。そのときの西日本新聞5月21日号には「三島さんの華麗なレトリックをちりばめたセリフを肉体化するのは大変なわざとパワーがいる。とてもつらい、難役です。舞台が終わってからも外へ出る気力もなく、いつまでも楽屋にいて、体ごとたゆたっているんです。きっと三島さんが天界から周波数を出して、私を管理しているんだわ(笑)」と語った。
  • 1970年代後半に交通違反をして警官から「免許証を見せろ」と言われ「わたし小川真由美よ‼」と𠮟りつけた[1]。出演作における小川の専横が酷すぎ、1980年夏の舞台は小川主演・津川雅彦の演出予定だったが、津川の方が嫌になって降りた[1]。また男と女のしゃれた喜劇のテレビドラマを、小川が台本をめちゃくちゃにいじり、とんでもない根性ドラマに変更した[1]
  • 自宅でチャボを飼育していることで有名。このチャボが体調不良になったため「2年間女優業をセーブして看病した」と語っている(2006年平成18年)5月31日に出演した『徹子の部屋』ホームページに明記)。有精卵からヒナをかえし、一時は30羽以上飼育したことがあるという。
  • さらに、かつては「ゴンザレス・ビリー・ザ・サンキチ」というフクロウを飼っていた。また長年「ツネコ」という柴犬を飼っていたが死に、今はミニチュアダックスフント・ジェニパーを飼っている。先述の「徹子の部屋」出演時に「ツネコがいなくなってから、一人暮らしなので何の音もしない生活になり、耐えられなくなって新しい犬を飼った」とコメント。学芸大学駅前のペットショップが御用達。
  • 高部知子によると共演したドラマ『積木くずし 〜親と子の200日戦争〜』で高部が初めて小川の楽屋に挨拶しにいったところ小川が「ドラマの役柄上不良娘役のあなたが母親役の私のこと憎んでくれなきゃ困るの。だから、もう挨拶しにこなくていいから」と言った。それ以後撮影が終わるまで高部は一切小川に挨拶することがなかったと語っており、小川の女優としての懐の深さを見せたエピソードである[注 2]

出演作品[編集]

テレビドラマ[編集]

NHK[編集]

日本テレビ系列[編集]

TBS系列[編集]

フジテレビ系列[編集]

テレビ朝日系列[編集]

※1977年3月31日まではNET系列

テレビ東京系列[編集]

映画[編集]

1960年代[編集]

[M]:モノクロ映像
 (近代映画協会 [注 697] [注 698][注 699] [注 700]
((( 映画 初出演 作品 )))
(1963年11月8日公開)  - 助演(中G2#1 [女優陣]): バー「湖底」のマダム 役
第37回 キネマ旬報 日本映画ベストテン (第8位)
 (山本プロダクション / 大映 [注 711] [注 712][注 713] [注 714] [51]
(1965年9月4日公開)  - 助演(トップG [=トップ2]): バー「ブーケ」のホステス 則山茂子 役
 (東映京都撮影所 / 東映 [注 715][注 716] [注 717]
(1966年3月10日公開)  - 助演(トップ2) [注 706]: 武家の娘 お梅 役、笹川幸十郎の娘 お槙 役 (2役)
 (松竹大船撮影所 / 松竹 [注 718][注 719] [注 720]
(1966年4月29日公開)  - 助演(中G1#1 [=中トップ]) [注 706]: 私立志摩病院の看護婦 堤ひで子 役
 (大映東京撮影所 / 大映 [注 735][注 736] [注 737] [注 738] [55]
(1966年10月15日公開)  - 助演(トップG [女優陣#2]): バー「アラジン」のホステス 花森ケイ子 役
第40回 キネマ旬報 日本映画ベストテン (第1位)
第21回 毎日映画コンクール 日本映画大賞
※ 第21回 文化庁 芸術祭 映画部門 (日本劇映画) 芸術祭賞 [56]
第17回 ブルーリボン賞 作品賞
 (松竹大船撮影所 / 松竹 [注 739][注 740] [注 741]
(1967年3月11日公開)  - 助演(中G1#1 [=中トップ]) [注 706]: 丹羽繁夫の姉 丹羽敏江 役
 (表現社 / 松竹 [注 742][注 743] [注 744]
(1967年9月30日公開)  - 助演(中トップ) [注 706]: 山代の芸者 律子 役
第41回 キネマ旬報 日本映画ベストテン (第8位)
  • 女の一生 〔岩下志麻 主演、文学座/その他劇団 協演〕
 (松竹大船撮影所 / 松竹 [注 745][注 746] [注 747] [注 748]
(1967年11月11日公開)  - 助演(トップG [女優陣#2]): 彦根三治の妻 彦根里枝 役
 (現代映画社 / 松竹 [注 752] [注 753][注 754] [注 755] [注 756]
(1967年11月11日公開)  - 助演(中G1#1 [=中トップ]): 坂口健の妻 坂口シナ 役
 (大映東京撮影所 / 大映 [注 761][注 762] [注 763] [59]
(1968年6月1日公開)  - 助演(中G1#1 [=中トップ]): 峰重正雄の妻 峰重彰子 役
 (大映京都撮影所 / 大映 [注 764][注 765] [注 766] [60]
(1968年6月15日公開)  - 助演(2 [=トメ#2]): 伴蔵の妻 おみね 役

1970年代[編集]

 (新星映画社=文学座 / 松竹 [注 777][注 778] [注 779] [注 780]
(1970年5月27日公開)  - 助演(中G1#2): 北野竜次の姉 北野秋子 役
 (松竹大船撮影所 / 松竹 [注 781][注 782] [注 783]
(1970年6月6日公開)  - 助演(中G1#1 [=中トップ]): 浜島幸雄の妻 (フラワー教室主宰) 浜島啓子 役
第44回 キネマ旬報 日本映画ベストテン (第7位)

 文学座退座および映画出演の本拠であった大映の倒産以降の出演作品

 (松竹=渥美清プロダクション [注 784][注 785] [注 786]
(1972年4月29日公開)  - 助演 [注 787]: 西山民次の戦友の妻 (山田花子こと) 島方静代 役
 (俳優座映画放送四騎の会 / 東宝 [注 792] [注 793][注 794] [注 795] [注 796]
(1975年10月4日公開)  - 助演(トップG [女優陣#2]): 一鬼太治平の娘 (長女) 高尾朱子 役
第49回 キネマ旬報 日本映画ベストテン (第4位)
第30回 毎日映画コンクール 日本映画大賞
第18回 ブルーリボン賞 作品賞
 (東映東京撮影所 / 東映 [注 797][注 798] [注 799]
(1975年11月22日公開)  - 主演(トップ ※単独): 西原房夫と同棲している女 向田孝子 役
 (松竹 [注 800] [注 801][注 802] [注 803] [注 804] [注 805]
(1977年10月29日公開)  - 主演(トップ2 ※単独): (森荘吉の義娘) 西家の未亡人 森美也子 役
 (松竹 [注 806][注 807] [注 808]
(1978年10月7日公開)  - 助演(トメ ※単独): 竹下宗吉の内縁の妻 (利一・良子・庄二の母) 菊代 役
第52回 キネマ旬報 日本映画ベストテン (第6位)
第2回 日本アカデミー賞 作品賞ノミネート / 助演女優賞ノミネート小川真由美
 (三越=東宝 [注 809] [注 810][注 811] [注 812]
(1978年12月23日公開)  - 助演(トメ前 ※単独) [注 813]: 桐生亜希の京都の知人 夏沢揺子 役
第2回 日本アカデミー賞 助演女優賞ノミネート小川真由美
 (松竹=今村プロダクション [注 814] [注 815][注 816] [注 817] [注 818]
(1979年4月21日公開)  - 助演(トップ2 ※単独): (浜松市) 貸席旅館「あさの」の女将 浅野ハル 役
第53回 キネマ旬報 日本映画ベストテン (第1位) / 助演女優賞小川真由美
第34回 毎日映画コンクール 日本映画優秀賞
第22回 ブルーリボン賞 作品賞
第4回 報知映画賞 助演女優賞小川真由美
第3回 日本アカデミー賞 最優秀作品賞 / 最優秀助演女優賞小川真由美
 (松竹 [注 819] [注 820][注 821] [注 822] [注 823]
(1979年10月6日公開)  - 助演(トップ2 ※単独): 唐澤家の長女 (バー「SCORPIO」のマダム) 唐澤麗子 役
第4回 報知映画賞 助演女優賞小川真由美
第3回 日本アカデミー賞 最優秀助演女優賞小川真由美

1980年代[編集]

 (東映 [注 824] [注 825][注 826] [注 827] [注 828]
(1981年4月11日公開)  - 助演(トメ ※単独): (近江屋佐兵衛の妹) 料亭「枡村」の女将 お園 役
 (「未完の対局」製作委員会 (東光徳間=[中]北京電影制片廠) / 東宝 [注 829][注 830] [注 831] [注 832] [注 833]
(1982年9月15日公開)  - 助演(中トップ ※単独) (特別出演): (中国人亡夫の日本人妻) 日華会館の女給 楊夫人 役
第37回 毎日映画コンクール 日本映画優秀賞
第6回 日本アカデミー賞 優秀作品賞
第7回 モントリオール世界映画祭 ※グランプリ獲得
 (東映=全真言宗青年連盟映画製作本部 [注 834][注 835] [注 836] [注 837]
(1984年4月14日公開)  - 助演(トップ2 ※単独)藤原縄主の妻 東宮女官 藤原薬子
 (劇団ひまわり人力飛行機舎日本アート・シアター・ギルド [注 838][注 839] [注 840] [注 841]
(1984年9月8日公開 [注 842] )  - 主演(トップ※単独): (時任分家) いとこの時任捨吉の妻 時任スエ 役
第58回 キネマ旬報 日本映画ベストテン (第5位)
※ 第39回 文化庁 芸術祭 映画部門 (日本劇映画) 大賞 [62]
第6回 ヨコハマ映画祭 日本映画ベストテン (第7位)
 (松竹クラップボード [注 843][注 844] [注 845] [注 846]
(1984年12月28日公開)  - 主演(トメ ※単独) [注 847]: 次郎吉の姉 お駒 役
 (東映京都撮影所 / 東映 [注 848][注 849] [注 850] [注 851]
(1985年6月8日公開)  - 助演(トメ前) (特別出演): (湯村温泉劇場) 春川桃之介一座の座長 春川桃之介 役
 (MARUGENビル/松竹富士 [注 852] [注 853][注 854] [注 855] [注 856]
(1985年11月2日公開)  - 助演(トップ2 ※単独) [注 847]: 鬼童子信之の妻 (鬼童子乙彦の母) 鬼童子由美子 役
 (松竹映像 / 松竹 [注 857][注 858] [注 859] [注 860] [注 861]
(1989年5月3日公開)  - 助演(トップ2 ※単独) [注 847]: 牧原芳彦の妻 (清川忠茂・いさ子夫妻の娘) 牧原房子 役

1990年代[編集]

 (大映双葉社ザ・アイデア / 東宝 [注 862] [注 863][注 864] [注 865]
(1990年6月9日公開)  - 助演(トメ ※単独) [注 866]: 真壁敏夫(北城ろう学校生徒)の母 真壁一恵 役
文化庁 優秀映画作品賞 (1990年度)
第14回 日本アカデミー賞 優秀助演女優賞小川真由美 †最優秀助演女優賞ノミネート
 (関西テレビ / 東宝 [注 867] [注 868][注 869] [注 870] [注 871]
(1990年10月13日公開)  - 助演(トメ ※単独) [注 866]: 松井隆清(タカキヨ)の母 役
第64回 キネマ旬報 日本映画ベストテン (第10位)
第45回 毎日映画コンクール 日本映画優秀賞
第3回 日刊スポーツ映画大賞 助演女優賞小川真由美
第14回 日本アカデミー賞 優秀作品賞 / 優秀助演女優賞小川真由美 †最優秀助演女優賞ノミネート
 (東映京都撮影所 / 東映 [注 872][注 873] [注 874] [注 875]
(1990年10月20日公開)  - 助演(トメ ※単独): (故)藤島元春の本妻 藤島静子 役
第3回 日刊スポーツ映画大賞 助演女優賞小川真由美
第14回 日本アカデミー賞 優秀助演女優賞小川真由美 †最優秀助演女優賞ノミネート
 (プロダクションゆりーか鐵プロダクション / 松竹 [注 876][注 877] [注 878] [注 879]
(1991年2月9日公開)  - 助演(トップ※単独): 門付芸人 (三味線弾き) お満 役
第44回 サレルノ国際映画祭 ※グランプリ獲得
 (G・カンパニー東亜興行 / 東映 [注 880][注 881] [注 882]
(1991年10月10日公開)  - 助演(トップ2 ※単独): 落合妙子の母 (魚市場の水産加工従業員) 落合君代 役
 (ケイエスエスビックウエストヒーローイルカカントリー / ヒーロー [注 883][注 884] [注 885]
(1995年4月15日公開)  - 助演(トメ) [注 866]: 大富豪のペットマニアのマダム 有坂麗子 役

2000年代[編集]

舞台[編集]

1960年代[編集]

  • 光明皇后(1962年) - 初舞台・采女 役
  • 調理場(1963年)※この年に文学座が分裂。大量に脱退者が出たため、小川ら若手の登用が多くなるという幸運に恵まれる。
  • 三人姉妹(1964年) - ナターシャ 役
  • おりき(1964年) - 初主演
  • 女学者(1966年)
  • シラノ・ド・ベルジュラック(1967年) - 杉村春子とのダブルキャスト)
  • 鼠小僧次郎吉(1969年)

1970年代[編集]

1980年代[編集]

  • 華麗なる天勝・セクシーマジック(呉服橋三越劇場杮落とし、1980年)
  • ドリスとジョージ(紀伊国屋ホール、1981年)
  • 黒蜥蜴(1982年)
  • 二人のベンチ(紀伊国屋ホール、1985年)
  • 曖昧屋(劇団黒テント公演、1986年)
  • 好色一代男新橋演舞場、1986年)

1990年代[編集]

  • 愛と修羅(新橋演舞場、1990年)
  • ドラキュラ90(パルコ劇場、1990年)
  • 青い鳥(岡田嘉子の人生を舞台化・パルコ劇場、1991年)
  • 幽霊はここにいる(新国立劇場、1998年)
  • すさのお具伝(1999年)

2000年代[編集]

吹き替え[編集]

バラエティ[編集]

小川を題材にした著書[編集]

  • ポイズン・ママ 母・小川真由美との40年戦争」(小川雅代=「“MAH”」実の娘 文藝春秋ISBN 978-4-16-374840-5

音楽[編集]

シングル[編集]

発売日 規格 規格品番 タイトル 作詞 作曲 編曲
日本コロムビア
1973年6月 EP SAS-1679 A Viva!アイフル[注 886] 佐藤純彌 菊地俊輔
B 涼子という女 小川真由美
ポリドールレコード
1975年 EP DR-1932 A 白い地平線[注 887][注 888] - 菅野光亮
B 宙ぶらりん ジェームス三木

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 2012年3月、母との確執をつづった『ポイズン・ママ―母・小川真由美との40年戦争』を出版した
  2. ^ 解禁!(秘)ストーリー 〜知られざる真実〜2011年3月1日放送より)
  3. ^ 1964年4月(春)の番組改編に伴い、NHKの金曜21時40分-22時30分枠では、「NHK劇場」 (1961年4月8日(土)放映開始) のテレビドラマ枠が再開、4年目に入った1964年4月10日から1965年4月2日までの1年間、45作のNHK制作の単発テレビドラマ作品 (第10作「夫婦茶碗」から第54作「故郷の声」まで) が放映された。
  4. ^ a b c ※企画 : ※クレジット表示未詳 ※制作 : ※クレジット表示未詳
  5. ^ 塩田丸男原作の(※ルポルタージュ)「2DK夫人」は、文藝春秋新社刊行の同名の初刊本 ((※新書判) (ポケット文春) 1964年6月初版発行) に収録、それに基づいて (前回の「住めば団地」に続き) 石郷岡豪により脚本化されて、本作品で初めて映像化、NHK制作による同名の単発テレビドラマ作品として、「NHK劇場」のテレビドラマ枠で1964年5月15日に放映された。
  6. ^ (主演) ※クレジット序列未詳 → 安井昌二(※元日活劇団新派) (結城勝男 役) - (共演) ※クレジット序列未詳 → 小川真由美(文学座) (結城勝男の妻 結城元子 役) - (共演) ※クレジット序列未詳/役名未詳 → (宮口精二(文学座)、朝風みどり(※元宝塚→日活)、近藤凖本山可久子(文学座)、阿部寿美子湊俊一北城真記子(文学座)) - (脚本) 石郷岡豪 - (演出) 田中昭男(NHK)
  7. ^ a b c d e 小川真由美 - 単発出演 (※クレジット序列未詳)
  8. ^ 1964年4月(春)の番組改編によって、NHKの木曜21時40分-22時30分枠では、NHK制作による (オムニバス形式の) テレビドラマ作品「風雪」の放映が開始、1964年4月9日から1965年9月30日までの約1年6ヶ月間にわたり、単発76話分 (第1話「あけぼの」から第76話「放送第一声」まで) が放映された。
  9. ^ 本作品は、ふじたあさやの原作・脚本で、NHK制作による (オムニバス形式の) テレビドラマ作品「風雪」の中の第73話「枯れすすき -中山晋平-」として、1965年9月9日に、NHKの木曜21時40分-22時30分枠の放送時間枠を30分繰り下げて22時10分から放映された。
  10. ^ ※クレジット序列未詳 → (主演) 渡辺文雄(創造社) ((島村抱月の書生 ⇒) 千束尋常小学校の教員 かつ 作曲家 中山晋平 役) - (共演) (久米明(※元劇団「ぶどうの会」) ((童謡および民謡の) 作詞家 野口雨情 役) / 下元勉(劇団民藝) (劇団藝術座の主宰 島村抱月 役) / 小川真由美(文学座) ((千束尋常小学校の教員 江南敏子 ⇒) 中山晋平の妻 中山敏子 役) / 戸浦六宏(創造社) (「日本蓄音機商会」のディレクター 森垣二郎 役) / 加代キミ子 (※役名未詳) / 嵯峨善兵(劇団民藝) (※役名未詳) / 寺田農(文学座) (劇団藝術座の団員 澤田正二郎 役) / 阿美本昌子 (※役名未詳)) - (原作・脚本) ふじたあさや - (演出) 渡辺一男(NHK)
  11. ^ NHKの「テレビ指定席」 (1961年4月9日(日)放映開始) のテレビドラマ枠は、1964年4月11日に30分繰り下がった放送時間枠 (土曜20時30分-21時30分枠) 内で5年目に入っても継続、1965年4月10日から1966年4月2日までの1年間に、27作の単発テレビドラマ作品 (第142作「ある判決以前」から第168作「四枚のたたみまで) が放映された。
  12. ^ 本作品は、山内久の原作・脚本で「はらから」と題されて映像化、NHK制作の単発テレビドラマ作品として、1965年11月20日に「テレビ指定席」のテレビドラマ枠にて放映された。
  13. ^ ※クレジット序列未詳→ ((主演) 高桐真 ((港湾労務者の住む町に転任してきた) 福祉課長 衆樹真作 役) / (共演) 杉山光宏 (衆樹真作の長男 衆樹一郎 役)) - (共演) (露口茂(劇団俳優小劇場) (田丸 役) / 加賀まりこ(松竹) (チエ 役) / 小夜福子(※元宝塚劇団民藝) (かよ 役) / 佐々木すみ江(劇団民藝) (三枝子 役) / 小川真由美(文学座) (亜樹子 役) / 小松方正(創造社) (河辺 役) / 市川寿美礼(※元劇団新派) (妙子 役)) - (原作・脚本) 山内久 - (演出) 和田勉(NHK))
  14. ^ a b c d e 現在(2024年)、本作品の脚本上における役柄・役名を確定中
  15. ^ NHK大河ドラマ」 (1963年4月7日(日)放映開始) のテレビドラマ枠は、1964年12月27日(日)に終了したテレビドラマ作品「若い季節」の放送時間枠 (日曜20時15分-21時枠) 内にシフトして1965年1月3日(日)より継続、1966年1月2日から12月25日までの1年間は、4作目の「源義経」が放映された。
  16. ^ ※企画 : ※クレジット表示なし ※制作 : 合川明(NHK)
  17. ^ 村上元三原作の小説「源義経」は、(1) (第一部→) 朝日新聞(夕刊)に1951年10月から1952年12月まで452回連載(初出)、同じく朝日新聞社刊行の(※単行本)「源義経」(1952年(第一巻),1952年(第二巻),1953年(第三巻))に収録、(2) (第二部→) 朝日新聞(夕刊)に1954年6月から年内いっぱいまで連載(初出)、同じく朝日新聞社刊行(※単行本)「源義経」(1955年(第四巻),1955年(第五巻))に収録、(3) (第三部→) 朝日新聞社発行の週刊誌「週刊朝日」の1966年1月7日新年特大号から同年12月23日号まで51回連載(初出) (※同年12月30日増大号にはあとがきが掲載)、く朝日新聞社刊行(※単行本)「源義経」(1966年(第六巻),1967年(第七巻))に収録。
  18. ^ 村上元三原作の小説「源義経」は、主役を演じることに期待が寄せられていた中村錦之助 (初代)(※東映専属)を主演とすることで東映京都撮影所で映画化が企画されて、原作(第一部)の中から “奥州平泉へ向っていく牛若丸が元服して源義経と名乗り父の源義朝の墓を詣でる” までの物語が八尋不二により脚本化、萩原遼(東映京都撮影所)監督、東映京都撮影所制作による同名の映画作品として初めて映像化、東映配給で1955年7月30日に劇場公開された。さらに、続編が企画されて、「続源義経」と題されて映画化、原作(第一部・第二部)の中から “後白河法皇による平家追討の院宣を受けて 源義経が出陣する” までが、同じく八尋不二により脚本化、同じく萩原遼監督、同じく東映京都撮影所制作による映画作品として2度目の映像化、東映配給で1956年3月15日に劇場公開、当初、「続源義経」後の映画化も企図されていたが、「続源義経」までで制作終了となってしまった。
  19. ^ 村上元三原作の小説「源義経」は、1960年代に入り、本作品で初めてテレビドラマ化、村上元三により (1)原作(第一部→)の脚本化 (2)原作(第二部→)の脚本化 (3)原作(第三部→)の執筆・脚本化、吉田直哉(NHK)演出、NHK制作による連続テレビドラマ作品として映像化((通算)3度目の映像化)、1966年1月2日から12月25日まで、本編52回にわたり、NHKの「大河ドラマ」のテレビドラマ枠にて放映された。
  20. ^ ※出演回/クレジット序列(単独(ピン)) 手記より採録 → (主演) 尾上菊之助 (4代目)(※歌舞伎系) (※全回出演 (トップ)(第1回-第52回)) (牛若丸 ⇒ 源義経 役) - (共演) 加東大介(東宝) (※32回出演 (トップ2)(第1回) (トップ3)(第2回,第3回,第50回) (トメ)(第4回,第5回,第7回,第9回,第11回,第16回-第18回,第20回,第23回-第26回,第39回,第41回,第45回,第46回) (トメ前)(第6回,第8回,第10回,第14回,第35回,第38回,第42回,第51回,第52回) (トメ前々)(第13回) (トップ4)(第49回)) (金売り吉次 役) - (共演) 渡辺美佐子(劇団新人会) (※18回出演 (トップ3)(第1回,第8回,第9回,第19回,第23回,第51回,第52回) (トップ4)(第2回,第3回,第13回,第14回,第35回,第45回,第50回) (トメ前々)(第10回) (トメ前)(第18回,第24回) (トップ5)(第49回)) (あかね 役) - ・・・ [→別途、右記「注釈」参照]
  21. ^ ・・・ (共演) 緒形拳(新国劇) (※50回出演 (トップ2)(第2回-第18回,第20回-第52回)) (武蔵坊弁慶 役) - (共演) 藤純子 (※24回出演 (トップ3)(第12回-第14回,第17回,第18回,第20回,第24回-第27回,第35回-第45回,第47回,第49回) (トップ2)(第19回)) ( 役) - (共演) 瑳峨三智子(※元松竹) (※12回出演 (トップ4)(第20回) (トメ)(第21回,第27回,第30回) (トップ3)(第31回,第32回) (トメ前)(第39回,第41回,第43回,第44回) (トメ前々)(第42回,第45回)) (まごめ 役) - ・・・ [→別途、右記「注釈」参照]
  22. ^ ・・・ (共演) 辰巳柳太郎(新国劇) (※4回出演 (トメ前)(第2回,第3回) (トメ)(第13回) (回想) (第23回)) (平清盛 役) - (共演) 山田五十鈴(東宝演劇部) (※4回出演 (トメ)(第2回,第3回,第15回) (回想) (第23回)) (常磐 役) - (共演) 市村竹之丞 (6代目)(※歌舞伎系) (※13回出演 (トメ前々)(第8回,第9回,第14回) (トメ前)(第12回,第20回,第21回,第32回) (トメトップ)(第13回) (トメ)(第19回,第22回,第31回,第33回,第34回)) (平知盛 役) - (共演) 東千代之介(※元東映) (※11回出演 (トップ5)(第13回,第20回) (トメ前)(第19回,第27回,第30回,第34回) (トップ3)(第28回,第29回) (トメ前々)(第32回,第35回) (トップ4)(第36回)) (平宗盛 役) - ・・・ [→別途、右記「注釈」参照]
  23. ^ ・・・ (共演) 芥川比呂志(劇団雲) (※14回出演 (トメ)(第12回,第14回,第32回,第35回,第36回,第38回,第42回,第47回,第51回,第52回) (トメ前)(第13回,第49回,第50回) (回想) (第23回)) (源頼朝 役) - (共演) 中村竹弥 (※8回出演 (トップ3)(第21回,第22回,第34回) (トメ)(第28回,第29回) (トメ前)(第45回,第47回) (トメ前々)(第49回)) (熊谷直実 (熊谷次郎直実) 役) - (共演) 林成年 (※6回出演 (トメ前)(第36回) (トップ4)(第37回) (中Gトップ)(第42回,第45回) (トメ前々)(第43回) (トップ3)(第46回)) (一条能保 役) - ・・・ (※中略) ・・・
  24. ^ a b 小川真由美 - 連続出演 ((各回(各話)) (※クレジット序列推定))
  25. ^ ※出演回/クレジット序列 記録より採録 → 奥州藤原氏 関連の登場人物 → (共演) 滝沢修(劇団民藝) (※10回出演 (トメ※単独)(第6回,第8回,第10回,第37回,第49回,第50回) (トメ前※単独)(第7回,第9回,第11回) (回想) (第23回)) (奥州藤原氏 第3代当主 藤原秀衡 役) - (共演) (連名G) (清水将夫(劇団民藝) (※2回出演 (第50回,第51回)) ((中関白家) 藤原秀衡の岳父 藤原基成 役)、渡辺富美子 (※4回出演 (第6回,第11回,第49回,第50回)) ((藤原基成の長女) 藤原秀衡の継室 北の方 役)、戸田皓久(劇団三期会) (※9回出演 (第6回-第11回,第49回-第51回)) (藤原秀衡の長男 藤原国衡 役)、小松方正(創造社) (※5回出演 (第8回-第11回) (回想) (第23回)) (蝦夷人の頭領 赤路具 役)、仲宗根美樹(※歌謡曲系) (※4回出演 (第8回-第11回)) (藤原国衡と赤路具の妹との間の娘 モイヤ 役)、 ・・・ [→別途、右記「注釈」参照]
  26. ^ ・・・ 片山明彦(大映) (※10回出演 (第6回-第11回,第49回-第52回)) (藤原秀衡の次男 ⇒ 奥州藤原氏 第4代当主 藤原泰衡 役)、観世栄夫 (※9回出演 (第6回,第7回,第9回,第11回,第37回,第49回-第52回)) (藤原秀衡の家臣 河辺高経 (河辺太郎高経) 役)、小川真由美(文学座) (※8回出演 (第6回-第11回,第49回,第50回)) (河辺高経の妹 ⇒ 藤原泰衡の妻 しのぶ 役)、田村正和(松竹((退社後)フリー)) (※10回出演 (第6回-第11回,第37回,第49回-第51回)) (藤原秀衡の三男 藤原忠衡 役)、高橋正夫 (※7回出演 (第6回,第7回,第9回,第11回,第49回-第51回)) (藤原秀衡の家臣 佐藤元治 (佐藤荘司元治) 役)、岩井半四郎 (10代目)(※歌舞伎系) (※24回出演 (第7回-第30回)) (佐藤元治の三男 ⇒ (藤原秀衡の命) 源義経の郎党 佐藤継信 (佐藤三郎兵衛継信) 役)、青山良彦(大映) (※33回出演 (第7回-第25回,第27回-第32回,第34回,第35回,第37回,第40回-第44回)) (佐藤元治の四男 ⇒ (藤原秀衡の命) 源義経の郎党 佐藤忠信 (佐藤四郎兵衛忠信) 役)、 ・・・ (※中略) ・・・
  27. ^ NHK朝の「連続テレビ小説」(1961年4月3日(月)放映開始)のテレビドラマ枠は、1962年4月2日(月)からの第2作目「あしたの風」の放映開始より、月曜から土曜までの8時15分-8時30分枠の放送時間枠内にシフトして継続、6年目に入る1966年4月4日から1967年4月1日までの1年間は、6作目の「おはなはん」が放映された。
  28. ^ ※企画 : ※クレジット表示なし ※制作 : 古閑三千郎(NHK)
  29. ^ 林謙一原作の随筆「おはなはん一代記」は、婦人画報社発行の月刊誌「婦人画報」の1962年4月号に掲載(初出)されて、同年にNHK制作の同名の単発テレビドラマ作品 (※第17回芸術祭参加作品) ((出演) 森光子神山繁 - (脚本) 小野田勇山本雪夫 - (演出) 古閑三千郎(NHK)) として初めて映像化、11月2日(金)の20時-21時30分の放送時間枠で放映された。そして、3年5ヶ月を経て、本作品にて、「おはなはん」と題されて、同じく小野田勇により脚本化、NHK制作による連続テレビドラマ作品として2度目の映像化、1966年4月4日から1967年4月1日まで、310回にわたって、NHK朝の「連続テレビ小説」のテレビドラマ枠にて放映された。[→別途、右記「注釈」参照]
  30. ^ 本作品の放映開始以降、林謙一原作の随筆「おはなはん一代記」の初出稿には加筆・修正等が行われ、「おはなはん」と改題されて、文藝春秋刊行の (※単行本)「おはなはん」 (1966年6月30日初版発行) に収録、また、小野田勇の脚本は小説化されて、映画芸術社刊行の (※新書)「小説おはなはん」 ((第一部)1966年12月15日/(第二部)1967年2月5日/(第三部)1967年4月10日初版発行) に収録、また、さらに映画でも、日活松竹大映東映の4社の争奪で松竹が映画権を獲得、松竹大船撮影所制作による映画作品 ((出演) 岩下志麻栗塚旭 - (脚本) 山田洋次 他 - (監督) 野村芳太郎) として、2度、映画化 ((通算) 4度、映像化) された。[→小川真由美 映画出演作品 (1960年代) の「おはなはん 第二部」の「注釈」参照]
  31. ^ ※出演回 (NHKを通して確保された「放送リスト」の各回詳細 および (脚本の)小野田勇著作の「小説おはなはん」の登場人物に基づき推定) / クレジット序列推定 → (主演) 樫山文枝(劇団民藝) (※308回出演 (トップ ※単独)(第1回-第7回,第10回-第78回,第80回-第88回,第90回-第310回) (2[=トメ] ※単独)(第8回,第9回)) (松山高等女学校卒業 浅尾はな ⇒ 速水謙太郎の妻 速水はな (=おはなはん) 役) - (共演) 高橋幸治((元)文学座) (※76回出演 (トップ ※単独)(第8回,第9回,第79回,第89回) (2[=トメ] ※単独)(第10回-第13回,第15回-第33回,第35回-第39回,第41回,第43回-第48回,第50回-第52回,第54回-第58回,第62回,第70回-第78回,第80回-第88回,第90回-第96回,第308回) (中トメ (追想))(第161回,第164回)) (陸軍中尉 (⇒ 陸軍大尉) 速水謙太郎 役) [→別途、右記「注釈」参照]
  32. ^ ※クレジット序列未詳 (各回詳細省略) → (浅尾家親族) (共演) (中村俊一(劇団仲間) (※31回≦出演 (第1週~)) (浅尾はなの父 浅尾平造 役)、楠田薫(劇団俳優座) (※34回≦出演 (第1週~)) (浅尾はなの母 浅尾てる 役)、木村俊恵(劇団俳優座) (※12回≦出演 (第1週~)) (浅尾はなの叔母 (浅尾平造の妹 岡本武の妻) 岡本よし 役)、日恵野晃(劇団仲間) (※7回≦出演 (第1週~)) (浅尾はなの叔父 (岡本よしの夫) 岡本武 役)、小林幸雄(※子役) (※8回≦出演 (第1週~)) (浅尾はなの弟 浅尾正太 (中学生時代) 役)、石川登 (※11回≦出演 (第18週~)) (浅尾はなの弟 浅尾正太 (六高時代~) 役)、伊藤弘子 (※6回≦出演 (第30週~)) (浅尾正太の六高時代の先輩・世良周三の妹 世良あかね ⇒ 浅尾正太の妻 浅尾あかね 役)、・・・) - (速水家親族) (共演) (小山源喜 (※7回≦出演 (第5週~)) (速水謙太郎の父 速水隆平 役)、北城真記子(文学座) (※8回≦出演 (第5週~)) (速水謙太郎の母 速水芳乃 役)、花沢徳衛 (※9回≦出演 (第5週~)) (速水謙太郎の祖父 (速水隆平の父) 速水襄介 役)、・・・) [→別途、右記「注釈」参照]
  33. ^ ※クレジット序列未詳 (各回詳細省略) → (速水謙太郎・はな夫妻の子供) (共演) (宮脇康之(※子役) (※17回≦出演 (第16週~)) (長男 速水謙一郎 役)、古関八州夫(※子役) (※13回≦出演 (第29週~)) (長男 速水謙一郎 (小学生時代) 役)、津川雅彦 (※84回出演 (第33週~)) (長男 速水謙一郎 (一高時代~) 役)、川口敦子(劇団俳優座) (※69回出演 (第40週~)) (木村(海軍中佐)・孝子夫妻の長女 木村由紀子 ⇒ 速水謙一郎の妻 速水由紀子 役)、植田多華子(※子役) (※12回≦出演 (第29週~)) (長女 (速水謙一郎の妹) 速水弘恵 (年少時代) 役)、二木てるみ (※33回出演 (第33週~)) (長女 (速水謙一郎の妹) 速水弘恵 ⇒ 児玉哲夫の妻 児玉弘恵 役) および (※4回出演 (第42週)) ((速水謙一郎 (日東新聞(上海特派員)) が出会う) 長江菜館の店主の娘 役) ※2役、・・・) - (速水謙一郎・由紀子夫妻の子供) (共演) ・・・ (※中略 (年少時代)) ・・・ (小川吉信 (※14回≦出演 (第49週~)) (長男 速水謙吾 役)、コニー・ウィリアムソン (※10回≦出演 (第51週~)) (速水謙吾の妻(ドイツ人) ザビーネ速水 役)、設楽幸嗣 (※9回≦出演 (第49週~)) (次男 速水謙介 役)、・・・) [→別途、右記「注釈」参照]
  34. ^ ※クレジット序列未詳 (各回詳細省略) → (細倉夫婦) (共演) 大辻伺郎(大映) (※96回≦出演 (第6週~第17週,第22週~第32週)) ((速水謙太郎のお付きの) 馬丁 (⇒ 四谷の小料理店「はな家」の主人) ⇒ 横浜の屋台店「ひげカツ」の主人 ⇒ 上野広小路の屋台店「ひげカツ」の主人 細倉亀吉 役)、野村昭子(劇団俳優座) (※119回≦出演 (第6週~第17週,第22週~第32週,第33週~)) (細倉亀吉の妻 細倉とく (=おとく) 役)、・・・) [→別途、右記「注釈」参照]
  35. ^ ※クレジット序列未詳 (各回詳細省略) → [→調査中] (その他 (登場順))
  36. ^ 本作品における小川真由美の出演回については、NHKを通して確保された「放送リスト」の各回詳細の中で確認が取れた分を列挙している。
  37. ^ ※役名については、NHKの「放送リスト」上で非公開となったため、(脚本)小野田勇の著書「小説おはなはん(第二部)」 (映画芸術社刊行 (1967年2月5日初版発行)) から採録 ((P.139-)「神楽坂界隈」より登場)
  38. ^ ※出演回 (NHKを通して確保された「放送リスト」の各回詳細 および (脚本)小野田勇の著書「小説おはなはん(第二部)」の中、(p.139-)「神楽坂界隈」から「女ひとり」(-p.258)までに新規に登場する人物に基づいて推定) / (本編の映像が消滅しているため) クレジット序列未詳 → (第20週(第115回(月))~第28週(第168回(土))) (共演) (美川陽一郎 (※4回≦出演) (市ヶ谷左内坂の居宅(2階)を間貸ししている主人 海老名仙三 役)、鈴木光枝(劇団文化座) (※15回≦出演) (海老名仙三の妻 海老名鈴 (=お鈴) 役)、小川真由美(文学座) (※12回≦出演) ((市ヶ谷左内坂の貸間に住む) 村松姉妹の姉 村松秋 (=お秋) 役)、勝間典子 (※19回≦出演) ((市ヶ谷左内坂の貸間に住む) 村松姉妹の妹 村松春 (=お春) 役)) [→別途、右記「注釈」参照]
  39. ^ (共演) (金井大 (※3回≦出演) (一膳飯屋「江戸屋」の主人 大木政五郎 役)、蜷川幸雄(劇団青俳) (※6回≦出演) ((村松秋と駆け落ちするも破局に向かってゆく) 大学生 皆川 役)、荒木道子(文学座) (※1回出演) (皆川の母 役)、佐々木愛(劇団文化座) (※11回≦出演) ((東京女医学校の同期生) 佐伯優子 役)、嵯峨善兵(劇団民藝) (※3回≦出演) (佐伯優子の父 (横浜山下町の開業医) 佐伯医師 役)、・・・ (※中略 (東京女医学校の関係分)) ・・・ ) [→別途、右記「注釈」参照]
  40. ^ (共演) 岡田英次(劇団青俳) (※27回出演 (第22週~第28週)) (帝大病院の研究室 ⇒ 東京女医学校の講師 三雲圭介 役)、水谷八重子 (初代)(劇団新派) (※11回出演) (三雲圭介の母 三雲折江 役)
  41. ^ NHKの「金曜時代劇」 (1966年4月8日放映開始) のテレビドラマ枠は、金曜20時枠の放送時間枠内で第1作「大岡政談 池田大助捕物帳」に続いて娯楽時代劇路線の連続テレビドラマ作品がそのまま継続、1967年4月7日から1968年10月11日までの1年6ヶ月余りの間は、2作目の「文五捕物絵図」が放映された。
  42. ^ ※企画 : ※クレジット表示なし → 堀川浩二(NHK) ※制作 : 合川明(NHK)
  43. ^ 本作品は、(原則として)各話ごと松本清張原作の現代小説を翻案、岡っ引き“文五”およびその手下(下っ引き)たちによる捕物形式の時代劇として制作することがNHKにより企画化、「文五捕物絵図」と題してNHK制作による連続テレビドラマ作品として映像化、1967年4月7日から1968年10月11日まで74話にわたって、NHKの「金曜時代劇」のテレビドラマ枠で放映された。
  44. ^ ※出演回 (NHKアーカイブを通じて確保している本放送リストの各話詳細に記載された主なキャスト、倉本聰著作の脚本集に記載された各話の登場人物(主なキャスト)、脚本データベースを通じて公開されている脚本から確認することのできる主なキャスト、等に基づき推定 / クレジット序列推定 (※単独(ピン)) → (レギュラー出演) (主演) 杉良太郎(日活) (※全74話出演 (トップ)) (湯島天神下の目明し (岡っ引き) 文五 役) - (共演) (中トメG) ( 露口茂(劇団俳優小劇場) (※全74話出演) ((文五郎の元手下 ⇒ ) 文五の手下 (下っ引き) 丑吉 役) / 東野英治郎(俳優座) (※44話出演) (文五の父 (文五に目明しの跡目を継がせて隠居している) 文五郎 役) / 中村竹弥 (※21話≦出演) (北町奉行所の同心 長谷源八郎 役) ) [→別途、右記「注釈」参照]
  45. ^ ※クレジット序列未詳 (※連名) → (共演) ( 和崎俊也(松竹) (※65話≦出演) (文五の手下 (下っ引き) オランダ医者 横山草太郎 役)、東京ぼん太 (※39話≦出演 (第50話まで)) (文五の手下 (下っ引き) 小間物屋の与之助 役)、青山良彦(大映) (※54話≦出演) (文五の手下 (下っ引き) 質屋の若旦那 幸吉 役)、常田富士男(劇団企画集団66) (※52話≦出演) (文五の手下 (下っ引き) 「樽屋」⇒「下野屋」⇒「かっぱ屋」の板前 矢七 役)、松川勉 (※16話≦出演 (第35話まで)) (文五の手下 (下っ引き) 大工の三次 役)、※(第50話以降)レギュラー出演 → なべおさみ (※18話≦出演) (「上州屋」米店の丁稚 (第36話登場) ⇒ ・・・ ⇒ 文五の手下 (下っ引き) 小間物屋の巳之 役)、山田太郎 (※16話≦出演) (文五の手下 (下っ引き) 飾り職人 勘太 役) ) [→別途、右記「注釈」参照]
  46. ^ ※クレジット序列未詳 (※連名) → (共演) ( 奈美悦子 (※66話≦出演) (文五郎の養女 おけい 役)、長谷川稀世 (※40話≦出演) (「樽屋」を仕切る女主人 ⇒ (第39話から) 幸吉の女房 おしの 役)、井上清子 (※43話≦出演) ((「樽屋」にて姉を手伝う) おしのの妹 ⇒ (第40話から) 「下野屋」⇒「かっぱ屋」の女中 お京 役)、※(第50話以降)レギュラー出演 → 東山明美 (※7話≦出演) (与之助の妹 (第14話登場) ⇒ (第50話から) 「かっぱ屋」の女中 おはつ 役)、村田正雄 (※19話≦出演) ((河童の)川太郎 (第12話登場) ⇒ (「下野屋」のおかみを手伝う) 河太郎 ⇒ (第50話から) 「かっぱ屋」の主人 河太郎 役) )
  47. ^ ※クレジット序列未詳 (※連名) (準レギュラー出演) → (共演) ( ・・・ (※中略) ・・・ )
  48. ^ 本篇は、松本清張原作の小説「女義太夫」 (文藝春秋新社発行の月刊誌「オール讀物」の1964年11月号から12月号まで連載(初出)後、同じく文藝春秋新社刊行の(※単行本)「彩色江戸切繪圖」(1965年3月1日初版発行)の第6篇目(p.273~)に収録) は倉本聰により翻案され脚本化、本作品の第27話として、1967年10月27日に金曜時代劇のテレビドラマ枠にて放映された。
  49. ^ ※(第27話) (ゲスト出演) クレジット序列推定 (脚本集より役名採録) → (共演) 小川真由美(文学座)(トメ※単独) ((三田宿の岡場所に売られた在の娘) 甲州屋簪店の女主人 お力 役) - ※クレジット序列未詳 (脚本集より役名推定) → (共演) ( 北村和夫(文学座) ((三田宿の加納屋裏長屋に住む) 小間物屋で女衒の佐吉 役)、徳大寺伸 (堺の廻船問屋 田中屋次郎作 (作) 役)、加賀邦男(東映) (浅草厩橋の商人 五香松平左衛門 役)、・・・ (※中略) ・・・ ) - (演出) 和田勉(NHK)
  50. ^ 倉本聰倉本聰コレクション 9 文五捕物絵図 ・・・・ (1)」 (理論社刊行 (1983年4月 初版発行) (※単行本)) (※8篇の中の第6篇) 「甲州屋お力」 (p.177-p.212)
  51. ^ 小川真由美 - 単発出演 (※クレジット序列推定)
  52. ^ 本篇は、杉山義法によるオリジナル脚本にて、本作品の第38話として、1968年1月12日に金曜時代劇のテレビドラマ枠で放映された。
  53. ^ ※(第38話) (ゲスト出演) クレジット序列未詳 (NHKアーカイブを通じて確保している本放送リスト上、第38話の詳細で2021年11月まで公開されていた役名採録) → (共演) ( 杉村春子(文学座) (お駒 役) / 小川真由美(文学座) (お加代 役) / 三津田健(文学座) (常吉 役) / 川辺久造(文学座) (※役名未詳) / 菅野忠彦(文学座) (佐和之助 役) ・・・ (※中略) ・・・ ) - (演出) 安江泰雅(NHK)
  54. ^ 本篇は、松本清張原作の小説「ゼロの焦点」 (筑摩書房発行の月刊誌「太陽」の1958年1月号(新年號)から2月号(新春特別號)まで「虚線」と題されて(2回にわたり)連載(初出)されたが、「太陽」が休刊となったので、宝石社名義で発行された月刊誌(旧)「宝石」に、1958年3月号から1960年1月号まで19回 (休載4回) にわたって、「零の焦点」と改題され連載(初出)が遣り直された後、光文社刊行の(カッパ・ノベルス)「ゼロの焦点」(1959年12月25日初版発行)に収録) は、倉本聰により翻案され脚本化、本作品の第68話として、1967年10月27日に金曜時代劇のテレビドラマ枠で放映された。
  55. ^ ※(第68話) (ゲスト出演) クレジット序列推定 (脚本集等より役名採録) → (トメG) ( 小川真由美(文学座) ((谷中の岡場所「松の家」の元・女郎) 宗五郎の後妻 お夕 役) / 田島和子(劇団六月劇場) (鋭吉の妻 おくみ 役) / 永田靖(俳優座) ((文五郎の幼馴染み) 大網元 宗五郎 役) ) - ※クレジット序列未詳 (脚本集より役名推定) → (共演) ( 吉田義夫 (渡世人の吉次一家の親分 吉次 役)、稲吉靖 ((文五郎の元・手下) (わかめの仲買いをしている) 神田三河町の商人 鋭吉 役)、大塚周夫(劇団俳優小劇場) (渡世人の吉次一家の若い衆 政吉 役)、・・・ (※中略) ・・・) - (演出) 斎藤暁(NHK)
  56. ^ 倉本聰倉本聰コレクション 10 文五捕物絵図 ・・・・ (2)」 (理論社刊行 (1983年5月 初版発行) (※単行本)) (※7篇の中の第7篇) 「下総かくれ里」 (p.251-p.294)
  57. ^ NHKの土曜22時10分からの放送時間枠は、1969年10月≪秋≫の番組改編によって、それまでの路線(「お笑い招待席」)から国内ドラマの路線へ移行、(最長)1時間30分枠内の「ドラマ特集」と題されたテレビドラマ枠にて、1969年10月11日から1970年4月4日までの約6ヶ月間、第1作「時のなかの風景」から第12作「いつかあなたのように」までの12作のテレビドラマ作品が放映された。
  58. ^ 本作品は、1970年4月4日(土)の22時10分から23時までの50分枠の放送時間枠にて放映、さらに、22時18分から22時19分までの1分間、ニュースで中断となった。
  59. ^ ※企画 : ※クレジット表示なし ※制作 : 遠藤利男≪NHK≫
  60. ^ 本作品は、パディ・チャイエフスキー脚本の単発のテレビドラマ作品「The Mother (うちの母)」 ≪NBCで1954年4月4日に「The Philco Television Playhouse (フィルコテレビ劇場)」のテレビ番組枠にて放映≫ ((出演) キャスリーン・ネスビット (母役) モーリン・ステイプルトン (娘役) 他 - (演出) デルバート・マン≪NBC≫) を渡辺やえ子が翻訳、(国内ドラマ向けに) 「いつかあなたのように」と題して脚本化、NHK制作による単発のテレビドラマ作品 ((主演) 望月優子≪トップ≫ (母役) (共演) 小川真由美≪文学座≫≪トメ≫ (娘役) ※クレジット序列未詳→ 井川比佐志 (※役名未詳) 岩崎加根子 (※役名未詳) 名古屋章 (※役名未詳) 他 - (演出) 小林利雄≪NHK≫) として、1970年4月4日にドラマ特集のテレビ番組枠にて放映された。
  61. ^ NHKの土曜22時10分からの放送時間枠は、1970年4月≪春≫の番組改編によって、それまでの「ドラマ特集」のテレビ番組枠を毎月原則最終週の土曜日のみに踏襲 (それ以外の週の土曜日は海外ドラマ (「探偵ストレンジ」、「弁護士ジャッド」≪第2シリーズ≫、「ドクター・ウェルビー」) に移行)、1970年4月25日から1972年4月1日までの約2年間のうちの25週に、第13作「鹿鳴館」から第34作「恋の旅-母の」までの (再放送分(3週分)を除く) 22作の単発のテレビドラマ作品が放映された。
  62. ^ ※企画 : ※クレジット表示未詳 ※制作 : ※クレジット表示未詳
  63. ^ 泉鏡花原作の「婦系図」 (やまと新聞に1907年(明治40年)1月1日から4月28日まで連載、(戦後)岩波書店刊行の≪岩波文庫≫「婦系図」(1951年初版発行(前篇(2月10日)・後篇(3月25日)))に収録) は、戦前においては1934年から映画としてすでに3度映像化されていて、戦後になってからは、1955年に4度目の≪大映東京撮影所≫制作による「婦系図 湯島の白梅」と題された映画として映像化 ((主演) 鶴田浩二 (早瀬主税 役) (主演) 山本富士子 (お蔦 役) - (脚本) 衣笠貞之助 相良準 (監督) 衣笠貞之助 ※9月28日に大映配給で劇場公開)、それ以降1960年代までに2度(通算6度)映画として映像化された。また、テレビドラマ作品としては、1950年代から1960年代までに7度映像化されて、映画で共演した鶴田浩二と山本富士子は、日本テレビ制作による連続テレビドラマ作品 ((脚本) 大和久守正 (演出) 津田昭 †1959年1月8日から1月29日まで「鶴田浩二アワー」のテレビドラマ枠にて放映) および フジテレビ制作による「湯島の白梅」と題された前後編のテレビドラマ作品 ((脚本) 榎本滋民 (演出) ※未詳 ※1966年6月9日から6月16日まで「シオノギテレビ劇場」のテレビドラマ枠にて放映) にそれぞれ主演している。
  64. ^ 本作品については、1970年代に入って初めての (通算8度目の) テレビドラマ化、NHK制作による単発テレビドラマ作品 ((主演) 小川真由美≪トップ≫ (お蔦 役) (共演) ※クレジット序列未詳→ 田村正和 (早瀬主税 役) 内藤武敏 (酒井俊蔵 役) 沢井孝子 (酒井妙子 役) 弓恵子 (※役名未詳) 小鹿敦 (※役名未詳) 今井和子 (※役名未詳) 上原ゆかり (※役名未詳) 鈴木光枝 (※役名未詳) 久富惟晴 (※役名未詳) 草野大悟 (※役名未詳) 観世栄夫 (※役名未詳) 大滝秀治 (※役名未詳) 他 - (脚本) 大野靖子 (演出) 佐藤隆≪NHK≫) として、1972年1月29日に「ドラマ特集」のテレビ番組枠にて放映された。
  65. ^ NHKの月曜から金曜までの21時-21時30分枠は、1969年4月≪春≫の番組改編によって、それまでの報道番組(「NHKニュース」/「ニュースの焦点」)を繰り下げて夜の帯のテレビドラマ枠を新設、(原則)平日30分枠内の「銀河ドラマ」という帯のテレビドラマ枠にて、1969年4月7日から1972年3月31日までの3年間、第1作「一の糸」から第73作「火色」までの73作の連続テレビドラマ作品が放映された。
  66. ^ a b c ※企画 : ※クレジット表示未詳 ※制作 : ※クレジット表示未詳
  67. ^ 岸田国士原作の「」 (※戦前→朝日新聞社刊行の≪単行本≫「」(1940年8月10日初版発行) および ※戦後→角川書店刊行の≪角川文庫≫「泉」(1951年7月10日初版発行)に収録) は、≪松竹大船撮影所≫制作による映画 ((主演) 佐田啓二 (幾島暁太郎 役) (主演) 有馬稲子 (斎木素子 役) (共演) 他 (共演) 加東大介 (田沢重吉 役) 他 (共演) 佐分利信 (立花公房 役) - (脚色) 松山善三 (監督) 小林正樹 ※1956年2月26日に松竹配給で劇場公開) として初めて映像化、1970年代に入って、本作品で初めてテレビドラマ化、連続テレビドラマ作品 ((主演) 小川真由美≪トップ≫ (斉木素子 役) (共演) ※クレジット序列未詳→ 瑳川哲朗 (植物学者・幾島 役) 岡田英次 (実業家・立花 役) 内田朝雄 (土建会社社長・田沢 役) 他 - (脚本) 八木柊一郎 (演出) 佐藤満寿哉≪NHK≫) として、1972年2月28日から3月10日まで、10回、NHKの「銀河ドラマ」のテレビドラマ枠にて放映された。
  68. ^ NHKの「金曜時代劇」 (1966年4月8日放映開始) のテレビドラマ枠では、1972年10月≪秋≫の番組改編でもこれまでの時代劇路線を踏襲、1972年10月13日から1973年9月28日までの約1年間は、第7作「赤ひげ」が連続テレビドラマ作品として放映された。
  69. ^ ※企画 : ※クレジット表示未詳 ※制作 : 吉岡利夫≪NHK≫
  70. ^ 山本周五郎原作の「赤ひげ診療譚」 (文藝春秋新社発行の月刊誌「オール讀物」に1958年3月号から12月号まで8話の短篇として連載後、同社刊行の≪単行本≫「赤ひげ診療譚」(1959年2月初版発行)に収録) は、1960年代に入り、フジテレビの制作による単発のテレビドラマ作品として (本命のテレビドラマ作品の制作中止により企画がこの作品に変更されたことで) 初めて映像化 ((主演) フランキー堺 (新出去定 (赤ひげ) 役) (共演) 田宮二郎 (保本登 役) 他 - (脚本) 西島大 (演出) 武田信敬≪フジテレビ≫ ※1960年11月19日にフジテレビ系列の「夜の十時劇場」のテレビドラマ枠にて放映)、その後、数年間にわたり、東宝/黒沢プロダクションの制作によって、初めて「赤ひげ」と題されて映画化 ((主演) 三船敏郎 (新出去定 (赤ひげ) 役) (共演) 加山雄三 (保本登 役) 他 - (脚色) 井手雅人 小国英雄 菊島隆三 黒澤明 他 (監督) 黒澤明 ※1965年4月3日に東宝配給で劇場公開 ※黒澤明と三船敏郎とが組んだ最後の映画)、本作品については、1970年代に入り、3度目のテレビドラマ作品となり、映画と同じく「赤ひげ」と題されて、NHK制作による連続テレビドラマ作品 ((主演) 小林桂樹 (新出去定 (赤ひげ) 役) (共演) あおい輝彦 (保本登 役) 他) として映像化、1972年10月13日から1973年9月28日まで、49話、NHKの「金曜時代劇」のテレビドラマ枠にて放映された。
  71. ^ 新出去定 (赤ひげ) が “麻酔使用による患者の左腕の切断手術に挑む姿を描く” 倉本聰の脚本による本作品の第6話 ((≪レギュラー出演≫ (主演) 小林桂樹≪トップ≫ (新出去定 (赤ひげ) 役) (共演)