安芸区

あきく ウィキデータを編集
安芸区
絵下山
日本の旗 日本
地方 中国地方山陽地方
都道府県 広島県
広島市
市町村コード 34107-0
面積 94.08km2
総人口 74,118[編集]
推計人口、2024年3月1日)
人口密度 788人/km2
隣接自治体
隣接行政区
広島市東区南区安佐北区
呉市東広島市安芸郡府中町海田町熊野町坂町
安芸区役所
所在地 736-8501
広島県広島市安芸区船越南三丁目4番36号
北緯34度22分18.2秒 東経132度31分31.8秒 / 北緯34.371722度 東経132.525500度 / 34.371722; 132.525500座標: 北緯34度22分18.2秒 東経132度31分31.8秒 / 北緯34.371722度 東経132.525500度 / 34.371722; 132.525500
安芸区役所
安芸区役所

別館
広島県広島市安芸区船越四丁目28番3号
北緯34度22分34.4秒 東経132度31分37.4秒 / 北緯34.376222度 東経132.527056度 / 34.376222; 132.527056
安芸区役所別館
安芸区役所別館
外部リンク 広島市 安芸区役所
安芸区位置図
ウィキプロジェクト

安芸区(あきく)は、広島市を構成する8つの行政区のひとつ。

地理[編集]

1980年昭和55年)4月1日に、広島市の政令指定都市移行と同時に設置。

広島市の東部に位置する。広島市内8区の中で最も人口が少ない区である。これは安芸郡海田町熊野町坂町も編入合併する予定だったからである[注釈 1]

合併で広島市に編入された旧安芸郡瀬野川町、旧安芸郡熊野跡村(現在の阿戸町)、旧安芸郡船越町、旧安芸郡矢野町の区域から成る。旧船越町に区役所があり、旧瀬野川町、旧熊野跡村、旧矢野町には安芸区役所の出張所が置かれている。

区域は安芸郡海田町によって分断されており、旧矢野町の区域が飛び地となっている。当該地区の人口は約32,000人であり、全国で最も人口の多い飛び地である[1]

東区南区安佐北区と接しており、東区、南区とともに安芸郡府中町を囲んでいる。1つの市で1つの町を囲んでいる全国で唯一の例である[2]

また矢野地区では都市部の様相を示しているが、瀬野川流域の中野地区や中野東地区では周囲を山々に囲まれ盆地状の地形を成しており、その周辺を阿戸地区、畑賀地区、瀬野地区といった小盆地集落が点在している。

  • 二級河川
  • その他の河川
    • 宮下川
    • 入川
    • 的場川
    • 椛坂川
    • 熊野川
    • 畑賀川
    • 大藤川
    • 呉娑々宇山(682.2m)
    • 蓮華寺山(374m)
    • 絵下山(568.1m)

隣接する自治体・行政区[編集]

町名[編集]

ニュータウン・団地[編集]

  • スカイレールタウンみどり坂
  • みつぎ台団地
  • 瀬野川団地
  • 城平団地
  • 平原団地
  • 望ヶ丘団地
  • さくら台団地
  • 虹ヶ丘団地
  • 安芸ヶ丘団地
  • 鴨之巣団地
  • 幸崎団地 : 海田町に隣接、小学校のみ海田町立海田南小学校に通う
  • 矢野ニュータウン
  • 大磯団地
  • 星ヶ丘団地
  • 月ヶ丘団地
  • 天神日広団地
  • 神長日広団地
  • 梅河団地
  • 五月台団地 : 呉市に隣接、小学校・中学校は呉市立昭和北小学校・呉市立昭和北中学校に通う
  • 寺屋敷団地 : 呉市に隣接、小学校・中学校は呉市立昭和北小学校・呉市立昭和北中学校に通う

人口の変遷[編集]

  • 1980年  65,775
  • 1985年  68,169
  • 1990年  70,039
  • 1995年  74,542
  • 2000年  75,435
  • 2005年  76,656
  • 2010年  78,789
  • 2015年  79,353

公共施設[編集]

文化施設[編集]

主要な公園

官公庁[編集]

  • 広島市安芸区役所
    • 阿戸出張所
    • 中野出張所
    • 矢野出張所
    • 畑賀連絡所

警察

  • 区内には警察署はない。区内には以下の交番があり、全て海田警察署管轄である。
    • 船越交番(船越南1丁目)
    • 矢野交番(矢野西4丁目)
    • 中野交番(中野2丁目)
    • 中野東駅前交番(中野5丁目)
    • 瀬野交番(瀬野1丁目)

阿戸地区は熊野交番(熊野町)が管轄。以前は駐在所があったが廃止され、熊野交番管轄になった。

消防

2007年3月31日までは、海田地区消防組合消防本部の管轄であり、広島市内でありながら安芸区のみ広島市消防局の管轄ではなかった。海田地区消防組合消防本部は同日付で解散し、広島市消防局に編入され広島市安芸消防署となった。従って、広島市消防局であるが、安芸郡海田町、熊野町、坂町も管轄下に置くこととなった。

メディア[編集]

  • 放送局
    • ちゅピCOM
      「安芸ケーブルテレビ」として開局した後合併を重ね、「ふれあいチャンネル」(安芸支局)、「ちゅぴCOMふれあい」(安芸支局)、「ちゅぴCOM」(安芸支局)を経て、現在「ちゅぴCOM」の本社直轄エリアとなる。

主要な医療機関[編集]

その他[編集]

産業[編集]

かもじかつら)が、矢野地区で昭和初期まで盛んに生産。全国的に有名だったが、現在は衰退。マツダの工場が近いことより関連会社も多くある。前述のように、広島市中央卸売市場 東部市場もある。

安芸区に本社を置く企業[編集]

安芸区に拠点を置く企業[編集]

デパート・大規模商業施設[編集]

以下に記載する商業施設は大規模で広域集客力のある物に限定し、店舗の大まかな説明も記載している。百貨店はサテライト店舗でない物、ショッピングセンターは原則10,000m2以上(参照)としている。ただし、施設が集積しているなどしている場合は、例外的に掲載している場合も有る。

  • 区内に大規模な施設は存在しない。

教育[編集]

大学[編集]

私立

専門学校[編集]

  • 日本ウェルネススポーツ専門学校

高等学校[編集]

公立

中学校[編集]

公立

小学校[編集]

公立

幼稚園[編集]

保育園[編集]

交通[編集]

鉄道[編集]

※ その他、山陽新幹線東広島駅 - 広島駅間で当区を2度通過しているが、すべてトンネル区間である。

バス[編集]

2003年3月31日までは、中国JRバスも走っていた。

道路[編集]

史跡・歴史的建造物[編集]

広島市の文化財(1) 有形文化財:建造物広島市の文化財(10) 記念物:史跡広島市の文化財(11) 記念物:名勝広島市の文化財(12) 記念物:天然記念物広島市の文化財(13) 登録文化財より。

  • 史跡(県指定)
  • 史跡(市指定)
    • 中野砂走の出迎えの松
    • 新宮古墳
  • 天然記念物(市指定)
    • 切幡神社の大ケヤキとシイ林

安芸区出身の有名人[編集]

市外局番・郵便番号[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 安芸区に安芸郡3町を加えた人口は約145,000人であり、南区と同規模の人口となる。なお、同じ安芸郡の府中町は東区に編入の予定であった。
  2. ^ 「739-03xx」地域は元・瀬野川郵便局管轄。2015年に瀬野川郵便局の無集配局化に伴って海田郵便局へ移管。

出典[編集]

  1. ^ 「日本列島飛び地の謎」(廣済堂出版)p17-p19
  2. ^ 「日本列島飛び地の謎」(廣済堂出版)p50-p52

関連項目[編集]

外部リンク[編集]