增菘瑋

增 菘瑋
基本情報
国籍 中華民国の旗 中華民国台湾
出身地 台湾省台東県
生年月日 (1984-12-28) 1984年12月28日(39歳)
身長
体重
177 cm
85 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2007年 アマチュアFA
初出場 2011年3月19日
最終出場 2017年10月7日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム チャイニーズタイペイの旗 チャイニーズタイペイ
WBC 2006年2009年2013年
增菘瑋
各種表記
和名表記: ぞう しゅうい
発音転記: ゼン スンウェイ
英語名 Sung-Wei Tseng
テンプレートを表示
獲得メダル
男子 野球
チャイニーズタイペイの旗 チャイニーズタイペイ
アジア競技大会
2006

增 菘瑋(ゼン・スンウェイ、1984年12月28日 - )は、台湾台東県出身の元プロ野球選手投手)。右投右打。ニックネームは「牧師[1]

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

国立台湾体育学院在学中の2006年第1回ワールド・ベースボール・クラシックチャイニーズタイペイ代表に選出された。11月から12月にかけて開催されたドーハアジア競技大会の野球チャイニーズタイペイ代表に選出された。同大会では優勝を果たした。

プロ入りとインディアンス傘下時代[編集]

2007年クリーブランド・インディアンスとマイナー契約を結んだ。

2009年開幕前の3月に開催された第2回WBCチャイニーズタイペイ代表に選出され、2大会連続2度目の選出を果たした。同大会では第2戦の対中国戦で、4回途中3失点と崩れた林岳平の後を2番手として登板し、2イニングを被安打2、4奪三振と好投したが打線が点を取れずにチームは1次リーグ敗退となった。

エレファンツ時代[編集]

2011年から、中華職業棒球大聯盟兄弟エレファンツに所属する。

2012年9月21日に第3回WBC予選のチャイニーズタイペイ代表が発表され[2]。11月には第3回WBC予選前にキューバ代表との国際親善試合である「サンダーシリーズ」のチャイニーズタイペイ代表に選出された[3]

2015年オフに中信兄弟から戦力外通告を受けた。

ガーディアンズ時代[編集]

2017年富邦ガーディアンズに入団し[4]、12月28日に今季限りでの現役引退を発表した[5]

プレースタイル[編集]

最速156km/h[1]ストレートスプリットスライダーシンカーカーブを武器とする。制球力が課題であったが、2012年は制球力が大幅に向上した。後にイップスのせいで制球が酷くなり[1]戦力外通告を受けたが、1年のブランクを経て富邦ガーディアンズに入団してからは嘘のように制球力を取り戻した。

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2011 兄弟 7 3 0 0 0 0 1 0 0 .000 83 16.2 21 1 17 0 3 4 2 0 13 12 6.48 2.28
2012 15 14 0 0 0 5 4 0 0 .556 357 84.1 102 6 15 0 4 39 2 0 39 34 3.63 1.39
2013 28 27 2 0 1 10 10 0 0 .500 658 152.0 170 8 49 0 2 54 8 0 77 65 3.85 1.44
2014 7 6 0 0 0 0 3 0 0 .000 121 23.0 37 1 15 0 1 6 8 0 27 20 7.83 2.26
通算:4年 57 50 2 0 1 15 18 0 0 .455 1219 276.0 330 16 96 0 10 103 20 0 156 131 4.27 1.54
  • 2016年度シーズン終了時

背番号[編集]

  • 42 (2011年 - 2015年)
  • 8 (2017年)

代表歴[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c 增菘瑋 (中国語) 2018年1月7日閲覧
  2. ^ 2012 WBC資格賽中華隊28人名單最後確認[リンク切れ] CPBL公式サイト (中国語) (2012年9月21日) 2015年3月28日閲覧
  3. ^ WBC 資格賽《賽前組訓熱身賽》球員出賽參考名單 (中国語) 2015年4月19日閲覧
  4. ^ 增菘瑋確定加盟富邦悍將 青年日報 (中国語) (2017年1月8日) 2017年1月31日閲覧
  5. ^ 選手生涯沒有遺憾 增菘瑋:最美好的結束 SETN三立新聞網 (中国語) (2017年12月28日) 2018年1月7日閲覧

外部リンク[編集]