坂本政右衛門

坂本政右衛門

坂本 政右衛門(さかもと まさえもん、1879年1月20日 - 1942年2月27日)は、日本陸軍軍人。最終階級は陸軍中将

略歴[編集]

1879年(明治12年)、高知県高岡郡宇佐村(現・土佐市)に生まれた。1899年(明治32年)11月、陸軍士官学校(11期)を卒業し、翌年6月、歩兵少尉に任官。1911年(明治44年)11月、陸軍大学校(23期)を卒業。

1920年(大正9年)8月、陸軍兵器本廠付となり、1921年(大正10年)4月、歩兵大佐に昇進。同年7月、歩兵第55連隊長に就任。1922年(大正11年)8月、第8師団参謀長に転じ、教育総監部第1課長に移る。1925年(大正14年)5月、陸軍少将に進級し第3師団司令部付となる。1926年(大正15年)3月、歩兵第5旅団長に就任。陸軍歩兵学校付、同校教育部長、陸軍士官学校長を歴任。

1930年(昭和5年)8月、陸軍中将に進む。1931年(昭和6年)8月、第6師団長に親補され、満州事変時に熱河を攻略して武功を上げる。1934年(昭和9年)3月、待命そして予備役編入となり帰郷。同年4月、勲一等旭日大綬章を受ける。1942年(昭和17年)2月27日、64歳で死去。

栄典[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 『官報』第1646号「叙任及辞令」1932年6月27日。

参考文献[編集]

  • 『高知県人名事典』高知市民図書館、1970年。
  • 福川秀樹『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。
  • 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。