坂本勉 (トルコ学者)

坂本 勉
人物情報
生誕 (1945-11-06) 1945年11月6日
日本の旗 日本山梨県
出身校 慶應義塾大学
学問
研究分野 歴史学(トルコ史・中東史)
研究機関 慶應義塾大学
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坂本 勉(さかもと つとむ、1945年11月16日[1] - )は、日本のトルコ史・中東史学者。慶應義塾大学名誉教授

経歴[編集]

1945年山梨県生まれ。1969年慶應義塾大学文学部東洋史専攻卒業。1975年同大学院文学研究科博士課程満期退学。大学では、前嶋信次井筒俊彦らに師事した。 1974年より慶應義塾大学文学部助手。1976~78年テヘラン大学ケンブリッジ大学中東センターに留学。1981年に助教授昇進、1991年より教授。1987‐89年日本学術振興会西アジア地域センター(アンカラ)派遣研究員およびアンカラ大学言語・歴史・地理学部講師としてトルコに滞在。1999-2000年ボアジチ大学(トルコ・イスタンブール)文理学部訪問教授[2]。2011年に定年退職し、名誉教授となった。

著書[編集]

  • 『トルコ民族主義』講談社現代新書 1996
  • 『イスラーム巡礼』岩波新書 2000
  • 『ペルシア絨毯の道 モノが語る社会史』山川出版社 2003
  • 『トルコ民族の世界史』慶應義塾大学出版会 2006、新版2022
  • 『イスタンブル交易圏とイラン 世界経済における近代中東の交易ネットワーク』慶應義塾大学出版会 2015

共編・編著[編集]

  • 『新書イスラームの世界史(3) イスラーム復興はなるか』鈴木董共編 講談社現代新書 1993
  • 『近代日本とトルコ世界』池井優共編 勁草書房 1999。慶應義塾大学地域研究センター叢書
  • 編著『日中戦争とイスラーム 満蒙・アジア地域における統治・懐柔政策』慶應義塾大学出版会 2008。東アジア研究所叢書
  • 井筒俊彦とイスラーム 回想と書評』松原秀一共編 慶應義塾大学出版会 2012

論文[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 『現代日本人名録』2002年
  2. ^ 『イスタンブル交易圏とイラン』著者紹介

外部リンク[編集]