地球の歩き方

株式会社地球の歩き方
Arukikata. Co.,Ltd.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
141-8425
東京都品川区西五反田2-11-8
設立 2020年12月1日(事業開始:2021年1月1日
業種 情報・通信業
法人番号 9010701040178 ウィキデータを編集
事業内容 「地球の歩き方」出版および関連事業、旅行マーケティング事業
代表者 代表取締役社長 新井邦弘
資本金 500万円
純利益 2億2179万5000円
(2023年9月期)[1]
総資産 16億5286万2000円
(2023年9月期)[1]
主要株主 株式会社Gakken
外部リンク www.arukikata.co.jp
特記事項:2021年にダイヤモンド・ビッグ社から事業譲渡を受ける形で事業開始。
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地球の歩き方(ちきゅうのあるきかた)は旅行ガイドブック。株式会社地球の歩き方が発行し、Gakken(旧:学研プラス)が販売している。1979年の創刊以来、世界各地を紹介する旅行ガイドブックが計100タイトル以上も販売されている。創刊時から2020年12月末まではダイヤモンド・ビッグ社が発行しダイヤモンド社が発売していたが、2021年1月より、教育・教養出版社の学研グループに事業譲渡された。

沿革[編集]

1979年に「ヨーロッパ」編と「アメリカ」編の2冊により創刊された。それまでの旅行ガイドブックは現地の観光スポットの紹介を中心に構成されていたのに対して、個人旅行者の利用を念頭に、現地での移動や滞在など「手段」のガイドを中心に据えた構成であった。1981年に「インド」編を刊行、以降、主に若年の個人旅行者(特にバックパッカー)をターゲットとし、バックパッカーを中心とした読者からの生の声を、そのまま掲載するコーナーなどに特徴があった。一方で真偽不明の怪情報も少なからず記載されていたことから、かつては「地球の迷い方」と揶揄されていたという[2]

1980年代から、個人の海外旅行者にとっての有力な情報源の一つとして利用されてきたが、2000年代以降、交通手段や現地の宿泊施設・レストランなどに関する情報が、インターネットスマートフォンを通じて随時入手できるようになったことから、情報量の面での利点は薄れている。また、若年者の海外旅行離れやバックパッカーの減少を受け、富裕層の中高年を意識した内容へと変化し、宿泊施設の紹介においては、高級ホテルから中級ホテルをメインに記載されるようになっている。

旅行目的の多様化を受けて、通常のガイドブックに加えて、「ポケット」「リゾート」「地球の暮らし方」などの派生シリーズが展開されている。元来海外旅行用のシリーズであったことから、通常のガイドブックでは長らく「日本」編は発刊されていなかったが、派生シリーズでは「日本の観光地」も取り上げられている。

読者からの投稿を募った上で、最新の情報を反映した更新版を随時発刊している。毎年更新版が発刊される地域と、数年の間隔が置かれる地域(日本人旅行者の比較的少ない地域など)があり、更新間隔は国家・地域によって差がある。

日本語の旅行ガイドブックであることから、多言語に訳されている旅行ガイドブックであるロンリープラネットに比べて、多色刷りで地図や写真が多く、日本人旅行者の多い地域が刊行の中心となっている。

なお、風俗街に関係する地域や場所に関する記述は、意図的に掲載を退けられており、記述さえ載っていない[要出典]

地図の表記は、日本国外務省の見解に沿った内容となっており、中華民国台湾)と中華人民共和国は「別の色」で塗り分けられているが、中華人民共和国が「一つの中国」を堅持している事が原因で、中華人民共和国に本書を持ち込み、入国審査時に見つかった場合、別室に連れて行かれたり、本書を没収されることがあるといい、中華人民共和国を扱った本ガイドブックには、この事が「注意事項」として記載されている[要出典]

2019年末からの新型コロナウイルス感染症の世界的流行の影響で旅行者が激減し、さらに取材も行えなかったため売上が9割減となるなど危機的な状況を迎えた。しかし、2020年東京オリンピック2020年東京パラリンピックの開催を踏まえて企画していた、『世界244の国と地域』など世界各地の雑学を紹介する「地球の歩き方 旅の図鑑シリーズ」(青版)が大ヒットとなった[3]。また、同時期に発売されたシリーズ初の国内版『東京』も好評を博し、『東京 多摩地域』などさらなる展開を見せている[3][4]。更に2022年に『ムー』とコラボレーションした『地球の歩き方 ムー 異世界の歩き方』は12万部を売り上げた[3]。2022年には人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』とタイアップした『地球の歩き方 JOJO ジョジョの奇妙な冒険』、札幌テレビの『どさんこワイド』とタイアップした『北海道』が出版されている[5]

発行企業について[編集]

旧発行企業である株式会社ダイヤモンド・ビッグ社は、ダイヤモンド社から分離する形で1969年9月に設立され、当初は就職情報の出版事業を展開していた[6][7]。「地球の歩き方」を発行以降は同書を中心とした旅行関連書籍の発行を中心に、訪日外国人向け情報メディア「GOOD LUCK TRIP」も展開している。

2020年11月16日、ダイヤモンド・ビッグ社による出版事業・インバウンド事業を学研グループに譲渡すると発表した。新型コロナウイルスの世界的流行により海外旅行関連の事業環境が変化したことが影響しており、事業の維持を目的として事業譲渡が決定した物である。2020年12月1日に学研プラス(現・Gakken)の子会社として株式会社地球の歩き方を設立、2021年1月1日付で事業譲渡を行い、以降は地球の歩き方・発行、学研プラス・発売となった[8][9]

ダイヤモンド・ビッグ社は2023年3月31日に解散を決議。同年5月19日に東京地方裁判所から特別清算開始決定を受けた[7][10]

ガイドブック一覧[編集]

ガイドブック一覧の詳細は こちら

最新版は2024年-2025年版だが、最新版が発刊されていないものも含む(日本版では一部「永久保存版」とされているものもある)。帯には地域ごとに(A(青緑):ヨーロッパ、B(赤):南北アメリカ、C(青):太平洋/インド洋の島々&オセアニア、D(紫):アジア、E(茶色):中近東/アフリカ、J(ピンク):日本)と、「A06 - フランス」のようにタイトル番号や色が割り振られている。

No. 番号 タイトル 最新版発行月 次回予定・詳細等
1 A01 ヨーロッパ 2020年3月
2 A02 【国】イギリス 2023年10月
3 A03 [都市]ロンドン 2023年3月
4 A04 (地域)湖水地方&スコットランド 2020年8月
5 A05 【国】アイルランド 2019年6月 ※2024年3月
6 A06 【国】フランス 2023年7月
7 A07 [都市]パリ&近郊の町 2022年12月
8 A08 (地域)南仏 プロヴァンス 2020年3月 コート・ダジュールモナコ
9 A09 【国】イタリア 2019年12月 ※2024年4月
10 A10 [都市]ローマ 2018年4月
11 A11 [都市]ミラノヴェネツィア 2019年3月 湖水地方
12 A12 [都市]フィレンツェトスカーナ 2019年6月
13 A13 (地域)南イタリアシチリア 2020年4月
14 A14 【国】ドイツ 2022年10月
15 A15 (地域)南ドイツ フランクフルト ミュンヘン 2023年10月 ロマンティック街道 古城街道
16 A16 [都市]ベルリンと北ドイツ 2020年3月 ハンブルクドレスデンライプツィヒ
17 A17 【国】ウィーンオーストリア 2023年3月
18 A18 【国】スイス 2023年6月
19 A19 【国】オランダ ベルギー ルクセンブルク 2020年8月 ※2024年2月
20 A20 【国】スペイン 2023年7月
21 A21 [都市]マドリードアンダルシア 世界遺産 2019年2月 鉄道とバスで行く世界遺産
22 A22 [都市]バルセロナ&近郊の町 2020年2月 イビサ島マヨルカ島
23 A23 【国】ポルトガル 2019年7月 ※2023年12月
24 A24 【国】ギリシア 2018年10月 エーゲ海の島々&キプロス
25 A25 (地域)中欧 2019年1月
26 A26 【国】チェコ ポーランド スロヴァキア 2020年5月
27 A27 【国】ハンガリー 2019年2月
28 A28 【国】ブルガリア ルーマニア 2019年3月
29 A29 (地域)北欧 2020年8月 デンマーク ノルウェー スウェーデン フィンランド
30 A30 バルトの国々 2019年5月 エストニア ラトヴィア リトアニア
31 A31 【国】ロシア 2020年7月
32 A32 極東ロシア シベリア サハリン 2019年3月
33 A34 【国】クロアチア スロヴェニア 2019年3月 ※2023年11月
34 B01 【国】アメリカ 2018年12月
35 B02 (地域)アメリカ西海岸 2019年11月 ※2024年4月
36 B03 [都市]ロスアンゼルス 2023年3月
37 B04 [都市]サンフランシスコ 2019年7月 シリコンバレー
38 B05 [都市]シアトル ポートランド 2023年10月 ワシントン州オレゴン州の大自然
39 B06 [都市]ニューヨーク 2022年8月 ※2024年2月/マンハッタンブルックリン
40 B07 [都市]ボストン 2020年1月
41 B08 [都市]ワシントンDC 2023年5月
42 B09 [都市]ラスベガス 2023年3月
43 B10 (地域)フロリダ 2023年8月
44 B11 [都市]シカゴ 2020年4月
45 B12 (地域)アメリカ南部 2019年4月
46 B13 (地域)アメリカの国立公園 2019年6月 ※2023年12月
47 B14 [都市]ダラス ヒューストン デンバー 2020年1月
48 B15 (地域)アラスカ 2018年12月
49 B16 【国】カナダ 2023年10月
50 B17 (地域)カナダ西部 2023年4月
51 B18 (地域)カナダ東部 2023年1月 ナイアガラメープル街道の街
52 B19 【国】メキシコ 2018年9月
53 B20 (地域)中米 2017年9月
54 B21 【国】ブラジル ベネズエラ 2018年3月
55 B22 【国】アルゼンチン チリ パラグアイ ウルグアイ 2020年3月
56 B23 【国】ペルー ボリビア エクアドル コロンビア 2019年12月
57 B24 【国】キューバ バハマ ジャマイカ 2018年9月 カリブの島々
58 B25 (地域)アメリカ・ドライブ 2019年11月
59 C01 (地域)ハワイ オアフ島ホノルル 2022年8月 ※2023年11月
60 C02 (地域)ハワイ島 2023年6月
61 C03 (地域)サイパン ロタテニアン 2017年12月
62 C04 (地域)グアム 2022年12月
63 C05 (地域)タヒチ イースター島 2019年3月
64 C06 【国】フィジー 2018年6月
65 C07 (地域)ニューカレドニア 2020年8月
66 C08 【国】モルディブ 2019年9月
67 C10 【国】ニュージーランド 2023年6月
68 C11 【国】オーストラリア 2022年9月 ※2024年4月
69 C12 (地域)ゴールドコーストケアンズ 2023年8月
70 C13 [都市]シドニー&メルボルン 2019年5月
71 D01 【国】中国 2018年10月
72 D02 [都市]上海 杭州 蘇州 2019年7月
73 D03 [都市]北京 2019年2月
74 D04 [都市]大連 瀋陽 ハルビン 2018年11月
75 D05 [都市]広州 アモイ 桂林 2019年2月
76 D06 [都市]成都 重慶 九寨溝 麗江 2019年10月
77 D07 [都市]西安 敦煌 ウルムチ 2019年11月
78 D08 (地域)チベット 2018年6月
79 D09 [都市]香港 マカオ 深圳 2019年6月 ※2023年11月
80 D10 (地域)台湾 2023年6月
81 D11 (地域)台北 2023年10月
82 D13 (地域)台南 高雄 屏東&南台湾の町 2019年1月 ※2024年3月
83 D14 【国】モンゴル 2020年3月 ※2024年3月
84 D15 (地域)中央アジア 2019年6月 サマルカンドシルクロード
85 D16 (地域)東南アジア 2020年3月
86 D17 【国】タイ 2023年6月
87 D18 [都市]バンコク 2022年12月 ※2024年3月
88 D19 【国】マレーシア ブルネイ 2023年2月
89 D20 【国】シンガポール 2023年3月
90 D21 【国】ベトナム 2022年12月
91 D22 (地域)アンコール・ワット 2023年7月 【国】カンボジア
92 D23 【国】ラオス 2023年10月
93 D24 【国】ミャンマー 2020年3月
94 D25 【国】インドネシア 2020年1月 ※2024年3月
95 D26 (地域)バリ島 2023年10月
96 D27 【国】フィリピン 2023年10月
97 D28 【国】インド 2023年7月
98 D29 【国】ネパールヒマラヤトラッキング 2020年8月
99 D30 【国】スリランカ 2019年10月
100 D31 【国】ブータン 2018年3月
101 D32 【国】パキスタン 2007年7月
102 D33 [都市]マカオ 2018年4月
103 D34 [都市]釜山 慶州 2017年3月
104 D35 【国】バングラデシュ 2014年10月
105 D36 (地域)南インド 2016年3月 アーユルヴェーダの本場
106 D37 【国】韓国 2023年3月
107 D38 [都市]ソウル 2023年4月
108 E01 [都市]ドバイアラビア半島の国々 2020年2月
109 E02 【国】エジプト 2020年8月 ※2024年6月
110 E03 [都市]イスタンブールトルコの大地 2019年8月
111 E04 ペトラ遺跡ヨルダン レバノン 2019年2月
112 E05 【国】イスラエル 2018年10月
113 E06 【国】イラン 2016年12月 遺跡を訪ね、街歩きを楽しむ
114 E07 【国】モロッコ 2019年7月
115 E08 【国】チュニジア 2019年10月
116 E09 (地域)東アフリカ 2016年7月 ウガンダエチオピアケニアタンザニア
117 E10 【国】南アフリカ 2020年3月
118 E11 【国】リビア 2010年4月
119 E12 【国】マダガスカル 2019年10月
120 J00 日本 2022年9月
121 J01 東京23区 2023年7月
122 J02 東京多摩地域 2022年3月 高尾御岳奥多摩 全30市町村を完全網羅
123 J03 京都 2022年3月
124 J04 沖縄 2022年5月 本島周辺の島々・八重山諸島・宮古諸島
125 J05 北海道 2022年6月
126 J06 神奈川 2024年3月
127 J07 埼玉 2023年3月
128 J08 千葉 2022年12月
129 J09 札幌小樽  2023年7月 札幌10区・北広島登別余市ニセコ積丹
130 J10 愛知 2023年8月
131 J11 世田谷区 2024年2月
132 J12 四国 2023年11月
133 J13 北九州市 2024年2月
134 J14 東京の島々 2024年3月

他のシリーズ[編集]

主なものを挙げる。

  • 地球の歩き方 ポケット
  • 地球の歩き方 リゾート
リゾート地に特化したガイド本で、24種類が発刊または発刊予定となっている。地域別に発刊しているもののほか、同一または近隣地域でも目的(子ども同伴、ドライブ目的など)に応じて複数種類を発刊している地域もある。このほか、対象を特化(テーマパークスクーバダイビングなど)したものも発刊されている[11]

コラボ企画物[編集]

他社(の作品)とコラボレーションすることもある。

他言語版[編集]

韓国語
大韓民国では『世界を行く』(Segyereul ganda 세계를 간다)を、RH korea社(旧ランダムハウスコリア社←中央M&B社、中央日報系列)が版権を得て翻訳のうえ発刊している。
中国語
中華人民共和国では『走遍全球』(中文表記: 走遍全球)を、株式会社ヴァレンタインと中国での合弁走編全球文化伝播有限公司が版権を得て翻訳のうえ簡体字中国語で発刊している。
中華民国(台湾)では『地球の歩き方』(正体字: 地球步方)を、2009年から墨刻出版(正体字: 墨刻出版)が版権を得て翻訳のうえ繁体字中国語で発刊している。

関連するテレビ番組[編集]

当ガイドブックの協力を得て制作された主な番組[編集]

この他、『水曜どうでしょう』(北海道テレビ)とのコラボレーションとして、「一番くじ 水曜どうでしょう 旅のカリスマ」(BANDAI SPIRITS)の景品用に「水曜どうでしょう×地球の歩き方 上下巻」が制作された[13][14]。これは同番組の海外ロケで当ガイドブックを用いることが多いことからによるもので、同書では「ヨーロッパ21カ国完全制覇シリーズ」を題材に制作されている。その後2020年10月から新作「21年目のヨーロッパ21ヵ国完全制覇」の放送開始にあたり、新作の内容も加味した改訂版を制作、上巻が同年12月に、下巻が2021年4月にHTBオンラインショップやローソンなど販路限定で発売されている[15]。2022年12月14日には、原付の旅シリーズを題材として日本国内での3作を元とした「原付の旅「日本列島制覇」編」と原付ベトナム縦断1800キロを元とした「原付の旅「ベトナム縦断」編」を発売予定[16]

2022年6月30日発売の日本国内版書籍「地球の歩き方 J05 北海道」では、「どさんこワイド179」(札幌テレビ)とコラボレーションして番組独自の北海道内の観光情報の提供や番組出演アナウンサーのお勧め観光情報などの記事を盛り込み、また書籍と連動した観光映像の配信を実施[17]

地球の歩き方復活についての番組[編集]

テレビドラマ[編集]

ドラマ 地球の歩き方
Travel your Life!
ジャンル テレビドラマ
原案 『地球の歩き方』
構成 竹村武司
監督 菅井祐介
永岩祐介
出演者 三吉彩花
森山未來
松本まりか
森山直太朗
音楽 冨田ラボ
オープニング Tempalay
「今世紀最大の夢」
エンディング MONKEY MAJIK
「The Good Life」
製作
プロデューサー 高柳亮博
石田雄作
石川竜輝
岡本宏毅
制作 テレビ大阪
テレコムスタッフ
製作 ドラマ「地球の歩き方」製作委員会
放送
放送チャンネルテレビ大阪
BSテレビ東京
映像形式文字多重放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2024年1月14日 - 3月31日
放送時間【テレビ大阪】
日曜 0:55 - 1:25
土曜深夜)
【BSテレビ東京】
日曜 0:00 - 0:30
(土曜深夜)
放送枠真夜中ドラマ
放送分30分
回数12
公式サイト(テレビ大阪)
公式サイト(BSテレビ東京)

特記事項:
1月6日よりLeminoにて1週間独占先行配信。
第7話は66分繰り下げ(2:01 - 2:31)。
第8話は30分繰り下げ(1:25 - 1:55)。
最終話は15分繰り下げ(1:10 - 1:40)。
テンプレートを表示

テレビ大阪BSテレビ東京・BSテレビ東京4Kの「真夜中ドラマ」枠で2024年1月14日(13日深夜)から3月31日(30日深夜)まで放送された[20]。全12話[20]

旅好き芸能人たちが『地球の歩き方』編集部から「特集を組んで欲しい」と依頼を受け、現地へ旅立つことから始まるストーリーとなる[20]

韓国タイサイパンニュージーランドの計4か国を4人の芸能人ライターがそれぞれ1つの国を担当し、実在する人物に話を聞いたり、実在の場所に訪れるなど、自らの取材を通じてその国の新たな魅力を発見し、オリジナル特集ページを完成させていく作品となっている[20]。1つの旅につき前中後篇の3話からなる。

有料動画配信サイト『Lemino』にて1週間独占先行配信されるほか、無料公式テレビポータル『TVer』にて1週間の見逃し配信を行う予定[20]

また「ドラマ 地球の歩き方」DVD-BOXが2024年8月2日に発売されることが発表された。[21]

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

放送日程[編集]

各話 放送日 サブタイトル[25] 旅人(主演) 監督
第1話 1月14日 オモニと韓国グルメ&サウナ
“海外旅行のバイブル”まさかのドラマ化!
三吉彩花 菅井祐介
第2話 1月21日 韓流スター御用達!エステ&韓服
オモニ探しに新展開
第3話 1月28日 生き別れたオモニはどこに?
韓国のリゾート・チェジュ島へ
第4話 2月04日 ド迫力!タイの最前線アート
バンコクで初の作品制作!?
森山未來
第5話 2月11日 驚愕!アカ族の食生活
謎の男は一体?チェンライで波乱の展開…
第6話 2月18日 予想外すぎる結末…至福のリゾートで一体何が!?
第7話 2月25日 サイパンに宿る精霊?腕にできた謎のアザ… 松本まりか
第8話 3月03日 地上の楽園!シャーマン登場で精霊の正体が明らかに…
第9話 3月10日 七色のビーチと精霊 島に残る戦争の記憶
第10話 3月17日 キャンピングカーで巡るマオリの聖地 森山直太朗
第11話 3月24日 さくら独唱 NZに響く思い出の一曲
最終話 3月31日 新曲誕生!戦いの舞踊ハカと森の父
  • 第7話は前日放送の『世界卓球2024 女子団体決勝 日本の旗 日本×中華人民共和国の旗 中国』中継(19:54 - 23:54)に伴い66分繰り下げられ、2時01分 - 2時31分に放送された。
  • 第8話は前日放送の『サタデーナイトJ 1時間SP』(23:30 - 0:30)に伴う特別編成の関係で30分繰り下げられ、1時25分 - 1時55分に放送された。
  • 最終話は前日放送の『出没!アド街ック天国』(21時 - 22時9分)に伴う特別編成の関係で15分繰り下げられ、1時10分 - 1時40分に放送された。

ネット局[編集]

(テレビ大阪・BSテレビ東京以外)

  • 宮城テレビ放送(2024年1月19日未明〈18日深夜〉-4月5日未明〈4日深夜〉)金曜(木曜深夜)0:59-1:29
  • 福島中央テレビ(2024年1月20日-4月6日)土曜10:00-10:30
  • テレビ新潟放送網(2024年1月21日未明〈20日深夜〉-4月7日未明〈6日深夜〉)日曜(土曜深夜)1:35-2:05
  • テレビ愛知(2024年1月17日未明〈16日深夜〉-4月3日未明〈2日深夜〉)水曜(火曜深夜)1:30-2:00
  • ぎふチャン(2024年1月20日未明〈19日深夜〉-4月13日未明〈12日深夜〉)土曜(金曜深夜)0:30-1:00
  • びわ湖放送(2024年1月20日-4月6日)土曜23:30-24:00
  • テレビ和歌山(2024年1月18日未明〈17日深夜〉-4月4日未明〈3日深夜〉)木曜(水曜深夜)0:00-0:30
  • テレビ熊本(2024年1月21日〈20日深夜〉-4月14日未明〈13日深夜〉)日曜(土曜深夜)1:20-1:50

ネット配信[編集]

配信開始月 配信サイト 配信料金 備考
2024年1月 TVer 広告付き無料 見逃し配信
ネットもテレ東
Lemino 定額制有料 1週間先行配信
テレビ大阪BSテレビ東京 真夜中ドラマ
前番組 番組名 次番組
猫カレ -少年を飼う-
(2023年10月8日 - 12月24日)
ドラマ 地球の歩き方
(2024年1月14日 - 3月31日)
-

その他[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b 株式会社地球の歩き方 第3期決算公告
  2. ^ オバタカズユキ・石原壮一郎「旅行代理店という業界」『会社図鑑!2005 地の巻』ダイヤモンド社、2003年。212頁。
  3. ^ a b c ムーやジョジョコラボの「地球の歩き方」 売上9割減から快進撃”. 日経クロストレンド (2022年8月18日). 2022年9月4日閲覧。
  4. ^ ネットの時代に「分厚い東京ガイドブック」が売れている理由”. FRIDAYデジタル (2020年9月27日). 2020年9月27日閲覧。
  5. ^ 札幌テレビ『どさんこワイド179』 旅行ガイドブック『地球の歩き方』とコラボ”. 民放online (2022年7月20日). 2022年11月22日閲覧。
  6. ^ 社史 | 会社案内 | ダイヤモンド社
  7. ^ a b “TSR速報 (株)ダイヤモンド・ビッグ社”. 東京商工リサーチ. (2023年5月30日). https://www.tsr-net.co.jp/news/tsr/detail/1197689_1521.html 
  8. ^ “「地球の歩き方」出版社が変更、海外旅行の事業環境に変化”. 読売新聞. (2020年11月17日). https://www.yomiuri.co.jp/culture/20201117-OYT1T50184/ 
  9. ^ “ダイヤモンド・ビッグ社、「地球の歩き方」などを学研プラスに事業譲渡”. トラベル Watch. (2020年11月17日). https://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/1289469.html 
  10. ^ “倒産・動向速報記事 株式会社ダイヤモンド・ビッグ社”. 帝国データバンク. (2023年5月30日). https://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/4965.html 
  11. ^ 地球の歩き方リゾート”. 地球の歩き方. 2011年3月3日閲覧。
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  14. ^ arukikata_bookのツイート(1043264437430312961)
  15. ^ “2020最新作ネタバレあり!要注意 コラボブック「地球の歩き方<上下巻>」発売決定!”. https://www.htb.co.jp/suidou/chikyu_arukikata/ 
  16. ^ “地球の歩き方、「水曜どうでしょう」の原付旅をまとめた2巻を同時発売 「日本列島制覇編」と「ベトナム縦断編」”. TRAICY. https://www.traicy.com/posts/20220831248620/ 
  17. ^ “STV札幌テレビ放送「どさんこワイド179」が全力コラボ!『地球の歩き方 北海道版』 2022年6月30日(木)発売!”. PR TIMES (札幌テレビ放送). https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000255.000021750.html 
  18. ^ 事業譲渡された『地球の歩き方』…苦境の中で掴んだ“生き残り方”とは? - テレビ東京 2022年8月5日
  19. ^ ガイドブックから旅の図鑑まで 伝統ガイドブックの復活劇 - テレビ東京 2023年7月13日
  20. ^ a b c d e “『地球の歩き方』ドラマ化決定 芸能人4人が"記者"となり各国へ「仕上がりが全く想像できない、、、」”. ORICON NEWS. (2023年12月8日). https://www.oricon.co.jp/news/2305783/full/ 2023年12月10日閲覧。 
  21. ^ 『地球の歩き方』ドラマシリーズ、待望のDVD-BOXが登場!”. 全国企業データベース-日本企業のプレスリリース (2024年3月23日). 2024年3月23日閲覧。
  22. ^ a b c d 三吉彩花・森山未來・松本まりか・森山直太朗が『地球の歩き方』“芸能人記者”に【旅行先&コメント全文】”. ORICON NEWS (2023年12月19日). 2023年12月19日閲覧。
  23. ^ Tempalay「地球の歩き方」原案ドラマのOP曲担当 旅人は三吉彩花、森山未來、松本まりか、森山直太朗”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2023年12月19日). 2023年12月25日閲覧。
  24. ^ MONKEY MAJIKが三吉彩花、森山直太朗ら出演ドラマ「地球の歩き方」ED曲を書き下ろし”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2023年12月25日). 2023年12月25日閲覧。
  25. ^ TVer ドラマ 地球の歩き方

外部リンク[編集]