国民全体会議

イエメンの旗 イエメン政党
国民全体会議
المؤتمر الشعبي العام
成立年月日 1982年
本部所在地 イエメンの旗 サナア
代議院議席数
238 / 301   (79%)
2003年
政治的思想・立場 アラブナショナリズム[要出典]
包括政党[1]
中道[2]
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議席の勢力図

国民全体会議(こくみんぜんたいかいぎ、アラビア語: المؤتمر الشعبي العام‎, ラテン文字転写: al-Mu'tamaral-Sha'bial-`Am[3]英語: General People's Congress, 略称: GPC[3])は、イエメン政党[3]。後述の通り、現在は3つの派閥に分裂している。

概要[編集]

1982年8月に旧北イエメンの翼賛組織として成立し、第一次全国代表大会(国会)で愛国憲章を通過させた。イエメン共和国(現イエメン)成立後も、一貫して与党であり続けている。2003年4月27日に実施された最新の議会選挙では、人民代表院(国会)の定員である301議席のうち、約80%の238議席を獲得した。ただし、野党勢力は不正選挙を主張して抗議活動を行なった。

常務委員会を設置しているが、2017年12月に議長(党首)で前イエメン大統領だったアリー・アブドッラー・サーレハが殺害されて以降は3つの派閥に分裂している。アブド・ラッボ・マンスール・ハーディー(現大統領)、サーデク・アミーン・アブ・ラス英語版フーシが推す)、アフマド・アリー・アブドゥッラー・サーレハ英語版(サーレハ前大統領の長男)が自ら議長であると主張している[4]

議席数[編集]

2003年の総選挙での得票58%となり、また選挙区における議席獲得数は238議席(全体議席の79%)であった。以降、同国で議会選挙は行われていない。

脚注[編集]

  1. ^ Burrowes, Robert D. (2010). Historical Dictionary of Yemen. Rowman & Littlefield. p. 134 
  2. ^ Burrowes, Robert D. (2010). Historical Dictionary of Yemen. Rowman & Littlefield. p. 111 
  3. ^ a b c ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 コトバンク. 2018年12月24日閲覧。
  4. ^ “Death of a leader: Where next for Yemen’s GPC after murder of Saleh?”. Middle East Eye. (2018年1月23日). https://www.middleeasteye.net/news/when-leader-dies-how-yemen-gpc-fell-apart-after-murder-saleh-tareq-saudi-uae-aden-sanaa-1966816018 2018年11月5日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]