嘉陽快宗
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基礎情報 | ||||
四股名 | 嘉陽 | |||
本名 | 嘉陽 快宗 | |||
愛称 | カヨ、ヤス | |||
生年月日 | 1999年7月14日(24歳) | |||
出身 | 沖縄県那覇市 (出生地は千葉県市川市) | |||
身長 | 170.0cm | |||
体重 | 149.6kg | |||
BMI | 51.8 | |||
所属部屋 | 二所ノ関部屋 | |||
得意技 | 突き・押し | |||
成績 | ||||
現在の番付 | 西幕下3枚目 | |||
最高位 | 東幕下筆頭 | |||
生涯戦歴 | 56勝28敗(12場所) | |||
データ | ||||
初土俵 | 2022年5月場所 | |||
備考 | ||||
2024年3月24日現在 |
嘉陽 快宗(かよう やすとき、1999年7月14日 - )は、沖縄県那覇市出身で、二所ノ関部屋所属の現役大相撲力士。本名同じ。身長170.0cm、体重149.6kg。最高位は東幕下筆頭(2024年1月場所)。
来歴[編集]
千葉県市川市生まれ。市川市立新井小学校4年次から市川市相撲教室に通って稽古を積み、12歳からは新潟県に相撲留学して糸魚川市立能生中学校から新潟県立海洋高等学校に進学[1]。高校卒業後は日本体育大学スポーツ文化学部武道教育学科に進学し、4年次(2021年度)に全日本相撲選手権大会と全国学生相撲選手権大会の両大会でベスト8の実績を残して大相撲の三段目最下位格付出の資格を獲得した[1]。
大学卒業後は大相撲の二所ノ関部屋に入門し、2022年5月場所で初土俵を踏んだ[2]。「稀勢の里さんの頼みなら入門を断れない」と責任重大だと覚悟したという。三段目最下位(90枚目)格付出だった初土俵の場所は6勝1敗[3]、続く7月場所と9月場所は5勝2敗とし、入門4場所目の11月場所で幕下に昇進。同場所は6勝1敗の好成績を挙げたが、翌2023年1月場所で入門以来初めて負け越した。11月場所では西幕下6枚目で6勝1敗の好成績を残し、場所後の新十両昇進の可能性が生まれた。十両昇進は当落線上だが「上がれなかったとしても確実に次につながる」と本人は前向きに話した[4]。2024年3月場所は西幕下3枚目で4勝3敗の成績を残したが、再び番付運に恵まれず場所後の新十両はならなかった[5]。
人物[編集]
- 自身の出身地は千葉県市川市であり、2022年5月場所では同市出身として扱われていたが、同年7月場所以降は両親の出身地である沖縄県那覇市出身として扱われている[6][7]。
- 入門記者会見の時には憧れの力士として、記者会見に同席した13代中村(元関脇・嘉風)の名を挙げている[8]。
- 白熊は中学校、高校、大学、そして二所ノ関部屋の同期生であり、「兄弟のような存在」と信頼を寄せている[9]。
主な成績[編集]
2024年3月場所終了現在
通算成績[編集]
- 通算成績:56勝28敗(12場所)
場所別成績[編集]
一月場所 初場所(東京) | 三月場所 春場所(大阪) | 五月場所 夏場所(東京) | 七月場所 名古屋場所(愛知) | 九月場所 秋場所(東京) | 十一月場所 九州場所(福岡) | |
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2022年 (令和4年) | x | x | 三段目付出90枚目 6–1 | 東三段目30枚目 5–2 | 西三段目7枚目 5–2 | 西幕下45枚目 6–1 |
2023年 (令和5年) | 西幕下18枚目 3–4 | 西幕下27枚目 5–2 | 東幕下19枚目 2–5 | 西幕下37枚目 5–2 | 西幕下23枚目 6–1[10] | 西幕下6枚目 6–1 |
2024年 (令和6年) | 東幕下筆頭 3–4 | 西幕下3枚目 4–3 | x | x | x | x |
各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。 優勝 引退 休場 十両 幕下 三賞:敢=敢闘賞、殊=殊勲賞、技=技能賞 その他:★=金星 番付階級:幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口 幕内序列:横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭(「#数字」は各位内の序列) |
改名歴[編集]
- 嘉陽 快宗(かよう やすとき)2022年5月場所 -
脚注[編集]
- ^ a b 「全新弟子名鑑」『相撲』2022年6月号、ベースボール・マガジン社、93頁。
- ^ 「日体大・嘉陽快宗と高橋優太が二所ノ関部屋入門会見「恩返しができるように力を付けて」中村親方」『日刊スポーツ』、2022年4月5日。2022年11月27日閲覧。
- ^ 「三段目付け出し・嘉陽 デビュー場所は6勝1敗「もっと前に出る力をつけたい」」『sponichi Annex』、2022年5月21日。2022年5月21日閲覧。
- ^ 幕下6枚目の嘉陽が6勝目、新十両昇進の可能性残す「上がれなかったとしても次につながる」 日刊スポーツ 2023年11月26日15時26分 (2023年11月26日閲覧)
- ^ 大相撲 那覇市出身の嘉陽 新十両昇進ならず NHK 2024年 03月27日 15時24分 (2024年3月28日閲覧)
- ^ 「【名古屋場所新番付】阿炎が関脇から小結に 東龍は東十両2枚目、輝が東十両3枚目」『日刊スポーツ』、2022年6月27日。2022年6月27日閲覧。
- ^ 「嘉陽、あす新弟子検査 両親が那覇市出身の22歳」『琉球新報』、2022年4月14日。2022年11月27日閲覧。
- ^ 「高橋優太と嘉陽快宗、再び二所ノ関部屋で“同じ釜の飯”「第2の故郷」に恩返し誓う」『日刊スポーツ』、2022年4月10日。2022年11月27日閲覧。
- ^ 「日体大卒・嘉陽と高橋が二所ノ関部屋入門 同じ道を歩む2人、憧れはともに「中村親方」」『スポニチアネックス』、2022年4月5日。2022年11月27日閲覧。
- ^ 7人による幕下優勝決定戦に進出
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 嘉陽 快宗 - 日本相撲協会