南紀白浜空港

南紀白浜空港
Nanki-Shirahama Airport
南紀白浜空港ターミナルビル
ターミナル内部
ターミナル内部
IATA: SHM - ICAO: RJBD
概要
国・地域 日本の旗 日本
所在地 和歌山県西牟婁郡白浜町2926番地
種類 商業
所有者 和歌山県
運営者 南紀白浜エアポート
運用時間 8:30 - 20:00[1]
開港 1968年4月2日[2]
敷地面積 74.1[3] ha
標高 89.4[3] m
座標 北緯33度39分44秒 東経135度21分52秒 / 北緯33.66222度 東経135.36444度 / 33.66222; 135.36444座標: 北緯33度39分44秒 東経135度21分52秒 / 北緯33.66222度 東経135.36444度 / 33.66222; 135.36444
公式サイト 南紀白浜空港
地図
南紀白浜空港の位置
南紀白浜空港の位置
SHM
南紀白浜空港の位置
南紀白浜空港の位置
SHM
南紀白浜空港の位置
滑走路
方向 ILS 長さ×幅 (m) 表面
15/33 LOC 2,000×45 舗装
統計(2022年度)
旅客数 231,319人
貨物取扱量 12t
リスト
空港の一覧
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上空俯瞰。滑走路の延長線上にある、弧を描く白い浜が白浜の地名の由来となった白良浜
南紀白浜空港付近の空中写真。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成(1975年撮影)この画像の滑走路の右側(東側)に現在の滑走路がある。
2017年撮影の南紀白浜空港付近の空中写真。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。左側(西側)に旧滑走路が残る。

南紀白浜空港(なんきしらはまくうこう、: Nanki-Shirahama Airport)は、和歌山県西牟婁郡白浜町にある地方管理空港である。観光エリア・南紀に訪れる観光客を中心として利用されている[3]。愛称は「熊野白浜リゾート空港[4]

概要[編集]

南紀白浜温泉の温泉街を含む白浜町中心部から、南東に約1.5キロメートルの丘陵地に位置する地方管理空港で、和歌山県が設置・管理する。和歌山県唯一の空港で、本州最南端の空港である[3]

1968年4月に1200mの滑走路を持つ空港として開港[2]東京大阪名古屋とを結ぶ便が開設されたが、やがて大阪、名古屋便は撤退。空港を管理する和歌山県は就航路線のジェット化をめざし、1996年3月9日、東側の隣接地に1800mの滑走路を持つ新たな空港を開設[5]。その後、滑走路を2000mに延長した。

県の行政・経済の中心地である和歌山市からは約65キロメートル南南東に位置し、和歌山市からは1994年に開港した関西国際空港の方が近い。本空港利用客の大半は南紀白浜温泉熊野古道など空港周辺地域の観光地を訪れる観光客が占める。2022年夏ダイヤ現在の定期便は、日本航空東京国際空港(羽田)便が1日3往復就航しているのみである。また、開港時から2009年9月2日まで、南紀航空がこの空港を拠点とした遊覧飛行を行っていた。2020年新型コロナウイルス感染症の世界的流行で、一時期には、国内線唯一の羽田便が運休し全便欠航となった期間もあった[6]

なお、空港内でのオペレーション・チェックイン業務などは、日本航空ではなく総代理店である日本通運株式会社が代行している[7]

空港オリジナルマスコットキャラクターは「ナンキー」[3]

歴史[編集]

旧空港[編集]

南紀白浜空港開港前は、1955年1月1日から日東航空が不定期路線の大阪-白浜線を開設、水陸両用機オッター(10人乗り)ビーバー(6人乗り)を使用し、大阪 堺港と白浜の田辺湾にて離着水を行っていた[8][9]。この不定期路線は1965年9月末まで運行され、大阪側は八尾空港及び大阪国際空港、また、白浜から伊勢志摩を経由し名古屋空港までを結ぶ便も運航されていた[10]

現空港[編集]

滑走路[編集]

両端にターニングパッドを備えた2000mの滑走路1本を有する。滑走路南端付近にILS(LOC/T-DME)が設置されている。

旅客ターミナル[編集]

空港ターミナルビルは鉄骨造2階建(一部3階建)で、建築面積は3883.88m2[22]。屋根は白浜の海をイメージする波形をしており、カーブサイドには南国をイメージした全面ガラスのカーテンウォールが採用されている[23]。1階にチェックインカウンター、手荷物受取所、到着ロビーと多目的室「スカイルーム」、2階には売店、アドベンチャーワールド直営のレストラン、保安検査場、ゲートラウンジと搭乗口(ボーディングブリッジ1基)、多目的室「サンルーム」がある。また、屋上は滑走路を一望できる展望デッキとなっている。

1階到着ロビーと2階ゲートラウンジでは、FREESPOTによる公衆無線LANの無料接続サービスを提供している[24]。 また、屋外駐車場は229台分用意されており、無料で利用できる[25]

管理運営は、県が出資する南紀白浜空港ビル株式会社が行っていたが、コンセッション方式による南紀白浜空港民営化により、南紀白浜空港ビル株式会社の全株式は、株式会社南紀白浜エアポートに譲渡され、更に2018年12月1日に、株式会社南紀白浜エアポートと南紀白浜空港ビル株式会社が合併[26] し、同日から株式会社南紀白浜エアポートが運営している。

エプロン[編集]

旅客ターミナルビルに面したサウスエプロンには、ボーイング737型機が駐機できる中型ジェット用1バースとYSクラス用2バースが、ノースエプロンには小型機用5バースがある[3]

路線[編集]

定期便路線[編集]

航空会社 就航地
日本航空 (JAL)[27] 東京/羽田

かつての定期就航路線(八尾空港は不定期)

チャーター路線[編集]

利用状況[編集]

年度別利用状況[編集]

各年度の空港利用状況は下表のとおり。

南紀白浜空港 年度別利用状況[31]
年度 搭乗者数
(人)
搭乗率
(%)
1日3往復
の日数(注)
2000 144,582 56.4 202
2001 143,425 58.6 176
2002 147,774 58.6 183
2003 144,539 54.5 201
2004 140,916 56.3 203
2005 138,825 55.1 201
2006 135,268 51.0 205
2007 146,813 56.6 208
2008 151,637 51.9 205
2009 147,754 50.9 199
2010 111,203 67.0 通年
2011 91,020 59.3 通年
2012 108,441 64.5 通年
2013 110,555 65.4 通年
2014 107,936 65.8 通年
2015 127,003 67.9 通年
2016 119,777 70.4 通年
2017 132,151 72.4 通年
2018 161,570 78.3 通年
2019 177,135 69.7 通年

^(注) これ以外の日はすべて1日2往復である。

利用者確保に向けた対策[編集]

ジェイエアのエンブラエル170

2010年度の南紀白浜空港の年間利用客数は11万1203人で、前年度比で3万6551人・24.7%の減少だった。しかし、日本航空によるマクドネル・ダグラスMD-87の運航から、子会社のジェイエアによるエンブラエル170での運航への変更により、搭乗率は16.1%増の67.0%へ改善された[31]。また、2007年度の年間貨物輸送量は149tで、うち南紀白浜空港から羽田空港に向けての輸送量が136tで、全体の91.4%を占める[32]

2011年度は、2010年度末に当たる3月11日に発生した東日本大震災後の国内旅行の自粛ムードなどから利用客が減少していたが、2012年度下半期以降に回復基調になったとされ、2012年度の年間利用者数は10万8441人となって前年比1万7421人・19.1%の増加となった。また、2013年の上半期に限ると搭乗客は過去3年間で最も多かった。この要因について地元紙は、地元関係者による増客の取り組みが功を奏したほか、乗り継ぎ利用に対し利便を図る運賃制度などが要因であったとしている[33][34]

南紀白浜空港は和歌山県内唯一の空港だが、県南部の白浜町の海岸部に位置し、現在は羽田便のみの就航である。このため、同県北西部に位置し、行政や商工業の中心地である和歌山市からのアクセス時間や利便性では大阪府にある関西国際空港に劣り[35]、羽田線の通常運賃でも南紀白浜空港の方が高い[36]。その結果、南紀白浜空港利用客の過半数は観光目的であり、その行き先としては南紀白浜温泉アドベンチャーワールドなどの白浜町内、及び熊野古道那智勝浦温泉潮岬などの県南部の観光地が上位に並ぶ反面、県北東部の高野山は相対的に低いとしている[37]

このような実情を反映してか、和歌山県はその長期総合計画の中で関西国際空港を南紀白浜空港に優先して記述し、その至近距離が「本県経済の発展にとって大きなメリットをもたらす」「観光客や企業の誘致、農産物などの輸出(に有効)」とし、大阪府や近畿の経済界と連携して同空港の2期工事を推進する一方、南紀白浜空港は「首都圏に直結する立地条件を持つ本県南部の玄関口」と現状認識を示した上で「(観光客などの)誘客を行う際には、南紀白浜空港を拠点に紀南地域への動線を描いていく」という将来像を示し、両空港の並立と南紀白浜空港の維持・増便を目指している[38]

和歌山県は、利用者の増加とイメージアップを図るため、当空港の愛称を「南紀白浜パンダ空港」とする案を検討している[39][40]。また、白浜町民は航空機利用について、白浜町から補助金を受けることができる利用促進制度がある[41]

南紀白浜エアポート[編集]

株式会社 南紀白浜エアポート
Nanki-Shirahama Airport, Inc.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
649-2334
和歌山県西牟婁郡白浜町才野1622番地の125
業種 サービス業
法人番号 2170001015202
事業内容 南紀白浜空港特定運営事業等に関する一切の業務等
代表者 代表取締役社長 岡田 信一郎
資本金 1億円
純利益 3100万円
(2023年3月期)[42]
総資産 8億7200万円
(2023年3月期)[42]
主要株主
外部リンク http://shirahama-airport.jp/company
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2016年2月10日和歌山県仁坂吉伸知事は、県の平成28年度当初予算案の定例記者会見で、南紀白浜空港への国際線誘致にむけて、平成28年(2016年)度から国際線空港ターミナルビルの基本設計、実施設計に着手するとともに、民間企業への空港の運営委託についてコンセッション方式(公共施設等運営権方式)も含めて検討することを明らかにした[43]

2018年1月25日、南紀白浜空港民間活力導入事業の第一次審査結果が発表され、経営共創基盤を代表とした経営共創基盤・みちのりホールディングス・白浜館コンソーシアムと、ホテルマネージメントインターナショナルを代表としたホテルマネージメントインターナショナル・岡本設計・中紀バス・エコ和歌山・マツシタオフィス土地家屋調査士・サンエストを構成員とした白浜HMIコンソーシアムが第一次審査を通過した[44][45]。同年5月15日に行われた第二次審査では白浜HMIコンソーシアムからの提案がなかったため[46]、最終的に経営共創基盤・みちのりホールディングス・白浜館コンソーシアムが優先交渉権者に選定された[47][48][49]。経営共創基盤・みちのりホールディングス・白浜館コンソーシアムは、2019年4月1日より、南紀白浜エアポートを運営会社として、コンセッション方式にて南紀白浜空港の運営を開始した。

関連する官公署[編集]

  • 和歌山県南紀白浜空港管理事務所
  • 和歌山県県土整備部港湾空港振興局振興課
  • 国土交通省大阪航空局南紀白浜空港出張所
当空港の航空情報・通信業務のみ担当。なお、当空港は非管制化空港である(管制業務は提供されていない)。
 南紀白浜空港出張所に設置していた航空管制技術官は、2012年4月1日付で伊丹空港へ引き上げた。

周辺施設等[編集]

空港敷地内の高台には公園があり、一般に開放されている。 旧空港跡地 南西に隣接する旧空港の跡地には旧滑走路が現存し、敷地の一部がバラ園として利用[50]されているほか、繁忙期や「空の日フェスタ」などのイベント開催時には臨時駐車場として活用されることもある[51][52]。一般利用客は隣接する平草原公園から旧滑走路に立入ることができる。なお、旧旅客ターミナルビルは2010年に解体され、同年11月7日、その建物跡に隣接して白浜警察署が移転・設置された。

2021年2月20日~22日の3日間、白浜観光協会の主催により臨時の「ドライブインシアター」が開設された。主要産業の観光がコロナ禍で打撃を受ける中、町に活気を取り戻そうと実施。上演は米映画「ジュラシック・ワールド/炎の王国」。

2021年11月20日、旧滑走路跡に地上絵「光のしずく」が展示された。アートイベント「紀の国トレイナート」での出品作で、作者は郷さとこ[53]

空港へのアクセス[編集]

民営化に関わる運営会社は、南紀白浜空港を地域の交通ハブとする構想を進めており、民営化後には従来の空港連絡バスだけでなく、東京・大阪方面からの高速バスの乗り入れが実現した[54]

路線バス

高速バス

その他[編集]

空港のすぐ西側にある南紀VOR/DMEと、空港敷地内にあるILSの管理は大阪空港事務所システム運用管理センターが行っている。また、大阪航空局南紀白浜空港出張所が管理していた御坊DME(VORは2013年3月7日廃止)及び串本VORTACの管理も、同センターが行っている。

逸話[編集]

エアバスA300の離着陸を想定し滑走路を予定より伸ばし2000mとなり、それに伴い設置されたターニングパッドはA300の第一号チャーター便の離陸時にのみ使用された(2013年時点)。また滑走路の設計上、仮にA300クラスの飛行機が毎日飛んできた場合、滑走路は構造的な問題で強度に耐えられないとされた[55]。ただ、前述の通りボーイング737-800の定期就航により、2021年現在は通常運行でターニングパッドを使用している[56]

脚注[編集]

  1. ^ 南紀白浜空港”. 国土交通省大阪航空局. 2017年6月1日閲覧。
  2. ^ a b c d e 「南紀白浜空港 四月二日に開港」『交通新聞』交通協力会、1968年2月8日、1面。
  3. ^ a b c d e f 南紀白浜空港の概要”. 和歌山県. 2015年11月7日閲覧。
  4. ^ 南紀白浜空港の愛称 「熊野白浜リゾート空港」に決定”. 日本放送協会(NHK). 2024年2月9日閲覧。
  5. ^ a b c 「ジェット化使用開始 南紀白浜空港」『交通新聞』交通新聞社、1996年3月14日、1面。
  6. ^ 東京便が3往復に回復 8月から南紀白浜空港 紀伊民報AGARA
  7. ^ グランドスタッフの給料-地方空港の総代理店もしくは地元企業
  8. ^ 航空輸送事業の現状」『運輸』 8巻、9号、運輸故資更生協会、1958年9月、2頁。doi:10.11501/2275076https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2275076/3 日東航空が、不定期路線として堺-白浜、堺-徳島をオッター(10人乗り)およびビーバー(6人乗り)で運航、と記載
  9. ^ 第三章 観光施設 12.国内航空」『観光統計要覧』 昭和33年度版、運輸省観光局、1959年、59頁。doi:10.11501/3445313https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3445313/36 日東航空が使用する空港として「堺港、白浜湾、吉野川大橋詰(使用機水上機)」と記載
  10. ^ 新居浜の航空路回顧”. 藤本雅之. 2015年4月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月16日閲覧。
  11. ^ 第4章 交通通信 1空路」『田辺市誌』 2巻、田辺市、1971年、347-350頁。doi:10.11501/3008744https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3008744/207 
  12. ^ 和歌山県公共交通機関等資料集(令和2年度)
  13. ^ “2000メートル滑走路運用開始”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (2000年9月12日) 
  14. ^ 「露の空港企業と覚書 路線開発で白浜エアポート」紀伊民報』2018年11月29日(2019年4月5日閲覧)。
  15. ^ 「南紀白浜空港 民営化スタート 28年度に25万人目指す」日本経済新聞ニュースサイト(2019年4月1日)2019年4月5日閲覧。
  16. ^ [1]和歌山県公式ツイッター((2019年8月27日) 2019年9月1日閲覧
  17. ^ 日本放送協会. “南紀白浜空港と羽田を結ぶ路線 来年2月は1日4往復に|NHK 和歌山県のニュース”. NHK NEWS WEB. 2023年4月19日閲覧。
  18. ^ 白浜―羽田、2月は4往復8便 増便目指し実証実験:紀伊民報AGARA”. www.agara.co.jp. 2023年4月19日閲覧。
  19. ^ 和歌山県ホームページ Wakayama Prefecture Web Site”. www.pref.wakayama.lg.jp. 2023年4月19日閲覧。
  20. ^ INC, SANKEI DIGITAL (2023年3月1日). “東京便4往復化、2月としては最高の利用客数 南紀白浜空港”. 産経ニュース. 2023年4月19日閲覧。
  21. ^ “愛称「熊野白浜リゾート空港」に決定 和歌山県、インバウンド見込み”. 朝日新聞. (2024年1月11日). https://www.asahi.com/sp/articles/ASS1B737NS1BPXLB001.html 2024年3月31日閲覧。 
  22. ^ 空港ビル概要”. 南紀白浜空港. 2017年6月1日閲覧。
  23. ^ 館内施設のご案内”. 南紀白浜空港. 2015年11月7日閲覧。
  24. ^ 無線LANの使用について”. 南紀白浜空港. 2015年11月7日閲覧。
  25. ^ 館外駐車場等”. 南紀白浜空港. 2015年11月7日閲覧。
  26. ^ 南紀白浜空港ビル株式会社 会社概要”. 南紀白浜空港. 20-10-05閲覧。
  27. ^ 需要に応じてジェイエアの機材・乗務員による運航便もある。
  28. ^ 南紀白浜空港~台湾 国際チャーター便就航”. 和歌山県. 2015年11月7日閲覧。
  29. ^ 今夏、 近畿エリア3空港(関西・神戸・南紀白浜)からFDAチャーター便が飛びます。』(PDF)(プレスリリース)フジドリームエアラインズhttp://www.nkiac.co.jp/news/2015/2155/fdakixcharter.pdf2015年11月7日閲覧 
  30. ^ コリアエクスプレスエア、1月に南紀白浜/務安間で12往復の連続チャーター
  31. ^ a b 南紀白浜空港/月別利用状況” (PDF). 和歌山県. 2017年6月1日閲覧。
  32. ^ 『和歌山県統計年鑑』(2009年刊行)
  33. ^ 南紀白浜空港の利用が回復基調 東日本大震災前の水準に - 『紀伊民報』(2013年4月19日更新、同年10月19日閲覧)[リンク切れ]
  34. ^ ここ3年で搭乗者最多 JAL南紀白浜-東京 本年度上半期 - 『紀伊民報』(2013年10月1日更新、同月19日閲覧)
  35. ^ 関西空港と和歌山駅の間には直通バスが30分間隔・所要時間40分で運行され、空港ターミナル内にある関西空港駅からはJR西日本で和歌山駅まで、あるいは南海電鉄和歌山市駅まで1回の乗換で約35分で移動できることが紹介されている。一方、南紀白浜空港から和歌山市内へはレンタカーで1時間20分(90km)、鉄道では白浜駅(空港から連絡バスで約15分)から和歌山駅まで特急で1時間20分と紹介されている。出典:両空港公式サイトのアクセス案内。
  36. ^ 加えて、羽田 - 関西線では各航空会社により多様な割引運賃が設定され、実勢価格は更に下がる。しかも関西国際空港は伊丹神戸とのマルチエアポート制によってそれらと同一空港と見做されるので、各種割引サービスなどの三空港間での共通利用が可能である。
  37. ^ 2010年8月の乗客調査より。出典:澤崎喜英(和歌山社会経済研究所元研究部長)『南紀白浜空港利活用による経済波及効果推計 (PDF) 』、2011年1月 ※研究員レポート-研究員個人の研究であることに留意
  38. ^ 『和歌山県長期総合計画』第2章第6節「にぎわいと交流を支える公共インフラを整備する和歌山 (PDF) 」128-130ページ、2008年
  39. ^ 愛称は「パンダ空港」 南紀白浜空港『紀伊民報』2010年7月20日
  40. ^ 南紀白浜「パンダ」空港へ 愛称検討 和歌山県が提案[リンク切れ] - 『産経新聞』(2010年7月21日)
  41. ^ 南紀白浜空港利用促進制度のお知らせ”. 白浜観光協会. 2015年11月7日閲覧。
  42. ^ a b 株式会社南紀白浜エアポート 第5期決算公告
  43. ^ ようこそ知事室へ-平成28年2月10日知事記者会見”. 和歌山県. 2017年6月1日閲覧。
  44. ^ 南紀白浜空港民間活力導入事業の第一次審査結果について和歌山県 2018年1月25日
  45. ^ 第1次審査を2者が通過/南紀白浜空港民間活力導入事業の公募型プロポ/和歌山県建設ニュース 2018年1月23日
  46. ^ 南紀白浜空港の民営化、経営共創基盤グループと優先交渉 和歌山県 『日本経済新聞』2018年5月15日
  47. ^ 南紀白浜空港民間活力導入事業の第二次審査結果について和歌山県
  48. ^ 工事・計画『日刊建設工業新聞』2018年5月17日
  49. ^ 南紀白浜空港民間活力導入事業における優先交渉権者の公表について経営共創基盤・みちのりホールディングス・白浜館 2018年5月15日
  50. ^ 美しいバラ見に来て 平草原公園と旧空港 - AGARA紀伊民報(2009年5月9日付、同年9月29日閲覧)
  51. ^ 広報しらはま (No.29) p.7 - 白浜町(2008年7月発行) ※参考:広報しらはま No.29 (PDF) - 白浜町(2009年9月閲覧)
  52. ^ 南紀白浜空港 空の日フェスタ - 和歌山県
  53. ^ 旧滑走路に巨大な地上絵 和歌山県の南紀白浜空港」『産経新聞』、2021年11月20日。2024年2月4日閲覧。
  54. ^ この春、南紀白浜空港はバスターミナルになります』(PDF)(プレスリリース)南紀白浜エアポート、2019年2月27日http://shirahama-airport.jp/application/files/1515/5142/9849/PressRelease_20190227_bus-terminal.pdf2019年5月27日閲覧 
  55. ^ (4ページ目)購入費用は相場の3倍…なぜJALは152億円もの大金を支払い“二階後援会幹部の所有する土地”を購入したのか | 文春オンライン
  56. ^ 【南紀白浜→羽田】本州最南端の空港は滑走路が2本?日本航空(JAL)ボーイング737-800搭乗記 - シテイリョウコウ・2021年1月24日

外部リンク[編集]