北イエメン内戦

北イエメン内戦(きたイエメンないせん)は、1962年から1970年までの間、旧イエメン王国王党派と、イエメン・アラブ共和国政府の共和派が、北イエメンで戦った内戦

最終的に、双方の妥協によって、共和派が政府の統制力を獲得した。

北イエメン内戦

エジプト軍の機甲攻撃を撃退しようとする王党派イエメン軍。
1962年9月26日1970年12月1日
場所北イエメンの旗 北イエメン
結果 共和派の勝利。
衝突した勢力
王党派
イエメン王国
サウジアラビアの旗 サウジアラビア
共和派
北イエメンの旗 イエメン・アラブ共和国
エジプト
支援:
ヨルダンの旗 ヨルダン
イギリスの旗 イギリス
イスラエルの旗 イスラエル
イラン
パキスタンの旗 パキスタン
支援:
ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
リビア
指揮官
ムハンマド・アル=バドル
ハッサン・イブン・ヤヒヤ英語版
アブドゥラフマン・ビン・ヤヒヤ
モハメド・ビン・フセイン
アブドラ・ビン・ハッサン
サウジアラビアの旗 ファイサル・ビン・アブドゥルアズィーズ
北イエメンの旗 アブドゥッラー・アッ=サッラール英語版
北イエメンの旗 アブドゥル・ラフマン・アル=エリャニ英語版
北イエメンの旗 ハッサン・アル=アムリ英語版
ガマール・アブドゥル=ナーセル

概要[編集]

内戦時、王党派側はサウジアラビアから支援を受け、共和派側はエジプトソビエト連邦から支援を受けていた。

しかし、第三次中東戦争1967年)の影響で、エジプトは北イエメンの内戦に関与する余力がなくなり、そのことが停戦を実現させる要因となった。

参考文献[編集]