八王子市

はちおうじし ウィキデータを編集
八王子市
八王子市旗 八王子市章
八王子市旗
2008年4月1日制定
八王子市章
1917年12月22日制定
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 東京都
市町村コード 13201-2
法人番号 1000020132012 ウィキデータを編集
面積 186.38km2
総人口 577,009[編集]
推計人口、2024年4月1日)
人口密度 3,096人/km2
隣接自治体 町田市多摩市日野市昭島市福生市あきる野市西多摩郡檜原村
神奈川県相模原市
市の木 イチョウ
市の花 ヤマユリ
市の鳥 オオルリ
八王子市役所
市長 初宿和夫
所在地 192-8501
東京都八王子市元本郷町三丁目24番1号
北緯35度39分59秒 東経139度18分58秒 / 北緯35.66644度 東経139.316度 / 35.66644; 139.316座標: 北緯35度39分59秒 東経139度18分58秒 / 北緯35.66644度 東経139.316度 / 35.66644; 139.316

八王子市役所(事務棟10F・議会棟6F)
外部リンク 公式ウェブサイト

八王子市位置図

― 区 / ― 市 / ― 町・村


地図
地図
ウィキプロジェクト

(はちおうじし)は、東京都多摩地域南部に位置する

2015年(平成27年)に、東京都で初めて中核市に指定されている。2022年時点で23区を除く東京都内の全自治体のなかで最も人口が多い。

東京府(現在の東京都)において、東京市(現在の東京23区)に次いで2番目に早く市制を施行した市である。 推計人口は57万8986人[1]。面積は奥多摩町に次いで、東京都の市区町村で2番目に広い。

概要[編集]

南大沢
八王子駅周辺
浅川にかかる大和田橋からの風景
八王子市の新興開発地区・鑓水

古く戦国時代には後北条氏および徳川氏から軍事拠点として位置づけられて城下町となり、江戸時代には甲州街道宿場町八王子宿)として栄えた。絹織物産業(多摩織)・養蚕業が盛んであった為に「桑の都」及び「桑都(そうと)」という美称が北原白秋の作詞した八王子市歌に織り込まれているのを始め、西行の歌と伝えられる「浅川を渡れば富士の影清く桑の都に青嵐吹く」という歌もある[2]。明治以降、山梨県長野県群馬県桐生市)、栃木県足利市)などから鉄道により八王子に生糸が集積され、絹織物に加工された。絹織物や生糸は横浜鉄道(現在のJR横浜線)で横浜港に輸送され、当時の貴重な外貨獲得源として世界中に輸出された。

明治時代には南多摩郡の郡役所所在地となり、 1917年には東京府内で東京市に次ぎ2番目に市制を施行した。以降は多摩地域の行政と商業の中心都市として、国や東京都の出先機関、商業施設や商店街などが集積する都市となっている。また、東京都心から約40キロメートルという近さもあり、高度成長期以降はベッドタウンとして発展していった。市の南東部の京王相模原線沿線(南大沢駅京王堀之内駅)には、日本最大のニュータウンである多摩ニュータウンとJR横浜線沿線には八王子ニュータウン(みなみ野シティなど)が広がっている。かつて八王子駅を中心に多摩地域最大の商業・交通の拠点として栄え、特に駅北口には複数の百貨店が進出していた。しかし、1960年代以降の織物産業の衰退や、多摩地域における立川駅町田駅の発展とともに次第に八王子の繁華街としての相対的な地位は低下し、2012年に北口駅ビル(八王子ナウ)に入居していたそごう八王子店の閉店により、市内の百貨店は全て撤退したが、閉店した八王子そごうが同年、JR東日本のショッピングセンターであるセレオ八王子に転換されるなど、大型商業施設のリニューアルや新規出店によって近年、小売業の年間商品販売額は増加傾向にある。かつて「織物の街」として栄えた名残で、 八王子駅北口の中町には、全盛期からはかなり規模を縮小したものの、多摩地域唯一の花街中町・黒塀通り)が残っている。

1960年代後半以降、中央大学東京都立大学などが、広大な土地を求めて大学のキャンパスを都心から本市郊外に複数移転している。そのため、市内に大学短期大学高専が23校存在し、外国人留学生約3,100人を含む約11万人の学生が学ぶ全国有数の大学都市でもある。

市の西部には高尾山が位置し、東京都心からアクセスしやすいことから年間を通じて多くの観光客・登山客が訪れる。古くから修験道霊山としても知られている。 高尾山の登山客数は年間約300万人と世界一を誇る[3]。ミシュラン観光ガイド「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」での3つ星評価などの影響もあり、外国人観光客も多い。2020年には東京都内で初めて 「霊気満山 高尾山〜人々の祈りが紡ぐ桑都(そうと)物語〜」として文化庁が認定する「日本遺産」に認定された[4][5]

1986年国土交通省より業務核都市と定められ、2007年4月に東京都初の保健所政令市に、2015年4月1日には東京都初の中核市に移行した。また、八王子駅周辺や南大沢駅周辺が都心等拠点地区にも指定されている。

市の南部で隣接している町田市相模原市とは生活圏・経済圏を共有しているほか、総務省の「多様な広域連携促進事業」にもこれら2市と連携した取り組みが採択されている[6]

全景[編集]

高尾山から見た八王子市街
八王子市中心部北西方向風景
八王子市中心部南西方向風景
1989年(平成元年)撮影の八王子市中心部周辺の空中写真。1989年撮影の16枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

地理[編集]

八王子市のランドサット衛星写真画像
高尾山金比羅台から眼下に市街を望む

位置[編集]

八王子市は東京都の島嶼部を除く地域の南西部、東京都心から約40キロメートルに位置している。多摩丘陵にあり、河川浸食による開析が著しく、谷が樹枝状に分布する複雑な地形となっている[7]下恩方町裏高尾町、上川町、美山町などに土砂災害特別警戒区域が約900か所ある[PR 1]

市域全体を概観すると、まず地形は山地・丘陵を三方の周縁とし、東へ流れる浅川を中心に、八王子盆地と呼ばれる東に開けた半盆地状の複合扇状地をなしている。その扇状地はかつて畑として利用されたが、現在では住宅地や工業用地として転用され、ほとんど見ることができない。西部の山地に源を発する浅川は市の中央部付近で南浅川と合流して市の中心域を流れ、川口川と合流。日野台地のせり出しを受けて東南に下り、山田川、湯殿川と合流して東京都日野市へと向かう。その他の主要河川である北部の谷地川、南東部の大栗川はそれぞれ市の外で多摩川に合流する。中心部の標高は海抜100m (メートル)前後である(市内最高所は醍醐丸上恩方町、標高862.7m、最低所は大栗川大塚、標高63.0m)[PR 2]

交通では、中世から近世・近代に至るまで東西を走る甲州街道と、川越桐生日光日光脇往還)など関東北西部、小田原鎌倉横浜浜街道)など南西部・南東部を結ぶ街道が交差する交通の要衝であり、江戸時代には、甲州街道の宿場町として栄えた。

現在、東京都心から山梨県甲府市を経て長野県塩尻市へ至る国道20号(甲州街道)と、神奈川県横浜市から埼玉県川越市方面へと向かう国道16号(東京環状)、そして東京都青梅市を経て甲府へ至る国道411号滝山街道青梅街道)の交点である。また、八王子ジャンクションにより、中央自動車道首都圏中央連絡自動車道(圏央道)との交点ともなっている。

鉄道輸送においてはJR中央本線と横浜線 、八高線の交点であり、またJR貨物八王子総合鉄道部や京王電鉄の始発駅2駅がある。明治44年の『訂正鉄道唱歌東海道編の東神奈川駅の箇所には「八王寺」と書かれている。

市の位置(世界測地系)[PR 2]
  • 東端:東経139度25分48秒(鹿島)
  • 西端:東経139度09分42秒(上恩方町)
  • 南端:北緯 35度35分52秒(南大沢三丁目)
  • 北端:北緯 35度43分07秒(高月町)

地形[編集]

関東山地の一部である高尾山陣馬山等標高500mから900m弱の山々を西端として、小河川を挟んで第四紀層の上総層群で形成されている各丘陵が舌出している。 北部では、多摩川及びその支流の秋川と川口川の間に加住丘陵があり、谷地川により加住北丘陵および加住南丘陵とに分けられている。 両加住丘陵の東端は標高を下げながら南東部の日野台地へと続く。 加えて川口川と浅川の上流部である北浅川との間に川口丘陵、北浅川と南浅川との間には恩方丘陵・元八王子丘陵・舟田丘陵、南浅川と湯殿川の間に子安丘陵が舌出し、湯殿川以南の小比企丘陵の南部は多摩丘陵へと連なる。 標高200mほどの各丘陵の西部は関東山地の東縁に連なる。市域は関東山地関東平野とを隔てる八王子構造線に跨っており、その名称の由来ともなっている。

森林面積は8,582haで、市域全体の約46%を占める[PR 3]

気候[編集]

年間平均気温は約15℃〜16℃。山間部以外の地域でも標高がやや高く、内陸部の小盆地であるため、寒暖の差が激しく、中央高地式気候の特徴が見られる。非山間部にある市の中心部における冬の最高気温は東京都区部の中心部に比して平年値で1℃程度低く、最低気温は5℃ほど低い。反対に夏の最高気温は2-3℃ほど高いこともある。1月の平均最低気温は-1.8℃で、より北にある埼玉県さいたま市(-1.1℃)や群馬県前橋市(-0.5℃)よりも低いが、アメダス地点のある市街地はヒートアイランドの影響を受けているために郊外はさらに気温が低くなる。また、湿度が0%になることもある。

南岸低気圧による降雪積雪は内陸にあることで海からの暖気の影響が少ないために東京都区部の中心部よりも多く、2014年2月には市の中心部でも60cm以上積もった。気温の低い日には東京都区部の中心部では雨であっても市内では雪になることがあり、八王子駅前に各局報道陣が集結して「東京で降雪」という報道がされるのは八王子市民にとって毎度お馴染みのことである。だが、それはあくまでも南岸低気圧による降雪の時のみであり、冬型の影響による降雪は日本海で発生した雪雲は関東山地を超えることができないために八王子では極めてまれである。

観測地点(標高123m)における最高気温は39.9℃(1997年7月5日)。最低気温は-12.0℃(1960年1月25日[PR 4]。市内最高地点(標高862.7m)はこの限りではない。

八王子市(八王子地域気象観測所)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C°F 19.9
(67.8)
24.0
(75.2)
26.6
(79.9)
32.2
(90)
37.1
(98.8)
38.1
(100.6)
39.3
(102.7)
39.3
(102.7)
39.2
(102.6)
32.7
(90.9)
26.7
(80.1)
26.0
(78.8)
39.3
(102.7)
平均最高気温 °C°F 9.3
(48.7)
10.3
(50.5)
13.7
(56.7)
19.1
(66.4)
23.6
(74.5)
26.0
(78.8)
30.1
(86.2)
31.4
(88.5)
27.1
(80.8)
21.5
(70.7)
16.4
(61.5)
11.7
(53.1)
20.0
(68)
日平均気温 °C°F 3.4
(38.1)
4.5
(40.1)
8.0
(46.4)
13.3
(55.9)
18.1
(64.6)
21.4
(70.5)
25.4
(77.7)
26.4
(79.5)
22.6
(72.7)
16.9
(62.4)
11.1
(52)
5.9
(42.6)
14.7
(58.5)
平均最低気温 °C°F −1.8
(28.8)
−0.9
(30.4)
2.7
(36.9)
7.7
(45.9)
12.9
(55.2)
17.4
(63.3)
21.5
(70.7)
22.4
(72.3)
18.8
(65.8)
13.0
(55.4)
6.4
(43.5)
0.8
(33.4)
10.1
(50.2)
最低気温記録 °C°F −8.7
(16.3)
−8.8
(16.2)
−8.1
(17.4)
−2.0
(28.4)
2.6
(36.7)
10.0
(50)
13.3
(55.9)
15.4
(59.7)
7.9
(46.2)
2.4
(36.3)
−2.3
(27.9)
−7.6
(18.3)
−8.8
(16.2)
降水量 mm (inch) 54.1
(2.13)
46.1
(1.815)
102.9
(4.051)
114.1
(4.492)
124.7
(4.909)
172.0
(6.772)
188.3
(7.413)
212.5
(8.366)
264.4
(10.409)
230.8
(9.087)
80.1
(3.154)
53.1
(2.091)
1,643
(64.685)
平均降水日数 (≥1.0 mm) 4.5 4.9 9.2 9.2 10.0 12.7 12.5 10.4 12.2 10.5 7.2 4.9 108.3
平均月間日照時間 201.1 179.7 174.9 179.3 176.0 119.7 145.1 177.3 128.0 132.4 157.0 184.2 1,954.5
出典1:平年値(年・月ごとの値)
出典2:観測史上1〜10位の値

地域[編集]

町名[編集]

八王子市では、一部の区域で住居表示に関する法律に基づく住居表示が実施されている。八王子市に編入された旧町村は、旧・由木村域を除き、従来の大字を廃して町が設定され、字区域が廃止されている。

2002年(平成14年)から、市役所各事務所の管轄区域は廃止されたが、市の統計などでは現在でも事務所別に分類されている。一方、『八王子市都市計画マスタープラン』では、それらを基にした6地域に分類されている。

中央地域[編集]
中央地域(68町丁)
本庁旧管内
町名 町区域新設年月日 住居表示実施年月日 住居表示実施前の町名等 備考
横山町よこやまちょう 1917年9月1日 1968年8月1日 横山町の全部
八日町ようかまち 1917年9月1日 1968年5月1日 八日町の全部
八幡町はちまんちょう 1917年9月1日 1968年5月1日 八幡町の全部
八木町やぎちょう 1917年9月1日 1968年5月1日 八木町の全部
追分町おいわけちょう 1917年9月1日 1968年5月1日 追分町の全部
千人町せんにんちょう一丁目 1967年7月1日 1967年7月1日 千人町の一部
千人町二丁目 1967年7月1日 1967年7月1日 千人町の一部
千人町三丁目 1967年7月1日 1967年7月1日 千人町の一部
千人町四丁目 1967年7月1日 1967年7月1日 千人町の一部
日吉町ひよしちょう 1917年9月1日 1971年2月1日 日吉町の全部
元本郷町もとほんごうちょう一丁目 1971年2月1日 1971年2月1日 元本郷町の一部
元本郷町二丁目 1971年2月1日 1971年2月1日 元本郷町の一部
元本郷町三丁目 1971年2月1日 1971年2月1日 元本郷町の一部
元本郷町四丁目 1971年2月1日 1971年2月1日 元本郷町の一部
平岡町ひらおかちょう 1917年9月1日 1968年5月1日 平岡町の全部
本郷町ほんごうちょう 1917年9月1日 1968年5月1日 本郷町の全部
大横町おおよこちょう 1917年9月1日 1968年5月1日 大横町の全部
本町ほんちょう 1917年9月1日 1968年5月1日 本町の全部と元横山町の一部
元横山町もとよこやまちょう一丁目 1970年3月1日 1970年3月1日 元横山町、新町の各一部
元横山町二丁目 1970年3月1日 1970年3月1日 元横山町の一部
元横山町三丁目 1970年3月1日 1970年3月1日 元横山町、田町の各一部
田町たまち 1917年9月1日 1970年3月1日 田町、元横山町の各一部
新町しんちょう 1917年9月1日 1970年3月1日 新町の一部
明神町みょうじんちょう一丁目 1969年5月1日 1969年5月1日 明神町の一部
明神町二丁目 1969年5月1日 1969年5月1日 明神町の一部
明神町三丁目 1969年5月1日 1969年5月1日 明神町の一部
明神町四丁目 1969年5月1日 1969年5月1日 明神町の一部
1970年3月1日 新町、元横山町の各一部
子安町こやすまち一丁目 1968年3月1日 1968年3月1日 子安町の一部
子安町二丁目 1968年3月1日 1968年3月1日 子安町、北野町の各一部
2004年8月14日 北野町の一部
子安町三丁目 1968年3月1日 1968年3月1日 子安町の一部
子安町四丁目 1968年3月1日 1968年3月1日 子安町の一部
東町あずまちょう 1917年9月1日 1968年8月1日 東町の全部
旭町あさひちょう 1917年9月1日 1968年8月1日 旭町、子安町の各全部
三崎町みさきちょう 1917年9月1日 1968年8月1日 三崎町の全部
中町なかちょう 1917年9月1日 1968年8月1日 中町の全部
南町みなみちょう 1917年9月1日 1968年5月1日 南町の全部
寺町てらまち 1917年9月1日 未実施
万町よろずちょう 1917年9月1日 未実施
上野町うえのまち 1917年9月1日 未実施
天神町てんじんちょう 1917年9月1日 未実施
南新町みなみしんちょう 1917年9月1日 未実施
小門町おかどまち 1917年9月1日 未実施
台町だいまち一丁目 1972年7月1日 1972年7月1日 台町の一部
台町二丁目 1972年7月1日 1972年7月1日 台町の一部
台町三丁目 1972年7月1日 1972年7月1日 台町の一部
台町四丁目 1972年7月1日 1972年7月1日 台町の一部
中野町なかのまち 1943年7月1日 未実施
暁町あかつきちょう一丁目 1977年10月1日 1977年10月1日 中野町、大和田町の各一部
暁町二丁目 1977年10月1日 1977年10月1日 中野町の一部
暁町三丁目 1977年10月1日 1977年10月1日 中野町、左入町、尾崎町の各一部
中野山王なかのさんのう一丁目 1977年10月1日 1977年10月1日 中野町の一部
中野山王二丁目 1977年10月1日 1977年10月1日 中野町、左入町の各一部
中野山王三丁目 1977年10月1日 1977年10月1日 中野町の一部
中野上町なかのかみちょう一丁目 1977年10月1日 1977年10月1日 中野町、元横山町の各一部
中野上町二丁目 1977年10月1日 1977年10月1日 中野町の一部
中野上町三丁目 1977年10月1日 1977年10月1日 中野町の一部
中野上町四丁目 1977年10月1日 1977年10月1日 中野町、元横山町の各一部
中野上町五丁目 1977年10月1日 1977年10月1日 中野町の一部
大和田町おおわだまち一丁目 1974年4月1日 1982年3月1日 大和田町1の全部と北野町の一部
大和田町二丁目 1974年4月1日 1974年4月1日 大和田町の一部
大和田町三丁目 1974年4月1日 1974年4月1日 大和田町、明神町の各一部
大和田町四丁目 1974年4月1日 1974年4月1日 大和田町の一部
大和田町五丁目 1974年4月1日 1974年4月1日 大和田町の一部
大和田町六丁目 1974年4月1日 1974年4月1日 大和田町の一部
大和田町七丁目 1974年4月1日 1974年4月1日 大和田町の一部
1977年10月1日 大和田町、元横山町、中野町の各一部
富士見町ふじみちょう 1960年6月8日 1974年4月1日 富士見町の全部と大和田町、大谷町の各一部
緑町みどりちょう 1956年10月1日 未実施
清川町きよかわちょう 1965年2月21日[† 1] 未実施[† 2]
  1. ^ 南楢原土地区画整理事業換地処分公告の翌日
  2. ^ 町名地番整理実施区域
北部地域[編集]
北部地域(25町丁)
加住事務所旧管内
町名 町区域新設年月日 住居表示実施年月日 住居表示実施前の町名等 備考
尾崎町おさきまち 1956年10月1日 未実施
左入町さにゅうまち 1956年10月1日 未実施
滝山町たきやままち一丁目 1956年10月1日 未実施
滝山町二丁目 1956年10月1日 未実施
梅坪町うめつぼまち 1956年10月1日 未実施
谷野町やのまち 1956年10月1日 未実施
みつい台みついだい一丁目 1993年1月31日 1993年1月31日 左入町、谷野町の各一部
みつい台二丁目 1993年1月31日 1993年1月31日 中野町、左入町、谷野町の各一部
丹木町たんぎまち一丁目 1956年10月1日 未実施
丹木町二丁目 1956年10月1日 未実施
丹木町三丁目 1956年10月1日 未実施
加住町かすみまち一丁目 1956年10月1日 未実施
加住町二丁目 1956年10月1日 未実施
宮下町みやしたまち 1956年10月1日 未実施
戸吹町とぶきまち 1956年10月1日 未実施
高月町たかつきまち 1956年10月1日 未実施
石川事務所旧管内
町名 町区域新設年月日 住居表示実施年月日 住居表示実施前の町名等 備考
高倉町たかくらまち 1943年7月1日 未実施[† 1]
石川町いしかわまち 1943年7月1日 未実施
宇津木町うつきまち 1943年7月1日 未実施
平町たいらまち 1943年7月1日 未実施
小宮町こみやまち 1943年7月1日 未実施
久保山町くぼやまちょう一丁目 1988年6月1日[† 2] 未実施[† 1]
久保山町二丁目 1988年6月1日[† 2] 未実施[† 1]
大谷町おおやまち 1943年7月1日 未実施
丸山町まるやまちょう 1977年xx月xx日 未実施[† 1]
  1. ^ a b c d 町名地番整理実施区域
  2. ^ a b 宇津木台土地区画整理事業換地処分公告の翌日
西部地域[編集]
西部地域(21町丁)
元八王子事務所旧管内
町名 町区域新設年月日 住居表示実施年月日 住居表示実施前の町名等 備考
大楽寺町だいらくじまち 1956年10月1日 未実施
上壱分方町かみいちぶかたまち 1956年10月1日 未実施
諏訪町すわまち 1956年10月1日 未実施
四谷町よつやまち 1956年10月1日 未実施
叶谷町かのうやまち 1956年10月1日 未実施
泉町いずみちょう 1956年10月1日 未実施
横川町よこかわまち 1956年10月1日 未実施
弐分方町にぶかたまち 1956年10月1日 未実施
川町かわまち 1956年10月1日 未実施
元八王子町もとはちおうじまち一丁目 1956年10月1日 未実施
元八王子町二丁目 1956年10月1日 未実施
元八王子町三丁目 1956年10月1日 未実施
恩方事務所旧管内
町名 町区域新設年月日 住居表示実施年月日 住居表示実施前の町名等 備考
下恩方町しもおんがたまち 1956年10月1日 未実施
上恩方町かみおんがたまち 1956年10月1日 未実施
西寺方町にしてらかたまち 1956年10月1日 未実施
小津町おつまち 1956年10月1日 未実施
川口事務所旧管内
町名 町区域新設年月日 住居表示実施年月日 住居表示実施前の町名等 備考
川口町かわぐちまち 1956年10月1日 未実施
上川町かみかわまち 1956年10月1日 未実施
犬目町いぬめまち 1956年10月1日 未実施
楢原町ならはらまち 1956年10月1日 未実施
美山町みやまちょう 1956年10月1日 未実施
西南部地域[編集]
西南部地域(26町丁)
浅川事務所旧管内
町名 町区域新設年月日 住居表示実施年月日 住居表示実施前の町名等 備考
東浅川町ひがしあさかわまち 1960年10月1日 未実施
初沢町はつざわまち 1960年10月1日 未実施
高尾町たかおまち 1960年10月1日 未実施
南浅川町みなみあさかわまち 1960年10月1日 未実施
西浅川町にしあさかわまち 1960年10月1日 未実施
裏高尾町うらたかおまち 1960年10月1日 未実施
廿里町とどりまち 1982年11月1日 未実施[† 1]
横山事務所旧管内
町名 町区域新設年月日 住居表示実施年月日 住居表示実施前の町名等 備考
並木町なみきちょう 1956年10月1日 1979年3月1日 並木町の全部
散田町さんだまち一丁目 1981年3月1日 1981年3月1日 散田東町の一部
散田町二丁目 1981年3月1日 1981年3月1日 散田東町、散田町、山田町の各一部
散田町三丁目 1981年3月1日 1981年3月1日 散田東町、散田町の各一部
散田町四丁目 1981年3月1日 1981年3月1日 散田東町、散田町の各一部
散田町五丁目 1981年3月1日 1981年3月1日 散田町、めじろ台1、めじろ台4の各一部
山田町やまたまち 1956年10月1日 未実施
めじろ台めじろだい一丁目 1968年5月1日 未実施[† 2]
めじろ台二丁目 1968年5月1日 未実施[† 1]
めじろ台三丁目 1968年5月1日 未実施[† 1]
めじろ台四丁目 1968年5月1日 未実施[† 2]
長房町ながぶさまち 1956年10月1日 未実施
城山手しろやまて一丁目 1995年2月18日 1995年2月18日 長房町の一部
城山手二丁目 1995年2月18日 1995年2月18日 長房町、元八王子町2の各一部
狭間町はざままち 1956年10月1日 未実施
館事務所旧管内
町名 町区域新設年月日 住居表示実施年月日 住居表示実施前の町名等 備考
椚田町くぬぎだまち 1956年10月1日 未実施
館町たてまち 1956年10月1日 未実施
寺田町てらだまち 1956年10月1日 未実施
大船町おおふねまち 1956年10月1日 未実施
  1. ^ a b c 町名地番整理実施区域(一部を除く)
  2. ^ a b 町名地番整理実施区域
東南部地域[編集]
東南部地域(31町丁)
由井事務所旧管内
町名 町区域新設年月日 住居表示実施年月日 住居表示実施前の町名等 備考
小比企町こびきまち 1956年10月1日 未実施
片倉町かたくらまち 1956年10月1日 未実施
西片倉にしかたくら一丁目 2008年3月29日[† 1] 1997年2月1日 片倉町の一部
2004年12月4日 片倉町の一部
西片倉二丁目 2008年3月29日[† 1] 1997年2月1日 片倉町の一部 6〜13番街区
2002年2月2日 片倉町の一部 1〜5番街区
2004年1月31日 片倉町の一部 14〜33番街区
2006年12月16日 片倉町の一部 34・35番街区
西片倉三丁目 2008年3月29日[† 1] 1997年2月1日 片倉町の一部
宇津貫町うつぬきまち 1956年10月1日 未実施
みなみ野みなみの一丁目 2008年3月29日[† 1] 1997年2月1日 片倉町、宇津貫町の各一部
みなみ野二丁目 2008年3月29日[† 1] 2002年2月2日 片倉町、宇津貫町の各一部 1〜3・5〜8番街区
2003年2月8日 宇津貫町の一部 4・9〜20番街区
みなみ野三丁目 2008年3月29日[† 1] 1998年1月31日 小比企町、片倉町、宇津貫町の各一部
2000年2月5日 宇津貫町の一部
2001年2月3日 宇津貫町の一部 6・13〜21番街区
みなみ野四丁目 2008年3月29日[† 1] 1999年1月30日 宇津貫町の一部
2000年2月5日 小比企町、片倉町、宇津貫町の各一部
2001年2月3日 宇津貫町の一部 1・2・5番街区
2003年2月8日 宇津貫町の一部 18・19・21〜24番街区
2004年1月31日 宇津貫町の一部 3・4・6〜15・20番街区
みなみ野五丁目 2008年3月29日[† 1] 1997年2月1日 大船町、小比企町、片倉町、宇津貫町の各一部
みなみ野六丁目 2008年3月29日[† 1] 1997年2月1日 小比企町、片倉町、宇津貫町の各一部
兵衛ひょうえ一丁目 2008年3月29日[† 1] 1997年2月1日 片倉町、宇津貫町の各一部
2004年12月4日 片倉町、宇津貫町の各一部
兵衛二丁目 2008年3月29日[† 1] 2004年12月4日 宇津貫町の一部
2005年10月8日 宇津貫町の一部
2006年12月16日 宇津貫町の一部
2010年6月19日 宇津貫町の一部
七国ななくに一丁目 2008年3月29日[† 1] 2005年10月8日 宇津貫町の一部 1〜3・5〜14・16〜28番街区
2006年12月16日 宇津貫町の一部 15・29〜33番街区
七国二丁目 2008年3月29日[† 1] 2005年10月8日 宇津貫町の一部
七国三丁目 2008年3月29日[† 1] 2006年12月16日 大船町、宇津貫町の各一部
七国四丁目 2008年3月29日[† 1] 2004年12月4日 大船町の一部
2005年10月8日 大船町、宇津貫町の各一部
七国五丁目 2008年3月29日[† 1] 2002年2月2日 大船町、宇津貫町の各一部 25〜32番街区
2004年1月31日 大船町、宇津貫町の各一部 14〜24番街区
2006年12月16日 大船町、宇津貫町の各一部 1〜13番街区
七国六丁目 2008年3月29日[† 1] 1999年1月30日 宇津貫町の一部 7・8・15〜17番街区
2000年2月5日 宇津貫町の一部 9〜14・19〜24番街区
2001年2月3日 宇津貫町の一部 38〜40番街区
2002年2月2日 宇津貫町の一部 41番街区
2003年2月8日 宇津貫町の一部 2〜6・25〜32・34〜37番街区
2005年10月8日 宇津貫町の一部 1・43〜51番街区
2006年12月16日 宇津貫町の一部 42番街区
北野事務所旧管内
町名 町区域新設年月日 住居表示実施年月日 住居表示実施前の町名等 備考
北野町きたのまち 1956年10月1日 未実施
打越町うちこしまち 1956年10月1日 未実施
北野台きたのだい一丁目 1989年10月1日 1989年10月1日 中山、高嶺町、打越町の各一部
北野台二丁目 1989年10月1日 1989年10月1日 中山の一部
北野台三丁目 1989年10月1日 1989年10月1日 中山、鑓水、片倉町、高嶺町の各一部
北野台四丁目 1989年10月1日 1989年10月1日 中山、片倉町、高嶺町、打越町の各一部
北野台五丁目 1995年2月18日 1995年2月18日 片倉町、打越町の各一部
長沼町ながぬままち 1956年10月1日 未実施
絹ケ丘きぬがおか一丁目 1983年10月1日 1983年10月1日 高嶺町、打越町、長沼町の各一部
絹ケ丘二丁目 1983年10月1日 1983年10月1日 高嶺町、打越町の各一部
絹ケ丘三丁目 1983年10月1日 1983年10月1日 下柚木、中山、高嶺町、打越町の各一部
1992年8月1日 中山の一部
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 南八王子土地区画整理事業換地処分公告の翌日(町区域設定の効力発生日)
東部地域[編集]
東部地域(28町丁)
由木事務所旧管内
町名 町区域新設年月日 住居表示実施年月日 住居表示実施前の町名等 備考
下柚木しもゆぎ 1964年8月1日 未実施
下柚木二丁目 1996年6月15日[† 1] 未実施[† 2]
下柚木三丁目 1994年11月xx日 未実施[† 3]
上柚木かみゆぎ 1964年8月1日 未実施
上柚木二丁目 1996年6月15日[† 1] 未実施[† 2]
上柚木三丁目 1994年11月xx日 未実施[† 3]
中山なかやま 1964年8月1日 未実施
越野こしの 1964年8月1日 未実施[† 3]
南陽台なんようだい一丁目 1986年2月3日 1986年2月3日 下柚木字十二号・字十三号・字十四号の各一部
南陽台二丁目 1986年2月3日 1986年2月3日 下柚木字二号・字十二号・字十三号、堀之内字二十一号・字二十二号の各一部
1999年1月30日 下柚木の一部
南陽台三丁目 1986年2月3日 1986年2月3日 下柚木字二号・字十三号、堀之内字十九号・字二十一号・字二十二号の各一部
1999年1月30日 堀之内の一部
堀之内ほりのうち 1964年8月1日 未実施
堀之内二丁目 1996年6月15日[† 1] 未実施[† 2]
堀之内三丁目 1996年6月15日[† 1] 未実施[† 2]
由木東事務所旧管内
町名 町区域新設年月日 住居表示実施年月日 住居表示実施前の町名等 備考
東中野ひがしなかの 1964年8月1日 未実施
大塚おおつか 1964年8月1日 未実施
鹿島かしま 未実施[† 3]
松が谷まつがや 未実施[† 3]
南大沢事務所旧管内
町名 町区域新設年月日 住居表示実施年月日 住居表示実施前の町名等 備考
鑓水やりみず 1964年8月1日 未実施
鑓水二丁目 1994年11月xx日 未実施[† 3]
南大沢みなみおおさわ一丁目 1996年6月15日[† 1] 未実施[† 3]
南大沢二丁目 1996年6月15日[† 1] 未実施[† 2]
南大沢三丁目 1994年11月xx日 未実施[† 3]
南大沢四丁目 1994年11月xx日 未実施[† 3]
南大沢五丁目 1994年11月xx日 未実施[† 2]
松木まつぎ 1964年8月1日 未実施[† 3]
別所べっしょ一丁目 1996年6月15日[† 1] 未実施[† 2]
別所二丁目 未実施[† 2]
  1. ^ a b c d e f g 由木土地区画整理事業換地処分公告の翌日
  2. ^ a b c d e f g h 町名地番整理実施区域
  3. ^ a b c d e f g h i j 町名地番整理実施区域(一部を除く)

住宅団地[編集]

多摩ニュータウン開発によるもの[編集]

多摩ニュータウン グランピア南大沢

多摩ニュータウンは八王子市から多摩市稲城市町田市にまたがる大規模ニュータウンで、八王子市においては東京都東京都住宅供給公社およびUR都市機構によって主に市南東部の南大沢駅京王堀之内駅周辺で開発が進められた。1971年に多摩市において最初の入居が行われ、八王子市では1976年に入居が始まった[PR 5]。事業方式は土地区画整理事業および新住宅市街地開発事業で、公的な開発は2006年をもって終了したものの、その後も民間主導で開発が進められてきており、2016年現在22万人[PR 6]が居住している。一方で同年の高齢化率は22.2%[PR 6]で、高齢化率は全国平均より低い。

多摩ニュータウン開発で建設された住宅団地は以下の通りである。

  • 多摩ニュータウンエミネンス長池(第12住区、旧住宅・都市整備公団、1990-1991年)
  • 多摩ニュータウンエストラーセ長池(第12住区、旧住宅・都市整備公団、1992-1993年)
  • 多摩ニュータウン長池公園せせらぎ通り北(第12住区、旧住宅・都市整備公団、1994年)
  • 多摩ニュータウン長池公園せせらぎ通り南(第12住区、旧住宅・都市整備公団、1995年)
  • 多摩ニュータウンコリナス長池(第12住区、UR賃貸住宅、1990-1992年)
  • 多摩ニュータウン別所一丁目団地(第12住区、都営住宅、1994年)
  • 多摩ニュータウン別所一丁目第2団地(第12住区、都営住宅、1995年)
  • 多摩ニュータウン別所一丁目第3団地(第12住区、都営住宅、1996年)
  • 多摩ニュータウンホームタウン松木(第13住区、旧住宅・都市整備公団、1993年)
  • 多摩ニュータウン蓮生寺公園通り一番街(第13住区、旧住宅・都市整備公団、1994年)
  • 多摩ニュータウン蓮生寺公園通り二番街(第13住区、UR賃貸住宅、1994年)
  • 多摩ニュータウン蓮生寺公園通り三番街(第13住区、旧住宅・都市整備公団、1995年)
  • 多摩ニュータウンレーベンスガルテン長池1(第13住区、旧住宅・都市整備公団、1997年)
  • 多摩ニュータウンレーベンスガルテン長池2(第13住区、旧住宅・都市整備公団、1997年)
  • 多摩ニュータウンビューコート別所(第13住区、UR賃貸住宅、2000-2001年)
  • 多摩ニュータウン別所団地(第13住区、都営住宅、1988年)
  • 多摩ニュータウン別所第2団地(第13住区、都営住宅、1989年)
  • 多摩ニュータウン長池団地(第13住区、都営住宅、1991年)
  • 多摩ニュータウン長池第2団地(第13住区、都営住宅、1991年)
  • 多摩ニュータウングリーンメゾン南大沢(第14住区、旧住宅・都市整備公団、1983年)
  • 多摩ニュータウンパークサイド南大沢(第14住区、旧住宅・都市整備公団、1985年)
  • 多摩ニュータウンホームタウン南大沢(第14住区、旧住宅・都市整備公団、1986年)
  • 多摩ニュータウンシティハイツ南大沢(第14住区、UR賃貸住宅、1985-1987年)
  • 多摩ニュータウン南大沢団地(第14住区、都営住宅、1981 - 1996年)
  • 多摩ニュータウンベルコリーヌ南大沢(第15住区、旧住宅・都市整備公団、1989-1992年)
  • 多摩ニュータウン南大沢絹の道一番街(第16住区、UR賃貸住宅、1998年)
  • 多摩ニュータウン鑓水団地(第16住区、都営住宅、1994年)
  • 多摩ニュータウン鑓水第2団地(第16住区、都営住宅、1995 - 1996年)
  • 多摩ニュータウン鹿島団地(第17住区、旧日本住宅公団・UR賃貸住宅・都営住宅、1976年)
  • 多摩ニュータウン松が谷団地(第18住区、旧日本住宅公団・UR賃貸住宅・都営住宅、1978年)
  • 多摩ニュータウン南大沢学園萌樹の丘(第20住区、旧住宅・都市整備公団、1995年)
  • 多摩ニュータウン南大沢学園瑞樹の丘(第20住区、旧住宅・都市整備公団、1997年)
  • 多摩ニュータウン下柚木団地(第20住区、都営住宅、1992年)
  • 多摩ニュータウン下柚木第2団地(第20住区、都営住宅、1991年)
  • 多摩ニュータウン南大沢学園一番街(第21住区、旧住宅・都市整備公団、1994年)
  • 多摩ニュータウン南大沢学園二番街(第21住区、UR賃貸住宅、1994年)
  • 多摩ニュータウン南大沢学園三番街(第21住区、旧住宅・都市整備公団、1995年)
  • 多摩ニュータウン南大沢学園四番街(第21住区、UR賃貸住宅、1995年)
  • 多摩ニュータウン南大沢学園五番街(第21住区、旧住宅・都市整備公団、1996年)
  • 多摩ニュータウン南大沢学園六番街(第21住区、旧住宅・都市整備公団、1996年)
  • 多摩ニュータウングランピア南大沢(第21住区、UR賃貸住宅、2000-2004年)
  • 多摩ニュータウン上柚木団地(第21住区、都営住宅、1992年)
  • 多摩ニュータウン上柚木第2団地(第21住区、都営住宅、1993年)

多摩ニュータウン以外のもの[編集]

  • 都市再生機構館町団地 : 八王子都市計画事業(一団地の住宅施設)
  • 都市再生機構寺田団地 : 八王子都市計画事業(一団地の住宅施設)
  • グリーンヒル寺田 (寺田町、旧住宅・都市整備公団)
  • 都営新長房団地 - 昭和45年 : 八王子都市計画事業(一団地の住宅施設)
  • 長沼町アパート(長沼町 都営住宅 1988 - 1989年)
  • 長沼町第2アパート(長沼町 都営住宅 1990 - 1993年)
  • 長房南アパート(長房町 都営住宅 1971年)
  • 長房アパート(長房町 都営住宅 1996 - 2004年)
  • 長房北アパート(長房町 都営住宅 1971年)
  • 長房西アパート(長房町 都営住宅 1976年)
  • 都営北大和田団地 - 昭和47年 : 八王子都市計画事業(一団地の住宅施設)
  • 東京都住宅供給公社横川町団地 -1979年 : 八王子都市計画事業(一団地の住宅施設)
  • 八王子市住宅協会大和田台団地 - 1962年 : 八王子都市計画事業(一団地の住宅施設)
  • 八王子市住宅協会南楢原団地 - 昭年 : 八王子都市計画事業(一団地の住宅施設)
  • ビュータワー八王子
  • みなみ野シティ : 八王子ニュータウン
  • 元本郷町四丁目アパート(元本郷町 都営住宅 2004年)
  • 八王子高倉町アパート(高倉町 都営住宅 1971年)
  • 八王子高倉町第2アパート(高倉町 都営住宅 1980年)
  • 八王子石川町アパート(石川町 都営住宅 1971 - 1972年)
  • 八王子石川町第2アパート(石川町 都営住宅 1996 - 2001年)
  • 八王子南大谷アパート(大谷町 都営住宅 1971年)
  • 八王子大和田町アパート(大和田町 都営住宅 1970年)
  • 大和田七丁目アパート(大和田町 都営住宅 1976 - 1977年)
  • 中野山王三丁目アパート(中野山王 都営住宅 1994 - 2003年)
  • 八王子中野町アパート(中野山王 都営住宅 1967年)
  • 館ケ丘団地
  • 南原台団地
  • 宇津木台団地
  • ゆりのき台団地
  • 宝生寺団地
  • 朝日ヶ丘団地
  • 北野台団地
  • 絹ヶ丘団地

人口[編集]

人口は約57.75万人で、日本の市町村の中で第24位、20の政令指定都市を除くと第4位で、東京都内の市町村では第1位(23区を含む市区町村全体では第6位)。

八王子市と全国の年齢別人口分布(2005年) 八王子市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 八王子市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

八王子市(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

昼夜間人口[編集]

2010年時点の夜間人口(居住者)は580,053人であるが、市外からの通勤者と通学生および居住者のうちの市内に昼間残留する人口の合計である昼間人口は578,039人で、昼は夜の0.997倍の人口となり、昼夜間人口はほぼ1:1である。通勤者・通学者で見ると、市内から市外へ出る通勤者107,885人、市外から市内へ入る通勤者74,401人と市内から市外へ出る通勤者が多い。一方、学生では市内から市外に出る通学生17,348人、市外から市内へ入る通学生48,820人と市外から市内へ入る通学生が圧倒的に多い[PR 7]。 八王子市は区部への通勤者が多いベッドタウンという人口流出の面と、市内に多くの大学と企業を抱えることから通学先、勤務先として人口流入の面の両面があり、区部からの通勤者・通学者が12,417人である。 八王子市役所によると、11万人の学生と5千人の教員が八王子市に通っている[PR 8]

隣接自治体・行政区[編集]

東京都の旗東京都
神奈川県の旗神奈川県

歴史[編集]

中世[編集]

戦国時代[編集]

北条氏照は城を築いた深沢山に、牛頭天王の8人の王子神である「八王子権現」を祀り、八王子城と名づけた。 この城名が市名の由来である[PR 9]。また、異説として日吉大社及びその神体山である八王子山と密接なつながりがある山王社が多摩地域に多く存在しており、深沢山にも元々山王社が建っていて八王子山とも称され、そこに城を築いたために命名されたとする説もある(八王子城跡には現在も「山王台」と呼ばれる場所がある。また、日吉大社が祀る山王権現と八王子権現も密接なつながりがあるとされている)[8]

近世[編集]

安土桃山時代[編集]

八王子城が豊臣秀吉小田原征伐によって落城すると、この地方は後北条氏の旧領全域とともに徳川家康転封された。交通の要衝であるため、江戸甲州口から守るための軍事拠点としての役割も担った。 徳川家康が武田家の遺臣を召抱えて組織した八王子千人同心の根拠地となったのはそのためである。

江戸時代[編集]

江戸時代には関東各地の直轄領(御料)を支配する代官18人が駐在することとなり、武田家旧臣の大久保長安が代官頭を務めてこの地方の開発と甲州街道の整備にあたった。 その結果、八王子横山十五宿は甲州街道中で最大の宿場町として、また多摩地域の物資の集散地として栄えた。

近代[編集]

明治[編集]

1889年(明治22年)町制施行し、(神奈川県南多摩郡八王子町)として始まり、後に神奈川県から東京府に編入した。

幕末開国後、明治維新期以降は織物産業が繁栄し、江戸時代からの宿場町を中心に街も発展した。 特に生糸絹織物については市内で産するだけでなく、遠くは群馬県秩父地方山梨県長野県からも荷が集まり、輸出港である横浜に運ぶための中継地としても機能していた。 八王子と横浜を結ぶ神奈川往還は後に民俗史郷土史研究者から「絹の道シルクロード)」と呼ばれ[9]絹の道資料館はこうした歴史を伝える。

大正[編集]

1917年大正6年)には、東京府内で東京市に次ぎ2番目に市制を施行した。1940年昭和15年)12月1日に立川市が市制施行するまでは、東京多摩地域で唯一の「」であった。2017年平成29年)には市制施行100周年を迎えて様々な記念事業が行われた。

なお、八王子市が市制施行した当時の東京市は東京15区であり、現在の東京23区に属する地域のうち、豊多摩郡(現:渋谷区・中野区・杉並区、および新宿区の一部[注釈 1])、荏原郡(現:品川区・大田区・世田谷区・目黒区)、北豊島郡(現:豊島区・北区・荒川区・板橋区・練馬区)、南足立郡(現:足立区)、南葛飾郡(現:葛飾区・江戸川区、および墨田区の一部[注釈 2]と江東区の一部[注釈 3])は東京市編入前であり郡制を敷いていた。

昭和[編集]

1946年(昭和21年)3月1日、八王子市役所などに昭和天皇行幸昭和天皇の戦後巡幸)があった[10]1960年代以降は、伝統産業であった織物など繊維産業の衰退により、市の郊外には北八王子工業団地などの工業団地に企業誘致が進み、また宅地開発により多摩ニュータウンなどの大規模な住宅団地が建設された。 その後は都心のキャンパスが手狭になった上に工場等制限法で近隣での拡張が困難になった大学の移転が相次ぎ[11]学園都市と呼ばれるようになり、産学共同研究が盛んとなった。 市の西部の高尾山陣馬山などの山々は観光地やハイキングコースとして人気があり、また中村雨紅の生誕地にある「夕やけ小やけふれあいの里」や、東京都内で初めての道の駅である「道の駅八王子滝山」なども行楽客を集めている。

平成[編集]

2015年4月1日中核市に指定された。これは東京都の市では唯一である[12][PR 10]石森孝志八王子市長は「いずれ政令指定都市になることを目指す」としている[13]

2012年、東京都は八王子の繁華街である旭町、東町、寺町、中町、三崎町、南町ならび横山町を都迷惑防止条例に基づき、客引きスカウトのみならず、それらを行うために待機する行為なども禁止する区域に指定した[14]。 さらに2019年には同じ地区を暴力団排除条例に基づき、暴力団排除特別強化地域に指定[15]。地域内では暴力団と飲食店等との間で、みかじめ料のやりとりや便宜供与などが禁止され、違反者は支払った側であっても懲役1年以下または罰金50万円以下の罰則が科される[16]

沿革[編集]

行政区域の変遷(市町村制施行以後)[編集]

明治
  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、横山町、新町、子安町、馬乗町、八日町、本町、寺町、大横町、上野町、八幡町、本郷町、小門町、八木町、久島町、千人町、元横山町、新横山町、元本郷町、元子安町、本郷村の区域を以って神奈川県南多摩郡八王子町が成立。
  • 1893年(明治26年)4月1日 - 三多摩東京府移管により、東京府南多摩郡八王子町となる。
大正
  • 1917年(大正6年)9月1日 - 市制施行し、八王子市が発足(全国66番目、多摩地域では初)。
昭和
平成

行政[編集]

市長[編集]

現職市長[編集]

2024年1月21日初当選[PR 11]、1月29日就任。
副市長
  • 駒沢 広行こまざわ ひろゆき
任期満了となる村松満副市長の後任として2016年4月1日に就任、2020年4月1日再任。任期満了日は2024年3月31日。
2018年4月1日就任、2022年4月1日再任。任期満了日は2026年3月31日。

歴代町長[編集]

  • 平林定兵衛 1889年5月25日〜1891年12月12日
  • 大平安三 1891年12月26日〜1900年4月
  • 原豊穣 1900年4月27日〜1901年3月1日
  • 関谷源兵衛 1901年3月7日〜1902年3月5日
  • 平林定兵衛 1902年4月30日〜1903年4月17日
  • 柴田榮吉 1903年7月14日〜1905年1月9日
  • 平林定兵衛 1905年2月4日〜1915年8月20日
  • 柴田榮吉 1915年11月3日〜1917年3月31日

歴代市長[編集]

首長の代数(歴代)の数え方は何種類もあるが、本節では a, b を添える形で書き分けながら解説する。表示欄では「代a」「代b」という名で2種類を記載した。a は就任のあるたびにカウントする方式に基づく代数であり、b は同一人物による連続就任をカウントしない方式に基づく代数である。八王子市は a の方式を採っているが(他の例:弘前市[7]浜松市[8])、b の方式を採る自治体も多く(例:京都市[9]大垣市[10])、a と b の違いを認識しないまま単純に比較すると誤解が生まれる。なお、返り咲きがあろうとも同一人物を1カウントとする方式もあるが、現状、八王子市は該当しない。官選公選等を完全に区別して捉え、切り換わった時点で一から数え直す方式もあるが、八王子市はこれを採用していない。

代a 代b 氏名 就任年月日 退任年月日 備考
 官 選 市 長
柴田榮吉しばた えいいち
1917年大正6年)9月1日[PR 12] 1917年(大正6年)12月14日[注釈 4] 八王子町が市制を施行する前日に町長(第10代八王子町長)を退任し、八王子市の発足に伴って市長臨時代理者に就任[PR 12]。同年12月14日付で市長に就任した[PR 12]
1
1
1917年(大正6年)12月14日[PR 12] 1921年(大正10年)12月13日[PR 12][注釈 5] 初代市長として1期4年を満了。
2
2
平林定兵衛ひらばやし ていべえ
1922年(大正11年)2月16日[PR 12] 1925年(大正14年)2月25日[PR 12] 任期中3年目に病死。
3
3
武藤 文吾むとう ぶんご
1925年(大正14年)5月26日[PR 12] 1929年昭和4年)5月25日[PR 12] 1期満了。
4
4
秋山 文太郎あきやま ふみたろう
1929年(昭和4年)7月8日[PR 12] 1929年(昭和4年)11月4日[PR 12] 普通選挙法の施行後に行われた市議会議員選挙が敗北に終わったため、責任を取る形で就任後4か月足らずで辞任。
5
5
城所 國三郎きどころ くにさぶろう
1929年(昭和4年)12月11日[PR 12] 1933年(昭和8年)12月10日[PR 12] 1期4年を満了。2期目を目指すも選任されず。
6
6
杢代 龍喜もくだい たつよし
1934年(昭和9年)1月16日[PR 12] 1938年(昭和13年)1月15日[PR 12] 1期4年を満了。
7
7
関谷源兵衛
1938年(昭和13年)1月22日[PR 12] 1942年(昭和17年)1月21日[PR 12] 1期目4年を満了。
8
1942年(昭和17年)1月27日[PR 12] 1942年(昭和17年)3月25日[PR 12] 市議会混乱の責を負い、任期初頭で辞任。
(9)
1942年(昭和17年)5月9日[PR 12] 1942年(昭和17年)9月1日[PR 12] 次代市長就任までの空位は関谷自らが市長臨時代理として埋めた[PR 12][注釈 6]
10
8
深沢 友彦ふかざわ ともひこ
1942年(昭和17年)9月1日[PR 12] 1945年(昭和20年)9月12日[PR 12] 第10代には軍人市長の擁立が図られるも、人選を巡って紆余曲折があり、3番目に推挙された深沢が就任した。
これといった実績が無いうえに八王子空襲視察すら行わない姿勢が住民の怒りを買い、辞任に追い込まれた。
11
9
小林 吉之助こばやし きちのすけ
1945年(昭和20年)10月29日[PR 12] 1947年(昭和22年)4月4日[PR 12] 八王子最後の官選市長官選から公選への移行に伴い、任期満了を待たずして退任する[PR 12]
公 選 市 長
12
9
小林 吉之助
1947年(昭和22年)4月5日[PR 12] 1951年(昭和26年)4月4日[PR 12] 八王子初の公選市長として就任。2期目4年を満了。
13
1951年(昭和26年)4月23日[PR 12] 1955年(昭和30年)4月2日[PR 12] 3期目4年を満了?
14
1955年(昭和30年)4月30日[PR 12] 1957年(昭和32年)2月6日[PR 12] 4期目の2年目を前に不祥事で辞任。
15
10
野口 義造のぐち ぎぞう
1957年(昭和32年)2月25日[PR 12] 1961年(昭和36年)2月23日[PR 12] 1期4年を満了。
16
11
植竹 圓次うえたけ えんじ
1961年(昭和36年)2月24日[PR 12] 1965年(昭和40年)2月23日[PR 12] 1期目4年を満了。
17
1965年(昭和40年)2月24日[PR 12] 1969年(昭和44年)2月23日[PR 12] 2期目4年を満了。
18
1969年(昭和44年)2月24日[PR 12] 1973年(昭和48年)2月23日[PR 12] 3期目4年を満了。4選を目指すも病気で断念。
19
12
後藤 聰一ごとう そういち
1973年(昭和48年)2月24日[PR 12] 1977年(昭和52年)2月23日[PR 12] 1期目4年を満了。
20
1977年(昭和52年)2月24日[PR 12] 1981年(昭和56年)2月23日[PR 12] 2期目4年を満了。
21
1981年(昭和56年)2月24日[PR 12] 1983年(昭和58年)12月26日[PR 12] 3期目の途中、収賄容疑で引責辞任。
22
13
波多野 重雄はたの しげお
1984年(昭和59年)1月30日[PR 12] 1988年(昭和63年)1月27日[PR 12] 1期目4年を満了。
23
1988年(昭和63年)1月29日[PR 12] 1992年平成4年)1月28日[PR 12] 2期目4年を満了。
24
1992年(平成4年)1月29日[PR 12] 1996年(平成8年)1月28日[PR 12] 3期目4年を満了。
25
1996年(平成8年)1月29日[PR 12] 2000年平成12年)1月28日[PR 12] 4期目4年を満了。多選を批判され、5選は断念。
26
14
黒須 隆一くろす りゅういち
2000年(平成12年)1月29日[PR 12] 2004年(平成16年)1月28日[PR 12] 2000年(平成12年)1月23日、58歳で初当選。1期目4年を満了。
27
2004年(平成16年)1月29日[PR 12] 2008年(平成20年)1月28日[PR 12] 2004年(平成16年)1月25日、62歳で再選。2期目4年を満了。
28
2008年(平成20年)1月29日[PR 12] 2012年(平成24年)1月28日[PR 12] 2008年(平成20年)1月27日、66歳で3選。3期目4年を満了し、引退。
29
15
石森 孝志いしもり たかゆき
2012年(平成24年)1月29日[PR 12] 2016年(平成28年)1月28日[PR 12] 2012年(平成24年)1月22日、54歳で初当選。1期目4年を満了。
30
2016年(平成28年)1月29日[PR 12] 2020年(令和2年)1月28日[PR 12] 2016年(平成28年)1月24日、58歳で再選。2期目4年を満了。
31
2020年(令和2年)1月29日[PR 12] 2024年 (令和6年) 1月28日 2020年(令和2年)1月26日、62歳で三選。2024年1月28日に3期目4年を満了し、引退。
19
12
初宿和夫しやけ かずお
2024年(令和6年)2月29日[PR 13]
(現 職)
2024年 (令和6年) 1月21日初当選。

市長選挙[編集]

  • 2024年1月21日執行。

※当日有権者数:468,256人 最終投票率:38.66%(前回比:7.20pts)

候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持
初宿和夫59無所属63,838票35.76%(推薦)自由民主党公明党
(支援)東京維新の会
滝田泰彦41無所属57,193票32.04%(支持)立憲民主党日本共産党社会民主党八王子・生活者ネットワーク新社会党
両角穣61無所属44,913票25.16%
服部貴之40無所属10,292.369票5.77%
鎌田孝之58無所属2,276.630票1.27%

以上の出典[PR 14]

行政機構[編集]

2008年4月1日時点の市職員数(短期契約職員を除く)は2,909人である[PR 15]。職員数は2010年度までに2,897人とすることを目標として削減を進めており、同規模の地方自治体と比べると市民1人当たりの職員数は少なくなっている[PR 16]

2015年4月1日時点[PR 17]

市長
  • 市長
  • 副市長(2名)
市役所
固定資産評価員
教育長
  • 学校教育部
  • 生涯学習スポーツ部
  • 図書館部

役所[編集]

太字は「拠点事務所」=19時まで開庁

  • 中央部:八王子駅南口総合事務所2010年(平成22年)11月26日サザンスカイタワー八王子内に八王子駅南口総合事務所が設置されたため八王子駅前事務所は閉鎖された[PR 18]
  • 北部:(旧小宮町・旧加住村に相当)石川事務所・加住事務所
  • 東部:(旧由木村に相当)由木事務所・南大沢事務所・由木東事務所
  • 東南部(旧由井村に相当):北野事務所・由井事務所
  • 西南部(旧浅川町・旧横山村に相当):浅川事務所・横山事務所・館事務所
  • 西部:(旧元八王子村・旧川口村・旧恩方村に相当)元八王子事務所・川口事務所・恩方事務所

財政[編集]

2016年度の当初予算規模は約4,098億円である[PR 19]。市債残高はピークであった2000年度の3,184億円から年々減り続け2015年度末時点で2,085億円[PR 20] となり、1,099億円減少している。単年度の歳入における地方債依存度は年々低下し、2015年度では3.6%であった。市債の発行目的は主に小中学校の校舎建設や都市計画事業、住民税の減税補填の費用で、施設整備などの投資的経費の減少により地方債の発行が抑制された。2015年度の歳入に占める自主財源の比率は52.4%である。市の基金(貯金)は2005年度93億円であったが年々増加しており、2015年度で235億円となっている。

2001年度のラスパイレス指数は105.0で指定都市を除く全市区町村の中では8番目に高く、東京26市中では7番目に高かったが、給与の引き下げなどの対策によって2015年度は97.8と大幅に低下し東京26市中で26位と大きく改善された。2005年度(平成17年度)決算における歳出に対する人件費比率は20.3%、2015年度決算における歳出に対する人件費比率は14.4%とこちらも年々縮減される傾向にある。

環境[編集]

2001年から地球温暖化対策して「はちおうじ省エネ国」事業を開始。希望する家庭に電気使用量などチェックシートで毎月点検できるようにした。2009年1月にイメージキャラクター名が「えこちゃん」に「えこちゃん」の頭の上に乗っているドングリの愛称が「グリちゃん」に決定する[17]2010年8月に八王子環境フェスティバルなどで流されていた省エネ国テーマソングが市のホームページで公開された[PR 21]。テーマソングの製作は市役所職員がすべて行いボーカルには初音ミクを使った[18]

ゴミ処理[編集]

2004年から有料化、個別収集開始。優良集合住宅集積所認定制度創設や学生にゴミ分別のマナーなど向上のために市内の大学・短大・高専で構成される八王子市学園都市推進会議と連携している[PR 22]

2010年10月1日からは資源ゴミに対しても個別収集開始しさらなる減量化を目指している[PR 23]

下水処理[編集]

下水処理は市町村の事業であるが、多摩地区の多く市では東京都下水道局への委託を進めている。高度な設備による水質改善や大規模処理による経済性という利点があるためである。

本市の場合は、浅川沿いの北野下水処理場にて処理を行っていた。段階的に都への委託が進み、2021年1月をもって完了した。

都の処理は多摩川沿いの八王子水再生センターで行われている。

広域行政[編集]

東京都機関[編集]

主税局
  • 八王子都税事務所
  • 八王子自動車税事務所
福祉保健局
  • 八王子児童相談所
  • 八王子福祉作業所
  • 病院経営本部八王子小児病院
産業労働局
  • 労働相談情報センター八王子事務所(八王子労政会館)
  • 多摩職業能力開発センター八王子校(旧八王子技術専門校)
建設局
  • 南多摩西部建設事務所
水道局
  • 八王子給水事務所
  • 八王子サービスステーション
下水道局
  • 八王子水再生センター

議会[編集]

八王子市議会[編集]

東京都議会[編集]

2021年東京都議会議員選挙
  • 選挙区:八王子市選挙区
  • 定数:5人
  • 任期:2021年7月23日 - 2025年7月22日
  • 投票日:2021年7月4日
  • 当日有権者数:467,264人
  • 投票率:42.94%
候補者名 当落 年齢 所属党派 新旧別 得票数 備考
東村邦浩 59 公明党 45,053票
青柳有希子 42 日本共産党 28,490票
西山賢 44 自由民主党 26,004票 2022年8月18日死去
伊藤祥広 52 自由民主党 23,132票
須山卓知 40 立憲民主党 21,786票
両角穣 59 都民ファーストの会 20,937票
滝田泰彦 39 都民ファーストの会 19,991票
滝沢景一 55 日本維新の会 8,044票
小林蓮 34 諸派 3,095票
押越清悦 62 諸派 1,048票
2017年東京都議会議員選挙
  • 選挙区:八王子市選挙区
  • 定数:5人
  • 投票日:2017年7月2日
  • 当日有権者数:463,897人
  • 投票率:52.49%
候補者名 当落 年齢 所属党派 新旧別 得票数
東村邦浩 55 公明党 48,016票
両角穣 55 都民ファーストの会 41,541票
滝田泰彦 35 都民ファーストの会 39,275票
清水秀子 65 日本共産党 31,935票
伊藤祥広 48 自由民主党 26,519票
鈴木玲央 39 自由民主党 22,239票
安藤修三 37 民進党 21,446票
滝沢景一 51 無所属 6,947票
岡村幹雄 60 諸派 2,597票

衆議院[編集]

東京24区
  • 選挙区:東京24区(八王子市(東中野大塚以外の地域))
  • 任期:2021年10月31日 - 2025年10月30日
  • 当日有権者数:463,096人
  • 投票率:56.77%
当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 重複
萩生田光一 58 自由民主党 149,152票
佐藤由美 49 国民民主党 44,546票
吉川穂香 26 日本共産党 44,474票
朝倉玲子 62 社会民主党 16,590票
東京21区
当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 重複
小田原潔 57 自由民主党 112,433票
比当 大河原雅子 68 立憲民主党 99,090票
竹田光明 66 日本維新の会 35,527票

国家機関[編集]

内閣府[編集]

宮内庁

法務省[編集]

検察庁

財務省[編集]

国税庁

厚生労働省[編集]

農林水産省[編集]

林野庁
  • 関東森林管理局高尾森林センター
  • 森林技術総合研修所

国土交通省[編集]

防衛省[編集]

自衛隊

裁判所[編集]

明神町に、多摩地域全域を管轄している東京地方裁判所八王子支部および東京家庭裁判所八王子支部が所在していたが、これらを立川市に移転するとの方針が国から提示され[PR 24][PR 25]、2009年4月20日に移転された。地家裁と同じ庁舎にあった八王子簡易裁判所は地家裁移転後も引き続き同じ庁舎内で業務を行っていたが、2011年に同じ敷地内に庁舎を新設し移転した。旧庁舎取り壊し後の跡地には、2019年に八王子税務署が移転、2021年にAOI八王子病院(移転前の名称は南八王子病院)が移転してきた。

なお、同じ敷地内には八王子法務総合庁舎があり、東京地方検察庁八王子支部が地方裁判所・家庭裁判所と同時に立川市に移転した後も八王子区検察庁が引き続き入居している。八王子法務総合庁舎は2020年から大規模改修工事が進められており、2022年の竣工後には東京法務局八王子支局、八王子労働基準監督署が移転する予定である。また不動産登記申請書などの保存期間延長に伴い、東京法務局の集中書庫(面積約3030平方メートル)も庁舎内に新設される予定である[19]

簡易裁判所
かつてあった司法機関
上記は1876年(明治9年)以来の歴史があった[PR 26] が、2009年(平成21年)4月20日に立川市へ移転した。

特殊法人および独立行政法人[編集]

施設[編集]

警察[編集]

本部
組織
警察署
  • 八王子警察署 - 1881年(明治14年)に設置された神奈川県第7号警察出張所が前身。1893年(明治26年)に東京府編入に伴い警視庁八王子警察署となる。2017年(平成29年)8月、元横山町から元本郷町の新庁舎に移転した[PR 27]
    • 旧八王子警察署(元横山町)跡地には警視庁新庁舎が建設される[20]
  • 高尾警察署 - 警視庁100番目の警察署として1995年(平成7年)3月1日に設置された。市西部から南西部の元八王子、恩方、浅川、横山、館地区を担当する。
  • 南大沢警察署 - 警視庁102番目の警察署として2009年(平成21年)4月20日に設置された。市南部から南東部の由井・由木・由木東地区と町田市小山・相原地区を担当する。

消防[編集]

消防は市町村の責任業務であるが、本市は多摩地域の多くの自治体と同様に東京消防庁へ業務を委託している。以前は多摩地域は全域が第8方面とされていたが、1990年に第9方面が新設され、方面本部は本市の小宮出張所に置かれた。更に首都直下地震NBC災害を鑑み、2013年3月に消防救助機動部隊(ハイパーレスキュー隊)が市内に配備された。2017年12月、消防救助機動部隊の敷地内において、消防方面訓練場、消防救助機動部隊隊舎、受援拠点などが整備された総合的な消防防災施設である東京消防庁南多摩防災施設として新たに運用を開始した[21]

本部
消防署
出張所
  • 富士森出張所(大横町1-4) 救急隊1→楢原町に移転。楢原出張所になる。
  • 元八王子出張所(大楽寺町366-1) 救急隊1
  • 小宮出張所(石川町2099-4) 救急隊1
  • 浅川出張所(東浅川町882-2) 消防活動二輪部隊(クイックアタッカー隊)・救急隊1
  • 北野出張所(北野町575-1) 特別消火中隊・救急隊2
  • みなみ野出張所(大船町1044-2)
八王子市南大沢3丁目に出張所の新規建設計画がある

医療[編集]

東京医科大学八王子医療センター
主な中核病院
市内の周産期母子医療センター

その他[編集]

  • 南多摩保健医療圏 - 本市と町田、多摩、稲城、日野市の5市で構成。

保健・福祉[編集]

多摩地区の保健所は基本的には都が設置しているが、保健所政令市である本市と町田市はそれぞれ独自に保健所を設置している。

2023年5月末日時点で、市民の平均年齢は42.32歳。高齢者人口は155,051人で、総人口比は27.64%である[PR 28][PR 29]。2004年1月1日時点、市内最高齢者は男103歳、女107歳である。2005年4月1日の時点で独居老人は7,212人、寝たきり人口は601人である。独居老人は増加しているが、寝たきり人口は減少している[PR 30]

  • 都立
    • 八王子授産場
    • 八王子児童相談所
    • 八王子少年センター
    • 甲ノ原少年心理相談センター
    • 八王子生活実習所
    • 八王子福祉作業所
    • 八王子福祉園
  • 市立
    • 八王子市保健所
    • 小児・障害メディカルセンター(2011年4月 東京都立八王子小児病院跡地に開設[23]。)
      • 島田療育センターはちおうじ
    • 保健センター
    • 大横保健福祉センター
    • 東浅川保健福祉センター
    • 南大沢保健福祉センター
    • 子ども家庭支援センター
      • 生涯学習センター内・みなみ野・元八王子・南大沢・館・石川
    • 地域包括支援センター(愛称:高齢者あんしん相談センター)
      • 旭町・高尾・左入・中野・南大沢・めじろ・長沼・川口・元八王子・片倉・堀之内・長房・子安・もとはち南・寺田

清掃・衛生施設[編集]

多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場
  • 戸吹クリーンセンター
    • 戸吹清掃事業所
    • 戸吹清掃工場
    • 戸吹不燃物処理センター
    • 戸吹プラスチック資源化センター
  • 館清掃事業所
    • 館清掃工場(2010年9月末に停止[PR 31]
  • 北野衛生事業所(し尿収集)
  • 北野清掃工場
  • 北野衛生処理センター(し尿・浄化槽汚泥処理)
  • 北野下水処理場(下水処理)
  • 南大沢清掃事業所
  • 多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場(多摩市)

図書館[編集]

中央図書館

八王子市の設置運営する公立図書館は「八王子市図書館」と称し、中央図書館(本館に相当)および3つの図書館(分館に相当)、5つの市民センター図書館(分室に相当)がある[24][25][26]

集会施設[編集]

  • 学園都市センター(八王子オクトーレ
  • 八王子市民会館J:COMホール八王子)
  • 芸術文化会館(いちょうホール)
  • 南大沢文化会館
  • 生涯学習センター(クリエイトホール)
  • 陵南会館
  • 長房ふれあい館
  • 公民館
    • 中央公民館
    • 南大沢公民館
    • 川口公民館
  • 市民活動支援センター
    • 中心市街地活性化交流スペース
  • 市民センター
    • 大和田・長房・浅川・子安・由木中央・由井・北野・元八王子・由木東・中野・石川・恩方・台町・南大沢・川口・加住・横山南
  • 市民集会所
    • 横山・恩方・川口・館・加住・由井・元八王子・北野・石川

文化施設[編集]

博物館・資料館[編集]

多摩森林科学園
大学セミナーハウス
TAKAO 599 MUSEUM
(2017年11月撮影)
  • 農林水産省関東森林管理局高尾森林センター「ウッディハウス愛林」
  • 独立行政法人森林総合研究所多摩森林科学園・森の科学館。日本各地のの遺伝子を保存するための林であり、約1,700本の桜が植えられている。桜の開花時期以外にも年末年始及び休園日を除く通年、一般公開されている。 ■右列に画像あり
  • 独立行政法人都市再生機構都市住宅技術研究所・集合住宅歴史館
  • 財団法人大学セミナーハウス ■右列に画像あり
都立
  • 都立高尾ビジターセンター
  • 多摩地域ユース・プラザ「高尾の森わくわくビレッジ」(2005年4月-) - 都立八王子高陵高等学校跡地
  • 「高尾の森自然学校」(2015年4月10日-) - 運営:一般財団法人 セブン-イレブン記念財団
市立
  • TAKAO 599 MUSEUM(元都立高尾自然科学博物館-2004年3月閉館。跡地は八王子市により2015年8月11日「TAKAO 599 MUSEUM」開館。 ■右列に画像あり
  • 八王子市郷土資料館(令和3年を以て閉館。)
  • 八王子市絹の道資料館
  • 八王子市こども科学館「サイエンスドーム八王子」
  • 八王子市北野余熱利用センター「あったかホール」
  • 八王子市長池自然館「長池ネイチャーセンター」
  • 八王子市夕やけ小やけふれあいの里
  • 八王子市農村環境改善センター
  • 八王子城跡ガイダンス施設(展示解説スペース・休憩・レクチャースペース)
  • 桑都日本遺産センター 八王子博物館(はちはく)(サザンスカイタワー八王子3階)[27]
私立
かつて存在した施設[編集]
姫木平自然の家 (左)西館 (右)本館と東館 姫木平自然の家 (左)西館 (右)本館と東館
姫木平自然の家
(左)西館 (右)本館と東館
市立
  • 八王子市姫木平自然の家(長野県小県郡長和町) ■右列に画像あり - 2022年4月1日に長和町に譲渡(移管)され、2023年現在は「長和町姫木平自然の家」として旧長和町振興公社であった企業により運営が行われている。

美術館[編集]

市立
私立
  • 村内美術館 - バルビゾン派絵画を中心とした西洋絵画のコレクションを展示
  • 東京造形大学附属横山記念マンズー美術館 - ジャコモ・マンズーの作品を保存・展示
  • 一刻芸術会館 - 田中一刻の作品を保存・展示
  • トリックアート美術館
  • 東京富士美術館 - ルネサンスから現代にいたる西洋絵画500年の流れを概観することを可能にする名作およそ100点が常設展示
  • 名和美術館(戦国武具500点が展示。懐石料理「八王子天山」内に併設。2012年「八王子天山」閉店とともに閉館。跡地の一部は「THE GRAND HILLS HACHIOJI CLUB」となった)

運動施設[編集]

  • 屋内スポーツ施設
    • 八王子市総合体育館 「エスフォルタアリーナ八王子 平成26年10月1日開場」(室内競技場:メインアリーナ2000席・サブアリーナ700席)
    • 富士森公園(市民体育館・市民体育館分館競技場)
    • 甲の原体育館(体育室・屋内プール)
    • 東浅川保健福祉センター(体育室・屋内プール)
    • 北野余熱利用センター「あったかホール」(屋内プール)
    • 各市民センター体育室
  • 屋外スポーツ施設
    • 八王子市総合体育館 「エスフォルタアリーナ八王子」 平成26年10月1日開場(運動広場)
    • 富士森公園(市民球場・陸上競技場・テニスコート・フットサルコート)
    • 椚田運動場(少年野球場・少年サッカー場・テニスコート・ゲートボール場・ジョギングコース)
    • 上柚木公園陸上競技場野球場・ソフトボール場・テニスコート)
    • 滝が原運動場(野球場(軟式)・ソフトボール場・テニスコート・サッカー場兼自転車練習場)
    • 川町運動場(少年野球場・少年サッカー場)
    • 大塚公園(野球場・テニスコート・屋外プール)
    • 北野公園・高倉公園(軟式野球場)
    • 大平公園・久保山公園・内裏谷戸公園・別所公園・殿入中央公園・松木公園(テニスコート)
    • 陵南公園(屋外プール)
    • 戸吹スポーツ公園(2011年4月1日開園[PR 32] ラグビー兼サッカー場・テニスコート・スケートパーク・クライムロック・クライムツリー・原っぱ広場)
  • その他
    • 浅川サイクリング道路

対外関係[編集]

姉妹都市・提携都市[編集]

海外[編集]

友好都市

2006年、市制90周年を記念して日本国外の都市と友好都市交流を開始した[PR 33]。 その後2017年に市制100周年を記念し、当市出身で第二次世界大戦終戦直後のドイツで治療に尽力した医師の肥沼信次と関係が深いドイツのヴリーツェン市と友好交流協定を結んだ[PR 34][PR 35]

国内[編集]

姉妹都市

上記のうち苫小牧市と日光市は千人同心のゆかりの地である。苫小牧は、江戸時代末期、北辺警備と勇払原野の開拓に千人同心が参加したこと、日光は、千人同心が東照宮の火の番を勤めていた縁で、姉妹都市となった[PR 36]。また寄居町と小田原市は戦国大名の北条氏一族が治めていた城があった縁や、近年の圏央道の開通に伴い結び付きが強くなった事から姉妹都市締結となった[PR 37]

経済[編集]

第3次産業が、事業所数・従業者数ともに全体の約8割を占める(2000年年国勢調査[PR 38]

主な産業

(産業別事業所数上位5位まで。カッコ内は構成比。2001年(平成13年)10月1日時点)[PR 38]

  1. 卸売・小売業、飲食店 7,681(40.3%)
  2. サービス業 5,648(29.7%)
  3. 製造業 1,947(10.2%)
  4. 建設業 1,905(10.0%)
  5. 不動産業 984(5.2%)
産業人口

(産業別就業者数上位5位まで、単位・人。カッコ内は構成比。2001年(平成13年)10月1日時点)[PR 38]

  1. サービス業 73,987(34.9%)
  2. 卸売・小売業、飲食店 66,041(31.2%)
  3. 製造業 34,032(16.1%)
  4. 建設業 13,520(6.4%)
  5. 運輸・通信業 10,680(5.0%)

第一次産業[編集]

農業[編集]

農家の戸数は2005年時点で1,435戸で減少傾向にあり、販売農家が全体の約40%を占める[PR 39]八王子市農業協同組合(JA八王子)が、八王子市全域の農協業務を執り行っている。 東京都にある養蚕農家23戸のうち10戸が八王子市にある。 西部の山地・丘陵の農地では、ニホンザルイノシシなどの獣害対策が課題となっており、ボランティアによる駆除活動が行われている。2007年には道の駅八王子滝山内に農産物直売所「ファーム滝山」がオープンし、地産地消を推進する拠点となっている[28]

農業粗生産額は 27 億円である。内訳は以下のとおりである。

  1. 生乳(15.2%)
  2. ほうれんそう(9.0%)
  3. 小松菜(7.8%)
  4. 鉢物類(花卉)(6.9%)
  5. 大根(6.1%)
  6. その他(55.0%)

農地面積は 957ha(市域全体の約5.1%)で、内訳は以下のとおりである。

  1. 畑 629ha(65.7%)
  2. 樹園 245ha(25.6%)
  3. 田 83ha(8.67%)

水産業[編集]

浅川上流(上恩方・西寺方町)にはマス釣場があり、ニジマスヤマメの遊漁が可能である。

第二次産業[編集]

かつての主力産業「織物」をイメージしたモニュメント

工業[編集]

  • 明治期以降、繊維工業が隆盛したが、第二次世界大戦後、1960年代頃ら次第にその数を減らした。しかし、2000年時点で絹織・ニット製品・染色業などの繊維工業関係の工場が市内に 140あり[PR 40]、日本国外の高級ブランド製品の委託生産や、地域ブランド化など、製品の差別化によってその付加価値を高めようしている。
  • 1970年代以後、工業団地の造成にともない、電気機械・精密機器製造業の比重が高まり、関連する中小の企業も市内各地に点在している。
  • 2000年の工業事業所数は 1,714、従業員数は 26,391 人、製品出荷額は約 7,892 億円である。
それぞれの上位5位までの業種と比率は以下のとおりである。
工業事業所数
  1. 電気機械器具 339(19.8%)
  2. 一般機械器具 278(16.2%)
  3. 金属製品 176(10.3%)
  4. 繊維工業 140(8.2%)
  5. プラスチック製品 127(7.4%)
工業従業員数

(単位:人)

  1. 電気機械器具 9,310(35.3%)
  2. 一般機械器具 4,646(17.6%)
  3. 食料品 1,760(6.7%)
  4. 出版印刷関連 1,497(5.7%)
  5. プラスチック製品 1,490(5.7%)
工業製品等出荷額

(単位:万円)

  1. 電気機械器具 31,459,795(39.9%)
  2. 一般機械器具 19,468,689(24.7%)
  3. 化学工業 7,831,992(9.9%)
  4. 出版印刷関連 3,561,241(4.5%)
  5. プラスチック製品 2,436,606(3.0%)

北八王子工業団地には、各種計測機器などの精密機器製造業の他、交通の利便性により、各社の物流拠点がある[PR 41]。北八王子工業団地のほかには、東浅川工業団地、狭間工業団地、八王子繊維工業団地、下恩方工業団地、美山工業団地、北野工業団地がある[PR 42]

機業地であった歴史を受け継ぎ、絹織・ニット製品・染色業などの工場も多い。

第三次産業[編集]

商業[編集]

八王子市の小売業の年間商品販売額は、多摩地区第1位(2014年)[PR 43]であり、町田市、次いで立川市、武蔵野市がこれに続く。

中心市街地では、駅前にJR東日本最大級の駅ビル[29]である八王子駅北口駅ビル(セレオ八王子北館)や八王子駅南口駅ビル(セレオ八王子南館)、八王子オクトーレ、京王八王子駅ビル(京王八王子ショッピングセンター)、サザンスカイタワー八王子ヨドバシカメラ八王子店、ドン・キホーテ八王子駅前店、八王子オーパなどの大型店がある。過去には大型店舗の撤退などもあったが、大型店舗のリニューアルや新規出店が進んでいる。商業地域および近隣住宅地域ではマンションの建築が盛んであり、人口も右肩上がりで甲州街道沿いの歩行者数も増えている。

一方、市の郊外には三井アウトレットパーク 多摩南大沢ぐりーんうぉーく多摩イーアス高尾、コピオ長房[30]スーパービバホーム八王子多摩美大前店[31]、フォルテ八王子[32]等に代表される郊外型大規模ショッピングセンターが複数出現しているため、市郊外や新宿駅立川駅などの周辺に買い物客が流れている傾向がある[33][34][35]。また、多くの大学が立地しているが市内各所に点在しているため、市中心部の八王子駅周辺ほか八王子市南部の南大沢駅周辺で買い物する学生も多い。

中心市街地の活性化を図るため、1997年には八王子駅北口再開発(八王子スクエアビル)、2003年には八日町第2地区再開発(ビュータワー八王子)、続いて2010年には八王子駅南口再開発(サザンスカイタワー八王子)とJR東日本により八王子駅南口駅ビル(セレオ八王子南館)が竣工した。2018年には、住友不動産JR貨物の所有地を活用し共同開発した八王子駅南口の複合施設の一部をイオンモールが借りて商業施設「八王子オーパ」を開業した[36]

今後も、中央自動車道八王子インター隣接のイオンモール八王子インターチェンジ北[37]、八王子駅北口「旭町・明神町地区」再開発(一部は多摩地域最大のコンベンションセンター「東京たま未来メッセ」として開業済)[38]、八王子医療刑務所移転後用地活用計画[39]八王子西インターチェンジ近接の川口土地区画整理事業(流通・産業拠点整備)[40]等が事業予定されている。

八王子に拠点を置く企業[編集]

商業施設[編集]

八王子駅・京王八王子駅周辺
三井アウトレットパーク 多摩南大沢
フレンテ南大沢新館
ぐりーんうぉーく多摩
南大沢駅・京王堀之内周辺
八王子みなみ野駅周辺
  • MIOみなみ野
    • 三和(八王子みなみ野店)
    • サンドラッグ(八王子みなみ野店)
    • セリア(三和八王子みなみ野店)
    • ニトリ(八王子みなみ野店)
  • アクロスプラザ八王子大船
  • アクロスモール八王子みなみ野
  • DCM(八王子みなみ野店)
  • フレスポ八王子みなみ野
  • スーパーアルプス(みなみ野店)
  • 蔦屋書店(八王子みなみ野店)
  • サウスフィットネスクラブ八王子みなみ野店(24時間年中無休フィットネスクラブ)
北野駅周辺
めじろ台駅・狭間駅・高尾駅周辺
西八王子駅周辺
北八王子駅・高倉町周辺
八王子IC周辺
その他地域及び全域
  • コピオ長房
  • コピオ楢原
  • フォレストモール八王子大和田
  • エコ・タウン 八王子大和田店(元ムラウチジョーシン八王子本店)
  • フォルテ八王子(ダイエー楢原店跡)
  • イオンフードスタイル(八王子大和田店)
  • ABCマート(セレオ八王子店・MONO セレオ八王子店・八王子オクトーレ店・ぐりーんうぉーく多摩店・HAWKINS三井アウトレットパーク多摩南大沢店・VANS三井アウトレットパーク多摩南大沢店)
  • AOKI(多摩ニュータウン堀之内店・八王子大和田店・八王子楢原店・八王子新めじろ台店)
  • サイクルベースあさひ(八王子大和田店・めじろ台店・南大沢店)
  • いなげや(八王子中野店)
  • ウエルシア(八王子東浅川店・八王子川口店・八王子椚田店・八王子弐分方店・八王子諏訪店・薬局八王子みなみ野店・八王子駅北口店・八王子東中野店・八王子七国店)
  • エコス(TAIRAYA元八王子店・西寺方店・川口店・東浅川店・大横店)
  • エニタイムフィットネス(八王子店・八王子元横山町店・八王子高倉店・南大沢店・京王堀之内店・八王子めじろ台店・西八王子店。24時間年中無休フィットネスクラブ)
  • オザム(大楽寺店・八王子諏訪店)
  • カネマン(片倉店)
  • 業務スーパー(田町店・四谷店・寺田店・八王子店・西八王子店)
  • くまざわ書店(本社。書籍販売。八王子店・コミックランドビーワン八王子店・西八王子店・IY八王子店)
  • クリエイトSD(八王子宇津木台店・八王子中野上町店・八王子元本郷店・クリエイト薬局八王子堀之内店・八王子北野町店・八王子四谷店・八王子台町・八王子万町・八王子西寺方町店・八王子散田町店・八王子越野店)
  • グルメシティ(八幡町店・叶谷店〈以上旧忠実屋〉)
  • コープ(北野台店・城山手店)
  • コナカ(八王子高倉店・京王八王子駅前店・ぐりーんうぉーく多摩店)
  • ゲオ(西八王子店・八王子堀之内店・ブックスタマゲオ八王子店)
  • コルモピア(八王子みなみ野店・八王子並木町店・北野店・高倉店・楢原店)
  • ザ・ダイソー(八王子市内20店舗)
  • サンドラッグ(西八王子店・めじろ台店・八王子片倉店・八王子北口店・八王子中野町店・八王子高倉店・京王堀之内店・八王子四谷店・高尾店)
  • しまむら(石川店・城山手店・狭間店・諏訪店・中野上町店・八王子オクトーレ店)
  • ジェーソン(八王子上柚木店・八王子楢原店・八王子宇津木台店)
  • スーパーアルプス(本部。八王子市内14店舗・市外15店舗)
  • スギ薬局(八王子店・八王子別所店・八日町店・八王子片倉店・八王子八木町店・八王子散田町店)
  • セイジョー(八王子中野店・西八王子店)
  • セイムス(北野店・子安町店・大楽寺店・西寺方店・八王子大和田店・八王子狭間店・元八王子店)
  • Zoff(セレオ八王子店・京王八王子SC店・三井アウトレットパーク多摩南大沢店・イーアス高尾店)
  • タツミヤ(本社。婦人服企画販売。八王子市内4店舗・市外400店舗、2015年2月末現在)
  • チヨダ
    • 東京靴流通センター(八王子大和田店・八王子大塚店・多摩堀之内店・元八王子店・八王子椚田店)
    • 靴チヨダ(南大沢IY店・三和多摩堀之内店)
  • 肉のハナマサ(八王子店)
  • 西松屋(八王子みなみ野店・元八王子店・ぐりーんうぉーく多摩店)
  • ハードオフ(八王子堀之内店・八王子めじろ台店)
  • ビッグ・エー(八王子館ヶ丘団地店・八王子横川町店)
  • フィットハウス(東京八王子店)
  • フードワン(ゆりのき台店・八王子京王堀之内店・片倉店)
  • ブックオフ(八王子大和田店・八王子駅北口店・八王子めじろ台店・20号西八王子・八王子堀之内店)
  • マツモトキヨシ(八王子万町店・八王子店・セレオ八王子店・八王子城山手店・めじろ台店・八王子高倉店・八王子北野台店・南大沢店)
  • モードオフ(八王子大和田店)
  • ユニクロ(セレオ八王子店・八王子高倉店・イーアス高尾店・ぐりーんうぉーく多摩店)
  • 洋服の青山(八王子高倉店・八王子めじろ台店)
  • RIZAP(八王子店)
    • chocoZAP(京王堀之内・西八王子・八王子(横山町)・めじろ台・フォレストモール南大沢。初心者向け24時間ジム)
  • ライトオン(多摩ぐりーんうぉーく店・八王子オクトーレ店)
  • ワークマン(八王子上壱分方店・八王子丹木店・八王子北野店・八王子下柚木店)
製造業[編集]
  • 八王子みなみ野シティ地区
    • ニッスイ(東京イノベーションセンター。ニッスイグループの研究開発拠点)
    • 榮太樓總本鋪(工場。和菓子製造販売)
    • イタリアントマト(東京工場グランデ)
    • 山櫻(八王子の森工場)
    • 明治 (企業)(明治イノベーションセンター。明治グループの研究開発拠点。埼玉県鶴ヶ島市と神奈川県小田原市に別々にあった菓子と牛乳・乳製品の各研究所を八王子市に集約)
物流拠点[編集]
金融(支店および有人出張所)[編集]

指定金融機関はみずほ銀行。

その他[編集]

情報通信[編集]

マスメディア[編集]

放送局[編集]

ケーブルテレビ
ラジオ放送

教育[編集]

1960年代後半以降、大学の移転が相次ぎ、国内有数の学園都市として整備されている。中央大学多摩キャンパスの開設を契機に全国の大規模総合大学が郊外移転をするようになった。1980年代以降、図書館・文化ホールなどの社会教育施設の整備が進んだが、市の行財政改革により、施設の仕様や、運営の見直しが進んでいる。 市の郊外にあたる丘陵地帯には大学が点在し、市域には23の大学・短期大学・高等専門学校がある。

小泉内閣が進めた構造改革特別区域構想に伴い、2003年4月「不登校児童・生徒のための体験型学校特区」に認定され、2004年4月「小中一貫校」である八王子市立高尾山学園が開校した。加えて2005年11月「情報産業人材育成特区」にも認定され、2006年7月「株式会社立デジタルハリウッド大学八王子制作スタジオ」が開校した。

2004年4月から、市立の小学校・中学校に学校選択制度が導入された。小学校では指定校と隣接校から、中学校は市内全域のすべての学校から、通学する学校を選択することができる。

大学[編集]

公立大学[編集]

東京都立大学南大沢キャンパス

私立大学[編集]

中央大学多摩キャンパス
東京工科大学八王子キャンパス
  • 東京工科大学八王子キャンパス(1986年4月 - ) - WIDEの八王子NOC(Network Operation Center)中継センター(WNOC-HAC)として近隣大学の中継拠点になっている。八王子市とバイオマスエネルギー有効活用の共同研究をしている。八王子市ならびにりそな銀行と金融経済教育の協調学習モデル調査研究事業の共同研究をしている。
  • デジタルハリウッド大学八王子キャンパス(制作スタジオ)(2005年 - )- 旧市立三本松小学校跡地。本市が「情報産業人材育成特区」に指定されたことから開校。
  • ヤマザキ動物看護大学南大沢キャンパス(2010年4月 - )
  • 星槎大学高尾キャンパス(2010年 - )- 新制作座文化センター跡地
  • 多摩大学大学院八王子サテライト(2011年4月 - )
  • 通常の講義以外で活用する校地を持つ大学
    • 共立女子大学八王子キャンパス(1979年4月 - ) - 2007年4月から講義は東京都千代田区の神田校舎に一本化された。
    • 東京農工大学農学部附属広域都市圏・フィールドサイエンス教育研究センター・フィールド・ミュージアム多摩丘陵(旧・波丘地利用実験実習施設)
    • 文化学園大学「文化・ファッションテキスタイル研究所」(2013年5月 - )
    • 杏林大学八王子キャンパス(1970年4月 - ) - 2016年4月1日から、教育機能である大学の4学部と大学院の2研究科が三鷹市へ全面移転。八王子キャンパスには部やサークルなどが残り、運動施設やゼミ合宿等の教育・研究施設として活用している。最終的には売却予定。

短期大学[編集]

高等専門学校[編集]

国立

専門学校[編集]

市立
日本工学院八王子専門学校
私立
  • 東京高尾看護専門学校
  • トヨタ東京自動車大学校
  • 日本工学院八王子専門学校
  • 萠愛調理師専門学校
  • アポロ美容理容専門学校
  • 国際電子会計専門学校
  • 八王子栄養専門学校
  • 大竹高等専修学校(旧・大竹高等家政学校)
  • 八王子保育専門学院

高等学校[編集]

都立
私立
通常の授業以外で活用する校地を持つ高校

閉校した高校[編集]

都立
市立
  • 中央高等学校(1948年4月 - 1965年3月)- 東京都立富士森高等学校に吸収

小中一貫校[編集]

2011年から市内全域で小中一貫(連携)教育を実施する予定である[PR 44]。 八王子市立高尾山学園は、情緒的要因による不登校児童・生徒を対象とした学校である[44]不登校特例校に指定されている。

市立

中学校[編集]

市立第五中学校には、都内在住・在勤の、学齢を越えた義務教育未修了者を対象に夜間学級が開設されている。

市立(38校)
私立
  • 高校と併設のものは高校の項にまとめて記す。

小学校[編集]

八王子市内には、2016年(平成28年)6月時点で 70の小学校がある[PR 45]

インターナショナルスクール[編集]

特別支援学校[編集]

都立

学校教育以外の施設[編集]

社会教育[編集]

行財政改革により、市立の社会教育施設の一部は財団法人八王子市学園都市文化ふれあい財団が運営している[PR 47]。また、2004年9月に「だれもがいつでも多様に学び豊かな文化を育むまち」をスローガンに、八王子市域23の大学・短期大学・高等専門学校・企業と連携した「八王子学園都市大学(いちょう塾)」が開学した。

1990年代以後に設立された施設は、その大半が複合施設となっており、一部は商業施設と共用している。 1962年開館の市民会館は、施設の老朽化により、2011年サザンスカイタワー八王子への移転した[PR 48]

2003年10月、隣接する神奈川県津久井郡相模湖町藤野町(ともに現在は相模原市の一部)との間に、公の施設の相互利用協定を結び、両町の図書室や文化施設について、八王子市民の利用が可能になった[PR 49]2006年3月、相模湖町の相模原市編入に伴い、相模原市内の図書館についても八王子市民の利用が可能になった。また、2007年10月には町田市、2008年4月には「京王線沿線7市図書館連携」が始まり、府中市調布市日野市多摩市稲城市の図書館についても八王子市民の利用が可能になった。加えて2008年8月には、あきる野市との間にも図書館の相互利用が開始した。

東京都高尾自然科学博物館は、都立唯一の自然史博物館であったが、2004年3月31日、施設の老朽化などの理由により閉館した。博物館事業は八王子市に移管され、跡地に「TAKAO 599 MUSEUM」が2015年8月11日開館した[PR 50]

りそな銀行東京工科大学と共同し2006年2009年まで約10校の小学校でゲームとWebを利用した「先導的教育情報化推進プログラム」を実施した[PR 51]

市民大学[編集]

交通[編集]

鉄道[編集]

八王子駅
東日本旅客鉄道(JR東日本)
JC 中央線快速電車中央本線
JH 横浜線
八高線
京王電鉄
KO 京王線
KO 京王高尾線(全線市内)
KO 京王相模原線
多摩都市モノレール
TT 多摩都市モノレール線
高尾登山電鉄(全線市内)
ケーブルカー
エコーリフト索道
  • 中心となる駅:八王子駅
    市役所の最寄り駅は西八王子駅だが、『JTB時刻表』では八王子駅が中心駅と記載されている。

この他に、八王子市で多摩都市モノレール線の八王子延伸ルート実現を推進している[PR 52]LRT(次世代型路面電車)も検討されているが[45]、勾配などの地形の制約を解決できず、見送り状態となっている[46]

バス[編集]

路線バス[編集]

はちバス 四谷並木橋付近にて
桑並木通りに列をなすバス