光州神社

光州神社
所在地 朝鮮全羅南道光州府亀岡町
主祭神 天照大神
国魂大神
社格 国幣小社
創建 1917年大正6年)
例祭 10月15日
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光州神社(こうしゅうじんじゃ)は、朝鮮全羅南道光州府(現・大韓民国光州広域市)にあった神社である。旧社格国幣小社

祭神天照大神国魂大神であった。

歴史[編集]

1912年大正元年)8月、府内の亀岡公園に皇大神宮の遙拝所を建立したのを嚆矢とする[1]

1916年(大正5年)8月に神社創立を出願し、1917年(大正6年)5月1日に天照大神を祭神とする光州神社の創立が許可され[1][2]、同年11月3日に鎮座祭が執行された[1]

1936年(昭和11年)8月11日、道供進社(道より神饌幣帛料を供進すべき神社)に指定された[3]。同年11月には奉賛会が組織され、社殿の造営と境内の拡張に着手したが、時局のため資材の入手が困難で遅延したが、諸工事がほぼ竣工したため、1940年(昭和15年)11月19日、本殿の遷宮祭を執行した[1]1941年(昭和16年)1月16日、国魂大神の増祀を申請し、同年4月8日に許可された[1]。同年10月1日江原神社とともに国幣小社に列格された[1][4]

日本第二次世界大戦敗戦に伴い、1945年(昭和20年)11月17日に廃止された[5]

光州神社の跡地には忠霊塔が建てられている。

写真[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f 「神社明細帳(光州神社)」 JACAR(アジア歴史資料センター) Ref.B02031402700 (外務省外交史料館)
  2. ^ 「神社創立許可」 朝鮮総督府官報第1422号(大正6年5月3日) 57頁
  3. ^ 朝鮮総督府告示第440号 朝鮮総督府官報第2874号(昭和11年8月11日) 83頁
  4. ^ 朝鮮総督府告示第1565号 朝鮮総督府官報号外(昭和16年10月1日) 1頁
  5. ^ 内務省告示第264号 官報第5660号(昭和20年11月22日) 1頁