先行河川

1976年(昭和51年)に撮影された国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。長野県北部の千曲川(信濃川)。盆地の中央を縦に走る長丘断層の繰り返しの隆起により西側半分に渓谷が形成された。

先行河川(せんこうかせん)とは、その場所が隆起しているのにもかかわらず浸食が進んだ河川のことである。

概要

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もともと川の流れがあった地域で地殻変動など、その付近の隆起などがあっても、その地殻変動の力に対して侵食力が勝った場合、流路がそのまま残るためができる。このような谷を先行谷(せんこうこく)と呼び[1]、そこを流れる河川を先行河川という[2]

脚注

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出典

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  1. ^ 小項目事典,百科事典マイペディア,世界大百科事典内言及, 精選版 日本国語大辞典,デジタル大辞泉,日本大百科全書(ニッポニカ),ブリタニカ国際大百科事典. “先行谷(せんこうこく)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2024年1月3日閲覧。
  2. ^ 2.六甲山の上昇に負けなかった川”. www2.kobe-c.ed.jp. 2024年1月3日閲覧。

関連項目

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