世界柔道選手権大会

世界柔道選手権大会
開始年 1956
主催 国際柔道連盟
公式サイト
国際柔道連盟公式サイト
男子は1956年から、女子は1980年から、男女共催は1987年から。
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世界柔道選手権大会(せかいじゅうどうせんしゅけんたいかい、World Judo Championships)は、柔道世界選手権大会である。通称“世界柔道”。国際柔道連盟(IJF)が主催する。

概要[編集]

文字通り、柔道の世界一を決定する大会である。かねてよりこの大会の権威はオリンピックと同格で、現在でもIJFワールド柔道ツアーで最高峰に位置付けられている。

男子1956年から、女子1980年から開催されており、1987年からは男女とも同一大会で開催されている。オリンピックでは実施されない無差別級も同時に行われた。2008年には階級別とは別に無差別級のみの世界選手権大会が開催されて、そこでは初めて報奨金も贈られることになった[1]。無差別級の世界選手権大会の場合は、参加各国とも4名まで選手を出場させることが出来る[2]2011年以降、無差別級の大会は開催されなくなったが、2017年に再開された[3]

2007年までは原則2年に一度であったが、2008年以降は毎年開催されている。

2010年から各国とも男女各階級で2名(総計14名)の代表を選出できたが、2013年からは男女ともに代表が最大で9名までに制限された[4][5]。優勝者には6000ドル、2位には4000ドル、3位には2000ドルが授与される。2014年の世界選手権からは、メダリストの他にそのコーチにも賞金が支給されることになった。そのため、メダリストの賞金は従来より2割減となり、優勝者に4800ドル、そのコーチに1200ドル、2位に3200ドル、そのコーチに800ドル、3位に1600ドル、そのコーチに400ドルとなった[6]

2022年から今大会に出場する選手は、シニアの世界ランキングで100位以内、もしくはジュニアの世界ランキングで16位以内に入っていなければならない[7]

獲得ポイント[編集]

順位 ポイント
優勝 2000
2位 1400
3位タイ 1000
5位タイ 720
7位タイ 520
ベスト16 320
ベスト32 240
1試合勝利 200
参加ポイント 20

年表[編集]

  • 1956年 - 第1回大会が東京蔵前国技館で開催される。当時は体重無差別のみのトーナメント戦で、エントリーもわずか21ヵ国31名であった。初代優勝者は夏井昇吉(日本)。
  • 1961年 - フランスパリで開催された第3回大会で、アントン・ヘーシンク)が初の外国人王者に。
  • 1965年 - この大会より体重別制が採用され、軽量級・中量級・重量級・無差別級の4階級で行われた。
  • 1967年 - 体重別が軽量級・軽中量級・中量級・軽重量級・重量級・無差別級の6階級に細分化。
  • 1969年 - 日本が全6階級を完全制覇。体重別制の採用以降で1ヵ国が金メダルを独占するのは、この大会と1973年大会(同じく日本)のみである。また、園田義男(日本)が兄弟優勝を果たす(後に、1993年大会で中村佳央行成も兄弟金メダルを達成)。
  • 1975年 - 新ルールにより、有効・効果のポイントと反則が採用された。
  • 1977年 - 開催国スペイン台湾選手団の入国を拒否し、これが政治問題へ発展。大会の1週間前になり突如、選手権の中止が決定された。
  • 1979年 - 体重別が6階級から8階級へ変更され、各国とも各階級へのエントリーは1名のみとなった。また、藤猪省三(日本)が史上初の4連覇を達成。
  • 1980年 - 女子の第1回大会がアメリカニューヨークマディソン・スクエア・ガーデンで開催され、女子柔道の盛んな欧州勢が金メダルを独占した。
  • 1981年 - 山下泰裕(日本)が95kg超級と無差別級で優勝し、史上初の2階級制覇(男子では、後に1995年のダビド・ドゥイエ)や2001年のアレクサンドル・ミハイリン)ら4選手が続いた)。
  • 1984年 - イングリッド・ベルグマンス)が72kg超級と無差別で優勝して、女子では史上初の2階級制覇を達成(後に1987年の高鳳蓮中国)と2010年の杉本美香日本)が続いた)。
  • 1986年 - ベルグマンスが無差別級で女子初の4連覇を達成。また軽量級のカレン・ブリッグス)や中量級のブリジット・ディディエ)らも3連覇を果たし、女子柔道における欧州のレベルの高さを証明した。
  • 1987年 - 西ドイツエッセンで男子第15回大会と女子第5回大会を同時に開催。以降、世界選手権は男女共催となる。またこの大会の男子無差別級で小川直也(日本)が男子史上最年少で優勝を果たし、初の10代(正確には19歳と7か月)チャンピオンとなった。
  • 1991年 - 岡田弘隆(日本)が中量級で優勝。87年大会の軽中量級優勝に続く2回目の優勝で、無差別級を含まない2階級制覇として史上初の快挙であった(のちに古賀稔彦(日本)や全己盈韓国)が続いた)。
  • 1993年 - 男子無差別級でラファウ・クバツキ)が活躍。準決勝でが小川直也を破るなどして優勝し、日本が第4回大会(1965年)以来守り続けてきた無差別級のタイトルを獲得した。また、48kg級で田村亮子(日本)が女子では史上最年少となる18歳1か月で優勝を果たした。
  • 1997年 - 男子60kg級、北朝鮮のカンとジョージアのレワジシビリとの試合で、相手を投げたカンのポイントが相手方につき、これを抗議したカンが反則負けとなった。後日IJFは誤審を認めるが、後の2000年シドニー五輪100kg超級決勝での誤審とともに、柔道大会史上「最悪の誤審」として今も認識されている。
  • 1999年 - 体重別の区分を変更。またこの大会よりカラー柔道着を導入したほか、かねてからの批判を受けて柔道着の肩・背中・袖口の厚さチェックを実施し、これにより39人の選手が着替えを命じられた。同時に、一本勝を奨励する目的で、最も一本勝ちが多かった選手に対して“一本トロフィー(The Ippon Trophy)”が贈られる事となり、男子は篠原信一が、女子は前田桂子(ともに日本)が受賞した。
  • 2001年 - 谷亮子が大会史上初の5連覇を達成(翌2003年大会も優勝し、最終的に6連覇を果たす)。また男子軽量級ではアニス・ルニフィ)が優勝し、アフリカに初めての金メダルをもたらした。
  • 2003年 - ゴールデンスコア方式を導入。国別団体戦を初導入。(2007年2009年2010年と、2011年以後の無差別級のみが開催された年を除く。ただし2003年と2005年は世界選手権とは別枠の扱いで行われた。世界団体が個人戦の世界選手権と同時期に開催されるようになったのは2011年以後である)
  • 2005年 - アフリカで初めて選手権が開催され、世界選手権未開催の地域は、南極大陸を除けばオセアニアのみとなった。
  • 2007年 - 100kg超級でテディ・リネール)が18歳5か月で優勝して、男子における史上最年少優勝記録を更新した。
  • 2008年 - 従来の隔年開催から毎年開催に。ただし2008年は北京五輪があったため、五輪で実施されていない無差別級のみが開催された。この大会では翌年1月のIJFルール改定を控え、効果ポイントの廃止やゴールデンスコアの試合時間短縮が試験導入された。また、敗者復活戦は実施されなかった。
  • 2009年
- この大会より正式にルール改定が実施。敗者復活戦については実施するものの、簡略化してベスト8以上が出場要件となった。なお、この大会で日本男子が世界選手権の創設以初めて金メダル0に終わった。
- 9月にマカオで開催予定だった無差別選手権については、経済的理由により開催が中止された。
  • 2010年 - 2008年より始まったランキング制度の関係もあり各階級への出場者が各国2人までとなった(無差別は4人まで)。またIJFルールの大幅な改定に伴い、下半身等への攻撃が大幅に制限された[8]。なお、この大会では日本が史上最多となる金メダル10個を獲得した。

階級[編集]

階級は無差別がある他はオリンピック柔道競技と同じである。大阪大会とカイロ大会では大会最終日の翌日にエキシビションとして国別団体戦が行われた[9]。そのため、主催はIJFではなく全柔連とエジプト柔道連盟になっている。これは世界選手権には含まれないため、出場選手はベストメンバーでは必ずしもなかった[10][11]

歴代金メダリスト[編集]

男子の歴代金メダリスト[編集]

年度 開催国 無差別級
1956 日本の旗 日本の旗 夏井昇吉
1958 日本の旗 日本の旗 曽根康治
1961 フランスの旗 オランダの旗 アントン・ヘーシンク
    68 kg 80 kg +80 kg 無差別級
1965 ブラジルの旗 日本の旗 松田博文 日本の旗 岡野功 オランダの旗 アントン・ヘーシンク 日本の旗 猪熊功
    63 kg 70 kg 80 kg 93 kg +93 kg 無差別級
1967 アメリカ合衆国の旗 日本の旗 重岡孝文 日本の旗 湊谷弘 日本の旗 丸木英二 日本の旗 佐藤宣践 オランダの旗 ウィレム・ルスカ 日本の旗 松永満雄
1969 メキシコの旗 日本の旗 園田義男 日本の旗 湊谷弘 日本の旗 園田勇 日本の旗 笹原富美雄 日本の旗須磨周司 日本の旗 篠巻政利
1971 ドイツの旗 日本の旗 川口孝夫 日本の旗 津沢寿志 日本の旗 藤猪省三 日本の旗 笹原富美雄 オランダの旗 ウィレム・ルスカ   日本の旗 篠巻政利
1973 スイスの旗 日本の旗 南喜陽 日本の旗 野村豊和 日本の旗 藤猪省三 日本の旗 佐藤宣践 日本の旗 高木長之助 日本の旗 二宮和弘
1975 オーストリアの旗 日本の旗 南喜陽 ソビエト連邦の旗 ウラジミール・ネフゾロフ 日本の旗 藤猪省三 フランスの旗 ジャン=リュック・ルージェ 日本の旗 遠藤純男 日本の旗 上村春樹
    60 kg 65 kg 71 kg 78 kg 86 kg 95 kg +95 kg 無差別級
1979 フランスの旗 フランスの旗 ティエリー・レイ ソビエト連邦の旗 ニコライ・ソロドーヒン 日本の旗 香月清人 日本の旗 藤猪省三 東ドイツの旗 デトレフ・ウルチ ソビエト連邦の旗 テンギズ・フブルーリ 日本の旗 山下泰裕 日本の旗 遠藤純男
1981 オランダの旗 日本の旗 森脇保彦 日本の旗 柏崎克彦 大韓民国の旗 朴鐘学 イギリスの旗 ニール・アダムス フランスの旗 ベルナール・チュルーヤン ソビエト連邦の旗 テンギズ・フブルーリ 日本の旗 山下泰裕 日本の旗 山下泰裕
1983 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦の旗 ハズレト・トレツェリ ソビエト連邦の旗 ニコライ・ソロドーヒン 日本の旗 中西英敏 日本の旗 日陰暢年 東ドイツの旗 デトレフ・ウルチ 東ドイツの旗 アンドレアス・プレシェル 日本の旗 山下泰裕 日本の旗 斉藤仁
1985 大韓民国の旗 日本の旗 細川伸二 ソビエト連邦の旗 ユーリ・ソコロフ 大韓民国の旗 安柄根 日本の旗 日陰暢年 オーストリアの旗 ペーター・ザイゼンバッハー 日本の旗 須貝等 大韓民国の旗 趙容徹 日本の旗 正木嘉美
1987 ドイツの旗 大韓民国の旗 金載燁 日本の旗 山本洋祐 アメリカ合衆国の旗 マイク・スウェイン 日本の旗 岡田弘隆 フランスの旗 ファビアン・カヌ 日本の旗 須貝等 ソビエト連邦の旗 グリゴリー・ベリチェフ 日本の旗 小川直也
1989 ユーゴスラビアの旗 ソビエト連邦の旗 アミラン・トチカシビリ ユーゴスラビアの旗 ドラゴミル・ベカノビッチ 日本の旗 古賀稔彦 大韓民国の旗 金炳周 フランスの旗 ファビアン・カヌ ソビエト連邦の旗 コバ・クルタニーゼ 日本の旗 小川直也 日本の旗 小川直也
1991 スペインの旗 日本の旗 越野忠則 ドイツの旗 ウド・クエルマルツ 日本の旗 古賀稔彦 ドイツの旗 ダニエル・ラスカウ 日本の旗 岡田弘隆 フランスの旗 ステファン・トレノー ソビエト連邦の旗 セルゲイ・コソロトフ 日本の旗 小川直也
1993 カナダの旗 日本の旗 園田隆二 日本の旗 中村行成 大韓民国の旗 鄭勲 大韓民国の旗 全己盈 日本の旗 中村佳央 ハンガリーの旗 アンタル・コバチ フランスの旗 ダビド・ドゥイエ ポーランドの旗 ラファウ・クバツキ
1995 日本の旗 ロシアの旗 ニコライ・オジョギン ドイツの旗 ウド・クエルマルツ 日本の旗 秀島大介 日本の旗 古賀稔彦 大韓民国の旗 全己盈 ポーランドの旗 パウエル・ナツラ フランスの旗 ダビド・ドゥイエ フランスの旗 ダビド・ドゥイエ
1997 フランスの旗 日本の旗 野村忠宏 大韓民国の旗 金赫 日本の旗 中村兼三 大韓民国の旗 趙麟徹 大韓民国の旗 全己盈 ポーランドの旗 パウエル・ナツラ フランスの旗 ダビド・ドゥイエ ポーランドの旗 ラファウ・クバツキ
    60 kg 66 kg 73 kg 81 kg 90 kg 100 kg +100 kg 無差別級
1999 イギリスの旗 キューバの旗 マノロ・プロ フランスの旗 ラルビ・ベンブダウ アメリカ合衆国の旗 ジミー・ペドロ イギリスの旗 グレーム・ランドール 日本の旗 吉田秀彦 日本の旗 井上康生 日本の旗 篠原信一 日本の旗 篠原信一
2001 ドイツの旗 チュニジアの旗 アニス・ルニフィ イランの旗 アラシュ・ミレスマイリ ロシアの旗 ビタリー・マカロフ 大韓民国の旗 趙麟徹 フランスの旗 フレデリック・デモンフォコン 日本の旗 井上康生 ロシアの旗 アレクサンドル・ミハイリン ロシアの旗 アレクサンドル・ミハイリン
2003 日本の旗 大韓民国の旗 崔敏浩 イランの旗 アラシュ・ミレスマイリ 大韓民国の旗 李元熹 ドイツの旗 フロリアン・ワナー 大韓民国の旗 黄禧太 日本の旗 井上康生 日本の旗 棟田康幸 日本の旗 鈴木桂治
2005 エジプトの旗 イギリスの旗 クレイグ・ファロン ブラジルの旗 ジョアン・デルリ ハンガリーの旗 ブラウン・アーコシュ オランダの旗 ギヨーム・エレモント 日本の旗 泉浩 日本の旗 鈴木桂治 ロシアの旗 アレクサンドル・ミハイリン オランダの旗 デニス・ファンデルヘースト
2007 ブラジルの旗 オランダの旗 ルーベン・フーケス ブラジルの旗 ジョアン・デルリ 大韓民国の旗 王己春 ブラジルの旗 ティアゴ・カミロ ジョージア (国)の旗 イラクリ・チレキゼ ブラジルの旗 ルシアーノ・コヘア フランスの旗 テディ・リネール 日本の旗 棟田康幸
2008 フランスの旗 フランスの旗 テディ・リネール
2009 オランダの旗 ウクライナの旗 ゲオルグリー・ザンタラヤ モンゴルの旗 ハシュバータル・ツァガンバータル 大韓民国の旗 王己春 ロシアの旗 イワン・ニフォントフ 大韓民国の旗 李奎遠 カザフスタンの旗 マクシム・ラコフ フランスの旗 テディ・リネール
2010 日本の旗 ウズベキスタンの旗 リショド・ソビロフ 日本の旗 森下純平 日本の旗 秋本啓之 大韓民国の旗 金宰範 ギリシャの旗 イリアス・イリアディス 日本の旗 穴井隆将 フランスの旗 テディ・リネール 日本の旗 上川大樹
2011 フランスの旗 ウズベキスタンの旗 リショド・ソビロフ 日本の旗 海老沼匡 日本の旗 中矢力 大韓民国の旗 金宰範 ギリシャの旗 イリアス・イリアディス ロシアの旗 タギル・カイブラエフ フランスの旗 テディ・リネール
2011 ロシアの旗 ウズベキスタンの旗 アブドゥロ・タングリエフ
2013 ブラジルの旗 日本の旗 高藤直寿 日本の旗 海老沼匡 日本の旗 大野将平 フランスの旗 ロイク・ピエトリ キューバの旗 アスレイ・ゴンサレス アゼルバイジャンの旗 エルハン・ママドフ フランスの旗 テディ・リネール
2014 ロシアの旗 モンゴルの旗 ガンバット・ボルドバータル 日本の旗 海老沼匡 日本の旗 中矢力 ジョージア (国)の旗 アブタンディル・チリキシビリ ギリシャの旗 イリアス・イリアディス チェコの旗 ルカシュ・クルパレク フランスの旗 テディ・リネール
2015 カザフスタンの旗 カザフスタンの旗 エルドス・スメトフ 大韓民国の旗 アン・バウル 日本の旗 大野将平 日本の旗 永瀬貴規 大韓民国の旗 郭同韓 日本の旗 羽賀龍之介 フランスの旗 テディ・リネール
2017 ハンガリーの旗 日本の旗 高藤直寿 日本の旗 阿部一二三 日本の旗 橋本壮市 ドイツの旗 アレクサンダー・ヴィーツェルツァック セルビアの旗 ネマニャ・マイドフ 日本の旗 ウルフ・アロン フランスの旗 テディ・リネール
2017 モロッコの旗 フランスの旗 テディ・リネール
2018 アゼルバイジャンの旗 日本の旗 高藤直寿 日本の旗 阿部一二三 大韓民国の旗 安昌林 イランの旗 サイード・モラエイ スペインの旗 ニコロス・シェラザディシビリ 大韓民国の旗 チョ・グハム ジョージア (国)の旗 グラム・ツシシビリ
2019 日本の旗 ジョージア (国)の旗 ルフミ・チフビミアニ 日本の旗 丸山城志郎 日本の旗 大野将平 イスラエルの旗 サギ・ムキ オランダの旗 ノエル・ファントエンド ポルトガルの旗 ジョルジ・フォンセカ チェコの旗 ルカシュ・クルパレク
2021 ハンガリーの旗 ロシア柔道連盟(RJF) ヤゴ・アブラゼ 日本の旗 丸山城志郎 ジョージア (国)の旗 ラシャ・シャフダトゥアシビリ ベルギーの旗 マティアス・カス スペインの旗 ニコロス・シェラザディシビリ ポルトガルの旗 ジョルジ・フォンセカ 日本の旗 影浦心
2022 ウズベキスタンの旗 日本の旗 高藤直寿 日本の旗 阿部一二三 モンゴルの旗 ツェンドオチル・ツォグトバータル ジョージア (国)の旗 タト・グリガラシビリ ウズベキスタンの旗 ダブラト・ボボノフ ウズベキスタンの旗 ムザファルベク・トゥロボエフ キューバの旗 アンディ・グランダ
2023 カタールの旗 スペインの旗 フランシスコ・ガリゴス 日本の旗 阿部一二三 スイスの旗 ニルス・シュトゥンプ ジョージア (国)の旗 タト・グリガラシビリ ジョージア (国)の旗 ルカ・マイスラゼ 中立選手(AIN) アルマン・アダミアン フランスの旗 テディ・リネール中立選手(AIN) イナル・タソエフ

女子の歴代金メダリスト[編集]

年度 開催国 48 kg 52 kg 56 kg 61 kg 66 kg 72 kg +72 kg 無差別級
1980 アメリカ合衆国の旗 イギリスの旗 ジェーン・ブリッジ オーストリアの旗 エーディト・フロバット オーストリアの旗 ゲルダ・ヴィンクルバウアー オランダの旗 アニタ・スタップス オーストリアの旗 エーディト・ジーモン フランスの旗 ジョセリーヌ・トリアドウ イタリアの旗 マルゲリータ・ディカル ベルギーの旗 イングリッド・ベルグマンス
1982 フランスの旗 イギリスの旗 カレン・ブリッグス イギリスの旗 ロレッタ・ドイル フランスの旗 ベアトリス・ロドリゲス フランスの旗 マルティーヌ・ロティエ フランスの旗 ブリジット・ディディエ 西ドイツの旗 バルバラ・クラッセン フランスの旗 ナタリナ・ルピノ ベルギーの旗 イングリッド・ベルグマンス
1984 オーストリアの旗 イギリスの旗 カレン・ブリッグス 日本の旗 山口香 アメリカ合衆国の旗 アン=マリー・バーンズ ベネズエラの旗 ナターサ・エルナンデス フランスの旗 ブリジット・ディディエ ベルギーの旗 イングリッド・ベルグマンス イタリアの旗 マリア・テレーザ・モッタ ベルギーの旗 イングリッド・ベルグマンス
1986 オランダの旗 イギリスの旗 カレン・ブリッグス フランスの旗 ドミニク・ブラン イギリスの旗 アン・ヒューズ イギリスの旗 ダイアン・ベル フランスの旗 ブリジット・ディディエ オランダの旗 イレーネ・ドゥコック 中華人民共和国の旗 高鳳蓮 ベルギーの旗 イングリッド・ベルグマンス
1987 ドイツの旗 中華人民共和国の旗 李忠雲 イギリスの旗 シャロン・レンドル フランスの旗 カトリーヌ・アルノー イギリスの旗 ダイアン・ベル 西ドイツの旗 アレクサンドラ・シュライバー オランダの旗 イレーネ・ドゥコック 中華人民共和国の旗 高鳳蓮 中華人民共和国の旗 高鳳蓮
1989 ユーゴスラビアの旗 イギリスの旗 カレン・ブリッグス イギリスの旗 シャロン・レンドル フランスの旗 カトリーヌ・アルノー フランスの旗 カトリーヌ・フローリ イタリアの旗 エマヌエーラ・ピエラントッツィ ベルギーの旗 イングリッド・ベルグマンス 中華人民共和国の旗 高鳳蓮 キューバの旗 エステラ・ロドリゲス
1991 スペインの旗 フランスの旗 セシル・ノバック イタリアの旗 アレッサンドラ・ジュンジ スペインの旗 ミリアム・ブラスコ ドイツの旗 フラウケ・アイコフ イタリアの旗 エマヌエーラ・ピエラントッツィ 大韓民国の旗 金美廷 大韓民国の旗 文祉允 中華人民共和国の旗 荘暁岩
1993 カナダの旗 日本の旗 田村亮子 キューバの旗 レグナ・ベルデシア イギリスの旗 ニコラ・フェアブラザー ベルギーの旗 ジェラ・バンデカバイエ 大韓民国の旗 曺敏仙 中華人民共和国の旗 冷春慧 ドイツの旗 ヨハンナ・ハーグン ポーランドの旗 ベアタ・マクシモフ
1995 日本の旗 日本の旗 田村亮子 フランスの旗 マリー=クレール・レストゥー キューバの旗 ドリュリス・ゴンサレス 大韓民国の旗 鄭成淑 大韓民国の旗 曺敏仙 キューバの旗 ディアデニス・ルナ オランダの旗 アンヘリク・セリーゼ オランダの旗 モニク・ファンデリー
1997 フランスの旗 日本の旗 田村亮子 フランスの旗 マリー=クレール・レストゥー スペインの旗 イサベル・フェルナンデス フランスの旗 セブリーヌ・バンデネンド イギリスの旗 ケイト・ホーウェイ 日本の旗 阿武教子 フランスの旗 クリスティーヌ・シコ キューバの旗 ダイマ・ベルトラン
    48 kg 52 kg 57 kg 63 kg 70 kg 78 kg +78 kg 無差別級
1999 イギリスの旗 日本の旗 田村亮子 日本の旗 楢崎教子 キューバの旗 ドリュリス・ゴンサレス 日本の旗 前田桂子 キューバの旗 シベリス・ベラネス 日本の旗 阿武教子 ポーランドの旗 ベアタ・マクシモフ キューバの旗 ダイマ・ベルトラン
2001 ドイツの旗 日本の旗 田村亮子 朝鮮民主主義人民共和国の旗 ケー・スンヒ キューバの旗 ユリスレイディス・ルペティ ベルギーの旗 ジェラ・バンデカバイエ 日本の旗 上野雅恵 日本の旗 阿武教子 中華人民共和国の旗 袁華 フランスの旗 セリーヌ・ルブラン
2003 日本の旗 日本の旗 田村亮子 キューバの旗 アマリリス・サボン 朝鮮民主主義人民共和国の旗 ケー・スンヒ アルゼンチンの旗 ダニエラ・クルコウェル 日本の旗 上野雅恵 日本の旗 阿武教子 中華人民共和国の旗 孫福明 中華人民共和国の旗 佟文
2005 エジプトの旗 キューバの旗 ヤネト・ベルモイ 中華人民共和国の旗 李営 朝鮮民主主義人民共和国の旗 ケー・スンヒ フランスの旗 リュシ・デコス オランダの旗 エディス・ボッシュ キューバの旗 ユリセル・ラボルデ 中華人民共和国の旗 佟文 日本の旗 薪谷翠
2007 ブラジルの旗 日本の旗 谷亮子 中華人民共和国の旗 石俊杰 朝鮮民主主義人民共和国の旗 ケー・スンヒ キューバの旗 ドリュリス・ゴンサレス フランスの旗 ジブリズ・エマヌ キューバの旗 ユリセル・ラボルデ 中華人民共和国の旗 佟文 日本の旗 塚田真希
2008 フランスの旗 中華人民共和国の旗 佟文
2009 オランダの旗 日本の旗 福見友子 日本の旗 中村美里 フランスの旗 モルガネ・リボー 日本の旗 上野順恵 コロンビアの旗 ジュリ・アルベアル オランダの旗 マリンド・フェルケルク 中華人民共和国の旗 佟文
2010 日本の旗 日本の旗 浅見八瑠奈 日本の旗 西田優香 日本の旗 松本薫 日本の旗 上野順恵 フランスの旗 リュシ・デコス アメリカ合衆国の旗 ケイラ・ハリソン 日本の旗 杉本美香 日本の旗 杉本美香
2011 フランスの旗 日本の旗 浅見八瑠奈 日本の旗 中村美里 日本の旗 佐藤愛子 フランスの旗 ジブリズ・エマヌ フランスの旗 リュシ・デコス フランスの旗 オドレー・チュメオ 中華人民共和国の旗 佟文
2011 ロシアの旗 中華人民共和国の旗 佟文
2013 ブラジルの旗 モンゴルの旗 ムンフバット・ウランツェツェグ コソボの旗 マイリンダ・ケルメンディ ブラジルの旗 ラファエラ・シルバ イスラエルの旗 ヤーデン・ジェルビ コロンビアの旗 ジュリ・アルベアル 朝鮮民主主義人民共和国の旗 薛京 キューバの旗 イダリス・オルティス
2014 ロシアの旗 日本の旗 近藤亜美 コソボの旗 マイリンダ・ケルメンディ 日本の旗 宇高菜絵 フランスの旗 クラリス・アグベニュー コロンビアの旗 ジュリ・アルベアル ブラジルの旗 マイラ・アギアル キューバの旗 イダリス・オルティス
2015 カザフスタンの旗 アルゼンチンの旗 パウラ・パレト 日本の旗 中村美里 日本の旗 松本薫 スロベニアの旗 ティナ・トルステニャク フランスの旗 ジブリズ・エマヌ 日本の旗 梅木真美 中華人民共和国の旗 于頌
2017 ハンガリーの旗 日本の旗 渡名喜風南 日本の旗 志々目愛 モンゴルの旗 ドルジスレン・スミヤ フランスの旗 クラリス・アグベニュー 日本の旗 新井千鶴 ブラジルの旗 マイラ・アギアル 中華人民共和国の旗 于頌
2017 モロッコの旗 日本の旗 朝比奈沙羅
2018 アゼルバイジャンの旗 ウクライナの旗 ダリア・ビロディド 日本の旗 阿部詩 日本の旗 芳田司 フランスの旗 クラリス・アグベニュー 日本の旗 新井千鶴 日本の旗 濵田尚里 日本の旗 朝比奈沙羅
2019 日本の旗 ウクライナの旗 ダリア・ビロディド 日本の旗 阿部詩 カナダの旗 出口クリスタ フランスの旗 クラリス・アグベニュー フランスの旗 マリー=エヴ・ガイエ フランスの旗 マドレーヌ・マロンガ 日本の旗 素根輝
2021 ハンガリーの旗 日本の旗 角田夏実 日本の旗 志々目愛 カナダの旗 ジェシカ・クリムカイト フランスの旗 クラリス・アグベニュー クロアチアの旗 バルバラ・マティッチ ドイツの旗 アンナ=マリア・ヴァーグナー 日本の旗 朝比奈沙羅
2022 ウズベキスタンの旗 日本の旗 角田夏実 日本の旗 阿部詩 ブラジルの旗 ラファエラ・シルバ 日本の旗 堀川恵 クロアチアの旗 バルバラ・マティッチ ブラジルの旗 マイラ・アギアル フランスの旗 ロマヌ・ディッコ
2023 カタールの旗 日本の旗 角田夏実 日本の旗 阿部詩 カナダの旗 出口クリスタ フランスの旗 クラリス・アグベニュー 日本の旗 新添左季 イスラエルの旗 インバル・ラニル 日本の旗 素根輝

男女混合団体戦[編集]

開催年 優勝 2位 3位 3位
2017 日本の旗 日本 ブラジルの旗 ブラジル フランスの旗 フランス 大韓民国の旗 韓国
2018 日本の旗 日本 フランスの旗 フランス ロシアの旗 ロシア 南北合同チーム 南北合同チーム
2019 日本の旗 日本 フランスの旗 フランス ロシアの旗 ロシア ブラジルの旗 ブラジル
2021 日本の旗 日本 フランスの旗 フランス ウズベキスタンの旗 ウズベキスタン ブラジルの旗 ブラジル
2022 日本の旗 日本 フランスの旗 フランス ドイツの旗 ドイツ イスラエルの旗 イスラエル
2023 日本の旗 日本 フランスの旗 フランス オランダの旗 オランダ ジョージア (国)の旗 ジョージア

歴代の大会[編集]

男子大会[編集]

月日 大会 開催都市, 国 会場 最多獲得メダル国 参加国・地域数 参加選手数
1956年 5月3日 第1回大会 日本の旗 東京, 日本 蔵前国技館 日本の旗 日本 21 31
1958年 11月30日 第2回大会 日本の旗 東京, 日本 東京体育館 日本の旗 日本 18 39
1961年 12月2日 第3回大会 フランスの旗 パリ, フランス クーベルタンスタジアム オランダの旗 オランダ 25 57
1965年 10月14 - 17日 第4回大会 ブラジルの旗 リオデジャネイロ, ブラジル マラカナンジーニョ体育館 日本の旗 日本 28 150
1967年 8月9 - 11日 第5回大会 アメリカ合衆国の旗 ソルトレイクシティ, アメリカ合衆国 ユタ大学体育館 日本の旗 日本 29 129
1969年 10月23 - 25日 第6回大会 メキシコの旗 メキシコシティ, メキシコ アリーナ・メヒコ 日本の旗 日本 36 250
1971年 9月2 - 4日 第7回大会 西ドイツの旗 ルートヴィヒスハーフェン, 西ドイツ フリードリヒ・エーベルト・ホール 日本の旗 日本 49
1973年 6月22 - 24日 第8回大会 スイスの旗 ローザンヌ, スイス ローザンヌ・スポーツ館 日本の旗 日本 42
1975年 10月23 - 25日 第9回大会 オーストリアの旗 ウィーン, オーストリア シュタットハレ体育館 日本の旗 日本 42
1977年 中止 スペインの旗 バルセロナ, スペイン
1979年 12月6 - 9日 第11回大会 フランスの旗 パリ, フランス クーベルタン・スタジアム 日本の旗 日本 60 240
1981年 9月3 - 6日 第12回大会 オランダの旗 マーストリヒト, オランダ ユーロ・ホール 日本の旗 日本 54 250
1983年 10月13 - 16日 第13回大会 ソビエト連邦の旗 モスクワ, ソ連 ルジニキ・スポーツパレス 日本の旗 日本 41
1985年 9月26 - 29日 第14回大会 大韓民国の旗 ソウル, 韓国 蚕室体育館 日本の旗 日本 37

女子大会[編集]

月日 大会 開催都市, 国 会場 最多獲得メダル国 参加国・地域数 参加選手数
1980年 11月29 - 30日 女子第1回大会 アメリカ合衆国の旗 ニューヨーク, アメリカ合衆国 マディソン・スクエア・ガーデン オーストリアの旗 オーストリア 27 135
1982年 12月4 - 5日 女子第2回大会 フランスの旗 パリ, フランス クーベルタン・スタジアム フランスの旗 フランス 35 174
1984年 11月10 - 11日 女子第3回大会 オーストリアの旗 ウィーン, オーストリア シュタットハレ体育館 ベルギーの旗 ベルギー 33 180
1986年 10月24 - 26日 女子第4回大会 オランダの旗 マーストリヒト, オランダ フセルト・スポーツホール イギリスの旗 イギリス 35 162

男女大会[編集]

月日 大会 開催都市, 国 会場 最多獲得メダル国 参加国・地域数 参加選手数
1987年 11月19 - 22日 第15回大会 西ドイツの旗 エッセン, 西ドイツ グルガ・ホール 日本の旗 日本 65
1989年 10月10 - 15日 第16回大会 ユーゴスラビア社会主義連邦共和国の旗