三橋富治男

三橋 富治男(みつはし ふじお、1909年4月10日[1] - 1999年5月2日[2])は、日本の東洋史学者。

略歴[編集]

東京出身。慶應義塾大学文学部東洋史学科卒。外務省調査部嘱託、明治大学助教授を経て、千葉大学文理学部助教授、教授となる。1975年定年退官、名誉教授となる[3]トルコ史が専門。

著書[編集]

  • 『東洋文明の史的系譜 改訂版』三和書房 1955
  • 『トルコの歴史 オスマン帝国を中心に』 (紀伊国屋新書)紀伊国屋書店 1964
  • 『オスマン=トルコ史論』 (ユーラシア文化史選書)吉川弘文館 1966
  • スレイマン大帝 オスマン帝国の栄光』 (センチュリーブックス 人と歴史シリーズ)清水書院 1971 「オスマン帝国の栄光とスレイマン大帝」 (清水新書) 1984
  • 『トルコの歴史』 (世界史研究双書)近藤出版社 1990

共著[編集]

翻訳[編集]

  • デニスン・ロス, ヘンリ・スクライン『トウルケスタン』生活社 1940 『トゥルキスタン アジアの心臓部』原書房 1976

脚注[編集]

  1. ^ 『著作権台帳』
  2. ^ 『人物物故大年表』
  3. ^ 「オスマン帝国の栄光とスレイマン大帝」著者紹介