ロッカフェラ・レコード

ロッカフェラ・レコード (Roc-A-Fella Records) は、ジェイ・Zデイモン・ダッシュ(Damon "Dame" Dash)、カリーム・バーク(Kareem "Biggs" Burke)によってニューヨークにて1995年に設立されたアメリカヒップホップR&Bレゲエレゲトン系レーベル。

概要[編集]

最初はジェイ・Zとデイモン・ダッシュ、カリーム・バークの三人が親交があった。メンフィス・ブリーク(Memphis Bleek)、ソース・マネー(Sauce Money)、ジャズ・O(Jaz-O)、ダ・ランジャズ(Da Ranjahz)そしてプロデューサのスキー(Ski)とDJクラーク・ケント(DJ Clark Kent)をいち早くサインさせる。 Team Rocを結成。 しかし長続きせずブリーク以外は志半ばで去っていく。

1998年、DJ・クルー(DJ Clue)のコンピレーションアルバムザ・プロフェショナルリリース。

1999年、メンフィス・ブリーク(Memphis Bleek)の1stアルバムカミング・オブ・エイジリリース。ビッグ・L(Big L)とサイン。

2000年ビーニー・シーゲル(Beanie Sigel)の1stアルバムザ・トゥルースリリース。フリーウェイ(Freeway)、アミル(Amil)とサイン。

2001年、ジャスト・ブレイズ(Just Blaze)、カニエ・ウェスト(Kanye West)の2人をプロデューサとしてサイン。ジェイ・Zのザ・ブループリントをリリース。

その後はM.O.P.、ディプロマッツ(The Diplomats)のキャムロン(Cam'Ron)ウータン・クラン(Wu-Tang Clan)のオール・ダーティー・バスタード(Ol' Dirty Bastard)等を迎え入れる。

2002年、ステイト・プロパティ(State Property)の1stアルバムステイト・プロパティ、キャムロンのロッカフェラからのデビュー作カム・ホーム・ウィズ・ミーリリース。

2003年、フリーウェイの1stアルバムフィラデルフィア・フリーウェイ、ディプロマッツの1stアルバムディプロマティック・イミュニティ、ジュエルズ・サンタナ(Juelz Santana)の1stアルバムフロム・ミー・トゥ・Uリリース。

ジェイ・Zは社長業に専念するためラッパー、MCの引退を表明。トゥイスタ(Twista)やタリブ・クウェリ(Talib Kweli)等大物と契約を結ぼうと画策するもサインにはいたらず。

2004年にはカニエ・ウェストがザ・カレッジ・ドロップアウトでデビュー、レーベル立ち上げ以降最もヒットしたアルバム・成功したアーティストとなる。 ヤング・ガンズ(Young Gunz)の1stアルバムタフ・ラヴリリース。

オール・ダーティ・バスタードの死去に伴い同レーベルからリリース予定だったアルバムリリースが延期になる(曲の権利で親族ともめる)。フォクシー・ブラウン(Foxy Brown)とサイン。

2005年、ジェイ・Zがデフ・ジャム(Def Jam)の社長に就任し兼任。 デイモン・ダッシュ、カリーム・バークがジェイ・Zとの不和で離脱し、デイモン・ダッシュはダム・ダッシュ・ミュージック・グループ(Dame Dash Music Group通称:DDMG)を立ち上げる。

2006年、R&Bシンガーのティアラ・マリー(Teairra Mari)、コリー・ガンズ(Cory Gunz)をスカウトでサイン。キャムロンが離脱。(その後ジェイ・Zとのビーフに発展)。 ジェイ・Zがキングダム・カムでシーンに復帰。

2008年ジェイダキス(Jadakiss)とサイン。

2009年、ジェイダキスのロッカフェラからのデビュー作ザ・ラスト・キスリリース。

所属アーティスト[編集]