レオン・ドライザイトル

レオン・ドライザイトル
Leon Draisaitl

2019年のドライザイトル
生誕
出生地
(1995-10-27) 1995年10月27日(28歳)
ドイツの旗 ドイツ
ノルトライン=ヴェストファーレン州ケルン
身長
体重
6 ft 2 in (1.88 m)
208 lb (94 kg; 14 st 12 lb)
ポジション センター / レフトウイング
シュート 左打ち
所属チーム エドモントン・オイラーズ
代表 ドイツ
NHLドラフト 1巡目 / 全体3位(2014年
エドモントン・オイラーズ
プロ選手期間 2014年 – 現在

レオン・ティム・ドライザイトル [1]Leon Tim Draisaitl, 1995年10月27日 - )は、ドイツノルトライン=ヴェストファーレン州ケルン出身のプロアイスホッケー選手。NHLエドモントン・オイラーズに所属している。ポジションはセンターまたはレフトウイング

故郷ドイツでアイスホッケーを始め、北米のウェスタン・ホッケー・リーグ(カナダ西部およびアメリカ合衆国北西部を拠とするジュニア・リーグ)を経て、2014年にNHLドラフト英語版1巡目でエドモントン・オイラーズへ入団した[2]。2020年にはドイツ出身の選手として初めてアート・ロス記念賞を受賞した[3]

父のペーター・ドライザイトルは同じくアイスホッケー選手で、アイスホッケー世界選手権アイスホッケー・ワールドカップ冬季オリンピック等を含む146試合にドイツ代表(および西ドイツ代表)として出場した選手である[4][5]

経歴[編集]

ジュニア時代[編集]

地元ケルンのホッケークラブ、ケルナー・ハイエで幼少期を過ごし、2009年にアドラー・マンハイム傘下のユースチームに加入した。2011-12シーズンではチームを国内チャンピオンに導き、最優秀選手賞も受賞した。

ウエスタン・ホッケー・リーグ(WHL)のプリンス・アルバート・レイダースからドラフト指名を受けて入団。レイダースで2シーズンプレーした。

2012年12月から1月に開催された第37回世界ジュニアアイスホッケー選手権英語版ドイツ代表ドイツ語版に選出された。

2013年12月から1月に開催された第38回世界ジュニアアイスホッケー選手権英語版のドイツ代表に選出された。同大会ではキャプテンを務めた。アメリカ合衆国戦で反則を犯し、1試合の出場停止処分を受けた[6]

2014年5月に開催された第78回アイスホッケー世界選手権のドイツ代表に選出された[7]

2015年1月にトレードでケロウナ・ロケッツに移籍すると、チームは同シーズンのWHLチャンピオンシップに進出。19試合で28ポイントを記録し、プレーオフのMVPに選出された。

プロ入りとオイラーズ時代[編集]

2014年のNHLドラフト英語版1巡目(全体3位)でエドモントン・オイラーズから指名された。ドイツ出身の選手としては史上最高位でのドラフト指名となった。(2000年に全体の2位でドラフト指名されたダニー・ヒートリーは 、カナダ人の親のもと西ドイツで生まれたカナダ代表選手。) 8月12日にオイラーズとエントリーレベルの3年契約を締結[8]

2014-15年シーズンの開幕ロースター入りを果たす。10月9日のカルガリー・フレームス戦でNHL初出場を果たした。 10月24日のカロライナ・ハリケーンズ戦でNHL初ゴールを記録した。 最終的に37試合に出場し、2ゴール4アシストを記録した。

2017-2018年シーズン開幕前の2017年8月16日にオイラーズと8年総額6800万ドル(年平均850万ドル)で契約を更新した[9]

2018年5月に開催された第82回アイスホッケー世界選手権のドイツ代表に選出された[10]

2018-19シーズンは初のNHLオールスターゲーム英語版に選出された。2019年4月6日にはシーズン50ゴール目を記録。1シーズンで50ゴール以上を決めたのはオイラーズ史上6人目となる。このシーズンは最終的に105ポイントを記録し、ニキータ・クチェロフ、コナー・マクデイヴィッド、パトリック・ケインに次いでポイントランキング4位という成績を挙げた。ちなみにシーズン合計100ポイント以上を記録したのはオイラーズ史上9人目となる。

詳細情報[編集]

代表歴[編集]

  • 2013年世界ジュニアアイスホッケー選手権ドイツ代表
  • 2014年世界ジュニアアイスホッケー選手権ドイツ代表
  • 2014年アイスホッケー世界選手権ドイツ代表
  • 2018年アイスホッケー世界選手権ドイツ代表

出典[編集]

  1. ^ Facts”. Leon Draisaitl Official Website. 2019年6月28日閲覧。
  2. ^ 2012 CHL Import Draft Results”. Canadian Hockey League. 2015年7月6日閲覧。
  3. ^ “Draisaitl wins Art Ross Trophy as NHL scoring leader”. NHL.com. https://www.nhl.com/news/leon-draisaitl-art-ross-trophy-winner/c-317041340 2020年8月13日閲覧。 
  4. ^ Edmonton Oilers select Leon Draisaitl, the “Deutschland Dangler”, third overall Edmonton Journal, published: 27 June 2014. Retrieved 4 July 2014
  5. ^ Eishockey-Talent Draisaitl: Mit Wucht auf die große Bühne (ドイツ語) Der Spiegel, published: 28 June 2014. Retrieved 4 July 2014
  6. ^ Drasaitl suspended”. International Ice Hockey Federation (2013年12月30日). 2014年1月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年12月30日閲覧。
  7. ^ Roster forming – 2014 WM – International Ice Hockey Federation IIHF”. iihfworlds2014.com. 2014年5月9日閲覧。
  8. ^ Oilers sign Draisaitl”. Edmonton Oilers (2014年8月12日). 2014年8月12日閲覧。
  9. ^ “Oilers sign Leon Draisaitl to 8-year, $68M extension”. CBC Sports. http://www.cbc.ca/sports/hockey/nhl/leon-draisaitl-edmonton-oilers-1.4249841 2017年8月16日閲覧。 
  10. ^ Draisaitl plans to play for Germany at World Championship”. theScore. 2018年5月15日閲覧。

外部リンク[編集]