ラセンウジバエ

ラセンウジバエ (Cochliomyia hominivorax) は中南米原産で、牛や羊などの家畜の傷に卵を産み、これから孵った幼虫が生きた動物の肉を食う害虫である。 被害をうけた家畜はひどく弱り、ときには死に至る。 この害虫はメキシコから米国に侵入し、家畜に大きい損害を与えたため、不妊虫放飼法による根絶防除が1957年から米国でおこなわれて成功した。

  • 学名: Cochliomyia hominivorax
  • 目: ハエ目
  • 分類階級: 種
  • 上位分類: コクリオミイヤ属

脚注[編集]