ヤングキングアワーズ

ヤングキングアワーズ
YOUNG KING OURS
ジャンル 青年漫画
読者対象 青年
刊行頻度 月刊(毎月30日)
発売国 日本の旗 日本
言語 日本語
定価 550円
出版社 少年画報社
雑誌名コード 18839
刊行期間 1993年 -
発行部数 68,000部(2008年10月1日 - 2009年9月30日日本雑誌協会調べ)
ウェブサイト 公式サイト
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ヤングキングアワーズ』は、少年画報社が発行する青年向け漫画雑誌。毎月30日発売。

概要[編集]

1993年に『ヤングキング』の増刊として創刊[1](同年9月30日号)。

SFファンタジー4コマ漫画ギャグなど、『ヤングキング』とは異なる系統のマニア向け少年漫画ジャンルの作品を掲載し、時に『スピリットサークル』など少年誌の読者層(中学生)が主人公となる作品も散見される。美少女萌え系のヒロインをメインに据えた作品が多い一方で、『ナポレオン -獅子の時代-』など、劇画調の歴史漫画も積極的に掲載している。

1997年よりほぼ月刊ペースになり、1998年7月号(No.40)に独立した月刊誌となる。2005年6月号より中綴じから無線綴じ平綴じ)となった。平綴じになってからのページ数は毎月ほぼ500ページ強となっている。

1999年から2001年にかけて、『-2000』『-ライト』、2006年に『-プラス』といったアワーズの増刊・派生誌が発行されたが、いずれも短命で休刊となった。

その後、2006年に発刊した『月刊ヤングキング』(ヤングキングの派生誌)を2013年10月号(8月発売)よりアワーズ編集部に移管し、『月刊ヤングキングアワーズGH』と改題。『ヤングキング』を交えた掲載ジャンルの再編により、本誌はSF・ファンタジー・アクション・ハーレムものが主な掲載作品となっている。

単行本は「ヤングキングコミックス(YKコミックス)」レーベルより刊行されている[2]

2019年6月号の表紙は『超人ロック』連載40周年を記念し、同作のキャラクターが表紙を飾った『少年キング』1980年39号の表紙[3]を再現したものになった[4]

掲載作品[編集]

連載中[編集]

不定期連載[編集]

過去の連載作[編集]

あ行[編集]

か行[編集]

さ行[編集]

た行[編集]

な行[編集]

は行[編集]

ま行[編集]

や行[編集]

ら行[編集]

わ行[編集]

アニメ化作品[編集]

テレビアニメ
作品 放送年 アニメーション制作 備考
エクセル・サーガ 1999年-2000年 J.C.STAFF 未放送1話あり
HELLSING 2001年-2002年 GONZO
Digimation
OVAあり
朝霧の巫女 2002年 カオスプロジェクト
ガンジス
それでも町は廻っている 2010年 シャフト
蒼き鋼のアルペジオ 2013年 サンジゲン
僕らはみんな河合荘 2014年 ブレインズ・ベース OVAあり
ドリフターズ 2016年(第1期) HOODS DRIFTERS STUDIO
未発表(第2期) 未発表
真・一騎当千 2022年 アームス コミックガムで連載された『一騎当千』の続編
惑星のさみだれ 2022年 NAZ
OVA
作品 放送年 アニメーション制作 備考
ジオブリーダーズ 1998年(ちびねこ奪還) カオスプロジェクト
2000年(乱戦突破)
うさぎちゃんでCue!! 1999年-2000年 カオスプロジェクト

発行部数[編集]

  • 2009年(2008年10月1日 - 2009年9月30日) - 68,000部[7]
  • 2011年(2010年10月1日 - 2011年9月30日) - 53,000部(公称部数)[8]
  • 2012年(2011年10月1日 - 2012年9月30日) - 50,000部(公称部数)[9]
  • 2013年(2012年10月1日 - 2013年9月30日) - 50,000部(公称部数)[10]
  • 2014年(2013年10月1日 - 2014年9月30日) - 50,000部(公称部数)[11]

関連誌[編集]

アワーズ2000[編集]

アワーズの増刊号として1999年12月発売。クリスマス特集。

アワーズ2001[編集]

アワーズの増刊号として2000年4月発売。

アワーズライト[編集]

初代編集長・福原建雄の退任に伴うアワーズ本誌のリニューアルから、2000年7月発売の同年9月号で創刊[12]。月刊。発売日は前々月21日。

初代編集長時代の本誌作家陣を継承していたが、2002年6月発売の同年8月号を最後に休刊[12]。『アワーズプラス』などに引き継がれた一部の作品を除くと、多くの連載が他社へ移籍している。また、後にアワーズ本誌へ復帰した作家でも、アワーズライト掲載作品に関しては未単行本化が多い。

アワーズライトの掲載作品[編集]

アワーズガール[編集]

アワーズの増刊号として2000年10月30日発売の同年12月号で創刊[13]。のちにアワーズライト増刊。隔月刊。通巻5号まで刊行されたが、2001年に休刊[13]

少女向けと銘打っていたが、執筆陣は朝日ソノラマネムキ』と大きく重複していた。

アワーズガールの掲載作品[編集]

アワーズプラス[編集]

アワーズの増刊として発行されていたが、2006年2月15日発売の同年4月号から隔月刊(偶数月刊)[要出典]となる。発売日は前々月18日。2007年4月18日発売の同年6月号を最後に休刊。

アワーズプラスの掲載作品[編集]

月刊ヤングキングアワーズGH[編集]

2006年10月19日に創刊した『月刊ヤングキング』(創刊号:同年12月号)が、2013年8月16日発売の同年10月号より現行の誌名にリニューアルされた。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 国立国会図書館サーチ - 書誌詳細 - 1993 - Young king ours (少年画報社) - 国立国会図書館サーチ(2014年6月13日閲覧)
  2. ^ 一部の『ヤングキングアワーズ』掲載作品(『­蒼き鋼のアルペジオ』『­スピリットサークル』など)に関しては、「ヤングキングアワーズコミックス」の名称も奥付で見られる。他方、同時期のアワーズ掲載作品であっても、『それでも町は廻っている』などをはじめ通常のYKコミックス表記の奥付となっている作品も少なくない。なお、『月刊ヤングキングアワーズGH』掲載作品に関しては、旧称が「月刊ヤングキング」だった事もあり、アワーズコミックスの使用は無い模様。
  3. ^ 週刊少年キング80/39まんだらけ - 2019年5月2日閲覧。表紙の画像
  4. ^ 超人ロック連載開始40周年でアワーズが当時の表紙を再現、新刊に聖悠紀の闘病記、コミックナタリー、2019年5月1日 13:05。
  5. ^ 正確には「○にア」で「アニマル」と読ませる
  6. ^ 2018年5月号までのタイトルは『おれのまんが道(仮)』。
  7. ^ 日本雑誌協会マガジンデータによる1号当たり平均部数。
  8. ^ 社団法人 日本雑誌協会 - JMPAマガジンデータ - 男性 コミック - 一般社団法人日本雑誌協会(2012年10月14日時点のアーカイブ)
  9. ^ 社団法人 日本雑誌協会 - JMPAマガジンデータ - 男性 コミック - 一般社団法人日本雑誌協会(2013年6月15日時点のアーカイブ)
  10. ^ 社団法人 日本雑誌協会 - JMPAマガジンデータ - 男性 コミック - 一般社団法人日本雑誌協会(2014年2月7日時点のアーカイブ)
  11. ^ 社団法人 日本雑誌協会 - JMPAマガジンデータ - 男性 コミック - 一般社団法人日本雑誌協会(2015年2月5日時点のアーカイブ)
  12. ^ a b 国立国会図書館サーチ - 書誌詳細 - 2000 - Ours lite (少年画報社) - 国立国会図書館サーチ(2014年6月13日閲覧)
  13. ^ a b 国立国会図書館サーチ - 書誌詳細 - 2000 - アワーズガール (少年画報社) - 国立国会図書館サーチ(2014年6月13日閲覧)
  14. ^ a b 少年画報社 - アワーズプラス 2006年11月号(2006年09月19日 発売) - データなし(2007年9月4日時点のアーカイブ
  15. ^ a b 少年画報社 - アワーズプラス 2006年06月号(2006年04月19日 発売) - データなし(2007年9月4日時点のアーカイブ)
  16. ^ a b c 少年画報社 - アワーズプラス 2007年01月号(2006年11月18日 発売) - データなし(2007年9月4日時点のアーカイブ)
  17. ^ a b 少年画報社 - アワーズプラス 2006年09月号(2006年07月19日 発売) - データなし(2007年9月4日時点のアーカイブ)
  18. ^ a b c 少年画報社 - アワーズプラス 2007年06月号(2007年04月18日 発売) - データなし(2007年9月4日時点のアーカイブ)
  19. ^ 少年画報社 - アワーズプラス 2006年03月号(2006年02月15日 発売) - データなし(2007年9月4日時点のアーカイブ)

外部リンク[編集]