ヤセノヴァツ強制収容所

ヤセノヴァツ強制収容所

Logor Jasenovac
ヤセノヴァツ強制収容所の位置(クロアチア内)
ヤセノヴァツ強制収容所
ヤセノヴァツ強制収容所
北緯45度16分 東経16度55分 / 北緯45.267度 東経16.917度 / 45.267; 16.917
クロアチアの旗 クロアチア
運営時期 1941年 - 1945年4月
面積
 • 合計 240 km2
等時帯 UTC+2 (CET+2)

ヤセノヴァツ強制収容所クロアチア語セルビア語Logor Jasenovac / Логор Јасеновац)は、第二次世界大戦時に、ヤセノヴァツ付近のサヴァ川沿岸域に位置した、クロアチア独立国絶滅収容所である。

概要[編集]

処刑に使用された、"Srbosjek"(セルブ・カッター)と呼ばれるナイフ

ウスタシャ政権によって運営された絶滅収容所の一つである。

セルビア人ジプシー(ロマ)、ユダヤ人イスラム教徒反体制派などが収容され、射殺・撲殺・斬殺・毒殺・溺死・飢餓などによって殺害された。

同収容所における死者数や残虐行為については、セルビア・クロアチアなど各国の民族主義者による政争の具となっており、1990年代のユーゴスラビア紛争の際に多くの資料や遺品が破壊・散逸したこともあって現在も論争が続いている。[1]

施設[編集]

脚注[編集]

座標: 北緯45度16分54秒 東経16度56分06秒 / 北緯45.28167度 東経16.93500度 / 45.28167; 16.93500