ミカル・ブリッジズ

ミカル・ブリッジズ
Mikal Bridges
ブルックリン・ネッツでのブリッジズ
(2023年)
ブルックリン・ネッツ  No.1
ポジション SF / SG
所属リーグ NBA
基本情報
愛称 The Warden
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1996-08-30) 1996年8月30日(27歳)
出身地 ペンシルベニア州フィラデルフィア
身長 198cm (6 ft 6 in)
体重 95kg (209 lb)
ウィングスパン 215cm  (7 ft 1 in)[1]
キャリア情報
高校 グレートバレー高等学校英語版
大学 ビラノバ大学
NBAドラフト 2018年 / 1巡目 / 全体10位[1]
プロ選手期間 2018年–現在
経歴
20182023フェニックス・サンズ
2023ブルックリン・ネッツ
受賞歴
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten

ミカル・ブリッジズMikal Bridges, 1996年8月30日 - )は、アメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア出身のプロバスケットボール選手。NBAブルックリン・ネッツに所属している。ポジションはスモールフォワードまたはシューティングガード

経歴[編集]

生い立ち[編集]

ブリッジズの母親は19歳で彼を出産し、シングルマザーとして育てた[2]。小学校卒業するまで、フィラデルフィア近郊のオーバーブルック英語版で育った。中学生になるとペンシルベニア州マルバーンに引っ越した。高校ではマルバーンにあるグレートバレー高校英語版に通い、ジム・ノーランの指導を受けた。2年生のときにバスケットボールに真剣に取り組み始め、身長が198cmに達するまで成長し、1試合平均、20得点・8リバウンドを記録した。高校3年生になるとファーストチームオールクラスAAAAに選ばれ、1試合あたり18.5得点・7.2リバウンド・2.4アシスト・2.4ブロック・1.6スティールを記録した。高校を卒業すると、ESPNUに全国で82番目に優れたプレーヤーとしてランク付けされ、2013年6月にビラノバ大学に進学を決めた[3][4]

カレッジ[編集]

ダンクをするブリッジズ(2017年)

ブリッジズはビラノバ大学に進学し、3年間在学した中で2016年と2018年にNCAAトーナメントを優勝を果たした。3年生の時には1試合平均17.7得点・5.3リバウンド・3P%が43.5パーセントを記録し、その年のベストスモールフォワードに贈られるジュリアス・アービング賞を受賞するなどした。ブリッジズは4年生には進学せず2018年のNBAドラフトアーリーエントリーを表明した[5]

フェニックス・サンズ[編集]

2018年6月21日に行われた2018年のNBAドラフトにてフィラデルフィア・セブンティシクサーズに全体10位で指名された。その後、16位指名のザイール・スミス英語版と2021年のドラフト1巡目指名権との引き換えにフェニックス・サンズにトレードされた[6]

2021年10月18日にサンズと4年9000万ドルで契約延長した[7]

ブルックリン・ネッツ[編集]

2023年2月9日にケビン・デュラントT・J・ウォーレンとのトレードで、キャメロン・ジョンソンジェイ・クラウダー、4つのドラフト1巡目指名権と共にブルックリン・ネッツへ移籍した[8]

個人成績[編集]

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック  PPG  平均得点  太字  キャリアハイ

NBA[編集]

レギュラーシーズン[編集]

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2018–19 PHX 82* 56 29.5 .430 .335 .805 3.2 2.1 1.6 .5 8.3
2019–20 73 32 28.0 .510 .361 .844 4.0 1.8 1.4 .6 9.1
2020–21 72* 72* 32.6 .543 .425 .840 4.3 2.1 1.1 .9 13.5
2021–22 82* 82* 34.8 .534 .369 .834 4.2 2.3 1.2 .4 14.2
2022–23 56 56 36.4 .463 .387 .897 4.3 3.6 1.2 .8 17.2
BKN 27 27 34.2 .475 .376 .894 4.5 2.7 1.0 .6 26.1
2022-23計 83* 83* 35.7 .468 .382 .895 4.4 3.3 1.1 .7 20.1
通算 392 325 32.2 .495 .376 .857 4.0 2.3 1.3 .6 13.1

プレーオフ[編集]

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2021 PHX 22 22 32.1 .484 .368 .923 4.3 1.6 1.0 .7 11.1
2022 13 13 38.5 .478 .394 .933 4.7 2.8 1.1 1.0 13.3
2023 BKN 4 4 39.4 .429 .400 .783 5.3 4.0 .5 .5 23.5
通算 39 39 35.0 .472 .379 .877 4.5 2.3 1.0 .8 13.1

カレッジ[編集]

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2015-16 ビラノバ 40 0 20.3 .521 .299 .787 3.2 .9 1.1 .7 6.4
2016-17 36 33 29.8 .549 .393 .911 4.6 2.0 1.7 .9 9.8
2017-18 40 40 32.1 .514 .435 .851 5.3 1.9 1.5 1.1 17.7
通算 116 73 27.3 .525 .400 .845 4.3 1.6 1.4 .9 11.3

脚注[編集]

  1. ^ mikal-bridges” (英語). thestepien.com (2018年). 2020年12月18日閲覧。
  2. ^ Berman, Marc (2018年6月18日). “How Mikal Bridges’ mom raised the Knicks’ ideal draft pick”. New York Post. https://nypost.com/2018/06/18/how-mikal-bridges-mom-raised-the-knicks-ideal-draft-pick/ 2020年1月13日閲覧。 
  3. ^ Mikal Bridges Bio”. en:Villanova Wildcats. 2018年6月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年4月12日閲覧。
  4. ^ Mikal Bridges, Villanova Wildcats, Small Forward”. 247Sports. 2016年4月12日閲覧。
  5. ^ Wojnarowski, Adrian (2018年4月10日). “Villanova's Mikal Bridges to bypass final season, enter NBA draft”. ESPN. http://www.espn.com/nba/story/_/id/23099657/villanova-wildcats-all-america-forward-mikal-bridges-bypass-senior-season-enter-nba-draft 2018年4月10日閲覧。 
  6. ^ Suns Add Ayton, Bridges, Okobo, King In 2018 NBA Draft”. Suns.com (2018年6月21日). 2018年6月21日閲覧。
  7. ^ Report: Mikal Bridges, Phoenix Suns agree to 4-year, $90 million extension” (英語). NBA.com. 2021年10月19日閲覧。
  8. ^ Suns acquire Kevin Durant from Nets in blockbuster trade” (英語). NBA.com. 2023年2月10日閲覧。

外部リンク[編集]