マーティン・リース

Martin Rees
マーティン・リース
マーティン・リース(2019)
生誕 (1942-06-23) 1942年6月23日（81歳）
イングランドの旗 イングランド ノース・ヨークシャー州ヨーク
研究分野 天体物理学
研究機関 ケンブリッジ大学
サセックス大学
出身校 ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ
論文 Physical processes in radio sources and inter-galactic medium (1967)
主な業績 宇宙マイクロ波背景放射
クエーサー
主な受賞歴 王立天文学会ゴールドメダル(1987)
コプリ・メダル(2023)
公式サイト
www.ast.cam.ac.uk/~mjr/
プロジェクト:人物伝
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ラドローのリース男爵マーティン・リース（Martin Rees, Baron Rees of Ludlow, 1942年6月23日 - ）は、イギリスの宇宙物理学者・天体物理学者。元ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ学寮長。1995年から王室天文官を務める[1]。元王立協会会長。主に宇宙論、銀河、ブラックホール等を研究の対象とし、クエーサーのモデルを提唱した。

来歴[編集]

ノース・ヨークシャー州ヨーク生まれ。トリニティ・カレッジで数学を学び、1967年にケンブリッジ大学大学院からPh.D取得。イギリスとアメリカでポスドクとなった後、1972年から1973年にかけてサセックス大学の教授に就任。その後はケンブリッジ大学に移籍し、1992年から2003年までは王立協会の研究教授を務め、以後は宇宙論および天体物理学の教授を務めた。

1979年に王立協会フェロー選出、2005年から2010年まで会長を務める[2]。2005年にシュロップシャー州ラドロー（英語版）のリース男爵として一代貴族に叙任され[3]、以来貴族院議員を務める。

主な受賞歴[編集]

著作[編集]

  • 「宇宙を支配する6つの数」 林一訳 講談社 2001年
  • 「宇宙の素顔 すべてを支配する法則を求めて」 青木薫訳 講談社 2003年
  • 「今世紀で人類は終わる?」 堀千恵子訳 草思社 2007年
  • 「宇宙大図鑑」 佐藤勝彦 日本語版総監修 ネコ・パブリッシング 2014年
  • 「私たちが、地球に住めなくなる前に 宇宙物理学者から見た人類の未来」 塩原通緒訳 作品社 2019年

脚注[編集]

  1. ^ https://www.rmg.co.uk/royal-observatory
  2. ^ Martin ReesRoyal Society
  3. ^ The London Gazette

外部リンク[編集]

ウィキメディア・コモンズには、マーティン・リースに関連するカテゴリがあります。
ウィキクォートにMartin Reesに関する引用句集があります。

関連項目[編集]

先代
ロバート・メイ
王立協会会長
2005 - 2010年
次代
ポール・ナース
先代
アーノルド・ウォルフェンデール
王室天文官
1995–現在
次代
未定
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