マイケル・アントニオ

	ウェストハム・ユナイテッドFCでのアントニオ (2019年)
名前
本名	ミカイル・グレゴリー・アントニオ; Michail Gregory Antonio
ラテン文字	Michail Antonio
基本情報
国籍	イングランド; ジャマイカ
生年月日	1990年3月28日（34歳）
出身地	ロンドン; ワンズワース区
身長	180cm
体重	82kg
選手情報
在籍チーム	ウェストハム・ユナイテッドFC
ポジション	MF / FW
背番号	9
利き足	右足
ユース
2002-2007	トゥーティング
クラブ1
代表歴2
	1. 国内リーグ戦に限る。2023年5月31日現在。; 2. 2022年3月5日現在。; ■テンプレート（■ノート ■解説）■サッカー選手pj

ミカイル・グレゴリー・アントニオ（Michail Gregory Antonio 1990年 3月28日 - ）は、イギリス（イングランド）・ロンドン・ワンズワース出身のサッカー選手。ジャマイカ代表。プレミアリーグのウェストハム・ユナイテッドFC所属。ポジションはMFまたはFW。

経歴[編集]

クラブ[編集]

2002年にトゥーティング・アンド・ミッチャム・ユナイテッドFCのアカデミーチームに入団し、2007-08シーズンにプロデビュー。45試合に出場し33ゴール決め、2008年6月にレディングFCに移籍^[1]。プレミアリーグからフットボールリーグ・チャンピオンシップに降格したレディングのトップリーグ復帰への切り札として期待されたアントニオだったが、新天地に馴染めず、2009年1月にトゥーティングにローン移籍で復帰して以降、あらゆるチームにローン移籍を繰り返すシーズンが続く。

アントニオにとって転機となったのが、2011-12シーズン途中にシェフィールド・ウェンズデイFCに移籍してから。直ぐ様ウェンズデイにフィットし、2012年8月に完全移籍^[2]。以降2シーズンをウェンズデイの中心選手として活躍した。

2014年 8月6日、ノッティンガム・フォレストFCに移籍^[3]。50試合の出場で16ゴールを決める活躍を見せ、2014-15シーズンのクラブ最優秀選手に選出された^[4]。

2015年 9月1日、プレミアリーグのウェストハム・ユナイテッドFCと4年契約を締結^[5]。同月19日のマンチェスター・シティFC戦の後半15分に、ビクター・モーゼスとの交代で出場し、念願のプレミアリーグ初出場が実現。2-1の勝利に貢献^[6]。12月28日のサウサンプトンFC戦では、プレミアリーグ初ゴールを決めた^[7]。2016年8月21日のボーンマス戦ではロンドンスタジアム史上初ゴールを決め、勝利に貢献した^[8]。2017年5月11日ウエストハムとの契約を4年間延長した^[9]。2017-18シーズンはリーグ戦の出場が21試合と下がった。2018-19シーズンは右サイドバックとしての出場が主となり出場機会が増加。リーグ戦自己最多の33試合に出場し6得点を記録するなど、昨々シーズンの調子を取り戻した。右サイドバックのポジションがライアン・フレデリックスに渡った2019-20シーズンもマヌエル・ペレグリーニに信頼されたが、8月末に右ハムストリングを負傷し年内での復帰が絶望的になった^[10]。7月11日のノリッジ戦で4ゴールを奪い、ウエストハムの選手としてはプレミアリーグで4ゴールを決めた初の選手となった^[11]。 21‐22シーズン開幕から3試合4ゴール３アシストで8月のプレミア月間最優秀選手賞を受賞。21‐22シーズン第2節レスター戦での2ゴール1アシストの活躍でプレミアリーグにおけるウェストハムの最多得点者もなった。　

2021年8月15日、ウェストハム・ユナイテッドの2021-22シーズン開幕戦、アントニオはニューカッスル・ユナイテッドとのアウェイ戦で、プレミアリーグ47ゴール目を記録し、クラブの4-2での勝利に貢献した。このゴールにより、クラブのプレミアリーグ時代の歴代得点王であるパオロ・ディ・カーニオと並んでいる。

8月23日、ウェストハムがホームで4-1と勝利したレスター・シティ戦で、彼は2ゴールを決め、ディ・カーニオの記録を塗り替えた。ゴールを決めた際には、交代要員のベンチに駆け寄り、ミュージカル映画「ダーティ・ダンシング」の俳優パトリック・スウェイジとジェニファー・グレイを真似て、段ボールで作った自分自身の姿を頭上に掲げて喜びを爆発させていた。

2021年9月10日、アントニオは2021年8月のプレミアリーグ月間最優秀選手に選出された。9月16日に行われた2021-22UEFAヨーロッパリーグ・グループステージの開幕戦、ディナモ・ザグレブ戦で、ウェストハムの初ゴールを決め、2-0で勝利した。ウェストハムにとって、このゴールは欧州主要大会で1999年以来のゴールであった。

代表[編集]

2016年8月28日ワールドカップロシア大会予選、スロバキア戦のメンバーに選出されたが出番は無かった^[12]。2017年3月22日ワールドカップロシア大会予選、リトアニア戦に向けてのメンバーにも選出されたが、怪我の為離脱した^[13]。

2021年9月6日、カタールワールドカップ予選コスタリカ戦にてジャマイカ代表デビュー。

脚注[編集]

^ Reading complete deal for Antonio
^ Antonio Signs
^ Michail Antonio: Nottingham Forest sign Sheffield Wednesday winger
^ Antonio scoops top prize
^ Antonio, Song, Moses and Jelavic join West Ham on deadline day
^ Manchester City 1-2 West Ham
^ West Ham 2-1 Southampton
^ “West Ham’s Michail Antonio is the history boy in defeat of Bournemouth”. The Guardian (London). (2016年8月21日) 2016年8月23日閲覧。
^ “Michail Antonio: West Ham winger signs new four-year contract”. BBC (2017年5月11日). 2017年5月18日閲覧。
^ 負傷のウェストハムMFアントニオ、全治3〜4ヶ月で年内復帰絶望かサッカーキング 2019年9月5日
^ “Norwich City became the first club to be relegated from the Premier League this season as Michail Antonio scored all four goals to ease West Ham's troubles near the bottom of the table”. BBC　 (2020年7月11日). 12　July 2020閲覧。
^ “England squad named for opening 2018 FIFA World Cup qualifier against Slovakia as Michail Antonio wins first call-up”. The Football Association (2016年8月28日). 2017年5月18日閲覧。
^ “Michail Antonio out of England games with Germany and Lithuania”. Sky Sports (2017年3月22日). 2017年5月17日閲覧。

[脚注の使い方]

外部リンク[編集]

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[1] Reading complete deal for Antonio

[2] Antonio Signs

[3] Michail Antonio: Nottingham Forest sign Sheffield Wednesday winger

[4] Antonio scoops top prize

[5] Antonio, Song, Moses and Jelavic join West Ham on deadline day

[6] Manchester City 1-2 West Ham

[7] West Ham 2-1 Southampton

[8] “West Ham’s Michail Antonio is the history boy in defeat of Bournemouth”. The Guardian (London). (2016年8月21日) 2016年8月23日閲覧。

[9] “Michail Antonio: West Ham winger signs new four-year contract”. BBC (2017年5月11日). 2017年5月18日閲覧。

[10] 負傷のウェストハムMFアントニオ、全治3〜4ヶ月で年内復帰絶望かサッカーキング 2019年9月5日

[11] “Norwich City became the first club to be relegated from the Premier League this season as Michail Antonio scored all four goals to ease West Ham's troubles near the bottom of the table”. BBC　 (2020年7月11日). 12　July 2020閲覧。

[12] “England squad named for opening 2018 FIFA World Cup qualifier against Slovakia as Michail Antonio wins first call-up”. The Football Association (2016年8月28日). 2017年5月18日閲覧。

[13] “Michail Antonio out of England games with Germany and Lithuania”. Sky Sports (2017年3月22日). 2017年5月17日閲覧。

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