ポルト・ド・ラ・ヴィレット駅

ポルト・ド・ラ・ヴィレット
ラ・クールヌーヴ駅方面のプラットホーム
Porte de la Villette
Cité des Sciences et de l'Industrie
(シテ科学産業博物館)
所在地 フランスの旗 フランス パリ 19区 (北緯48度53分50秒 東経2度23分09秒 / 北緯48.89722度 東経2.38583度 / 48.89722; 2.38583)
所属事業者 パリ交通公団 (RATP)
所属路線 メトロ7号線
駅構造 地下駅
ホーム 島式2面4線
乗車人員
-統計年度-
3,391,240人(2013年)人/日(降車客含まず)
開業年月日 1910年10月5日
乗換 パリ・トラム3b号線
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島式ホーム2面4線の駅で、ホームはかつて当駅がメトロ7号線の終着駅だったころから使用されている。対向ホームは隔壁の向こうにある

ポルト・ド・ラ・ヴィレット駅: Porte de la Villette)は、フランスパリ19区にある、メトロ地下鉄7号線の駅。1910年の開設以来、1979年にメトロ7号線が当駅から北へ延伸されるまでの69年間、同線の終着駅であった。

概要[編集]

1910年10月5日、メトロ7号線の開設と同時に終着駅として開設された。駅名は駅の直上にあるポルト・ドゥ・ラ・ヴィレット(ラ・ヴィレット門)フランス語版から取られている。市門の名前自体は、1860年にパリの一部となった旧ラ・ヴィレット地区フランス語版に由来する。

島式ホーム2面4線の構造を持ち、それぞれのホームはアーチ状の天井に覆われ対向ホームとは区切られている。運行終了後ホームは車両の車内清掃のために作業場として利用される。長らく終着駅であったため、車両を半周させて折り返すためのラケット線が設けられていた。1979年に7号線がフォール・ドーヴェルヴィリエまで延伸し当駅は中間駅となったが、ラケット線自体はそれ以降も残され、現在は駅北側約100メートルのところに分岐線があり、主に保線を請け負うラ・ヴィエット保線区へ続いている。一日の運行が終了した後には多数の保線車両が当駅を通過する様子が見られる。

利用状況[編集]

2003年の一日あたりの乗車人員は9,100人だった[1]。2011年の年間乗車人員は320万9,252人[2]、2012年は292万5,024人[3]。2013年の年間乗車人員は339万1,240人で、これはパリメトロで155番目の多さである[4]

利用可能な鉄道路線[編集]

歴史[編集]

駅周辺の地域は長らく公共交通機関の重要地点としての役割を果たしてきた。20世紀初頭にパリ・トラムが開通するとトラムから乗客が地区に流れ込むようになり、2012年12月15日トラム3b号線(イル=ド=フランス線)が開通すると再び交通結節点としての重要度が増した。

駅周辺[編集]

バス路線[編集]

パリ交通公団 (RATP) の路線バス139・150・152系統が運行されており、夜間にはノクティリアンフランス語版の深夜バスN42系統の運行も設定されている。

隣の駅[編集]

パリメトロ
77号線
オーベルヴィリエ=パンタン=キャトル・シュマン駅Aubervilliers - Pantin - Quatre Chemins) - ポルト・ド・ラ・ヴィレット駅 - コランタン・カリウー駅Corentin Cariou

ギャラリー[編集]

出典[編集]

  1. ^ パリ市. “Extension du tramway T3 à Paris - Dossier du débat public(パリ・トラム3号線の延伸について - パブリック・コメント・フォルダ)” (PDF). p. 64. 2016年3月8日閲覧。 (フランス語)
  2. ^ Trafic annuel entrant par station (2011) (年間乗車人員 2011年)”. 2013年1月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年11月5日閲覧。 (フランス語)
  3. ^ (Microsoft Excelの.xls) Trafic des entrants par station pour l'ensemble de l'année 2012(2012年各駅乗車人員)”. 2014年7月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年1月11日閲覧。 (フランス語)
  4. ^ Trafic annuel entrant par station (2013) (年間乗車人員 2013年)”. 2014年10月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年8月31日閲覧。 (フランス語)