ブルーメンブラット

ブルーメンブラット
2008年11月23日 京都競馬場
現役期間 2006年 - 2008年[1]
欧字表記 Blumenblatt[1]
品種 サラブレッド[1]
性別 [1][2]
毛色 黒鹿毛[1][2]
生誕 2003年2月20日(21歳)[1][2]
抹消日 2008年12月3日[3]
アドマイヤベガ[1][2]
マイワイルドフラワー[1][2]
母の父 Topsider英語版[1][2]
生国 日本の旗 日本北海道早来町[1][2]
生産者 ノーザンファーム[1][2]
生産牧場 ノーザンファーム[4]
馬主 有限会社キャロットファーム[1][2]
調教師 安藤正敏栗東[5]
石坂正(栗東)[1][2]
厩務員 濱名浩輔(石坂)[6]
競走成績
生涯成績 24戦8勝[1][2]
獲得賞金 3億4953万6000円[1][2]
勝ち鞍
GI マイルチャンピオンシップ 2008年
GIII 府中牝馬S 2008年
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ブルーメンブラット(欧字名:Blumenblatt2003年2月20日 - )は、日本競走馬繁殖牝馬[1]

2008年のマイルチャンピオンシップ(GI)、府中牝馬ステークス(GIII)優勝馬である。史上5頭目となる牝馬のマイルチャンピオンシップ優勝を果たした。

経歴[編集]

デビューまで[編集]

マイワイルドフラワーは、アメリカで生産された父トップサイダー英語版の牝馬である。1985年のブリーダーズカップ・マイルを制し、アメリカのリーディングサイアーとなったコジーンを産んだライドザトレイルズの妹だった[7]。アメリカとアイルランドで走ったマイワイルドフラワーは、当地でそれぞれ1勝を挙げる15戦2勝という成績を残した[7]。競走馬引退後は繁殖牝馬となったが、1991年に日本に輸入される[7]北海道早来町の社台ファームに繋養された[8]。1994年の社台グループ再編からは、改称されたノーザンファームに繋養された[8]

1992年産の初仔は10戦2勝、翌年の2番仔は未出走[7]。トラブル続きで間が空いて1997年に4番仔、ハゲタカオー(父:ジェイドロバリー)は、3勝、稲毛特別を優勝していた。その後、サッカーボーイ産駒の6番仔、サクラバクシンオー産駒の7番仔、フジキセキ産駒の8番仔が続いた[9][7]。そして2002年は、この年183頭の繁殖牝馬を集めた種牡馬生活2年目のアドマイヤベガと交配していた[7]。それから約1年後の2003年2月20日、マイワイルドフラワーの9番仔、アドマイヤベガの2世代目となる黒鹿毛の牝馬(後のブルーメンブラット)が誕生する[7]

兄姉のうち「サクラバクシンオー産駒の6番仔」は、「ジョイフルハート」という名を授かって競走馬として2004年6月にデビューし、新馬戦から11戦連続連対を達成していた[10]。後にジョイフルハートは、ダートのオープン競走を複数勝利したほか、2008年6月には北海道スプリントカップを優勝することとなる[11][12]

キャロットファーム勝負服

9番仔は、クラブ法人有限会社キャロットファームの所有となる。キャロットファームが連携する愛馬会法人株式会社キャロットクラブでは、1口4万5000円の全400口、総額1800万円で出資会員の募集が行われた[13]

9番仔は「ブルーメンブラット」という競走馬名が与えられて、競走馬となる。母マイワイルドフラワーの「フラワー」から連想したドイツ語で「花びら」という意味だった[14][13]。またキャロットクラブによれば「薔薇の品種で人気のあるイングリッシュ系スプレー薔薇。GIの舞台で大輪を咲かせてもらいたい。[13]」という意味も含ませていた。ブルーメンブラットは、栗東トレーニングセンター安藤正敏厩舎に入厩する。

競走馬時代[編集]

安藤厩舎時代[編集]

2006年1月15日、京都競馬場新馬戦でデビュー。2戦目、未勝利戦で勝ち上がった。3戦目の条件戦では、川島信二が騎乗し2着、以後しばらく川島が騎乗を続けることとなる。フラワーカップ(GIII)で重賞初出走を果たし、キストゥヘヴンフサイチパンドラに次ぐ3着だった。牝馬三冠の一冠目・桜花賞当日の忘れな草賞(OP)に臨み、1番人気2着。5月初旬には、自己条件の矢車賞(500万円以下)で6馬身差の勝利を挙げた。2勝目を挙げて二冠目の優駿牝馬(GI)出走したが、競走中止したコイウタの影響でうまく進めなかった。9着に敗退する[15]

夏はクイーンステークス(GIII)6着の後、自己条件の大倉山特別(1000万円以下)では、2馬身逃げ切り、レコードで3勝目を挙げた[16]。それから秋、三冠目の秋華賞(GI)に臨むも8着に敗退する。クラシック後は、自己条件の1600万円以下に参戦。相次いで1番人気に押されたがいずれも勝てなかった。4歳となった2007年2月、斑鳩ステークス(1600万円以下)にて中団追走から、すべて差し切り優勝し、4勝目、オープン昇格を果たした[17]。その後、牝馬限定重賞、GI級競走に臨むも、上位にはなれなかった。

石坂厩舎時代[編集]

重賞好走、好走[編集]

5月末、安藤正敏調教師勇退のため、同じく栗東の石坂正厩舎へ転厩となった[5]。石坂は初対面の直感で、さらなる活躍を見込めると感じ取っていた。そのため、時間をかけて錬成される[5]。転厩後初の出走は、降級後の夏、自己条件のストークステークス(1600万円以下)となったが、左下眼瞼部裂創したために出走取消となった[18]。ここですぐに次走を求めず、石坂は仕切り直しを選択し、放牧となった[5]

出走取消から3か月後の秋、10月には関東遠征を敢行し、東京の白秋ステークス(1600万円以下)では、吉田豊が騎乗し2番人気に支持された[19]。中団を追走から直線で抜け出し、後方に2馬身半差をつけて優勝、5勝目のオープン再昇格となる[19]。続いて11月11日、後藤浩輝に乗り替わって東京のオーロカップ(OP)に1番人気で参戦[20]。中団追走から直線で抜け出し、追い込んで来たシンボリグランに半馬身差をつけて優勝、6勝目を挙げた[20][21]。その後、暮れの阪神カップ(JpnII)では、5番人気に支持され、クリストフ・ルメールに乗り替わった。道中外々を通って直線で進出したが、GI級優勝馬スズカフェニックスに約半馬身、重賞優勝馬ジョリーダンスにクビ届かず、3着となった[22]

年をまたいで2008年、5歳は2月3日の京都牝馬ステークス(GIII)で始動する。再びルメールが騎乗し1番人気に推された[23]。外枠から好スタートしながら後方外に控え、直線では外から追い上げた[23]。しかし好位追走のザレマアドマイヤキッスなどには及ばず、キストゥヘヴンにも先着を許す4着となる[24]。続いて4月12日、阪神牝馬ステークス(GII)では後藤が舞い戻り、再び1番人気となった[25]。逃げるエイジアンウインズに対して中団を追走し、外から追い込んだ[25]。その他には3馬身突き放したが、エイジアンウインズにクビ差届かず2着となった[26][25]

映像外部リンク
2008年 ヴィクトリアマイル(GI)
レース映像 JRA公式YouTubeチャンネルによる動画

それから5月18日、ヴィクトリアマイル(GI)には、ウオッカ、ニシノマナムスメ、ベッラレイアに次ぐ4番人気の支持で後藤とともに参戦する[27]。好スタートから好位の4番手を得て直線に向き、半ばで抜け出し、先頭に立った[28]。しかし終いが甘くなり、エイジアンウインズ、ウオッカに差し切られた[28]。エイジアンウインズには4分の3馬身とハナ差、ウオッカにはハナ差及ばず3着となる[27][29]

府中牝馬ステークス[編集]

放牧休養、夏休みを経て[30]、秋は、10月19日の府中牝馬ステークス(GIII)で復帰する。同世代の桜花賞優勝馬キストゥヘヴン、優駿牝馬並びに秋華賞優勝馬カワカミプリンセスが出走し、2頭で1、2番人気を占めていた。対してブルーメンブラットは4番人気、吉田が舞い戻っていた。8枠16番が与えられたが、スタート直後に出遅れてしまう。おかげで後方追走となった[31]

出遅れを取り戻そうと、内側に拘って道中を追走した[31]。外に回さず馬群の中の9番で最終コーナーを通過。直線では、逃げるアサヒライジング、2番手から抜け出すカワカミプリンセスを目がけて追い上げた。馬群の間を割って末脚を発揮、1頭抜け出していたカワカミプリンセスに迫り、ゴール手前で差し切った。カワカミプリンセスに半馬身差をつけて決勝線通過を果たした。重賞11度目の挑戦で初勝利を挙げる[32]。初勝利が府中牝馬ステークスであるのは、2001年マルカキャンディ以来のことだった[32]。また、吉田にとっては、1998年メジロドーベル以来の府中牝馬ステークス優勝だった[32]

この次について、京都競馬場芝2200メートルの牝馬限定GIであるエリザベス女王杯と、同芝1600メートルの牡馬、牝馬、騸馬が出走可能なGIであるマイルチャンピオンシップの二択があったが、距離適性を考えて、後者を選択する[31]

マイルチャンピオンシップ[編集]

11月23日、マイルチャンピオンシップ(GI)に臨む。18頭立てのうち15頭が牡馬、騸馬だった[33]。重賞3勝、毎日王冠優勝から臨むスーパーホーネット、重賞5勝のカンパニー、重賞2勝のローレルゲレイロに次ぐ10.6倍の4番人気に推される[33]。他に高松宮記念優勝馬スズカフェニックスやファイングレイン東京優駿(日本ダービー)2着の3歳馬スマイルジャック、カナダのラーイズアトーニーなどが相手だった[33]。石坂はこれまでの走りを見て、参戦前に作戦を思いつき、吉田に告げている。これまでは、道中外々をまわり、終いで差し届かずといった内容で惜敗する場面が多かった[31]。対して、前走の府中牝馬ステークスでは、出遅れた功を奏して、道中内々をまわり、直線で馬群から抜け出し勝利を挙げていた[31]。このことから石坂は勝利するには、馬場の内側を突くべきと考えるようになり、吉田に指示していた[31]

映像外部リンク
2008年 マイルチャンピオンシップ(GI)
レース映像 JRA公式YouTubeチャンネルによる動画

4枠7番という中枠からスタートしたブルーメンブラットは、作戦通り中団の内側を確保。平均ペースを追走する[33]。馬場の最も内で待機して最終コーナーを通過した。直線では、先行して抜け出したローレルゲレイロの背後を得ていた。直線半ば過ぎて、ローレルゲレイロの外に進路を得て、末脚を発揮して追い上げ、ローレルゲレイロを差し切り、抜け出した[33]。ゴール手前、外からファイングレイン、大外からスーパーホーネットの追い上げがあったが、それを凌いでいた[31]。スーパーホーネットに4分の3馬身差をつけ、先頭で決勝線を通過する[33]

GI初勝利を果たす。1986年タカラスチール、1990年パッシングショット、1993年シンコウラブリイ、1994年ノースフライトに次いで史上5頭目、14年ぶりとなる牝馬によるマイルチャンピオンシップ優勝を果たした[34]。吉田はショウナンパントルで制した2004年阪神ジュベナイルフィリーズ以来、石坂はヴァーミリアンで制した2008年フェブラリーステークス以来のJRA-GI制覇だった[34]。またキャロットファームとしては、2005年ハットトリックに次ぐマイルチャンピオンシップ2勝目だった[34]

マイルチャンピオンシップ敗北の場合、暮れの阪神カップを経て、翌春の高松宮記念を引退レースとすることを計画していたが、勝利したために引退となる[31]。「GIホースになった今、もう一度、GIIに使うのはどうかと思うし、GIの高松宮記念とて、この馬にはベストの距離じゃない[31][2]」(石坂正)として引退する時期が早まった。12月3日、日本中央競馬会の競走馬登録を抹消する[35]

繁殖牝馬時代[編集]

2009年からノーザンファームで繁殖牝馬となる[36]。2023年まで12頭の仔を産んでいる[37]。特に7番仔のパールデュー(父:キングカメハメハ)は三陸特別(2勝クラス)を優勝[38]、9番仔のフォラブリューテ(父:エピファネイア)はリステッド競走紅梅ステークスを優勝した[39]。さらに10番仔のシュトラウス(父:モーリス)は2023年にGIIの東京スポーツ杯2歳ステークスを優勝し、産駒初の重賞初制覇を果たした[40]

競走成績[編集]

以下の内容は、netkeiba.com[41]並びにJBISサーチ[42]の情報に基づく。

競走日 競馬場 競走名 距離

(馬場)

オッズ

(人気)

着順 タイム

(上り3F)

着差 騎手 斤量

[kg]

1着馬

(2着馬)

馬体重

[kg]

2006. 01. 15 京都 3歳新馬 芝1600m(稍) 16 4 8 03.60(2人) 2着 01:38.1 (35.8) -0.4 小牧太 54 マヤラブハート 468
01. 28 京都 3歳未勝利 ダ1800m(良) 10 1 1 02.10(1人) 1着 01:55.3 (37.3) -0.7 安藤勝己 54 (ヤマニンリュクス) 464
02. 19 京都 3歳500万下 ダ1400m(良) 15 8 14 02.00(1人) 2着 01:25.7 (38.2) -0.0 川島信二 54 ツルミトゥインクル 464
03. 18 中山 フラワーC GIII 芝1800m(良) 16 4 7 23.10(8人) 3着 01:49.2 (35.7) -0.3 川島信二 54 キストゥヘヴン 450
04. 09 阪神 忘れな草賞 OP 芝2000m(良) 16 3 6 03.10(1人) 2着 02:05.2 (35.4) -0.2 川島信二 54 ニシノフジムスメ 452
05. 07 京都 矢車賞 5下 芝1800m(稍) 11 4 4 01.70(1人) 1着 01:49.7 (36.3) -1.0 川島信二 54 (ワイキューブ) 452
05. 21 東京 優駿牝馬 GI 芝2400m(良) 18 1 1 21.10(8人) 9着 02:27.1 (35.3) -0.9 川島信二 55 カワカミプリンセス 450
08. 13 札幌 クイーンS GIII 芝1800m(良) 14 7 12 06.60(4人) 6着 01:47.5 (36.2) -0.8 川島信二 52 デアリングハート 464
09. 03 札幌 大倉山特別 10下 芝1500m(良) 14 5 7 02.30(1人) 1着 R1:27.8 (34.5) -0.3 川島信二 53 (アドマイヤドレス) 464
10. 15 京都 秋華賞 GI 芝2000m(良) 18 3 6 20.20(6人) 8着 01:59.0 (35.0) -0.8 川島信二 55 カワカミプリンセス 452
11. 11 東京 ユートピアS 16下 芝1600m(稍) 14 5 8 02.70(1人) 3着 01:35.2 (34.0) -0.0 川島信二 54 コスモマーベラス 458
12. 02 阪神 ゴールデンホイップT 16下 芝1600m(良) 14 8 14 03.50(1人) 2着 01:34.1 (34.1) -0.0 岩田康誠 55 エイシンドーバー 462
2007. 01. 20 京都 石清水S 16下 芝1600m(良) 16 1 2 03.20(1人) 4着 01:35.2 (34.6) -0.3 川島信二 54 ヒシハイグレード 460
02. 18 京都 斑鳩S 16下 芝1400m(重) 16 4 7 02.70(1人) 1着 01:23.4 (35.5) -0.0 川島信二 55 (マルターズホビー) 460
04. 07 阪神 阪神牝馬S GII 芝1400m(良) 10 7 8 11.40(4人) 5着 01:21.3 (35.2) -0.6 川島信二 55 ジョリーダンス 458
05. 13 東京 ヴィクトリアM JpnI 芝1600m(良) 18 6 12 91.9(15人) 8着 01:33.1 (34.3) -0.6 川島信二 55 コイウタ 458
07. 07 阪神 ストークS 16下 芝1400m(良) 17 7 13 出走取消 和田竜二 55 アンブロワーズ 計不
10. 21 東京 白秋S 16下 芝1400m(良) 16 3 6 04.80(2人) 1着 01:20.8 (34.3) -0.4 吉田豊 55 (サンクスアロット) 476
11. 11 東京 オーロC OP 芝1400m(稍) 17 2 4 02.70(1人) 1着 01:21.7 (34.2) -0.1 後藤浩輝 53 シンボリグラン 474
12. 16 阪神 阪神C JpnII 芝1400m(良) 18 8 16 14.30(5人) 3着 01:20.7 (34.0) -0.1 C.ルメール 55 スズカフェニックス 470
2008. 02. 03 京都 京都牝馬S GIII 芝1600m(重) 13 8 14 02.60(1人) 4着 01:36.6 (34.8) -0.6 C.ルメール 55 アドマイヤキッス 470
04. 12 阪神 阪神牝馬S GII 芝1400m(良) 15 4 7 03.40(1人) 2着 01:21.4 (33.5) -0.0 後藤浩輝 55 エイジアンウインズ 468
05. 18 東京 ヴィクトリアM JpnI 芝1600m(良) 18 1 2 08.80(4人) 3着 01:33.8 (33.6) -0.1 後藤浩輝 55 エイジアンウインズ 466
10. 19 東京 府中牝馬S GIII 芝1800m(良) 18 8 16 08.00(4人) 1着 01:45.5 (33.2) -0.1 吉田豊 55 (カワカミプリンセス) 476
11. 23 京都 マイルCS GI 芝1600m(良) 18 4 7 10.60(4人) 1着 01:32.6 (33.9) -0.1 吉田豊 55 スーパーホーネット 486
  • タイム欄のRはレコード勝ちを示す。

繁殖成績[編集]

誕生年 馬名 毛色 厩舎 馬主 戦績 勝ち鞍 供用 出典
2010年 初仔 オレアリア 黒鹿毛 シンボリクリスエス 石坂正(栗東)[43]
→大橋敬永(笠松
キャロットファーム[43]
→廣瀬普
16戦2勝 抹消 [44]
2011年 2番仔 クリーブラット 芦毛 チチカステナンゴ 石坂正(栗東) キャロットファーム 14戦1勝 抹消 [45]
2012年 3番仔 スウィートテイルズ 黒鹿毛 キングカメハメハ 石坂正(栗東) 吉田和美 5戦0勝 繁殖 [46]
2013年 4番仔 クラシックリディア 黒鹿毛 ハービンジャー 石坂正(栗東)[47]
斉藤崇史(栗東)
キャロットファーム 16戦1勝 繁殖 [48]
2014年 5番仔 ヴィルデローゼ 鹿毛 エンパイアメーカー 石坂正(栗東) 21戦3勝 繁殖 [49]
2015年 6番仔 ブルーメンクローネ 鹿毛 キングカメハメハ 石坂正(栗東)[50]
→角田輝也(名古屋[51]
→石坂正(栗東)
17戦5勝 繁殖 [52]
2016年 7番仔 パールデュー 黒鹿毛 黒岩陽一(美浦) 吉田和美 8戦3勝 三陸特別(2勝C) 繁殖 [38]
2017年 死産 [4]
2018年 8番仔 ブルメンダール 青毛 モーリス 国枝栄(美浦) キャロットファーム 19戦3勝 現役 [53]
2019年 9番仔 フォラブリューテ 黒鹿毛 エピファネイア 宮田敬介(美浦) 11戦2勝 紅梅S(L) 現役 [39]
2020年 不受胎 ロードカナロア [4]
2021年 10番仔 シュトラウス 黒鹿毛 モーリス 武井亮(美浦) キャロットファーム 4戦2勝 東スポ杯2歳S(GII) 現役 [54]
2022年 11番仔 ブルーメンブラットの2022 鹿毛 ドレフォン 池添学(栗東) (デビュー前) [55]
2023年 12番仔 ブルーメンブラットの2023 鹿毛 ミスターメロディ (デビュー前) [56]
  • 2024年2月23日現在

血統表[編集]

ブルーメンブラット血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 サンデーサイレンス系
[§ 2]

アドマイヤベガ 1996
鹿毛 北海道早来町
父の父
*サンデーサイレンス
Sunday Silence 1986
青鹿毛 アメリカ
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
父の母
ベガ 1990
鹿毛 北海道早来町
*トニービン
Tony Bin
*カンパラ
Severn Bridge
*アンティックヴァリュー
Antique Valu
Northern Dancer
Moonscape

*マイワイルドフラワー
My Wild Flower 1986
鹿毛 アメリカ
Topsider 1971
鹿毛
Northern Dancer Nearctic
Natalma
Drumtop Round Table
Zonah
母の母
Wildwook 1965
鹿毛
Sir Gaylord Turn-to
Somethingroyal
Blue Canoe Jet Pilot
Portage
母系(F-No.) (FN:4-m) [§ 3]
5代内の近親交配 Northern Dancer 4×3、Turn-to 5×4、Almahmoud 5×5、Princequillo 5・5(母内) [§ 4]
出典
  1. ^ [57]
  2. ^ [58]
  3. ^ [57]
  4. ^ [57]

半兄に、2008年北海道スプリントカップ勝ち馬のジョイフルハートがいる。

脚注[編集]

注釈[編集]


出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p ブルーメンブラット|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2022年9月19日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m 『優駿』2009年1月号 53頁
  3. ^ ブルーメンブラット引退、繁殖へ”. 競馬ブック. 2022年9月19日閲覧。
  4. ^ a b c ブルーメンブラット(JPN)”. 公益財団法人 ジャパン・スタッドブック・インターナショナル. 2022‐9‐19時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月19日閲覧。
  5. ^ a b c d 『優駿』2009年1月号 51頁
  6. ^ 武豊の言葉にいざなわれ競馬の世界に入った男は、この春のGIでその4000勝ジョッキーに挑む”. Yahoo!. 2022年7月2日閲覧。
  7. ^ a b c d e f g 『優駿』2009年1月号 91頁
  8. ^ a b マイワイルドフラワー(USA)”. 公益財団法人 ジャパン・スタッドブック・インターナショナル. 2022‐9‐19時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月19日閲覧。
  9. ^ 繁殖牝馬情報:牝系情報|マイワイルドフラワー(USA)|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2022年9月19日閲覧。
  10. ^ ジョイフルハートが重賞初挑戦”. 競馬ブック. 2022年9月19日閲覧。
  11. ^ 北海道SC、ジョイフルハートが重賞初制覇 | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2022年9月19日閲覧。
  12. ^ ジョイフルハート|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2022年9月19日閲覧。
  13. ^ a b c キャロットクラブ -CARROT CLUB-”. carrotclub.net. 2022年9月19日閲覧。
  14. ^ きょう咲きます!ブルーメンブラット - スポニチ Sponichi Annex ギャンブル”. スポニチ Sponichi Annex. 2022年9月19日閲覧。
  15. ^ 騎手コメント”. smp.sankei.co.jp. 2022年9月19日閲覧。
  16. ^ 【大倉山特別】(札幌)〜ブルーメンブラットがレコード勝ち!秋華賞へ視界良好|競馬実況web|競馬|ラジオNIKKEI”. ラジオNIKKEI. 2022年9月19日閲覧。
  17. ^ 【斑鳩S】(京都)〜ブルーメンブラット惜敗続きにピリオド|競馬実況web|競馬|ラジオNIKKEI”. ラジオNIKKEI. 2022年9月19日閲覧。
  18. ^ 開催競馬・主な出来事 | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2022年9月19日閲覧。
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  20. ^ a b 【オーロC】(東京)〜ブルーメンブラット 人気に応えて押し切る|競馬実況web|競馬|ラジオNIKKEI”. ラジオNIKKEI. 2022年9月19日閲覧。
  21. ^ 【オーロC】1番人気ブルーメンブラットがオープン初勝利”. サンケイスポーツ. 2007‐11-13時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月19日閲覧。
  22. ^ 『優駿』2008年2月号 80頁
  23. ^ a b 【京都牝馬S】アドマイヤキッス復活!アンカツ800勝達成!”. サンケイスポーツ. 2008年2月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月19日閲覧。
  24. ^ 『優駿』2008年4月号 82頁
  25. ^ a b c 『優駿』2008年6月号 104頁
  26. ^ 【阪神牝馬S】(阪神)~エイジアンウインズが初重賞制覇|競馬実況web|競馬|ラジオNIKKEI”. ラジオNIKKEI. 2022年9月19日閲覧。
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  58. ^ ブルーメンブラットの繁殖牝馬情報”. 競馬ラボ. 2021年8月29日閲覧。

参考文献[編集]

  • 優駿』(日本中央競馬会
    • 2008年2月号
      • 「【重賞プレイバック】第2回阪神カップ(JpnII)スズカフェニックス」
    • 2008年4月号
      • 「【重賞プレイバック】第43回京都牝馬ステークス(GIII)アドマイヤキッス」
    • 2008年6月号
      • 「【重賞プレイバック】第51回サンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークス(GII)エイジアンウインズ」
    • 2008年7月号
      • 「【重賞プレイバック】第3回ヴィクトリアマイル(JpnI)エイジアンウインズ」
    • 2008年12月号
      • 「【重賞プレイバック】第56回府中牝馬ステークス(GIII)ブルーメンブラット」
    • 2009年1月号
      • 津田照之(競馬エイト)「【クローズアップ】第25回マイルチャンピオンシップ優勝馬 ブルーメンブラット 自ら切り開いた、最高のバージンロード」
      • 「【重賞プレイバック】ジャパン・オータムインターナショナル 第25回マイルチャンピオンシップ(GI)ブルーメンブラット」

外部リンク[編集]