フォアダイス

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陰茎のフォアダイス
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小陰唇に発生したフォアダイス(拡大)

フォアダイス:Fordyce's spot)は口唇や陰茎などに発生する生理的現象の一つである。フォアダイスの名は、アメリカの皮膚科医ジョン・アディソン・フォーダイス英語版に由来する。脂腺は元来は毛根であるが、もともと毛根がなく独立して表皮下に現れた脂腺(独立脂腺)となっている。出現部位は口唇が最も多い。

陰部のフォアダイスについて[編集]

フォアダイスの発生は性体験の有無とは関係がなく、また、女性器にもできることがある。

なお陰茎亀頭のいわゆるカリ首の淵やカリ首の裏の筋の横に、1列から数列に並んでできる粒状のものは真珠様陰茎小丘疹(PPP)の場合もあり、これはフォアダイスとは別のものでまちがえやすい

また有害な尖圭コンジローマ誤診されやすいが、フォアダイスは成人男性の65%に見られる生理的な現象で、真珠様陰茎小丘疹とともにまったく無害で、性感染症でもない。しかし、美容的な観点から除去を望む者もいる。レーザー電気焼灼などの除去方法がある。

関連項目[編集]