ノースプロビデンス (ロードアイランド州)

ノースプロビデンス
North Providence
ファティマ病院
ファティマ病院
愛称: 
なし
プロビデンス郡内の位置
プロビデンス郡内の位置
北緯41度51分36秒 西経71度27分23秒 / 北緯41.86000度 西経71.45639度 / 41.86000; -71.45639座標: 北緯41度51分36秒 西経71度27分23秒 / 北緯41.86000度 西経71.45639度 / 41.86000; -71.45639
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ロードアイランド州の旗 ロードアイランド州
プロビデンス郡
面積
 • 合計 5.8 mi2 (15.1 km2)
 • 陸地 5.6 mi2 (14.6 km2)
 • 水域 0.08 mi2 (0.2 km2)
標高
184 ft (56 m)
人口
(2020年)[1]
 • 合計 34,114人
等時帯 UTC-5 (東部標準時)
 • 夏時間 UTC-4 (東部夏時間)
郵便番号
02904, 02908, 02911
市外局番 401
FIPS code 44-51760[2]
GNIS feature ID 1219763[3]

ノースプロビデンス: North Providence)は、アメリカ合衆国ロードアイランド州プロビデンス郡にある町。人口は3万4114人(2020年)。州都プロビデンスの北に位置している。

ノースプロビデンスの面積は15 km2で、州内で最も小さな「町」であるが「市」を含めると近くにあるセントラルフォールズ市が僅か3.3 km2しかなく、ノースプロビデンスはその次になる。ロードアイランド州は面積3,140 km²と全米一小さな州であり(鳥取県より小さい)、その中では隣接するブリストル郡が117 km²と最も小さいが、それでもブリストル郡で最少の町はウォーレンで 8.22 km²である。ちなみに市町で最も面積が広いのは161 km2コベントリー町であり、人口も町の中では最も多い。

歴史[編集]

設立[編集]

ノースプロビデンスは1765年に町として法人化され、当時の領域には現在のプロビデンスポータケット両市を含んでいた。

ノースプロビデンスは1974年に初代の町長を選んでおり、それ以後町長と7人の委員で構成する町政委員会が町を収めている。

これまで4人の町長が選ばれてきた。

  • 1974年 - 1994年: サルバトーレ・マンシーニ
  • 1994年 - 1996年: G・リチャード・フォッサ
  • 1996年 - 2007年: A・ラルフ・モリス
  • 2007年 - 現在: チャールズ・ロンバルディ

税徴収官: クローデット・ムーニー

センターデール・マナー修復プロジェクト・スーパンファンド適用地[編集]

1921年から1971年、ノースプロビデンスのセンターデール・マナー地域が、周辺の土壌や川に有毒の液体や廃棄物を排出した繊維、化学およびドラムのリサイクル産業によって汚染された。

2000年、アメリカ合衆国環境保護庁がセンターデール・マナーとブルック・ビレッジを含む広さ9エーカー (36,000 m²) の地域を、スーパーファンド適用地と宣言した。どちらの地域も高齢者にとって手ごろな住宅地域だった。保護庁は、地域の魚類や土壌から高濃度のダイオキシン揮発性有機化合物ポリ塩化ビフェニルを分析記録した。この地域は地域社会とはフェンスで分離され、汚染された魚類を食べないよう警告板が付けられているので、浄化のための評価が行われている[4]

町政委員の逮捕[編集]

2010年5月4日、ノースプロビデンス町政委員会の委員3人がFBIに逮捕され、25,000ドルの賄賂を受け取り、開発業者が町内にスーパーマーケットを建設できるよう便宜を図った容疑で、連邦裁判所に告発された[5]

地理[編集]

アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、町域全面積は5.8平方マイル (15 km2)であり、このうち陸地5.7平方マイル (15 km2)、水域は0.1平方マイル (0.26 km2)で水域率は2.07%である

ノースプロビデンス町内には、アレンデール、センターデール、フルートヒル、グレイストーン、ルイスクィセットライマンスビル、マリービル、ウッドビル、ジェネバと呼ばれるビレッジまたは地区がある。

ノースプロビデンスの南はプロビデンス市、西はジョンストン町、北はスミスフィールド町リンカーン町、東はポータケット市に接している。町内には小学校7校、ジュニア高校2校、高校1校がある。

人口動態[編集]

グレイストーン・ミルズ
ウィップル・エンジェル・ベネット邸

以下は2000年国勢調査による人口統計データである[2]

基礎データ

  • 人口: 32,523 人
  • 世帯数: 14,209 世帯
  • 家族数: 8,368 家族
  • 人口密度: 2,207.0人/km2(5,720.2 人/mi2
  • 住居数: 14,867 軒
  • 住居密度: 1,012.4軒/km2(2,623.9 軒/mi2

人種別人口構成

年齢別人口構成

  • 18歳未満: 18.3%
  • 18-24歳: 7.5%
  • 25-44歳: 30.3%
  • 45-64歳: 24.1%
  • 65歳以上: 19.7%
  • 年齢の中央値: 41歳
  • 性比(女性100人あたり男性の人口)
    • 総人口: 87.4
    • 18歳以上: 83.5

世帯と家族(対世帯数)

  • 18歳未満の子供がいる: 22.4%
  • 結婚・同居している夫婦: 44.5%
  • 未婚・離婚・死別女性が世帯主: 11.5%
  • 非家族世帯: 40.5%
  • 単身世帯: 34.8%
  • 65歳以上の老人1人暮らし: 13.8%
  • 平均構成人数
    • 世帯: 2.23人
    • 家族: 2.91人

収入[編集]

収入と家計(2000年データ)

  • 収入の中央値
    • 世帯: 37,897米ドル
    • 家族: 52,795米ドル
    • 性別
      • 男性: 34,352米ドル
      • 女性: 27,553米ドル
  • 人口1人あたり収入: 22,284米ドル
  • 貧困線以下
    • 対人口: 8.1%
    • 対家族数: 5.6%
    • 18歳未満: 9.8%
    • 65歳以上: 8.7%

脚注[編集]

  1. ^ Quickfacts.census.gov”. 2023年8月24日閲覧。
  2. ^ a b American FactFinder”. United States Census Bureau. 2008年1月31日閲覧。
  3. ^ US Board on Geographic Names”. United States Geological Survey (2007年10月25日). 2008年1月31日閲覧。
  4. ^ NPL Site Narrative for Centredale Manor Restoration Project, Centredale Superfund Site - Project Overview
  5. ^ “Town council members accused of corruption”. WJAR. (2010年5月6日). http://www2.turnto10.com/jar/news/local/local_govtpolitics/article/3_town_councilmen_arrested_on_corruption_charges/36213/#comments 2010年5月6日閲覧。 

外部リンク[編集]