ヌーナ大陸

ヌーナ大陸(ヌーナたいりく、NeunaまたはNena)は、プレートテクトニクスにおいて、約19億年前に誕生したと考えられている超大陸。現在のグリーンランドを含む北アメリカ大陸の主要部分と、スカンジナビア半島を中心とするヨーロッパ大陸の一部に相当する(もっと広い範囲を含むとする説もある)。

ローレンシア大陸とも呼ばれていたが、ローラシア大陸と混同されやすいため、North Europe and North American の頭文字をとったヌーナという言葉が使われる。ローレンシア大陸はヌーナ大陸の一部とも考えられる。

以前は、地球上に出現した最初の超大陸と考えられたこともあったが、地球物理学の観点からもっと古い25億年前のケノーランド (Kenorlandや30億年以上前にも超大陸があった、と指摘されるようになった[1]

関連項目[編集]

出典[編集]

  1. ^ 吉田 晶樹「超大陸の形成とウィルソンサイクル」yoshida-geophys.jp、2015年4月1日、2021年8月30日閲覧。