デラウェア (ブドウ)

デラウェア

デラウェアブドウの一種で、アメリカ原産の自然交雑種である。ジベレリン処理によって果実内部の種が除去され、種無しブドウとして出荷される。

歴史[編集]

1855年オハイオ州デラウェアデラウェア州ではない)で命名発表され、日本には1872年明治5年)に初めて輸入された。1970~80年代にかけ生食用として全盛期を迎えるが、以後は巨峰などの大粒種の人気に押され、生産は減少傾向にある。

特徴[編集]

成熟時の色は赤紫色で、粒の直径が10mm〜13mm程度の小粒のブドウである。糖度は20~23 度とされる。

ワイン[編集]

一部のワイナリーで、アイスワイン等に用いられる。

関連項目[編集]