デイヴィッド・J・サウレス

デイヴィッド・J・サウレス
David James Thouless
デイヴィッド・J・サウレス
生誕 (1934-09-21) 1934年9月21日
イギリスの旗 イギリス スコットランド イースト・ダンバートンシャー
死没 2019年4月6日(2019-04-06)(84歳)
イギリスの旗 イギリス ケンブリッジ
居住 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
国籍 イギリスの旗 イギリス
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
研究分野 物性物理学
研究機関 カリフォルニア大学バークレー校
バーミンガム大学
ワシントン大学
出身校 ケンブリッジ大学
コーネル大学
博士課程
指導教員
ハンス・ベーテ
主な業績 コステリッツ=サウレス転移
トポロジカル量子数
主な受賞歴 ウルフ賞物理学部門(1990)
ポール・ディラック賞(1993)
ノーベル物理学賞(2016)
プロジェクト:人物伝
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ノーベル賞受賞者ノーベル賞
受賞年:2016年
受賞部門:ノーベル物理学賞
受賞理由:物質のトポロジカル相とトポロジカル相転移の理論的発見

デイヴィッド・ジェームズ・サウレス(David James Thouless, 英語発音: [ˈdeɪvᵻd ˈdʒeɪmz ˈθaʊlɛs]1934年9月21日 – 2019年4月6日)は、スコットランド出身で、アメリカ合衆国物理学者。専門分野は凝縮系物理学

ダンカン・ホールデンジョン・M・コステリッツと共に2016年ノーベル物理学賞を共同受賞した[1][2]

経歴[編集]

イースト・ダンバートンシャーベアーズデンBearsden)生まれ。ケンブリッジ大学卒業後、コーネル大学ハンス・ベーテに師事し、博士号を取得した。カリフォルニア大学バークレー校博士研究員を経て、彼はイギリスのバーミンガム大学で数理物理学の教授を務め、その後(1980年には)シアトルワシントン大学で物理学の教授となった。彼は、原子、電子、ないし任意の核子からなる拡張系(extended systems)の理解に関して多くの理論的貢献をした。また彼は超伝導現象、核物質の特性、複数の原子核中における集団励起運動などの領域でも業績を残した。

サウレスは1979年に王立協会フェローに選出されたほか、アメリカ物理学会アメリカ芸術科学アカデミー全米科学アカデミーの特別会員である。

2019年4月6日、ケンブリッジにて死去。84歳没[3]

受賞歴[編集]

訳書[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]