チェリー (曲)

チェリー
スピッツシングル
初出アルバム『インディゴ地平線
B面 バニーガール
リリース
規格
録音 1996年1月 - 2月
ジャンル
時間
レーベル ポリドール
作詞・作曲 草野正宗
プロデュース
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン[4]
  • 1996年4月・5月度月間3位(オリコン)
  • 1996年6月度月間9位(オリコン)
  • 1996年度年間4位(オリコン)
  • オリコン歴代シングルランキング70位
  • スピッツ シングル 年表
    • チェリー
    • (1996年)
    • (1996年)
    インディゴ地平線 収録曲
    夕陽が笑う、君も笑う
    (11)
    チェリー
    (12)
    ミュージックビデオ
    「チェリー」 - YouTube
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    チェリー」は、日本ロックバンドスピッツの楽曲で、13作目のシングル。1996年4月10日にポリドールより発売。初回盤のみシール仕様。

    概要[編集]

    ノンタイアップながら発売から4週目に1位を獲得。ミリオンセラーを記録し、『ロビンソン』とほぼ同枚数の161.3万枚を売り上げた[4]。 タイトルの由来について、草野は「僕たちチェリーボーイズと言うことで……」と回答しており[5]、後に「(ヴァージンという意味もあるが)桜は春に咲く花、そういう意味でも何かから抜け出す、出発するようなイメージ」[6]と答えている。

    PVは短時間で撮影された。映像は室内で演奏するシンプルな形であり、室内とメンバーの服装は白や明るい鮮やかな色を中心にコーディネートされている。カット割りなしのオール1カットの計算された作品となっている。

    JOYSOUNDの発表しているカラオケ年間ランキングでは、21位(2012年)、12位(2013年)、19位(2014年)にランクインしており、現在も幅広い世代から人気である。[7][8][9]

    2019年から放送されているNTT東日本のテレビCMで「チェリー」が使われた。サビの歌詞「愛してる」と「ICT」を掛け合わせた「ICT(アイシテ)る?」をキャッチフレーズにしている[10][11]

    収録曲[編集]

    全曲 作詞作曲草野正宗編曲笹路正徳&スピッツ

    1. チェリー
      収録アルバム:『インディゴ地平線』、『RECYCLE Greatest Hits of SPITZ』、『CYCLE HIT 1991-1997 Spitz Complete Single Collection
      調ハ長調[12]
    2. バニーガール
      収録アルバム:『インディゴ地平線』(別ミックスで収録)

    チェリースタンプ[編集]

    シングルのジャケットはメンバーの横顔の切手が並べられたものであるが、初回盤には切手型のシールが直接ジャケットに貼られている。また、7thアルバム『インディゴ地平線』の初回盤のオレンジトレーを外すと、中に入っているバックインレイにポストカードが印刷されており、その切手を貼るスペースが存在する。

    限定7インチシングル[編集]

    チェリー
    スピッツシングル
    B面 空も飛べるはず
    リリース
    規格 7インチシングル
    ジャンル
    レーベル ポリドール
    作詞・作曲 草野正宗
    スピッツ シングル 年表
    • チェリー
    • (1996年)
    • (1997年)
    テンプレートを表示

    前年に発売されたアナログ盤『ロビンソン』(B面は「涙がキラリ☆」)に続き、ヒット曲をカップリングしたEPシリーズ“GOLDEN HIT SERIES”の二作目として、1996年7月7日に、アナログ盤(7インチシングル)として限定発売された。B面には、1994年の作品ながら、同年1月にドラマ「白線流し」に起用されチャートに急浮上し大ヒットとなった「空も飛べるはず」を収録。ジャケットは、ラムネ菓子ペッツのスピッツモデルの写真。


    収録曲[編集]

    • A面  チェリー
    • B面  空も飛べるはず

    キャンペーンソング[編集]

    • 2006年3月から3ヶ月にわたり、FM802春のキャンペーンソングとして起用。新しい春のスタンダードソングとして再びオンエアされた。また、スピッツのほかに多くのアーティストがカバーした音源が、FM802の放送、および着うたでのみ公開された。
    • 主なカバーアーティストは以下のとおり。
      押尾コータローKAN斎藤誠少年ナイフ、SALT & SUGAR(佐藤竹善塩谷哲によるユニット)、スキマスイッチScoobie DoSEX MACHINEGUNSCHABAつじあやの東京60WATTSBONNIE PINKPUFFYPOLYSICSaiko伴都美子(以上、順不同)
    • 2006年5月24日、この楽曲をカバーしたアーティストが集まってのオムニバス・イベント『COLORS OF CHERRY』が開催され、ゲストとしてボーカルの草野も参加した。
    • 2014年までに音源化されているものと収録作品名は以下のとおり(順不同)。押尾コータロー、少年ナイフ、スキマスイッチ、Scoobie Do、BONNIE PINK、aikoの各バージョンは正式に音源化されていない。
      • KAN - 2006年のシングル「世界でいちばん好きな人」
      • 斉藤誠 - 2007年のシングル「天気雨」
      • SALT & SUGAR - 2009年のアルバム「Interactive」
      • SEX MACHINGUNS - Anchang 名義の2007年のシングル「コブラツイスト」
      • CHABA - 2006年のシングル「涙」
      • つじあやの - 2004年のアルバム「COVER GIRL」
      • 東京60WATTS - 2006年のミニアルバム「Clover」
      • PUFFY - 2002年のアルバム「THE HIT PARADE
      • POLYSICS - 2002年のアルバム「一期一会 Sweets for my SPITZ

    演奏[編集]

    チェリー

    この楽曲をカバーしたアーティスト[編集]

    関連項目[編集]

    脚注[編集]

    出典[編集]

    1. ^ 【音楽】スピッツ30年、名曲「チェリー」はJポップの共有財産になる”. MusicVoice. アイ・シー・アイ (2017年6月17日). 2020年10月13日閲覧。
    2. ^ GOLD ALBUM他 認定作品 1996年11月度(96年10月21日〜96年11月20日)」『The Record』第446号、日本レコード協会、1997年1月、9頁。 
    3. ^ GOLD DISC 2008年5月度」『The Record』第584号、日本レコード協会、1997年1月、13頁。 
    4. ^ a b “スピッツ、映画『ハチミツとクローバー』主題歌リリース!”. ORICON NEWS (オリコン). (2006年4月28日). https://www.oricon.co.jp/news/20083/full/ 2020年10月13日閲覧。 
    5. ^ ミュージックステーション』 1996年4月5日放送[出典無効]
    6. ^ ROCKIN'ON JAPAN』第112巻1996年4月号、ロッキング・オンASIN B08DFKXDF2 
    7. ^ 2012年JOYSOUND年間ランキング joysound.com
    8. ^ 2013年JOYSOUND年間ランキング joysound.com
    9. ^ 2014年JOYSOUND年間ランキング joysound.com
    10. ^ NTT東日本CM 「ICTる?」宣言篇で楽曲「チェリー」カバーが起用!
    11. ^ ICTる? | 広報宣伝活動 | 企業情報 | NTT東日本
    12. ^ チェリー(スピッツ) / コード譜 / ギター - J-Total Music!”. Jトータルミュージック. 2016年8月2日閲覧。
    13. ^ 天気雨/斎藤誠Mora 2022年1月31日閲覧。
    14. ^ Tiara初カバーアルバムで和義、スピッツらの名曲に挑戦”. 音楽ナタリー. 2023年2月21日閲覧。
    15. ^ グッバイフジヤマ、メジャー・デビュー決定! スピッツのカバー「チェリー」を6/28にシングルとしてリリース”. skream!. 2023年2月21日閲覧。