ジャンプアルティメットスターズ

ジャンプアルティメットスターズ
ジャンル 格闘アクション
対応機種 ニンテンドーDS
開発元 ガンバリオン
発売元 任天堂
人数 1 - 4人
メディア DSカード
発売日 日本の旗 2006年11月23日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
売上本数 日本の旗 789,445本[1]
その他 ニンテンドーWi-Fiコネクション対応
テンプレートを表示

ジャンプアルティメットスターズ』(JUMP ULTIMATE STARS)は、任天堂が発売した対戦アクションゲーム。略称は「JUS」。集英社の漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』歴代の連載作品のキャラクターが入り乱れて戦う。前作『ジャンプスーパースターズ』を超える41作品、300以上のキャラクターが参加。今作はニンテンドーWi-Fiコネクションにも対応していたため、日本国内の人達と対戦することができた。

「崖捕まり」や「三角飛び」などの新アビリティが追加。その他にも全3,000問のJクイズ、力の源となるJパワー、各バトルキャラクターごとにアビリティが付けられたなど、色々なシステムが追加された。

モード

[編集]

※全てゲーム内表示での表記。

Jギャラクシー
1Pモード。ジャンプ作品をベースにした各プラネットを飛び回り、様々なミッションをクリアしていき(ストーリー的には何者かの手によってJワールドが粉々に粉砕されてしまい、Jパイレーツと共に封印されたコマを集めていく)条件に応じてヘルプコマやJパワーを入手できる。
Jアリーナ
様々なバトルが楽しめる。全20回戦で各対戦モードの優勝を目指せるランキングトーナメントや、トレーニングができる。Jパワーも入手可能。
ツウシン
Wi-Fiコネクション経由かDSカード通信で通信対戦やデッキの送受信、すれちがい通信、クイズ対戦ができるモード。パスワード入力も可能。ここでも対戦でJパワーが入手できる。クイズ対戦はJギャラクシーのラストステージまで進めると遊べるようになる。
Jクイズ
ジャンプ作品についてのクイズに挑戦ができるモード。10トライアル、30トライアル、50トライアルの3種類があり、正解した問題数に応じてJパワーが入手できる。ただし、Jギャラクシーのラストステージまで進める必要がある。また、特定のコマにJパワーを注入すると、クイズの問題を追加できる。
デッキメイク
自分が集めて来た"コマ"でオリジナルのデッキが作れるモード。
Jパワー
自分が集めた"コマ"に所持しているJパワーを注入して進化させることができるモード。
オプション
サウンド設定の他、特定のコマにJパワーを注入するとインフォメーションキャラの変更ができるようになる。
データベース
自分の集めたコマ、特定のコマにJパワーを注入するとサウンドテストや登場漫画のストーリーの解説ができるようになる。

登場作品

[編集]

以下の41作品が登場。古今様々なジャンルから集められた漫画キャラクターがバトルを繰り広げる。今作の登場作品の選考は読者投票も影響しており、そのため前作にあまり見られなかった80年代から90年代前半の作品が多く追加されている。その一方で前作の登場作品のうち、『ヒカルの碁』・『Mr.FULLSWING』は今作では外された。また、前作では別枠であった『スティール・ボール・ラン』は『ジョジョの奇妙な冒険』の第7部として統合。本作ではバトルキャラクターの多数の追加により、前作にあったスーパータッグ技は廃止されている。デッキメイクのマークも変更された。

作品は50音順。★がついている作品は今作から新登場した作品である。太字はバトルキャラクター、普通の書体はサポートキャラクター、斜体字はインフォキャラクター、()内はヘルプキャラクター。

登場ステージ

[編集]

カッコ内は代表作。一部のステージは前作からの流用。

  • 競技場(アイシールド21)
  • 万事屋銀ちゃん(銀魂)
  • トーナメントマウンテン(キン肉マン)
  • 大雪の亀有公園前派出所(こちら葛飾区亀有公園前派出所)
  • 冥凰島第三闘技場(魁!!男塾)
  • 宇宙に浮かぶ十二宮(聖闘士星矢)
  • ナメック星とポルンガ(DRAGON BALL)
  • 木ノ葉隠れの里(NARUTO-ナルト-)
  • 天空闘技場(HUNTER×HUNTER)
  • 尸魂界と斬魄刀の世界(BLEACH)
  • 荒野に輝く北斗七星(北斗の拳)
  • 新・毛の王国(ボボボーボ・ボーボボ)
  • デービーバックファイト(ONE PIECE)
  • 泉坂高校嵐泉祭(いちご100%)
  • ツナの家(家庭教師ヒットマンREBORN!)
  • グレートスピリッツ(シャーマンキング)
  • DIOの館(ジョジョの奇妙な冒険)
  • 湘北高校体育館(SLAM DUNK)
  • エクソシスト総本部(D.Gray-man)
  • 死神界(DEATH NOTE)
  • アリーナテニスコート(テニスの王子様)
  • センベエさんの家(Dr.スランプ)
  • 大きい笛(ピューと吹く!ジャガー)
  • L・X・Eアジト(武装錬金)
  • 歪世界の館(BLACK CAT)
  • 冥界の扉(遊☆戯☆王)
  • 暗黒武術会会場(幽☆遊☆白書)
  • 神谷道場(るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-)
  • 自然(オリジナルステージ)
  • 街(オリジナルステージ)
  • 学校(オリジナルステージ)
  • 宇宙(オリジナルステージ)
  • 崩れゆく世界(オリジナルステージ)
  • ジャンプ[戦場](オリジナルステージ)
  • 衝撃(オリジナルステージ)元ネタは『シャーマンキング』終盤のコマ
  • 崩壊[終点](オリジナルステージ)元ネタは『DRAGON BALL』のセル自爆時のコマ

スタッフ

[編集]
  • エグゼクティブプロデューサー:岩田聡波多野信治
  • プロデューサー:山倉千賀子、山上仁志
  • コーディネーション:武久豊
  • ディレクター・ゲームデザイン:芳賀徹
  • ディレクター:中野隆生
  • デザイン・プログラムディレクター:川森義文
  • サブディレクター・メインプログラム:熊谷剛
  • サブディレクター:成澤修一
  • デザインディレクター:朝原邦夫
  • プログラム:須藤實、小林和豊、片岡洋平、野田悟
  • ライブラリプログラム:林原裕之
  • デザイン:中野洋一、宇野耕二郎、豊原雅樹、佐々木典子、岡田陽宏
  • メインデザイン:小出豪俊、菅原真宇、宮本崇司、松岡晃仁、守谷勝、村山稔、小川亮、井上拓朗、小安善幸、窪田邦暁、瀧井栄美、西川有貴、山口京子、小林康博、東明彦、高坂和史、中村航、松本初美、下田和枝、菊地満寿美、都築千尋、矢野弘美、高橋浩之、手塚政彦、青木啓二、田中万貴、中尾可奈、石丸恵、大塚潤、村上麻衣、尾方道代、小溝幸一、井上麻美、戸谷大輔、碓井秀樹、中嶋秀夫、伊藤久美子、三浦嘉正
  • メインデザイン協力:アバンテック株式会社
  • サウンド:光原孝之
  • サウンド協力:株式会社エレクトロサウンド、ピュアミュージックオフィス
  • プランニング:鶴元大史、林隆宏
  • プランニング協力:大森武司、桑木隆治、佐藤敢施
  • テキスト:重馬敬、栗山勝行、奥村卓也、廣川賢太郎、田沢大典、喜多雅、嶋本雄志、菖蒲剛智、安田一代
  • クイズ協力:シナリオ工房 月光
  • アシスタント:高木圭太、高藤諭司、加来雄一、神園友絵、小谷かおり、和田裕也、佐伯徳宏、十時貴光、谷川彰史、當房浩一、杉山美修
  • アートワーク:中道幸呼、崎山千晴、高橋靖子
  • 広報・プロモーション:萩島光明、古田健
  • 開発サポート:横田弦紀、服部由里絵、砂田昇、有川俊之、田中一穂
  • デバッグ:スーパーマリオクラブ、ポールトゥウイン株式会社、ガンバリオンデバッグチーム

集英社スタッフ

[編集]
  • エグゼクティブプロデューサー:鳥嶋和彦、吉倉英雄
  • コーディネーション:伊能昭夫(月刊Vジャンプ)、瓶子吉久矢作康介(週刊少年ジャンプ)
  • 監修:
    • 週刊少年ジャンプ編集部:佐々木尚、東秀人、上原史紀、畠山智也、浅田貴典、相田聡一、村川伸弘、中村忍、大西恒平、籾山悠太、川島直樹、吉田幸司、中野博之、中崎敦、服部雄二郎、中路靖二郎、齊藤優、宮原英明、渡辺大輔、服部ジャンバティ
    • 月刊Vジャンプ編集部:嶋智之、金丸尚史、寺師大輔、斉藤征彦、武村健司、村野啓太、藤原正也
    • ライツ事業部:大山恒生、足立聡史、堀川純司
  • スーパーパイザー:茨木政彦(週刊少年ジャンプ)、近藤裕・坂本誠(月刊Vジャンプ)
  • スペシャルサンクス:高橋雅奈、田村悟志、鈴木秀之

脚注

[編集]
  1. ^ 『ファミ通ゲーム白書2008』エンターブレイン、2008年、381頁。ISBN 978-4-7577-4272-7 

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]