パリ=シャルル・ド・ゴール空港

パリ=シャルル・ド・ゴール空港
Aéroport Paris-Charles-de-Gaulle

IATA: CDG - ICAO: LFPG
概要
国・地域 フランスの旗 フランス
所在地 パリ
種類 商業
運営者 ADPグループ
運用時間 24時間
標高 119 m (392 ft)
座標 北緯49度0分35秒 東経2度32分55秒 / 北緯49.00972度 東経2.54861度 / 49.00972; 2.54861座標: 北緯49度0分35秒 東経2度32分55秒 / 北緯49.00972度 東経2.54861度 / 49.00972; 2.54861
公式サイト パリ空港
地図
CDGの位置(イル=ド=フランス地域圏内)
CDG
CDG
CDGの位置(フランス内)
CDG
CDG
滑走路
方向 ILS 長さ×幅 (m) 表面
08L/26R YES 4,215×45 舗装
08R/26L YES 2,700×60 舗装
09L/27R YES 2,700×60 舗装
09R/27L YES 4,200×45 舗装
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パリ=シャルル・ド・ゴール空港(パリ=シャルル・ド・ゴールくうこう、フランス語: Aéroport de Paris-Charles-de-Gaulle)は、フランスの首都パリ国際空港である。フランス軍人大統領シャルル・ド・ゴールにちなんで名付けられた。パリ=オルリー空港と並ぶ、パリの空の玄関口のひとつ。フランス最大の空港である。シャルル・ド・ゴール国際空港(シャルル・ド・ゴールこくさいくうこう)とも呼ばれる。

概要[編集]

ロワシー=シャルル・ド・ゴール空港(Aéroport Roissy-Charles-de-Gaulle)は、パリ市街の北北東約23 kmロワシー=アン=フランス(Roissy-en-France)に位置する。通称では地名を取って「ロワシー」と呼ばれることもあるが、IATA空港コードの「CDG(シャルル・ド・ゴールの頭文字)」もよく使われる。なお空港名は、第二次世界大戦時のフランスの英雄であり、空港建設開始時の同国大統領でもあったシャルル・ド・ゴールにちなんで命名された。

3257haの広大な敷地をもち、ヨーロッパのみならず、世界の重要な航空交通拠点のひとつである。航空貨物の輸送量はヨーロッパ最大である。

歴史[編集]

1960年代の時点で、パリにはル・ブルジェ空港オルリー空港の二つの空港があったが、この2空港ではボーイング707シュド・カラベルなどの大型ジェット機の就航以降、急激に拡大する航空交通をさばききれないとの見込みから、1962年より、より大規模な空港建設計画が進められた。ロワシー・アン・フランスに敷地を確保し、1964年より建設が始まり1974年に開港した。

現在、ル・ブルジェ空港はチャーター便、プライベート便の発着やパリ航空ショーの会場として、シャルル・ド・ゴール空港は大部分の主要旅客・貨物路線の発着、オルリー空港はフランス・ヨーロッパ域内および旧フランス領土への旅客・貨物路線の発着が主である。

利用実績[編集]

2019年の旅客数は7615万人でヨーロッパの空港ではロンドン・ヒースロー空港(8080万人)に次いで2位だった。

旅客の多い行き先は、国内線はニーストゥールーズマルセイユ、国際線はアムステルダムドバイロンドンが上位に位置している。

貨物輸送は210万トンでヨーロッパ1位だった。


元のウィキデータクエリを参照してください.


施設[編集]

空港地図
CDGVAL

Aérogare 1(CDG1/第1ターミナル)」、「Aérogare 2(CDG2/第2ターミナル)」、「Aérogare 3(CDG3/第3ターミナル)」の三つのターミナルビルが離れて設置されており、設計は1974年の開港当初より、建築家ポール・アンドリュー (Paul Andreu) が担当。第1ターミナルのアバンギャルドな円形建築の設計などが画期的であった。その後、第2ターミナルもアンドリューが設計を担当し、現在に至る。

各ターミナル間は「CDGVAL」というシャトルシステムが運行している。第2ターミナルEのサテライト K, L, M 間はCDGVAL LISA が運行している。

鉄道駅もターミナル内にあり、パリ市内と結ばれている他、パリ以外のフランスの各都市やベルギーオランダドイツの各都市を結ぶTGVタリスユーロスターも停車する。

Aérogare 1[編集]

Aérogare 1(第1ターミナル)は円筒形のメインターミナルと、地下道で結ばれたサテライトからなる特徴のある構造を持つ、開港時から使用されている最も古いターミナルである。供用開始から30年以上が経過し老朽化が進んでいる為、近年は常時改装が行なわれている。主に国際線で使用され、特にスカイチーム以外の航空会社スターアライアンス加盟航空会社、アジアアフリカ諸国の航空会社が利用する。

RER-B線のロワシー・アエロポールC.D.G1駅のあるロワシーポール(Roissypole)や第2ターミナルとは「CDGVAL」というシャトルシステムで結ばれている。

通常のターミナルビルは上階が出発、下階が到着だが、この第1ターミナルは逆で、出発が1階、到着が3階である。

Aérogare 2[編集]

第2ターミナル(2Bと2D)

Aérogare 2(第2ターミナル)は、ヨーロッパ圏内路線などを中心にする2A、2B、2C、2D、2Gターミナルと、長距離路線の発着を主とする2E、2Fターミナルからなる最大のターミナル群である。2E (サテライト K, L, M)は国際線で利用される。

エールフランスが加盟するスカイチームの航空会社や、エールフランスとコードシェア運航を行うヨーロッパやアジアアメリカ航空会社が中心で、日本航空はスカイチーム以外の航空会社(ワンワールド加盟)として初めてターミナル(2E)を利用している。

ターミナルビルにはRER-B線のロワシー・アエロポールC.D.G2駅のほか、TGVの南東線北線とを接続する東連絡線上にあるシャルル・ド・ゴール空港TGV駅が直結していて、フランス、ベルギー、オランダ、ドイツの各都市(パリ以外)を結ぶTGVユーロスターも1日に各数往復ずつ停車する(タリスはTGVに置き換えられた)。

なお、2Eターミナルは、2004年5月23日午前7時に起きた死者4名負傷者3名の屋根崩落事故[1]により、一時閉鎖後、2005年から一部プレハブづくりの建物で再供用されていた。

Aérogare 3[編集]

Aérogare 3(第3ターミナル)は、元来は大規模なハンガーとして計画された建物を改装したもので、ロワシーポール (Roissypole) に近接している。T0(ターミナル・ゼロ)と呼ばれる計画だったが、新ターミナルという意味でT9(フランス語の neuf には「9」と「新しい」という二つの意味がある)として供用を開始し、後に現在の名称に変わった。格安航空会社やチャーターなど不定期便の発着が中心である。

ホテル[編集]

ヨーロッパ圏内の主要空港として、大陸間飛行の乗り継ぎ地点として利用されることも多い為、空港内にあるシェラトンを始め、空港周辺には高級ホテルから格安のモーテルまで数十の宿泊施設が存在する。なお、これらのホテルと各ターミナルの間には、10–20分間隔でホテルが運行するシャトルバスが運行されている。

主な周辺ホテル[編集]

拠点・焦点都市としている航空会社[編集]

拠点空港

焦点都市

就航路線[編集]

Aérogare 1(CDG1)[編集]

第1ターミナル俯瞰
航空会社就航地ターミナル
フランスの旗 ラ・コンパニー ニューアーク 1
ギリシャの旗 エーゲ航空 アテネ
[季節運航]: イラクリオンラルナカテッサロニキ
1
アイルランドの旗 エアリンガス コークダブリン 1
中華人民共和国の旗 中国国際航空 北京/首都上海/浦東 1
モルドバの旗 モルドバ航空 キシナウ 1
ラトビアの旗 エア・バルティック リガ 1
日本の旗 全日本空輸 東京/羽田 1
イスラエルの旗 アルキア・イスラエル航空 テルアビブ/ベン・グリオン 1
大韓民国の旗 アシアナ航空 ソウル/仁川 1
ベルギーの旗 ブリュッセル航空 ブリュッセル 1
クロアチアの旗 クロアチア航空 ザグレブ
[季節運航]: ドゥブロヴニク英語版スプリト英語版
1
エジプトの旗 エジプト航空 カイロ 1
中華民国の旗 エバー航空 台北/桃園 1
アイスランドの旗 アイスランド航空 レイキャヴィーク/ケプラヴィーク 1
クウェートの旗 クウェート航空 クウェートローマ/フィウミチーノ 1
ポーランドの旗 LOTポーランド航空 クラクフワルシャワ 1
ドイツの旗 ルフトハンザドイツ航空 ベルリン/テーゲルデュッセルドルフフランクフルトミュンヘン 1
ドイツの旗 ルフトハンザ・リージョナル
運航はドイツの旗 アウクスブルク航空英語版
ミュンヘン 1
ドイツの旗 ルフトハンザ・リージョナル
運航はドイツの旗 ユーロウイングス
デュッセルドルフ、ハンブルク 1
ドイツの旗 ルフトハンザ・リージョナル
運航はドイツの旗 ルフトハンザ・シティーライン
ミュンヘン 1
マレーシアの旗 マレーシア航空 クアラルンプール 1
トルコの旗 オヌール航空英語版 イスタンブール/アタテュルクイズミール 1
パキスタンの旗 パキスタン国際航空 イスラマバードラホール 1
カタールの旗 カタール航空 ドーハ 1
モロッコの旗 ロイヤル・エア・モロッコ カサブランカ 1
ノルウェーの旗スウェーデンの旗デンマークの旗 スカンジナビア航空 コペンハーゲンオスロ/ガーデモエンストックホルム/アーランダ 1
スイスの旗 スイス インターナショナル エアラインズ チューリッヒ 1
カーボベルデの旗 カーボヴェルデ航空英語版 サル 1
ブラジルの旗 LATAM ブラジル リオデジャネイロサンパウロ 1
タイ王国の旗 タイ国際航空 バンコク/スワンナプーム 1
トルコの旗 ターキッシュ エアラインズ アンタルヤ、イスタンブール/イスタンブール 1
アメリカ合衆国の旗 ユナイテッド航空 シカゴ/ORDサンフランシスコヒューストンニューアークワシントン/ダレス 1

Aérogare 2(CDG2)[編集]

ターミナルA(CDG2A)[編集]

航空会社就航地ターミナル / ホール
レユニオンの旗 エール・オーストラル ヴィクトリアサン=ドニレユニオン 2A
カナダの旗 エア・カナダ モントリオール/トルドートロント 2A
マダガスカルの旗 マダガスカル航空 アンタナナリボ
[季節運航]: ノシ・ベ英語版
2A
フランス領ポリネシアの旗 エア タヒチ ヌイ ロサンゼルスパペーテ 2A
アメリカ合衆国の旗 アメリカン航空 シカゴ/オヘア、ダラス/フォートワースマイアミニューヨーク/JFK
[季節運航]: ボストン
2A
イギリスの旗 ブリティッシュ・エアウェイズ ロンドン/ヒースロー 2A
香港の旗 キャセイパシフィック航空 香港 2A
イスラエルの旗 エル・アル航空 テルアビブ/ベン・グリオン
[季節運航]: エイラート/オブダ
2A
エチオピアの旗 エチオピア航空 アディスアベバ 2A
アラブ首長国連邦の旗 エティハド航空 アブダビ 2A
中華人民共和国の旗 海南航空 杭州西安 2A
オマーンの旗 オマーン・エア マスカット 2A
ヨルダンの旗 ロイヤル・ヨルダン航空 アンマン 2A
イスラエルの旗 エル・アル航空 テルアビブ/ベン・グリオン 2A
フランスの旗 XL航空 (フランス) [季節運航]: カンクンフリーポートラスベガスマレモンテゴ・ベイ、ニューヨーク/JFK、プンタ・カナサマナ英語版サンフランシスコサルヴァドールバラデロ英語版 2A

ターミナルB(CDG2B)[編集]

航空会社就航地ターミナル / ホール
フランスの旗 エーグル・アズール アンナバ英語版ハシ・メサウド英語版オランチュニス 2B
アルジェリアの旗 アルジェリア航空 アルジェ、オラン 2B
アゼルバイジャンの旗 アゼルバイジャン航空 バクー 2B
ベラルーシの旗 ベラヴィア ミンスク 2B
ブルガリアの旗 ブルガリア航空 ソフィア 2B
カメルーンの旗 カメルーン航空 ドゥアラヤウンデ 2B
イギリスの旗 イージージェット アガディールアジャクシオバルセロナバスティア英語版ベルファストビアリッツボローニャブレスト英語版ブリストルブダペスト、カサブランカ、カターニア、コペンハーゲン、エディンバラフェズグラスゴー/国際、クラクフ、リスボンリバプールリュブリャナロンドン/ルートンマドリードマラガマラケシュミラノ/マルペンサニューカッスルニースポルトプラハ、スプリト、タンジールトゥールーズヴェネツィアヴェローナ
[季節運航]: イビサメノルカパルマ・デ・マヨルカ、テッサロニキ
2B
スイスの旗 イージージェット・スイス英語版 ジュネーヴ 2B
ジョージア (国)の旗 ジョージアン・エアウェイズ [季節運航]: トビリシ 2B
セルビアの旗 エア・セルビア ベオグラード 2B
モンテネグロの旗 モンテネグロ航空 ポドゴリツァ 2B
ウクライナの旗 ウクライナ国際航空 キエフ/ボルィースピリ 2B
ウズベキスタンの旗 ウズベキスタン航空 タシュケント 2B

ターミナルC(CDG2C)[編集]

航空会社就航地ターミナル / ホール
フランスの旗 エールフランス アンタナナリボ、ベンガルールブラザヴィルコナクリコトヌーデリージブチ、ドゥアラ、フリータウンハバナジッダキンシャサロメモンロビアムンバイニアメヌアクショットワガドゥグー、プンタ・カナ、リヤドシント・マールテンサントドミンゴ、ヤウンデ 2C
アラブ首長国連邦の旗 エミレーツ航空 ドバイ 2C
アラブ首長国連邦の旗 エティハド航空 アブダビ 2C
バーレーンの旗 ガルフ・エア バーレーン 2C
ロシアの旗 ロシア航空 サンクトペテルブルク 2C
サウジアラビアの旗 サウジアラビア航空 ジッダ、リヤド、ローマ/フィウミチーノ 2C

ターミナルD(CDG2D)[編集]

航空会社就航地ターミナル / ホール
スペインの旗 エア・ヨーロッパ マラガ、バレンシア 2D
フランスの旗 エールフランス アテネ、ベルリン/テーゲル、ボローニャ、ブダペスト、コペンハーゲン、デュッセルドルフ、フランクフルト、ハンブルク、リスボン、ミュンヘン、ナント、プラハ、シュトゥットガルトウィーン
[季節運航]: フィガリ
2D
フランスの旗 エールフランス
運航はアイルランドの旗 シティジェット
トリノ 2D
フランスの旗 エールフランス
運航はフランスの旗 オップ!
ボローニャ、ナント、プラハ、トリノ 2D
マルタの旗 マルタ航空 マルタ 2D
オーストリアの旗 オーストリア航空 ウィーン 2D
チェコの旗 チェコ航空 プラハ 2D
フィンランドの旗 フィンランド航空 ヘルシンキ 2D
ルクセンブルクの旗 ルクスエア ルクセンブルク 2D

ターミナルE(CDG2E)[編集]

航空会社就航地ターミナル / ホール
ロシアの旗 アエロフロート・ロシア航空 モスクワ/シェレメーチエヴォ 2E
メキシコの旗 アエロメヒコ航空 メキシコ・シティ 2E
フランスの旗 エールフランス アンマン、アトランタバマコ、ベオグラード、バーミンガム、北京/首都、ボストン、ブエノスアイレス/エセイサケープタウンダカールデトロイト、ドバイ、フォール=ド=フランス広州上海ホーチミン、香港、ヒューストン、ヨハネスブルグ、キエフ/ボルィースピリ、ラゴス、リーブルヴィル、テヘラン、ロンドン/ヒースロー、ロサンゼルス、ルアンダマラボマンチェスター、メキシコ・シティ、マイアミ、モントリオール/トルドー、モスクワ/シェレメーチエヴォ、ンジャメナ、ニューヨーク/JFK、大阪/関西、パペーテ、ポワンタピートル、サンクトペテルブルク、サンフランシスコ、サンティアゴ・デ・チレ、ソウル/仁川、シンガポール、テルアビブ/ベン・グリオン、ハバナ、東京/成田、東京/羽田、台北/桃園、ワシントン/ダレス、エレバン
[季節運航]: ケープタウン、シカゴ/オヘア
2E
フランスの旗 エールフランス
運航はフランスの旗エールリネール
ブリストル 2E
フランスの旗 エールフランス
運航はアイルランドの旗 シティジェット
ダブリン、エディンバラ、ニューカッスル 2E
フランスの旗 エールフランス
運航はフランスの旗 オップ!
アバディーン 2E
中華人民共和国の旗 中国東方航空 上海/浦東 2E
中華人民共和国の旗 中国南方航空 広州 2E
アメリカ合衆国の旗 デルタ航空 アトランタ、シンシナティミネアポリス/セントポール、ニューヨーク/JFK、ソルトレイクシティ、シアトル/タコマ
[季節運航]: ボストン、シカゴ/オヘア、デトロイト、フィラデルフィア、ピッツバーグ
2E
日本の旗 日本航空 東京/羽田 2E
大韓民国の旗 大韓航空 ソウル/仁川 2E
アンゴラの旗 TAAGアンゴラ航空 ルアンダ 2E
ベトナムの旗 ベトナム航空 ハノイホーチミン市 2E

ターミナルF(CDG2F)[編集]

航空会社就航地ターミナル / ホール
イタリアの旗 アリタリア-イタリア航空 ミラノ/リナーテ、ローマ/フィウミチーノ 2F 1
フランスの旗 エールフランス アムステルダム、バルセロナ、ボルドー、ジュネーヴ、リヨン、マドリード、マルセイユ、ミラノ/リナーテ、モンペリエナポリ、ニース、ローマ/フィウミチーノ、ストックホルム/アーランダ、トゥールーズ、ヴェネツィア、ワルシャワ 2F 1
フランスの旗 エールフランス アルジェ、アビジャン、バンコク/スワンナプーム、バンギベイルートボゴタブカレスト、カイロ、カラカス、カサブランカ、イスタンブール/アタテュルク、リマポートルイスポワントノワールラバト、リオデジャネイロ、サンパウロ、ソフィア、トロント、チュニス
[季節運航]: カンクン
2F 2
フランスの旗 エールフランス
運航はフランスの旗 ブリテール
ザグレブ 2F 2
インドの旗 エア・インディア デリー 2F 2
モーリシャスの旗 モーリシャス航空 ポートルイス 2F 2
ケニアの旗 ケニア航空 ナイロビ 2F 2
オランダの旗 KLMオランダ航空 アムステルダム 2F 1
レバノンの旗 ミドルイースト航空 ベイルート 2F 2
ルーマニアの旗 タロム航空 ブカレスト 2F 2

注意:Terminal 2Fは、シェンゲン協定加盟国間を移動する便と、一般的な国際便とで東西二つのウイングに分かれている。前者は西、後者は東に位置する。これらはターミナル名は同じであるが双方のウイングの間にパスポートコントロールがあるという構造になっている。このため双方をまたいで移動するような利用の際には移動時間などに注意を要する。

ターミナルG(CDG2G)[編集]

航空会社就航地ターミナル / ホール
フランスの旗 エールフランス ブレスト、ポー英語版、トリノ 、 アジャクシオ 2G
フランスの旗 エールフランス
運航はフランスの旗 エールリネール
ケルン/ボン2G
フランスの旗 エールフランス
運航はフランスの旗 ブリテール
ビルバオビルン、ブレスト、ジェノヴァピサレンヌストラスブール2G
フランスの旗 エールフランス
運航はアイルランドの旗 シティジェット
フィレンツェ、チューリッヒ2G
フランスの旗 エールフランス
運航はフランスの旗 リージョナル航空
バーゼル/ミュールーズブレーメン、ブレスト、クレルモン=フェラン英語版ヨーテボリ/ランドヴェッテルハノーファーライプツィヒ/ハレ、リュブリャナ、ニュルンベルク、オスロ/ガーデモエン、オビエド、ポー、ヴェローナ、ビーゴ英語版2G

Aérogare 3(旧 T9)(CDG3)[編集]

航空会社就航地ターミナル
カナダの旗 エア・トランザット モントリオール/トルドー、ケベックシティ、トロント
[季節運航]: カルガリーバンクーバー
3
フランスの旗 ASL航空フランス アンタルヤ、バルセロナ、ビルバオ、ボドルム、ドゥブロヴニク、ファロフエルテベントゥラフンシャルラス・パルマス/グラン・カナリア、マルタ、マルセイユ、パルマ・デ・マヨルカ、ローマ/フィウミチーノ、スプリト、タンジール、テネリフェ
[季節チャーター便]: アルメリアバグダード、フルガダ、イビサ、イスタンブール/サビハ・ギョクチェンランペドゥーザ英語版、マラガ、メノルカ、ラアス・アル=ハイマレウスロードスセビリアザキントス英語版
3
イギリスの旗 Jet2.com リーズ/ブラッドフォード、マンチェスター 3
モーリタニアの旗 モーリタニア国際航空 [季節運航]: ヌアクショット 3
チェコの旗 スマートウィングズ ブダペスト、プラハ 3
チュニジアの旗 チュニスエア ジェルバ、モナスティル 3
スペインの旗 ブエリング航空 ア・コルーニャセビリアアリカンテ、マドリード、サンティアゴ・デ・コンポステーラ 3
フランスの旗 XL航空 (フランス) ヴェネツィア
[季節運航]: アジャクシオ、カターニア、フィガリ、イビサ、ミコノス島英語版、ナポリ、パレルモ、ペスカーラ英語版、ローマ/フィウミチーノ、サントリーニ英語版、セビリア、テッサロニキ
3

貨物便[編集]

航空会社就航地
中華人民共和国の旗 中国国際貨運航空 北京/首都
フランスの旗 エールフランス・カーゴ アルジェ、アンタナナリボ、バーレーン、バマコ、バンギ、ブラザヴィル、カイロ、シカゴ/オヘア、ダンマーム、ジブチ、ドゥアラ、ドバイ、ダブリン、グラスゴー/プレストウィック英語版グアダラハラ、香港、ホーチミン、ヒューストン、ジッダ、クウェート、メキシコ・シティ、ナイロビ、ンジャメナ、ヌアクショット、ワガドゥグー、ポワントノワール、ポートハーコート、ポルト、サン=ドニ、ソウル/仁川、上海/浦東、東京/成田、トロント、トリポリ、チュニス
フランスの旗 エールフランス・カーゴ
運航はオランダの旗 マーティンエアー
ニアメ
フランスの旗 エールフランス・カーゴ
運航はトルコの旗 MNG航空
イスタンブール/アタチュルク
インドネシアの旗 ガルーダ・インドネシア航空 ジャカルタ/スカルノハッタ
香港の旗 キャセイ・パシフィック・カーゴ 香港
中華民国の旗 チャイナエアライン 台北/桃園
ドイツの旗 DHLアビエーション シンシナティ、ライプツィヒ/ハレ
フランスの旗 ASL航空フランス ボルドー、ブレスト、ロリアン英語版ルルド英語版、リヨン、ナント、ニース、ポー、トゥールーズ
アメリカ合衆国の旗 フェデックス・エクスプレス ドバイ、広州、インディアナポリス、イスタンブール/アタテュルク、メンフィス、ミラノ/マルペンサ、ニューアーク、ストックホルム/アーランダ、テルアビブ/ベン・グリオン
アメリカ合衆国の旗 フェデックス・フィーダー
運航はアイルランドの旗 ASL航空アイルランド英語版
バーゼル/ミュールーズ、ベルリン/シェーネフェルト、バーミンガム、ブリュッセル、ブダペスト、ケルン/ボン、コーク、フランクフルト、グラスゴー/国際、カトヴィツェロンドン/スタンステッド、マドリード、マンチェスター、マルセイユ、シャノン
大韓民国の旗 大韓航空 ソウル/仁川
ベルギーの旗 ASL航空ベルギー リエージュ
トルコの旗 ターキッシュ エアラインズ イスタンブール/アタチュルク
アメリカ合衆国の旗 UPS航空 ケルン/ボン、ルイビル
アメリカ合衆国の旗 UPS航空
運航はデンマークの旗 スター・エア英語版
ケルン/ボン

過去に就航していた航空会社[編集]

など

就航都市一覧[編集]

ヨーロッパ[編集]

アフリカ[編集]

アジア[編集]

南北アメリカ[編集]

オセアニア[編集]

コンコルド[編集]

シャルル・ド・ゴール空港に現在も展示されているコンコルド

ド・ゴール空港をハブとするエールフランスは、かつてフランスとイギリスが共同開発した超音速旅客機コンコルドを運航していた。しかし、2000年に墜落事故が起きたことや、様々な未解決問題を抱えていたことなどから2003年には退役してしまった。ただし、コンコルドの機体は現在も、ド・ゴール空港に展示されている。型番は「F-BVFF」であるが、日本には1990年9月の「'90長崎旅博覧会」のイベントとして、長崎空港に飛来している。

空港へのアクセス[編集]

パリ市内[編集]

ロワシー・アエロポールC.D.G2駅
シャルル・ド・ゴール空港TGV駅

鉄道[編集]

Aérogare 2(CDG2/第2ターミナル)にはRER B線の「ロワシー・アエロポールC.D.G2駅」があり、パリ北駅などのパリ市内の駅との間を25-30分程度で結んでいる。なお今後、パリ東駅までノンストップで運転するCDGエクスプレスの新設を予定。

バス[編集]

タクシー[編集]

タクシーでパリ市内へ行くことも可能である。ワゴンミニバンのタクシーも用意されている。

レンタカー[編集]

Aérogare 1の到着階、Aérogare 2のターミナルAとCの間の地下1階、ターミナルEの出口2とターミナルFの出口2の間、合計3ヶ所に以下の6社のカウンターがある。

エイビス・レンタカー
  • 営業時間(各ターミナル):毎日6:00 - 24:00
バジェット・レンタカー
  • 営業時間(Aérogare 1):毎日7:30 - 20:30
  • 営業時間(ターミナルAC、ターミナルEF):平日6:00 - 22:30、土曜7:00 - 18:00、日曜・休日7:00 - 19:00
Enterprise
  • 営業時間(Aérogare 1、ターミナルAC):毎日6:00 - 24:00
  • 営業時間(ターミナルEF):始発便 - 最終便
ヨーロッパカー
  • 営業時間(各ターミナル):始発便 - 最終便
Hertz
  • 営業時間(各ターミナル):始発便 - 最終便
Sixt
  • 営業時間(各ターミナル):始発便 - 最終便

上記のほかに以下の各社もカウンターを設けている。

Firefly
  • カウンター:Aérogare1到着階出口30
  • 営業時間:毎日8:00 - 24:00
TT Car Transit
  • カウンター:ターミナルAC、ターミナルEF

オルリー空港との接続[編集]

RERを経由して「オルリーバス」かオルリーヴァルを使う方法がある。

フランス国内及び隣接国[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 原因については同年事故調査委員会の初期報告書で設計ミスの可能性が指摘されたが、その後も調査中としつつ結論は提出されていない。設計者が同空港公団副総裁を務めた事から、ミスの隠蔽を指摘する声もある。
  2. ^ RATPが運行。乗車券は地下鉄駅でも購入可能。
  3. ^ Restructuration du réseau de bus parisien - Bus | RATP”. www.ratp.fr. 2019年8月23日閲覧。
  4. ^ 以前はエールフランスが運行し、「エールフランスバス」と呼ばれていた。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]