ササウシノシタ科

ササウシノシタ科
シマウシノシタ Zebrias zebra
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
亜綱 : 新鰭亜綱 Neopterygii
上目 : 棘鰭上目 Acanthopterygii
: カレイ目 Pleuronectiformes
亜目 : カレイ亜目 Pleuronectoidei
: ササウシノシタ科 Soleidae
学名
Soleidae
Bonaparte, 1832
英名
sole

ササウシノシタ科 (学名:Soleidae) は、カレイ目の魚類の一群。世界中の温帯から熱帯海域に分布し、浅瀬から深海淡水域まで幅広く生息する。体は扁平で、目は右側にある。シタビラメとも呼ばれる。

学名の由来は英名と同じく「靴底」で、日本でもゲタやクツゾコといった地方名がある。

形態[編集]

体は薄く扁平で、両目は右側面にあり、小さい。胸鰭はもつ種類と欠く種類がある。尾鰭は背鰭、臀鰭と連続する種類と離れる種類がある。両目の間隔は短い。口は非対称的である。

生態[編集]

底魚で、目のない側を下にして泳ぐ。全世界の温帯から熱帯域にかけ分布し、河川、汽水域、沿岸部から深海まで幅広く生息する。小型の甲殻類や小魚を捕食する。

分類[編集]

32属185種を含む[1]

人間との関係[編集]

食用として重要な種が含まれており、ヨーロッパソール (Solea solea) はヨーロッパではポピュラーな食材とされている。

脚注[編集]

  1. ^ Froese, Rainer, and Daniel Pauly, eds. (2022). "Soleidae" in FishBase. October 2022 version.

関連項目[編集]