カルーガ州

カルーガ州
ロシア語: Калужская область
カルーガ州の旗カルーガ州の紋章
カルーガ州旗カルーガ州紋章
カルーガ州の位置
国歌不明
公用語ロシア語
首府カルーガ
州知事ヴラディスラフ・シャプシャロシア語版
州議会議長ゲンナジー・ノボセルツェフロシア語版
構成体種別
連邦管区中央
経済地区中央
面積
 - 総計
国内第64位
29,777km2
人口(2023年国勢調査)
 - 総計
 - 人口密度
 - 都市/地方比率
国内第52位


1,070,293人
35.6人/km2
74.8% : 25.2%
時間帯UTC +3(DST: なし)モスクワ時間
ISO 3166-2:RU
番号
ウェブサイトhttp://www.admobl.kaluga.ru/

カルーガ州(カルーガしゅう、Калу́жская о́бластьKaluga Oblast)はロシア連邦を構成するオーブラスチ)の一つ。面積29,777km22023年の人口1,070,293のロシアオーブラスチ)。州都はカルーガ

歴史[編集]

モンゴル帝国のロシア侵攻以前はこの地域はチェルニゴフ公国の統治下にあったが、次第にチェルニゴフ公ミハイール・フセヴォロドヴィッチの子孫らによる数十の領地へと分裂していった。これらはリトアニア大公国モスクワ大公国の間にあったため支配者が変動し圧迫されていた。

14世紀から15世紀にかけてオカ川の上流、この州とトゥーラ州の領域にわたって10の小さな公国ベリョーフノヴォシーリ及びオドーエフヴォロティンスクマサルスクズヴェニゴロドカラチェフコゼルスク及びペレムィシリタルーサ及びメシチョフスクボリャチノオボレンスク)が乱立していて、リトアニアへの年貢を強いられていた。

カトリックポーランドとリトアニアの同盟に際し、この地域の領主達はリトアニアの拡大に対抗して、15世紀末にはモスクワ公国の側に付いた。そのため1494年、リトアニアはこの地域の領土を全て失ったのである。

2023年、ロシアへのウクライナ侵攻中、ウクライナ軍からドローン攻撃を受けた[1][2]

行政区画[編集]

カルーガ州は以下の地区(ラヨン)からなる。

地区(район 中心地
バブィニノ地区Бабынинский район バブィニノ
バリャチノ地区Барятинский район バリャチノ
ボロフスク地区Боровский район ボロフスク
ドゥミニチ地区Думиничский район ドゥミニチ
ジェルジンスキー地区Дзержинский район コンドロヴォ
ジズドラ地区Жиздринский район ジズドラ
ジューコフ地区Жуковский район ジューコフ
イズノスキ地区Износковский район イズノスキ
キーロフ地区Кировский район キーロフ
コゼリスク地区Козельский район コゼリスク
クイビシェフ地区Куйбышевский район ベトリツァ
リュジーノヴォ地区Людиновский район リュジーノヴォ
マロヤロスラーヴェッツ地区Малоярославецкий район マロヤロスラーヴェッツ
メドゥイニ地区Медынский район メドゥイニ
メシチョフスク地区Мещовский район メシチョフスク
モサリスク地区Мосальский район モサリスク
ペレムィシリ地区Перемышльский район ペレムィシリ
スパス=ジェメンスク地区Спас-Деменский район スパス=ジェメンスク
スヒーニチ地区Сухиничский район スヒーニチ
タルーサ地区Тарусский район タルーサ
ウリヤノフスク地区Ульяновский район ウリャノヴォ
フェルジコヴォ地区Ферзиковский район フェルジコヴォ
フヴァストヴィチ地区Хвастовичский район フヴァストヴィチ
ユーフノフ地区Юхновский район ユーフノフ

※地区から独立した州直轄市

標準時[編集]

この地域は、モスクワ時間帯標準時を使用している。時差はUTC+3時間で、夏時間はない。(2011年3月までは標準時がUTC+3で、夏時間がUTC+4時間、同年3月から2014年10月までは通年UTC+4であった)

著名な出身者[編集]

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ 攻撃継続中の情報も…ロシアに“最大規模”ドローン攻撃 モスクワで一時全空港閉鎖”. テレ朝news. 2023年9月2日閲覧。
  2. ^ ウクライナ、ロシア各地で大規模ドローン攻撃”. 日本経済新聞 (2023年8月30日). 2023年9月2日閲覧。

外部リンク[編集]