エバ (料理)

プレート右側の黄色い物がエバ

エバ(Eba)は、西アフリカ、特にナイジェリア南部で主食として食べられている、キャッサバ粉末から作る食品である。

キャッサバ粉末を湯に入れ、マッシュポテトのような塊になるまで大きな木のスプーンでかき混ぜ、球状にまとめる。

食べる時には、指で少量つまんで小さなボール状にし、オクラショウジョウハグマのスープ等に浸して食べられる。

ブラックアフリカの主食としては他に、西アフリカのフフや東アフリカのウガリ、南アフリカのザザのようなものがあるが、これらもトウモロコシデンプン質の根菜から作られている。

エバは乾燥させて挽いたキャッサバから作られるが、これらは黄色か白色をしている。黄色いものにはヤシ油が混ぜられていて、主にナイジェリアのイボ人によって食べられている。エバは、牛肉、干し魚、マトンなどを入れた具だくさんのスープやシチューとともに食べられることが多い。

関連項目[編集]