エイボン女性年度賞

エイボン女性年度賞
受賞対象社会のために有意義な活動を続け、功績をあげた女性
日本の旗 日本
主催エイボン・プロダクツ
報酬大賞100万円
他の各賞50万円
初回1979年
最新回2018年
最新受賞者角野栄子
公式サイト(リンク切れ)

エイボン女性年度賞(エイボンじょせいねんどしょう)は、化粧品メーカー、エイボン・プロダクツ日本に進出してから10年後の1979年1月に「エイボン女性文化センター」が設立したことを契機とした、その年に話題になった女性に贈る賞である。別称はエイボンアワーズ・トゥ・ウィメン。2018年に事実上終了した。

選考方法[編集]

各団体や一般の推薦を募るとともに、長年、社会のために有意義な活動を続け、めざましい功績をあげている女性を情報を収集し、運営事務局が委任した各界の著名人・文化人からなる選考委員が厳選して受賞者を決定する。

受賞部門[編集]

現在の賞
  • エイボン女性大賞
  • エイボン教育賞(1979年から2007年度 2016年度~)
  • エイボンスポーツ賞(1979年から2007年度 2016年度~ )
  • エイボン芸術賞(1979年から2007年まで 2016年度~)
  • ソーシャル・イノベーション賞(2016年度~)
かつてあった賞
  • エイボン功績賞(1979年から2007年まで)
  • エイボン女性賞(2008年から2015年度まで)

歴代受賞者[編集]

2007年まで[編集]

年度 女性大賞 功績賞 教育賞 芸術賞 スポーツ賞 特別賞
1979年 市川房枝 水島照子 伊藤雅子 荒武タミ
白川八重子
金谷フサ
兵藤秀子
1980年 石原一子 北浦雅子 瀬川清子 山本容子 今井通子
1981年 猿橋勝子 澤地久枝 大村はま 林雅子 増田明美
1982年 原百代 金森千栄子 西尾珪子 木佐貫邦子 大貫映子
和田梅
1983年 姥山寛代 津島サダノ 増井光子 松尾葉子 小林則子
1984年 香川綾 増山たづ子 宇都宮貞子 羽田澄子 元好三和子
1985年[1] 縫田曄子 唐澤美貴 林富美子
土田セイ
佐藤喜美 服部道子
1986年 太田朋子 兼松佐知子 磯野恭子 鳥居清光 橋本聖子
1987年 寺澤國子 槇佐知子 ワット隆子 宮田まゆみ 山口香
1988年 北原キヨ 南とめ 遠藤織枝 伊部京子 田部井淳子
1989年 野田佳江 石井英子 河野美代子 湯崎夫沙子 金子正子
山田満知子
1990年 加藤シヅエ 松田美夜子 松岡享子 長谷川逸子 伊藤由美
1991年 宮城まり子 平野紀子 俵友恵 吉野直子 沢松奈生子
1992年 石垣靖子 竹井澄子 森下郁子 内藤こづえ 有森裕子
1993年 相馬雪香 金子鮎子 辻元清美 今井信子 浅利純子
1994年 高野悦子 及位ヤエ 芦野由利子 石井幹子 綾部美知枝
1995年 丸木俊 谷嘉代子 松井やより 福田美蘭 元渕幸
1996年 米沢富美子 高里鈴代 半田たつ子 藤家溪子 重由美子
1997年 ベアテ・シロタ・ゴードン 田中澄江 中村隆子 秋吉敏子 成田真由美
1998年 田辺聖子 落合恵子 小西聖子 部谷京子 能城律子
1999年 秋山ちえ子 山口みつ子 竹中ナミ 川崎麻児 浜口京子
2000年 樋口恵子 清水照子中国語版 加藤洋子 香瑠鼓 長谷場久美
2001年 小山内美江子 竹宮惠子 内田ひろ子 綾戸智絵 遊佐雅美
2002年 喜多悦子 浅岡美恵 山野和子 中村春子 池田敬子
2003年 猪口邦子 堀口雅子 大日向雅美 小池千枝 樋口久子 村治佳織
2004年 朝倉摂 小笠原悦子 椎名篤子
ささやななえ
桐野夏生 吉田沙保里
2005年 高木敏子 木山啓子 池上千寿子 上松美香 細川佳代子
2006年 勝間和代 西村かおる 浅倉むつ子 柴田文江 大日方邦子
2007年 大石芳野 坪井節子 柳原和子 伊原昭 田口素子

2008年から[編集]

年度 女性大賞 女性賞 特別賞〔復興支援賞〕
2008年 小林純子 神山美智子ルダシングワ真美
2009年 村松静子 三浦道子阿部彩
2010年 本間郁子 大塚聡子土井香苗  
2012年 向田麻衣瀬谷ルミ子吉川のり子
2013年 石牟礼道子 辛淑玉東洋の魔女 草野祐子笹原留以子
2014年 吉永小百合 菊池まゆみ河田珪子 高橋みかわ林薫
2015年 惣万佳代子 石内都仁藤夢乃 高橋美加子 

2016年から[編集]

年度 女性大賞 教育賞 芸術賞 スポーツ賞 ソーシャル・イノベーション賞
2016年 久能祐子 井村雅代 NHK製作局ドラマ番組部
連続テレビ小説」製作チーム
三宅宏実

南谷真鈴

2017年 小池一子 黒田麻衣子 荻上直子 上地結衣 該当者なし
2018年 角野栄子 新井紀子 植田景子 田中ウルヴェ京 石坂典子
  • 2011年度は、東日本大震災により見送り

脚注[編集]

  1. ^ “エイボン大賞に縫田曄子さん”. 朝日新聞: p. 22(朝刊). (1985年11月8日) 

外部リンク[編集]