イタリア賞

イタリア賞(イタリアしょう、Prix Italia)はイタリア放送協会(RAI)が主催する国際番組コンクール。1948年に創設。開始当時はラジオのみだったが、その後テレビ部門も追加された。最高賞は「イタリア賞」。世界で最も歴史と権威のある国際番組コンクールとされる[1]

受賞した主な日本の番組[編集]

年表記は受賞した年。

  • 「言葉と音楽のための三つの形象」(1958年、NHKラジオ、イタリア賞)
  • 立体音楽堂「オンディーヌ」(1960年、NHKラジオ、イタリア賞)
  • 立体放送劇「火の山」(1962年、NHKラジオステレオドラマ部門イタリア賞)
  • テレビ指定席「魚住少尉命中」(1963年、NHK、イタリア賞)[2]
  • 東芝日曜劇場「土曜と月曜の間」(1965年、TBS、イタリア賞)
  • 立体放送劇「コメット・イケヤ」[3](1966年、NHKラジオ、イタリア賞)
  • ドキュメンタリー「謎の一瞬」(1966年、NHK、テレビドキュメンタリー部門イタリア賞)[4]
  • ドキュメンタリー「ヤッホー・返ってこないこだま」(演出・1970年度,TBSラジオ、ラジオドキュメンタリー部門イタリア賞)
  • 「わが父北斎」(1972年、毎日放送、イタリア賞)
  • NHK特集「世界の科学者は予見する 核戦争後の地球 あすへの記録 空白の110秒」(1973年、NHK、テレビドキュメンタリー部門イタリア賞)[5]
  • NHK劇場「魚が消えたとき愛はよみがえる」(1975年、NHK、イタリア賞)
  • 音楽劇「もがりぶえ」(1976年、NHK教育、RAI賞)
  • NHK特集「永平寺」(1977年、NHK、テレビドキュメンタリー部門イタリア賞)[6]
  • 音楽ファンタジー「葦舟」(1979年、NHK、RAI賞)
  • 四季・ユートピアノ(1980年、NHK、RAI賞)[7]
  • FMシアター「アウラ」(2002年、NHK-FM、ラジオ・翻訳ドラマ番組部門イタリア賞)
  • えいごリアン」のホームページ(2002年、ウェブ クロスメディア部門 イタリア賞)
  • FMシアター「シリーズベトナムの現代文学『戦争の悲しみ』」(2006年、NHK-FM、ラジオ・翻案ドラマ番組部門イタリア賞)
  • ハゲタカ(2007年、NHK、シリーズテレビドラマ部門イタリア賞)[8]
  • NHKスペシャル激流中国」第11回 病人大行列(2009年、NHK、イタリア賞)[9]
  • 火の魚(2010年、NHK、単発ドラマ部門イタリア賞)[10]
  • 体感 首都直下地震(2020年、NHK、ウェブ・インタラクティブ部門イタリア賞)[11][12]

脚注[編集]

  1. ^ 日本賞、世界の教育番組顕彰 50年”. YOMIURI ONLINE (2015年10月19日). 2015年11月20日閲覧。
  2. ^ テレビ指定席 魚住少尉命中-NHK名作選(動画・静止画) NHKアーカイブス
  3. ^ 寺山修司の放送のための叙事詩。九條今日子の「旅はいつも人と会い」(『作家の旅』平凡社)p.42によれば、イタリア賞を受賞し、翻訳されて6ヵ国で招待されることになった。
  4. ^ ドキュメンタリー 謎の一瞬 - NHK名作選(動画・静止画) NHKアーカイブス
  5. ^ NHK特集 世界の科学者は予見する・核戦争後の地球 - NHK名作選(動画・静止画) NHKアーカイブス
  6. ^ NHK特集 永平寺 - NHK名作選(動画・静止画) NHKアーカイブス
  7. ^ ドラマ 四季 ~ユートピアノ~ - NHK名作選(動画・静止画) NHKアーカイブス
  8. ^ 土曜ドラマ ハゲタカ - NHK名作選(動画・静止画) NHKアーカイブス
  9. ^ NHKスペシャル 激流中国 - NHK名作選(動画・静止画) NHKアーカイブス
  10. ^ 広島発ドラマ 火の魚 - NHK名作選(動画・静止画) NHKアーカイブス
  11. ^ NHK作品にイタリア賞 「体感 首都直下地震」(共同通信)”. Yahoo!ニュース. 2021年3月5日閲覧。
  12. ^ NHKの作品がイタリア賞を受賞 - NHK広報局報道資料(PDF) 2020年9月26日

外部リンク[編集]