てだこ浦西駅

てだこ浦西駅
駅全景(2020年2月)
てだこうらにし
Tedako-Uranishi
18 浦添前田 (1.0 km)
地図
所在地 沖縄県浦添市前田三丁目22
北緯26度14分30.48秒 東経127度44分31.56秒 / 北緯26.2418000度 東経127.7421000度 / 26.2418000; 127.7421000座標: 北緯26度14分30.48秒 東経127度44分31.56秒 / 北緯26.2418000度 東経127.7421000度 / 26.2418000; 127.7421000
駅番号 19
所属事業者 沖縄都市モノレール
所属路線 沖縄都市モノレール線
(ゆいレール)
キロ程 17.0 km(那覇空港起点)
駅構造 高架駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
1,587人/日(降車客含まず)
-2022年-
開業年月日 2019年令和元年)10月1日[1][2]
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てだこ浦西駅(てだこうらにしえき)は、沖縄県浦添市前田三丁目にある、沖縄都市モノレール線(ゆいレール)の[3]。同線の終点である。駅番号19

概要[編集]

駅名は2019年延伸区間における他の3駅と共に、公募で決定した[4]。駅名の「てだこ」は沖縄の方言で「太陽の子」という意味で、現在の浦添で生まれたとされる琉球王国英祖王の神号「英祖日子(えそのてだこ)」にも関連する言葉である[5]。駅名決定前は浦西駅(うらにしえき)という仮称が付けられていた[6]。沖縄県では最東端の駅である。

歴史[編集]

駅構造[編集]

島式ホーム1面2線を有する高架駅である。現在開業しているゆいレールの駅で唯一改札口が地平部にある。エスカレーターエレベーター設置。平日朝・夕方・夜、土休日は主に2番線を、平日日中は主に1番線を使用する。

のりば[編集]

番線 路線 行先
1・2 沖縄都市モノレール線 那覇空港方面

利用状況[編集]

2022年度の1日平均乗車人員1,587人である[13]

開業後の1日平均乗降人員および乗車人員の推移は下記の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員[統計 1][統計 2]
年度 1日平均
乗降人員[14]
1日平均
乗車人員[15]
出典
2019年(令和元年) [16]2,605 [備考 1]1,308
2020年(令和02年) [17]3,518 885
2021年(令和03年) 1,112
2022年(令和04年) 1,587
備考
  1. ^ 2019年10月1日開業。開業日から翌年3月31日までの計183日間を集計したデータ。

駅周辺[編集]

パークアンドライド用駐車場(2020年2月)

駅前には1,000台規模の駐車場を設置しており、パークアンドライドが可能[7]。浦添市と西原町の境に近く、両市町からの利用が可能である。

バス路線[編集]

開業時点では駅前広場のバス乗り場は整備中だったため、路線バスは整備後の2020年以降利用している。乗り入れない路線については徒歩で周辺のバス停を利用する必要がある。また徒歩圏内に高速バスのバス停がある。

てだこ浦西駅
  • 256番・浦添てだこ線(琉球バス交通[19]
  • 233番・西原てだこ線(那覇バス
  • 294番・てだこ琉大快速線(那覇バス)※平日のみ
  • 297番・沖国琉大快速線(那覇バス)※平日のみ[20][21]
幸地(沖縄自動車道上)
  • 111番・名護バスターミナル行き/那覇バスターミナル那覇空港行き 高速バス(那覇バス・琉球バス交通・沖縄バス東陽バス
  • 113番・具志川空港線(琉球バス交通)
  • 117番・名護バスターミナル・海洋博公園行き/那覇バスターミナル・那覇空港行き 高速バス(那覇バス・琉球バス交通・沖縄バス)
  • 123番・石川空港線(琉球バス交通)※平日のみ
  • 127番・屋慶名高速線(沖縄バス)※平日のみ
  • 152番・イオンモール沖縄ライカム高速線(琉球バス交通)
西原入口
  • 25番・那覇普天間線(那覇バス
  • 56番・浦添線(琉球バス交通)
  • 97番・琉大(首里)線(那覇バス)
  • 125番・普天間空港線(那覇バス)
  • 256番・浦添てだこ線(琉球バス交通)
  • 333番・那覇西原(末吉)線(那覇バス) 
徳佐田入口
  • 97番・琉大(首里)線(那覇バス)
  • 233番・西原てだこ線(那覇バス)
  • 294番・てだこ琉大快速線(那覇バス)※平日のみ
  • 333番・那覇西原(末吉)線(那覇バス) 
前田入口
  • 25番・那覇普天間線(那覇バス)
  • 56番・浦添線(琉球バス交通)
  • 125番・普天間空港線(那覇バス)

その他[編集]

  • 発車メロディと駅到着時の車内チャイムは、沖縄音楽の「ヒヤミカチ節」を編曲したもの[22]。駅周辺の開発による町の発展や躍動への願い込め、戦後の沖縄復興を後押しした「ヒヤミカチ節」を採用している[22]
  • 平仮名表記の「てだこ」の部分については、公式には中国語簡体字繁体字)での表記を行わず、案内ではアルファベット表記混じりの「Tedako浦西」(簡体字・繁体字とも)で表記する[注 1]。非公式には「日子浦西」との表記も見られる。

隣の駅[編集]

沖縄都市モノレール
沖縄都市モノレール線(ゆいレール)
浦添前田駅 (18) - てだこ浦西駅 (19)

脚注[編集]

記事本文[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 沖縄都市モノレール 簡体字・繁体字それぞれの公式サイトより。

出典[編集]

  1. ^ a b “地域の期待乗せ出発 沖縄のモノレール 延長区間4.1キロで開業”. 沖縄タイムス (沖縄タイムス社). (2019年10月1日). オリジナルの2019年12月7日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20191207192452/https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/477981 2020年3月11日閲覧。 
  2. ^ a b “モノレール延長区間が開業 始発に早朝から多くの乗客 ゆいレールの新4駅で駅開き”. 琉球新報 (琉球新報社). (2019年10月1日). オリジナルの2019年12月18日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20191218062849/https://ryukyushimpo.jp/photo/entry-999228.html 2020年3月11日閲覧。 
  3. ^ 延長4駅の名称決定しました。』(プレスリリース)沖縄都市モノレール、2014年12月26日。 オリジナルの2015年1月6日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20150106213344/http://www.yui-rail.co.jp/info/index.cgi?mode=detail&code=4302014年12月26日閲覧 
  4. ^ あなたが名づけ親!?新設駅名を募集します。』(プレスリリース)沖縄都市モノレール、2014年8月1日。 オリジナルの2015年1月6日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20150106232228/http://www.yui-rail.co.jp/info/index.cgi?mode=detail&code=394&pline=302014年8月1日閲覧 
  5. ^ “ゆいレール延伸区間、駅名決まる…終点は「太陽の子」”. Response. (イード). (2014年12月26日). http://response.jp/article/2014/12/26/240548.html 2015年1月6日閲覧。 
  6. ^ a b “ゆいレール延長許可 首里―浦西間”. 琉球新報 (琉球新報社). (2012年1月27日). オリジナルの2012年11月21日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20121121043430/http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-186754-storytopic-82.html 2020年6月23日閲覧。 
  7. ^ a b “モノレール延長着工 首里から4駅新設”. 沖縄タイムス (沖縄タイムス社). (2013年11月3日). オリジナルの2013年11月11日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20131111212633/http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-11-03_56124 2013年11月12日閲覧。 
  8. ^ “てだこ浦西、浦添前田など ゆいレール浦添延伸、4駅名決まる”. 琉球新報 (琉球新報社). (2014年12月26日). オリジナルの2019年10月1日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20191001054612/https://ryukyushimpo.jp/news/prentry-236496.html 2020年3月30日閲覧。 
  9. ^ 沖縄都市モノレール(ゆいレール)の浦添延長区間の開業予定日について』(PDF)(プレスリリース)沖縄都市モノレール、2019年5月24日。 オリジナルの2020年7月5日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200705065845/https://www.yui-rail.co.jp/common/uploads/0251d1896602bbee4092a4d0dfb53241.pdf2020年7月5日閲覧 
  10. ^ 「Suica」サービスを開始します』(PDF)(プレスリリース)沖縄都市モノレール、2020年2月20日。 オリジナルの2020年2月20日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200220044719/https://www.yui-rail.co.jp/common/uploads/656e84ca9c8c145822f3427adab4d2e8-1.pdf2020年3月12日閲覧 
  11. ^ “Suica、「ゆいレール」での使用始まる 国内外の観光客に便利に”. 沖縄タイムス. (2020年3月10日). オリジナルの2020年3月10日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20200310231333/https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/545305 2020年3月12日閲覧。 
  12. ^ “ゆいレールでSuicaの利用開始 那覇空港駅で記念セレモニー 「シームレスに乗車できるように」”. 琉球新報. (2020年3月10日). オリジナルの2020年3月10日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20200310230629/https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1087706.html 2020年3月12日閲覧。 
  13. ^ 駅別乗客数 年度比較表(2021年3月末日現在 1日当り平均)” (PDF). 沖縄県. 2021年4月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月13日閲覧。
  14. ^ 駅別乗降客数” (PDF). 沖縄都市モノレール. 2019年8月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月19日閲覧。
  15. ^ 駅別乗客数(1日平均)” (PDF). 沖縄都市モノレール. 2020年7月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月29日閲覧。
  16. ^ 移動等円滑化取組報告書(軌道停留場)(令和元年度)” (PDF). 沖縄都市モノレール. p. 2. 2020年10月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月5日閲覧。
  17. ^ 移動等円滑化取組報告書(軌道停留場)(令和2年度)” (PDF). 沖縄都市モノレール. p. 3. 2021年8月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月7日閲覧。
  18. ^ 新しい街づくりのご提案” (PDF). 浦添市. p. 2 (2014年1月8日). 2017年8月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月9日閲覧。
  19. ^ 通勤・通学しやすくなるかも? 新しい路線バスが登場!”. 浦添市 (2020年12月28日). 2020年12月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月2日閲覧。
  20. ^ 駅と大学をむすぶ!! キャンパスバス実証実験” (PDF). 那覇バス. 2020年12月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月2日閲覧。
  21. ^ -㈱琉球バス交通 那覇バス㈱時刻表検索システム-”. www.ryukyubuskotsu.jp. 2022年4月1日閲覧。
  22. ^ a b “【Web限定】ゆいレールの車窓から 延伸する新4駅 一足先に乗ってみた”. 沖縄タイムス. (2019年9月18日). オリジナルの2019年9月18日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20190918102646/https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/472076 2019年9月24日閲覧。 

利用状況[編集]

  1. ^ 沖縄県統計年鑑 - 沖縄県
  2. ^ 浦添市統計書 - 浦添市

関連項目[編集]

外部リンク[編集]